JP3086672U - 下水枡 - Google Patents
下水枡Info
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- JP3086672U JP3086672U JP2001008108U JP2001008108U JP3086672U JP 3086672 U JP3086672 U JP 3086672U JP 2001008108 U JP2001008108 U JP 2001008108U JP 2001008108 U JP2001008108 U JP 2001008108U JP 3086672 U JP3086672 U JP 3086672U
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- Japan
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- projection
- halves
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- basin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下水配管用の掃除枡の設置姿勢の調節を容易
にし、かつ設置姿勢が崩れるのを防ぐ。 【解決手段】 掃除筒1を有する枡本体5の下面に、下
方へ向かって開口する支持孔7を有する脚6を設け、支
持孔7内に中心に雌螺孔11を有する雌螺部材8、9を
挿入し、水平方向の接地板13の上面に設けた雄螺桿1
4を雌螺孔11に螺合した。
にし、かつ設置姿勢が崩れるのを防ぐ。 【解決手段】 掃除筒1を有する枡本体5の下面に、下
方へ向かって開口する支持孔7を有する脚6を設け、支
持孔7内に中心に雌螺孔11を有する雌螺部材8、9を
挿入し、水平方向の接地板13の上面に設けた雄螺桿1
4を雌螺孔11に螺合した。
Description
【0001】
本考案は下水管の適所に掃除のために設ける枡にかかり、特に合成樹脂製の下 水管の結合部や合流部などに用いる合成樹脂製の枡に関するものである。
【0002】
枡を土中に設置する際は、これを掘削した孔の底に正しい姿勢で置いてから土 砂で埋没させるのであり、そのために枡の下面に脚が設けられている。この脚は 枡の本体と一体に金型で形成されるために、離型の都合上、垂直方向から見た断 面が上下ほぼ一様な板状や円筒状のものが多かった。しかし、このような形状の 脚は、砂や粘土の上に置いた際に重力によって沈み込み易かった。
【0003】 考案者は、砂や粘土中に沈み込まず、従って枡を正しい姿勢に維持させること ができる脚を先に開発した。即ち、図7に示すように枡本体71の下面に鉛直方 向の支持孔72を有する脚73を枡本体71と一体に形成し、他方、円盤形の接 地板74とその上面中央から起立する取付桿75よりなる接地部材76を枡本体 71とは別に形成し、取付桿75を支持孔72に挿入することにより接地部材7 6を脚73に取付けたものである。なお、取付桿75を支持孔72に挿入する際 は、必要に応じて接着剤を使用し、両者を強固に結合させる。
【0004】
脚が沈降し易い枡の場合は、枡を強く押下することにより一部の脚を沈降させ て枡の姿勢を修正することができた。しかし図7に示した接地板74を有する枡 の場合は、接地板74が沈降しにくいために枡を押下するだけでその姿勢を修正 するのが困難であった。よって本考案は脚の高さを調節することによって、枡の 姿勢を容易に修正できるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案においては、枡の下面より複数個の脚を鉛直に垂下させ、これらの脚は 下端が開口した支持孔を有している。これらの支持孔には中心に螺孔を有する円 筒形の雌螺部材が挿入されている。別途に形成された接地部材は、円盤形の接地 板とその上面の中央から起立する雄螺桿とよりなり、この雄螺桿は上記雌螺部材 の螺孔に螺入されている。
【0006】 従って、接地板を回転するときは雄螺桿の雌螺部材へ螺入される深さが変わる ため、接地板の下面から枡の底部までの高さが変化するので、枡が正しい姿勢に なるように調節することができる。
【0007】
枡本体は、通常合成樹脂により一体に形成され、このとき脚も形成される。雌 螺部材及び接地部材は枡本体とは別個に合成樹脂等で形成され、雌螺部材を脚の 支持孔に挿入した後、接地部材の雄螺桿をこれに螺入しする。螺入に際して雌螺 部材がみだりに遊転しないように、支持孔内面及び雌螺部材外周面に互いに係合 する隆条と凹溝とを設けるか、支持孔内面及び雌螺部材外周面を六角柱形などの 多角柱形とすることもでき、或いは支持孔内面と雌螺部材外周面との間に接着剤 を介在させてもよい。
【0008】
図1乃至図3において、上方へ向かって開口した掃除筒1の下底部は、接続部 2及び3を両端に有する水平管4に結合されて、枡本体5が形成され、その下底 部には図4(a)に示すような脚6、6、6、6が枡本体5と一体に形成されて いて、脚6、6、6、6は各々下方へ向かって開口する支持孔7を有している。
【0009】 図4(b)及び(c)に示すように、縦割りされた1対の雌螺部材8、9は中 央の薄肉部10で連結した状態で合成樹脂で形成されている。この雌螺部材8、 9は図4(d)に示すように雌螺孔11を有する筒状に合体され、脚6の支持孔 7に挿入される。別途に形成された接地部材12は図4(e)に示すように接地 板13及び雄螺桿14を有し、この雄螺桿14が図4(f)に示すように雌螺孔 11内に螺入される。
【0010】 図5は雌螺部材の別の実施例を示し、半割りされた1対の雌螺部材8及び9は 切離された状態で形成される。雌螺部材8は雌螺部材9との衝合面15よりピン 16、16、16、16が起立し、他方の雌螺部材9は雌螺部材8との衝合面1 7に小孔18、18、18、18が形成されている。従って、ピン16、16、 16、16を小孔18、18、18、18にそれぞれ嵌合させることにより、雌 螺部材8と9とを正しい位置関係で組立てることができる。
【0011】 図6は図5の変形を示し、雌螺部材8の衝合面15にはピン16、16及び小 孔18、18が設けられ、雌螺部材9の衝合面17にもピン16、16及び小孔 18、18が設けられていて、一方のピン16を他方の小孔18に嵌合させるこ とによって、雌螺部材8と9とを正しい位置関係で組立てることができる。なお 、本例では、雌螺部材8と9とは全く同形である。
【0012】
以上の説明によって明らかなように、本考案による下水枡は、その下底部に設 けた脚が水平方向の接地板を有するために軟質の土中でも所定の姿勢を維持する ことができ、かつその接地板は下水枡下底部からの距離を自由に調節できるので 設置時における下水枡の姿勢の調節が容易である。
【図1】この考案の実施例の正面図である
【図2】図1に示した実施例の平面図である。
【図3】図1に示した実施例の底面図である。
【図4】図1に示した実施例の拡大分解断面図で、
(a)は脚6を、(b)は雄螺部材8、9の展開図を、
(c)は同雌螺部材の端面を、(d)は脚6に挿入され
た雌螺部材8、9を、(e)は接地部材を、(f)は完
成した脚部をそれぞれ示す。
(a)は脚6を、(b)は雄螺部材8、9の展開図を、
(c)は同雌螺部材の端面を、(d)は脚6に挿入され
た雌螺部材8、9を、(e)は接地部材を、(f)は完
成した脚部をそれぞれ示す。
【図5】雌螺部材8、9の図4(b)及び(c)とは異
なる例を示す正面図及びA−A線断面図である。
なる例を示す正面図及びA−A線断面図である。
【図6】雌螺部材8、9の更に異なる例を示す正面図及
びB−B線断面図である。
びB−B線断面図である。
【図7】従来の下水枡における接地板付き脚部の拡大断
面図である。
面図である。
1 掃除筒 2、3 接続部 4 水平管 5 枡本体 6 脚 7 支持孔 8、9 雌螺部材 11 雌螺孔 12 接地部材 13 接地板 14 雄螺桿
Claims (5)
- 【請求項1】 上方へ向かって開口した掃除筒の下部を
端部に接続部を有する下水管に結合してなる枡本体の下
底部に、下方に向かって開口する支持孔を有する脚を設
け、中心に雌螺孔を有する雌螺部材を上記支持孔内に挿
入し、接地板とこの接地板の上面中央より上方へ伸延す
る雄螺桿とよりなる接地部材の上記雄螺桿を上記雄螺孔
に螺入してなる下水枡。 - 【請求項2】 請求項1において、上記雌螺部材はこれ
を縦方向に2分割した1対の半割物よりなることを特徴
とする下水枡。 - 【請求項3】 請求項2において、上記1対の半割物は
線状の薄肉部によって互いに連結されていることを特徴
とする下水枡。 - 【請求項4】 請求項2において、上記半割物の一方は
その分割面に突起を有し、上記半割物の他方はその分割
面の上記突起に対応する位置に上記突起に係合する小孔
を有することを特徴とする下水枡。 - 【請求項5】 請求項2において、上記半割物の一方は
その分割面に突起及び小孔を有し、上記半割物の他方は
上記一方の半割物と同形で、かつその分割面の上記一方
の半割物の突起及び小孔にそれぞれ対応する位置に小孔
及び突起を有することを特徴とする下水枡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008108U JP3086672U (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 下水枡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008108U JP3086672U (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 下水枡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3086672U true JP3086672U (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=43238054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001008108U Expired - Lifetime JP3086672U (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 下水枡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086672U (ja) |
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001008108U patent/JP3086672U/ja not_active Expired - Lifetime
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