JP3087114B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP3087114B2 JP09309952A JP30995297A JP3087114B2 JP 3087114 B2 JP3087114 B2 JP 3087114B2 JP 09309952 A JP09309952 A JP 09309952A JP 30995297 A JP30995297 A JP 30995297A JP 3087114 B2 JP3087114 B2 JP 3087114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
に係り、更に詳しくは、縦向きで所定の後傾状態に設置
保持されて機内の遊技盤内でパチンコゲームを展開し得
るパチンコ遊技機において、所要部位に傾き表示装置を
設置して外枠および遊技機全体(遊技盤を含む)の傾き度
合を目視可能に表示し得るようにしたパチンコ遊技機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにパチンコ機やアレンジボー
ル機に代表されるこの種の遊技機では、固定用保持枠と
もされる縦長方形サイズの外枠と、着脱開閉用搭載枠と
もされる前枠とを機体とし、この前枠の前後各部に基本
遊技構成部材ともされるガラス扉、上下の球皿、打球発
射装置および機構セット盤等を夫々装備すると共に、所
要のゲーム領域を有する遊技盤をセットして、1台毎に
構成されている。そして、各々のメーカ内での試打ち
(実射球テスト)や遊技ホール内での実施にあたっては、
一般に「島」とも呼ばれている設置枠台の各区画枠毎に、
外枠が所定の後傾角度で立設保持され、これに基本遊技
構成部材および遊技盤を装備セットした前枠が組付けら
れる。そして、遊技盤が所望の傾倒状態の水平姿勢に起
立保持されているもとで、ゲーム領域内にパチンコ球を
打込んでパチンコゲームを展開し得るようになってい
る。
【0003】このようなパチンコ遊技機にあっては、適
正かつ好適なパチンコゲームを展開して継続する上で、
機全体および遊技盤の傾きが非常に重要視されている。
このため各ゲーム内容毎に区分される夫々の遊技機にお
いて、ゲーム領域(各種の遊技部品および多数の遊技く
ぎ等の配置)の設計に際しては、実際の遊技ホールでの
実施における適正な傾き角度を充分に検討して想定した
もとで、各々の傾き設定条件毎で試打ちを繰返してデー
タを収集し、最適と判断し得る傾き角度を追求して割出
している。そして、このような遊技盤が前枠内にセット
されて遊技に供される場合には、一般に「何分何厘(1分
≒3.030mm)」とも称されている割出し寸法に基い
て定めた外枠の上端の後傾変位量により、機全体および
遊技盤の傾き角度が設定保持されている。ちなみに傾き
は、多くの場合、変位量3分〜6分に対応する角度0.
643度〜1.286度の範囲で実施されており、例え
ば「5厘または1分」の変位量に基く傾きが変化された場
合、それだけでゲーム領域内でのパチンコ球の遊技状態
ひいては入賞状況等に大きな影響を及ぼし、相応な変化
の差異を生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うなパチンコ遊技機の設置枠台への設置については、遊
技機製造者とは別の熟練した専門作業者に依存して1台
毎行なわれている。その一般的な設置作業態様として、
当該列毎の設置枠台において、両端間に紐状材を水平に
張り渡して基準出し線とし、この線に対して設置枠台の
各区画枠内毎に起立収容した夫々の外枠の基準位置を整
合したもとで、専門作業者が所持する角度測定用の水平
基準器を使用して、遊技機に定められた傾き角度、具体
的には外枠の下端を基準に観た上端の後傾変位量に基く
こう配を設定する。このもとで外枠の下枠杆と上枠杆と
を設置枠台の下板と上板とに夫々釘止め固定して立設保
持し、これに前枠を組付けて1台毎を遊技に供してい
る。しかしこのような設置態様では、正確な基準出し・
測定までをなしたとしても、外枠の固定終了まで常に前
記水平基準器を目視しながら作業を行なう訳ではない。
このため現実においては、外枠固定時、特に釘止め時の
強い衝撃により、設定したはずの傾きが変更されてしま
うことがあり、その修正、再測定、釘の打直し等の作業
に手間が掛かる問題があった。
【0005】一方、最近の遊技ホールの管理者(従業者)
やパチンコファンの多くにあっては、ゲームの適正管理
や好適なゲームの展開等を図る目的で、設置枠台に設置
されている遊技機の傾き(こう配)を、知りたい、表示し
てほしいとする要望が高まりつつある。しかし前述のよ
うな傾き設定で設置された遊技機では、傾き表示が何ら
されていないために目視不可能であり、また現実として
前記水平基準器でその都度測定することも難しいことか
ら、要望には応えることができない。このため管理者側
では、「何分位であろう」の目安程度のままで遊技機に対
する適正な営業管理ができない。またファン側では、傾
き不明のままで本来の適正ゲームを好適に継続できない
等の不満の声が出ている。また管理者側において、適正
なゲーム稼働の向上を図るべく遊技に供されている遊技
機の傾きを変更、修正したとしても、傾き設定作業に不
慣れなこともあって1台毎にかなりの時間が掛かってし
まい、随分と苦慮している実状にある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく新規に提案されたもので、設置枠台に対して縦向
きに設置する時や、試打ち(実射テスト)や遊技に供され
ている適宜時点において、傾きを目視可能に表示し得る
ようにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、
の目的を達成するため本発明は、遊技ホール等の設置枠
台に縦向きに設置される外枠に組付けられた前枠の前後
各部に、基本的な遊技構成部材とされるガラス扉、上球
皿および下球皿、発射装置そして裏側の機構セット盤等
が夫々装備されると共に、所要のゲーム領域を構成した
遊技盤が縦向きに収容セットされ、設置枠台に対して外
枠単位で全体が所定の後傾状態で設置保持されて遊技に
供されるパチンコ遊技機において、前記外枠の下枠杆、
前記下球皿における外郭体の上板部および台部に形成さ
れた設置部に対して、変移可能な気泡を有する傾き表示
具と、同表示具を保護して気泡の変移位置を読取り得る
保護体とを含む水準器形態の傾き表示装置を、前後方向
の水平向きで着脱可能に置換セットし得る共通タイプに
構成し、前記傾き表示装置では、傾き表示具について、
所定の形状・サイズに成形された透明樹脂製の本体内の
長手方向に所定の軸長を有する断面円形状の孔を成形
し、この孔内に所定量の液体を密封して本体外から目視
し得る変移可能な1つの気泡を存在させ、保護体につい
て、前記傾き表示具を覆蓋し得る適宜形状・サイズに成
形されて前記設置部に着脱可能に取着し得る本体に、傾
き表示具の気泡を目視し得る透視部を形成すると共に、
遊技機の傾き度合に対する気泡の変移位置を読取り得る
目盛表示部を形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本体内の孔に気泡が存在し得るように液体を密
封して構成される傾き表示具は、該本体の長手方向に対
する傾きに対応して孔内の気泡が移動するようになって
おり、該表示具を覆蓋保護する保護体に形成した目盛表
示部と透視した該気泡を対応させるようになっている。
このように構成した傾き表示装置を、外枠の所定部分ま
たは下球皿の所定部分に形成した設置部に対して例えば
前後の向きに水平に位置決めして固定セットすれば、パ
チンコ遊技機の前後方向への傾きに対応して気泡が変移
するようになり、該気泡を目盛表示部に対応させて当該
パチンコ遊技機の傾き角度を容易に目視して確認し得
る。従って、外枠に形成した設置部に傾き表示装置を固
定セットすれば、設置枠台に対するパチンコ遊技機の設
置時に該傾き表示装置を目視しながら取付け作業を行な
うことができ、簡単かつ容易に当該遊技機を適正な傾き
角度に設置し得る。また遊技機の設置後にあっては、傾
き表示装置を下球皿に形成した設置部に固定セットして
おくことにより、遊技に供されている当該パチンコ遊技
機の設置状態(傾き角度)を容易に確認し得ると共に、設
置角度を適宜変更,調整することも可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機について、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下詳細に説明する。なお本実施例では、遊技機
として一般的なパチンコ機を主に例示する。
【0010】そこで、先ず本発明の実施例に係るパチン
コ機Pについて、図1および図2を参照して要約説明す
る。固定用保持枠ともされる外枠Aに対して着脱および
開閉可能に組付けられた開閉搭載枠用の前枠Bの前後各
部に、基本的な遊技構成部材ともされるガラス扉C、上
下の球皿D,E、打球発射装置Fおよび機構セット盤G
等が夫々装備されると共に、前枠Bの正面内部に各種の
遊技部品および多数の遊技くぎ等を含む所要のゲーム領
域19を構成した遊技盤Jがセットされて、1台毎に構
成されている。そして設置枠台20への設置にあたって
は、図1および図2に例示するように、外枠Aが区画枠
内に縦向きに収容されて所定の傾き条件で固定保持され
たもとで、この外枠Aの開口前面側に遊技構成部材およ
び遊技盤を装備セットした前枠Bが組付けられて遊技に
供されるようになっている。ちなみにアレンジボール機
では、図示しないが、前述した基本構成において各種の
入球遊技部品等を含むゲーム領域を構成した遊技盤が、
前枠Bの内部にセットされる。
【0011】このようなパチンコ機Pにあって、外枠A
は、図2および図9に示すように、合成樹脂成形された
4本の枠部材の内、上枠杆1および左枠杆2を共通サイ
ズのものとして使用し、2通りのサイズに変更された右
枠杆3同志および下枠杆4同志を同種タイプ毎に交換使
用して、4本の枠杆を互いに直角枠組み連結することに
より、一般に「関東枠、関西枠」と呼称区分されている大
小2通りの規格的サイズの縦長方形枠に構成(製作)変更
し得る形態を例示し、何れも上,下の枠杆1,4が前記設
置枠台20に固定(釘止めまたはビス止め)されるように
なっている。なお前枠Bは、外枠Aの開口前面側に整合
する縦長方形サイズに合成樹脂成形されて、その裏側に
遊技盤セット用の保持枠Hを一体に樹脂成形した形態を
例示する。そして外枠Aに対する前枠Bの組付け状態で
は、座やスペーサ等を利用して下枠杆4上に水平姿勢で
起立保持されて、保持枠H内に遊技盤Jを水平姿勢で収
容セットし得るようになっている(図1および図9参
照)。
【0012】また下球皿Eは、図10および図12に示
すように、横長方形のセット支盤6、皿本体7および横
長台形状の外郭体8等を含む複数の樹脂成形部材を組合
わせてユニット化されて、前枠B下部の支盤部5前面に
水平位置決め条件で設定されている。そして、外郭体8
の上面および下面が水平に成形されていることにおい
て、上面に上球皿Dを水平に載置したままセット保持し
得るようになっている。その余の構成として、外郭体8
の正面右側斜状部に構成したセット保持枠9に、前記打
球発射装置Fの操作グリップ部10が組付けセットさ
れ、外郭体8の正面右部に灰皿11が装備されている。
なお上球皿Dは、金属製横長方形の開閉セット板12前
面に、皿本体13および横長台形状の外郭体14を含む
複数の樹脂成形部材を組合わせてユニット化されて、開
閉連結手段15を利用して着脱および横開きが可能に組
付けられており、そして下球皿Eの上面に整合セットさ
れたもとで、皿本体13が設定勾配(遊技球の送出勾配)
に保持されるようになっている(図1および図12参
照)。
【0013】
【第1実施例】前述したパチンコ機Pでは、前記外枠A
および下球皿Eの所定部分に所定形状の設置部を形成
し、これら設置部に適合する形態に形成された傾き表示
装置Kを固定セットし得るようになっている。この傾き
表示装置Kは、一般に水平器(水準器)や勾配器とも呼ば
れている角度・傾き測定器の技術的原理を応用して構成
したもので、代表的な実施態様として前記外枠Aおよび
下球皿Eを対象にして、夫々の設置部に適合する形態に
構成されて使用可能とされる。そして何れの実施形態に
あっても、その基本的な構成として図3〜図6に示すよ
うに、所定の形状・サイズに成形された透明樹脂製の本
体23内の気泡孔(孔)25に、所定量の液体26を封入
して1つの気泡27を存在させた傾き表示具22と、同
表示具22を保護して気泡27の変移位置を読取り得る
目盛表示部36を形成した保護体31から構成されてい
る。そしてこのような傾き表示装置Kでは、パチンコ機
全体が外枠A下端を基準に観た外枠A上端の後退変位量
による傾きを以って設置されていることに鑑み、対象と
する夫々の設置部に対して前後の向きに水平に設置され
て、ホール管理者が、また必要に応じて遊技者も外側か
ら傾き度合を目視し得るようになっている。
【0014】このような第1実施例に係る傾き表示装置
Kの実際の具体的構成として、先ず前記傾き表示具22
については、前記本体23が熱膨縮変形の小さい比較的
硬質な透明アクリル樹脂材で所要サイズの角柱ブロック
形に成形されており、両側面に略中央から下端部に向か
って突出するテーパ状の凸部24,24が成形され、そ
して本体23の一端部から長手方向の中心部内に気泡孔
25が穿設されている。この気泡孔25については、本
体23内に所定の軸長を有する断面円形状の有底孔とさ
れて、液体26が注入された後に開孔端側に成形された
大径の座孔部28に蓋または栓29が密嵌されるように
なっている。そして具体例の孔形状として、全体的には
図5および図6に示すように、弛いテーパ度をもち大き
な曲率半径(例えば1000〜1500mm)による凸円
弧線をもって、先端が少し細くなるような形状に成形さ
れて気泡27のスムーズな変移を図るようになってい
る。このような気泡孔25内に、孔内容積より適宜少な
い所定量の液体(一般的に使用されている水平器の気泡
管内に封入されている薄黄色の不凍性液)26が封入さ
れて、双方25,26の容積・容量による1つの気泡27
が形成されて孔内を正確に移動し得るようになってお
り、本体23外から該気泡27の変移位置を目視するこ
とができる。
【0015】一方前記保護体31については、下面に開
口部を形成して角柱ブロック形の前記傾き表示具22を
水平の向きで収容保持し得る収容凹室34を形成した四
角箱体状の本体32と、該収容凹室34の下端周縁部か
ら水平外方に延出してビス挿通孔41aを穿設したボス
41,41を有する板状の設置片33とが、一体に成形
された合成樹脂成形品である。この保護体31における
本体32の両側面には、コ字形のスリット39の成形に
よる保持片40,40が形成され、傾き表示具22を前
記下面開口部から収容凹室34内にセットした際に前記
凸部24,24により該保持片40,40が弾性変形して
外方へ拡開し、セットした傾き表示具22を復帰弾力に
より付勢保持するようになっている。なお、収容凹室3
4における長手方向の対向面には、該収容凹室34内に
セットした傾き表示具22の長手方向への位置決め保持
と、該表示具22のずれ動きを防止するための位置決め
突片42,42が突設されている。従って、収容凹室3
4にセットした傾き表示具22は、前記保持片40およ
び位置決め突片42により、保護体31と一体的に収容
保持されて容易に離脱することはない。
【0016】また、前記保護体31の本体32の上面に
は、収容凹室34にセットした傾き表示具22の気泡2
7を目視し得る四角形状の透視口(透視部)35が形成さ
れていると共に、この透視口35周囲の平板部32aに
は、遊技機の傾き度合に対して気泡27の変移位置およ
び変移量(傾き値)を読取り得る目盛表示部36が形成さ
れている。この目盛表示部36は、図3および図5に例
示するように、前記透視口35の長手方向に沿う両側縁
部において、気泡27の変移位置を示す長短の目盛線3
7a,37bが長手方向に等間隔で付され、また各長い
目盛線37aの端に気泡27の変移値を表わす目盛文字
(水平基準値の「0」から最大値の「7」までの数字)38が
左右交互に付されている。そして、傾き度合の呼称に長
さ単位「分,厘」が使用される前提にあって、基本的な目
盛表示条件例として等寸表示タイプでは、長い目盛線3
7a,37aの間隔が「1分=3.0303mm」、長短の
目盛線37a,37bの間隔が「5厘=1.5151mm」
に設定され、これに合わせて目盛文字38が「0〜7分」
までを表すようになっている。なお傾き表示具22の水
平状態にあっては、気泡27は栓29側の目盛文字38
の「0」に中心を整一した状態で静止される(図5参照)。
【0017】また傾き表示装置Kの好適な別例として、
倍寸表示タイプのものも推奨される。すなわち、前述し
た傾き表示具22の本体23より適宜長いサイズ(1.5
〜2倍位)の角栓ブロック形の本体23内の長手方向に
適宜形状で長く成形した気泡孔25に、所定量の液体2
6を密封して1つの気泡27を存在させる一方、保護体
31における本体32上面の平板部32aに、目盛をN
倍(例えばN≧2)の間隔、具体的には傾き度合の1分を
表わす長い目盛線37a,37a同志の間隔を6.060
6mm、傾き度合の5厘を表わす長短の目盛線37a,
37b同志の間隔を3.0303mmに定めて付し、気
泡孔25内をスムーズに移動する気泡27の変移量を、
目盛文字38の「0〜7」の範囲内で5厘以内でも明確に
読取り得るように工夫されたものである。
【0018】ちなみに、パチンコ機の全高(外枠の全高)
を810mmとした例のもとで、傾き、変位量、角度に
ついては、下記に列記する通りであり、枠内の傾き条件
が最も多く使用され、また※印の傾きが角度1度と見做
されている。
【0019】
【第1実施例の作用】そこで、前述のように構成された
第1実施例に係る傾き表示装置Kをパチンコ機Pに設置
する具体的な実施形態例について、外枠A側に実施する
第1実施形態例と、下球皿E側に実施する第2実施形態
例とに大別して夫々提示する。但し、双方の形態例で使
用される傾き表示装置Kについては、望ましい例とし
て、同一形状・サイズで置換セットできるタイプのもの
を前提として説明する。また傾き条件については、在来
から傾きとして使用されている「何分何厘」の変位量を基
準にして共通に表示される設定例とする。
【0020】
【第1実施形態例】この形態例では、具体的には外枠A
の下枠杆(所定部分)4に傾き表示装置Kが着脱可能に設
置される例を主に示す。すなわち図7〜図9に示すよう
に、下枠杆4においては、正面左右内側の隅部に補強台
板16,16が一体に成形されており、右側の補強台板
16を対象部位にして底面が水平な設置部45が前後の
向きに水平に成形されており、該設置部45の前後両端
(図9では左右端)に各ボス41のビス挿通孔41aに対
応したビス孔46,46が穿設されている。このように
形成された設置部45に対する傾き表示装置Kは、保護
体31の設置片33を下向きにして目盛表示部36の目
盛文字38の「0」を後側(図8中右側)に指向させた姿勢
において、設置片33の前端部および右端部を前枠位置
決め用の当接杆部4aおよび右枠杆3の位置決め連結部
とされる垂立状の連結板4bに当接させながら、各々の
ビス孔46,46とビス挿通孔41a,41aとを位置合
わせした状態で、固定用のビス47の締付けにより保護
体31の設置片33を設置部45の底面に密着させて水
平にセットする。これによれば、外枠Aの下枠杆4を見
下す姿勢において、保護体31の上面外から透視口35
を介して傾き表示具22の気泡27の位置を透視し、目
盛表示部36により傾き度合を明確に読取ることができ
る。
【0021】このような実施例形態にあっては、外枠A
の任意の取扱い時期に、傾き表示装置Kを対象設置部で
ある下枠杆4に手早く簡単にセットできる(図9参照)。
具体例として、前記設置枠台20に対するパチンコ機P
の設置にあたり、外枠Aを固定する作業においては、傾
き表示装置Kを必要時に目視して気泡27の移動位置を
目盛表示部36の夫々の目盛37a,37b,38で確認
しながら適正な傾き(勾配)を設定保持して縦向きに固定
し得、その作業が至極簡素化されて手早く容易に行なう
ことができる。従って、このように設置された外枠A
に、遊技構成部材および遊技盤Jを装備セットした前枠
B全体を組付けることにより、パチンコ機Pおよび遊技
盤Jを外枠Aと同様な傾き条件に保持して遊技に供し得
る。なお傾き表示装置Kは、パチンコ機の設置以後にお
いて取外したりセットしておくことも自由であり、セッ
トしたままであればホール管理者は、必要時期に前枠B
全体を開放して傾き表示装置Kの気泡27の位置を目盛
37a,37b,38から読取って傾き度合「何分何厘」を
認知することができ、遊技者からの傾きの問いに対して
正確に回答し得ると共に、必要があれば遊技者自身にも
直接確認させることができる。
【0022】
【第2実施形態例】この形態例では、具体的には下球皿
Eの外郭体(所定部分)8に傾き表示装置Kが着脱可能に
設置される例を示す。すなわち、図10,図11および
図12に示すように外郭体8においては、水平な上板部
17を対象部位としてその右側部に、底面水平で上面開
口した長方形の設置部50が前後の向きに水平に凹設成
形されており、そして傾き表示装置Kに対する着脱固定
用手段として、設置部50の前後両端部位にビス孔5
1,51が穿設されている。これに対する傾き表示装置
Kは、前例と同様に保護体31の設置片33を下向きに
して目盛文字38の「0」を後側(図11中右側)に指向さ
せた姿勢で設置部50に嵌挿し、各々のビス孔51,5
1とビス挿通孔41a,41aとを位置合わせした状態
で、固定用のビス52の締付けにより保護体31の設置
片33を設置部50の底面に密着させて水平にセットす
る。これによれば、下球皿Eの外郭体8を見下す姿勢に
おいて、保護体31の上面外から透視口35を介して傾
き表示具22の気泡27の位置を透視し、目盛表示部3
6により傾き度合を明確に読取ることができる。なお、
設置部50の両端に取出し口53が形成されて、傾き表
示装置Kを指先で簡単に出入れし得るようになってい
る。
【0023】このような実施形態例にあっては、前例の
外枠Aで使用された傾き表示装置Kが置換使用される前
提において、設置枠台20に対する外枠Aの固定後に下
枠杆4から取外されて、下球皿Eの外郭体8の上板部1
7に手早く簡単にセットできる。従って、前例のように
傾き表示装置Kを利用して所定の後傾条件に固定された
外枠Aに対して前枠B全体を組付けた1台毎のパチンコ
機Pが遊技に供されている状態(図1参照)において、上
板部17側にセットされた傾き表示装置Kについては、
ホール管理者が必要時期に上球皿Dを開放して下球皿E
の上面に臨む気泡27の移動位置を、目盛表示部36の
夫々の目盛37a,37b,38から読取って傾き度合を
認知し得、遊技者からの傾きの問いに対して正確に回答
し得ると共に、必要があれば遊技者自身にも直接確認さ
せることができる。なお傾き表示装置Kのセット状態の
ままでは、設置部50の開口面に透明カバー(図示せず)
を取着して該装置Kを保護するようにしてもよい。
【0024】
【第2実施形態例の変更例】また前述した第2実施形態
例を応用変更して、遊技機の傾き度合を前側から常に目
視可能とし得る別例として、下球皿Eの外郭体(所定部
分)8の前側に傾き表示装置Kを設置することも提案で
きる。すなわち具体的には図12に示すように、外郭体
8の正面右側(皿本体7の隣接整合部位)に成形された斜
状の台部18を対象部位とし、この台部18の前後の向
きに成形された底面水平で上向き開口に凹設した設置部
55に対して、前例の外枠Aの設置部45または下球皿
Eの上板部17の設置部50にセットされていた傾き表
示装置Kを取外して、その保護体31の設置片33を下
向きにして水平に位置決め収容セットする。そして、設
置部55の前後両端部位に穿設されたビス孔56,56
とビス挿通孔41a,41aを位置合わせした状態で、
固定用のビス57の締付けにより保護体31の設置片3
3を設置部55の底面に密着させて水平にセットする。
これによれば、目盛表示部36が皿本体7右側で上向き
に保持されているもとで、下球皿Eの前面側から、更に
は遊技中の姿勢において、気泡27の位置を透視して傾
き度合を明確に読取ることができる。なおこの形態例に
おいては、設置部55の開口部に透明カバー(図示せず)
を取着して表示装置Kを透視保護してもよい。ちなみに
設置部55内の傾き表示装置Kについては、同設置部5
5の前後の空間部58内に指を入れて簡単に取出すこと
ができる。
【0025】前述した夫々の実施形態例において、傾き
表示装置Kは、パチンコ機Pの対象とする設置部に置換
セットし得る共通タイプのものを前提例としたが、外枠
Aの下枠杆4、下球皿Eの外郭体8の上板部17または
台部18の夫々に独自にセットし得るタイプのものであ
ってもよく、その形状・サイズ等は、対象設置部に適合
するように選定すればよい。ちなみに図示はしないが、
外枠Aの下枠杆4の左側の補強台板16に設置部を成形
して傾き表示装置Kをセットしたり、下球皿Eの皿本体
7の正面左側に設置部を成形して該傾き表示装置Kをセ
ットすることも提案できる。また遊技ホールでは、一般
に各列毎の設置枠台(島)20に、同一メーカの同一機種
のパチンコ機Pが設置されることから、当該列毎の設置
枠台20に適数個の傾き表示装置Kを用意して、必要時
に傾き表示装置Kをセットして傾き度合を確認するよう
にしてもよい。そして、パチンコ機の新旧入替えの際に
は、傾き表示装置Kを旧台機の下球皿Eから取外して、
新台機の下球皿Eに成形されている設置部50,55に
同様に常設セットしてもよい。
【0026】
【第2実施例】図13および図14は、本発明のパチン
コ機に実施される第2実施例に係る傾き表示装置Kを分
解状態で示す斜視図および側断面図であり、この第2実
施例の傾き表示装置Kにおいても前記第1実施例の傾き
表示装置Kと同様に、所定の形状・サイズに成形された
透明樹脂製の本体23内の気泡孔(孔)25に所定量の液
体26を封入して1つの気泡27を存在させた傾き表示
具22と、同表示具22を保護して気泡27の変移位置
を読取り得る目盛表示部36を形成した保護体31から
基本的に構成されている。なお、前記第1実施例と同一
部材または同一部位には同一の符号を付すと共に、傾き
表示具22については前記第1実施例の傾き表示装置K
の傾き表示具22と全く同一であるから、ここでは詳細
な説明は省略する。すなわち第2実施例の傾き表示装置
Kでは、前記傾き表示具22を収容保持する保護体31
の形態が異なっており、この保護体31は透明樹脂製で
ある前提において、カバー状の本体32の内側に傾き表
示具22の本体23を水平の向きで嵌合保持し得る収容
室60を形成すると共に、この収容室60の上面に傾き
表示具22の気泡27を目視し得る平板状の透視蓋部6
1が一体成形され、この透視蓋部61の上面に目盛表示
部36が形成されている。また、保護体31を外枠Aま
たは下球皿Eに形成した設置部45,50,55に固定す
るための設置片33は、本体32の側端面の上方から水
平外方へ一体的に延出した状態に形成されていると共
に、該設置片33の長手方向両側には、ビス挿通孔62
aを穿設したボス62が下方へ延出した状態に一体成形
されている。
【0027】このように構成された第2実施例に係る傾
き表示装置Kにおいても、本体32の収容室60に収容
セットした傾き表示具22の気泡27を透視蓋部61を
介して好適に透視し得るから、該透視蓋部61に形成し
た目盛表示部36の目盛37a,37b,38に該気泡2
7を対応させることができる。従って、この傾き表示装
置Kを外枠Aの下枠杆4に形成した設置部45に設置す
ることで、該下枠杆4を見下す姿勢において、保護体3
1の上面外から透視蓋部61を介して傾き表示具22の
気泡27の位置を透視し、目盛表示部36により傾き度
合を明確に読取ることができる。また、この傾き表示装
置Kを下球皿Eの外郭体8に形成した設置部50,55
に設置することで、該下球皿Eの前面側において、保護
体31の上面外から透視蓋部61を介して傾き表示具2
2の気泡27の位置を透視し、目盛表示部36により傾
き度合を明確に読取ることができる。
【0028】
【第3実施例】図15および図16は、本発明のパチン
コ機に実施される第3実施例に係る傾き表示装置Kを分
解状態で示す斜視図および側断面図であり、この第3実
施例の傾き表示装置Kにおいても前記第1,第2の各実
施例の傾き表示装置Kと同様に、所定の形状・サイズに
成形された透明樹脂製の本体23内の気泡孔(孔)25に
所定量の液体26を封入して1つの気泡27を存在させ
た傾き表示具22と、同表示具22を保護して気泡27
の変移位置を読取り得る目盛表示部36を形成した保護
体31から基本的に構成されている。しかるに、この第
3実施例に係る傾き表示装置Kでは、傾き表示具22の
本体23が気泡孔25を有する円筒状に形成されている
と共に、保護体31が透明樹脂成形されることの前提に
おいて、前記設置部45,50,55にビス止めされる樋
状の本体32における内側の長手方向に沿って、該傾き
表示具22の本体23を水平の向きで一体に樹脂成形し
た形態となっている。そして、保護体31の本体32に
おける平坦部64の上面に傾き表示具22の気泡27を
目視し得る透視部65が形成され、更にこの透視部65
の上面に目盛表示部36が形成されている。また、本体
32下方の両端部に設置片33が水平に連設されると共
に、該設置片33にビス挿通孔66が穿設されている。
【0029】このように構成された第3実施例に係る傾
き表示装置Kにおいても、傾き表示具22の気泡27を
透視部65を介して好適に透視し得るから、該透視部6
5に形成した目盛表示部36の目盛37a,37b,38
に該気泡27を対応させることができる。従って、この
傾き表示装置Kを外枠Aの下枠杆4に形成した設置部4
5に設置することで、該下枠杆4を見下す姿勢におい
て、保護体31の上面外から透視部65を介して傾き表
示具22の気泡27の位置を透視し、目盛表示部36に
より傾き度合を明確に読取ることができる。また、この
傾き表示装置Kを下球皿Eの外郭体8に形成した設置部
50,55に設置することで、該下球皿Eの前面側にお
いて、保護体31の上面外から透視部65を介して傾き
表示具22の気泡27の位置を透視し、目盛表示部36
により傾き度合を明確に読取ることができる。
【0030】前記各実施例における傾き表示装置Kで
は、何れのタイプのものにあっても、全体が1つの保護
体31単位で必要最小サイズに構成(成形)されているの
で、遊技機の付属部品として楽に取扱い,保持し得、多
数個であってもその持運びが容易であり、しかも遊技機
1台当りに対するコストを安価にして好適に使用でき
る。そして前述した各実施形態例で夫々例示したよう
に、傾き表示装置Kを外枠A側、下球皿E側に使用する
ことにより、夫々の遊技機を所要の傾き度合に確認しつ
つ設置保持し得、また遊技盤Jの傾き度合を簡単に目視
判断し得ると共に調整することができるので、ホール側
の管理者にとっては遊技機の適正管理が楽にでき、遊技
者にとっては適正なパチンコゲームを楽しむことができ
る。
【0031】前記各実施形態例では、パチンコ機Pの前
後方向の傾き角度を目視して確認することを目的として
いるため、外枠Aの下枠杆4に設けた設置部45および
下球皿Eの上板部17および台部18に設けた設置部5
0,55を、何れも該パチンコ機Pの前後の向きに水平
に成形し、これら各設置部45,50,55に傾き表示装
置Kを装着セットするよう構成した。しかしこれとは別
に、パチンコ機Pの左右の向きに水平な設置部を外枠A
または下球皿E等の所定部分に設け、この設置部に傾き
表示装置Kを装着すれば、当該パチンコ機Pの左右方向
の傾き角度を目視して確認することが可能となる。すな
わちパチンコ機Pは、外枠Aが正常に設置枠台20に取
付けられていても、前枠Bが該外枠Aに対して右上りま
たは左上りの傾いた状態で設置されてしまう可能性があ
り、この状態で遊技が行なわれた場合には、水平基準を
前提として構成された遊技盤Jでの適正なゲームがなし
得ないと共に上球皿Dの傾斜角度が変わって打球発射部
へのスムーズな球供給をなし得ない等の様々な不都合が
生じてしまう。従って、傾き表示装置Kを左右の向きに
水平に装着セットし得る設置部を設ければ、パチンコ機
Pの左右方向の傾き角度を目視して確認できると共に、
設置角度の変更および調整を適宜行なうことができる。
【0032】本発明のパチンコ遊技機に装着される傾き
表示装置については、前述した等寸表示タイプや倍寸表
示タイプのものにあって、傾き表示具22の本体23の
水平表面に、目盛表示部36である目盛線37a,37
bおよび目盛文字38を直接記したものでもよい。そし
て、合成樹脂製の本体23は、2つ割りの成形品を結合
接着したものであってもよい。また各実施例では、各設
置部45,50,55に対して保護体31をビス着するこ
とで傾き表示装置Kを固定する形態を例示したが、該保
護体31の設置片33の所要部分および設置部45,5
0,55の対応部分に凹凸状の位置決め部を形成して、
双方の位置決め部を利用して該表示装置Kをビスを使用
せずに係着セットする形態としてもよく、このような形
態とすれば置換セットの利便性を高めることができる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るパチ
ンコ遊技機によれば、外枠の所要部分または下球皿の所
要部分に形成した設置部に、傾き表示装置を水平に位置
決めセットすることによって、適正かつ好適なパチンコ
ゲームを展開して継続する上で非常に重要視されている
パチンコ遊技機の傾き角度を容易に目視して確認するこ
とができる。これにより、設置枠台に対するパチンコ遊
技機の設置に際しては、外枠の設置部に傾き表示装置を
固定セットしておけば該外枠の傾き状態を容易に読取り
得ることから、設定,修正,再測定および釘の打直し等に
係る手間を省略して一連の設置作業の簡略化および合理
化を図り得ると共に、熟練した専門作業者に依存する必
要がなくなる等の有益な効果を奏する。
【0034】そして本発明に係るパチンコ遊技機では、
外枠または下球皿に形成した設置部に傾き表示装置を常
に固定セット可能に構成されているので、設置枠台に設
置された後に遊技に供されている当該パチンコ遊技機の
設置状態(傾き角度)をも容易に確認することができる。
従って、遊技ホールの管理者においては、設置角度の変
更および調整を適宜時点で行なうことにより、当該遊技
機に対する適正な営業管理をなし得る利点がある。更に
遊技者においては、必要に応じて遊技機の設置状態を自
ら目視して確認し得ることから、当該遊技機が不適切な
傾き角度で設置されているのではないかという疑念や、
これに伴う本来の適正ゲームを好適に継続し得ないとい
う不満等を解消することができ、快適なゲームを行なう
ことが可能となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機を略示す
る正面図である。
【図2】実施例に係るパチンコ遊技機を略示する背面図
である。
【図3】第1実施例に係る傾き表示装置を分解して示す
斜視図である。
【図4】第1実施例に係る傾き表示装置の側断面図であ
る。
【図5】第1実施例に係る傾き表示装置を一部破断して
示す平面図である。
【図6】第1実施例に係る傾き表示装置を一部破断して
示す正面図である。
【図7】外枠の下枠部材に対する傾き表示装置の第1実
施形態例を略示する平面図である。
【図8】外枠に対する傾き表示装置の第1実施形態例を
拡大して示す平面図である。
【図9】外枠に対する傾き表示装置の実施状態を示す側
断面図である。
【図10】下球皿に対する傾き表示装置の第2実施形態
例を略示する平面図である。
【図11】下球皿に対する傾き表示装置の第2実施形態
例を拡大して示す平面図である。
【図12】下球皿に対する傾き表示装置の第2実施形態
例および変更例を拡大して示す側断面図である。
【図13】第2実施例に係る傾き表示装置を分解して示
す斜視図である。
【図14】第2実施例に係る傾き表示装置の側断面図で
ある。
【図15】第3実施例に係る傾き表示装置を分解して示
す斜視図である。
【図16】第3実施例に係る傾き表示装置の側断面図で
ある。
【符号の説明】
4 下枠杆(所定部分) 8 外郭体(所
定部分) 20 設置枠台 22 傾き表示
具 23 本体 25 気泡孔
(孔) 26 液体 27 気泡 31 保護体 32 本体 35 透視口(透視部) 36 目盛表示
部 45,50,55 設置部 A 外枠 B 前枠 C ガラス扉 D 上球皿 E 下球皿 F 打球発射装置 G 機構セット
盤 J 遊技盤 K 傾き表示装

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技ホール等の設置枠台(20)に縦向きに
    設置される外枠(A)に組付けられた前枠(B)の前後各部
    に、基本的な遊技構成部材とされるガラス扉(C)、上球
    皿(D)および下球皿(E)、発射装置(F)そして裏側の機構
    セット盤(G)等が夫々装備されると共に、所要のゲーム
    領域を構成した遊技盤(J)が縦向きに収容セットされ、
    設置枠台(20)に対して外枠(A)単位で全体が所定の後傾
    状態で設置保持されて遊技に供されるパチンコ遊技機に
    おいて、 前記外枠(A)の下枠杆(4)前記下球皿(E)における外郭
    体(8)の上板部(17)および台部(18)に形成された設置部
    (45,50,55)に対して、変移可能な気泡(27)を有する傾き
    表示具(22)と、同表示具(22)を保護して気泡(27)の変移
    位置を読取り得る保護体(31)とを含む水準器形態の傾き
    表示装置(K)を、前後方向の水平向きで着脱可能に置換
    セットし得る共通タイプに構成し、 前記傾き表示装置(K)では、傾き表示具(22)について、
    所定の形状・サイズに成形された透明樹脂製の本体(23)
    内の長手方向に所定の軸長を有する断面円形状の孔(25)
    を成形し、この孔(25)内に所定量の液体(26)を密封して
    本体(23)外から目視し得る変移可能な1つの気泡(27)を
    存在させ、保護体(31)について、前記傾き表示具(22)を
    覆蓋し得る適宜形状・サイズに成形されて前記設置部(4
    5,50,55)に着脱可能に取着し得る本体(32)に、傾き表示
    具(22)の気泡(27)を目視し得る透視部(35)を形成すると
    共に、遊技機の傾き度合に対する気泡(27)の変移位置を
    読取り得る目盛表示部(36)を形成したことを特徴とする
    パチンコ遊技機。
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