JP3086357U - 斜面調整用連接防振スペーサ - Google Patents

斜面調整用連接防振スペーサ

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JP3086357U
JP3086357U JP2001007787U JP2001007787U JP3086357U JP 3086357 U JP3086357 U JP 3086357U JP 2001007787 U JP2001007787 U JP 2001007787U JP 2001007787 U JP2001007787 U JP 2001007787U JP 3086357 U JP3086357 U JP 3086357U
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JP2001007787U
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Inventor
欣也 根上
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ネミー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外機を設置個所の勾配に拘らず常に水平に
なるように各支脚底面の角度と高さを調節して荷重を均
等に分配すると共に現場作業を容易にできる防振連接ス
ペーサを提供する。 【解決手段】 所定厚さの方形（５×６ｃｍ）平板スペ
ーサ２と、片面が約５／１００の勾配で連続傾斜する斜
面で形成された複数の方形斜板スペーサ３Ａ、３Ｂ・・
が夫々切離し溝４を介して帯状又はマット状に連設さ
れ、各方形板スペーサの中央部に長孔６が穿設されて全
体がゴム板で構成される。各スペーサは現場で切離さ
れ、組合されて使用される。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
この考案は、エアコン、ボイラ等の室外機を斜面に設置する場合に現場で便利 に使用できる斜面調整用連接防振スペーサ関する。
【０００２】
【従来の技術】
室外機の支脚底面には振動や騒音の吸収及びズレ防止を目的としてスペーサが 用いられるのが普通であるが、機器を接地する設置面は水平面であることは稀で あり、通常は斜面又は水平面と斜面に跨って設置される。このため従来は厚さの 異なる数枚の板状スペーサを組合わせてレベル調整していたが傾斜に習った調整 でないため各スペーサに対する荷重圧力を均等にすることが出来なかった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本案は、所定角度の複数の斜面スペーサを組合せることにより室外機の各支脚 底面が設置個所の勾配に拘らず常に水平になるようにして荷重を均等に分配する ことによって比較的大型（例えば重量４００Ｋｇ、支脚１本当り１００Ｋｇ）の 機器にも使用できるようにすると共に設置現場における調整作業に便利な防振連 接スペーサを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】
本案連接スペーサは、所定厚さの少なくとも一個の方形平板スペーサと片面が 一辺方向に所定角度で連続傾斜する斜面で形成された複数の方形斜板スペーサと が切離し溝を介して連設され、各方形板スペーサの夫々の中央部に斜板スペーサ の傾斜方向にボルト挿通用長孔が穿設されて全体がゴム板で構成されている。 各スペーサは現場において切離され、機器の設置面が水平であれば平板スペー サのみが使用され、斜面のときは斜板スペーサが組合されて使用される。 斜面の勾配は、通常４／１００〜６／１００で十分である。 さらに支脚底面が大きな機器に対応できるように各板部の両側に受圧面調整用 の補助片を切離し自在に連接しておくのがよい。 また、上記帯状連接スペーサを並列連接させてマット状連設スペーサとしても よい。
【０００５】
【考案の効果】
上記本案品においては、方形平板スペーサと方形斜板スペーサの板面は同形で 、斜板スペーサは厚さのみが異なる連接体であるが、現場で切溝に沿ってナイフ 又はカッターによって簡単に切離せるから組合せによる傾斜調整作業も容易に行 える。 また、傾斜方向に穿設されている長孔により厚さの微調整が出来ることは勿論 である。
【０００６】
【考案の実施の形態】
図中、１はゴム製の連続スペーサであって、２は所定厚さの方形（５ｃｍ×６ ｃｍ）平板スペーサ、３は複数の方形斜板スペーサ、４は切離し溝、１Ａはスペ ーサの底面である。 各斜板スペーサの斜面５は、例えば４／１００の一定勾配で形成されている。 ６は、各斜板スペーサ３Ａ、３Ｂ、３Ｃと平板スペーサ２の中央部に穿設され た固定ボルト挿通用長孔であって厚さを微調整するためのものである。
【０００７】 機器Ｍの設置面が平坦部と斜面からなる場合、各スペーサを図２の如く支脚Ｓ １の底面に平板スペーサ２を、支脚Ｓ２の底面に斜板スペーサ３Ａ、３Ｃを組合 わせて挿入することによって機器Ｍを水平に支持することが出来、各支脚の荷重 は均等化される。 図３は、各スペーサの両側に補助片７を切り溝４を介して連接させると共にス ペーサ列を並列させてマット状連接体としたものであり、使用方法は図１のもの と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図１】帯状連接スペーサを現し、（ａ）は上面図、
（ｂ）は側面図。
【図２】使用態様を示す要部側面図。
【図３】マット状連接体の上面図。
【符号の説明】
１ 連接スペーサ ２ 方形平板スペーサ ３ 方形斜板スペーサ ４ 切離し溝 ５ 斜面 ６ 長孔 ７ 補助片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】所定厚さの少なくとも一個の方形平板スペ
    ーサと片面が一辺方向に所定角度で連続傾斜する斜面で
    形成された複数の方形斜板スペーサとが切離し溝を介し
    て連設されると共に前記各方形板スペーサの夫々の中央
    部に斜板スペーサの傾斜方向の長孔が穿設されてなる斜
    面調整用ゴム製連接スペーサ。
  2. 【請求項２】各板スペーサの両側に切離し溝を介して受
    圧面調整用の補助片が連接されてなる請求項１記載の連
    接スペーサ。
  3. 【請求項３】請求項１又は２記載の帯状連接スペーサが
    切離し溝を介して並列連接されてなるマット状連設スペ
    ーサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012516809A (ja) * 2009-02-03 2012-07-26 エアバス オペレーションズ リミテッド 継手
WO2022118393A1 (ja) * 2020-12-02 2022-06-09 株式会社Fuji 工作機械のレベル出し構造

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