JP3085824U - 刺 股 - Google Patents

刺 股

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JP3085824U
JP3085824U JP2001007206U JP2001007206U JP3085824U JP 3085824 U JP3085824 U JP 3085824U JP 2001007206 U JP2001007206 U JP 2001007206U JP 2001007206 U JP2001007206 U JP 2001007206U JP 3085824 U JP3085824 U JP 3085824U
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JP
Japan
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arm
thigh
bending
criminal
curved
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Application number
JP2001007206U
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English (en)
Inventor
斉 斎藤
Original Assignee
斉 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塀や壁などのない(どのような)場所でも、
犯罪者などの身体(喉、胴体、脚など)を安全、確実か
つ迅速、容易に収容することができ、離脱できないよう
に確保することのできる、簡易な構造の刺股を提供す
る。 【解決手段】 把持棒の先端に身体を捕捉する湾曲アー
ムを備えた刺股である。この刺股は、湾曲アームの両先
端部に、湾曲アームの湾曲中心側にのみ屈折自在でバネ
機構により自動的に回復可能な2本の可動アームを、湾
曲アームの開放部が最短で閉鎖されるようにそれぞれ設
けて、身体を収容して離脱できないように構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、暴れる犯罪者などを取押さえるための捕物具(刺股)に関する。
【0002】
【従来の技術】
我国においては、銃器に対しては厳格な取締まりが行われているため、犯罪な どの際には、銃器が使用されることはそれほど多くなく、一般には、刃物や棒な どが使用される傾向が強い。 刃物や棒などを用いて暴れる犯罪者などをできるだけ安全に抑制したり、取押 さえる捕物具の一つとして江戸時代から刺股が用いられており、現在に至るまで 使用されて来ている。 刺股は、長い棒の先にU字形の金具を取り付けた構造であり、このU字形の金 具部分で犯罪者などの喉や胴などを塀や壁に押しつけて、その動きを拘束する捕 縛用の補助具である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、犯罪は時と所を選ばず発生するから、どんな場所でも犯罪者な どを取り押えることができなければならない。すなわち、塀や壁などのない場所 でも、有効かつ安全に犯罪者などの捕縛の用に供し得なければならない。
【0004】 本考案は、塀や壁などのない(どのような)場所でも、犯罪者などの身体(喉 、胴体、脚など)を安全、確実かつ迅速、容易に収容することができ、離脱でき ないように確保することのできる、簡易な構造の刺股を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、把持棒の先端に身体を捕捉する湾曲ア ームを備えてなる刺股であって、前記湾曲アームの両先端部に、湾曲アームの湾 曲中心側にのみ屈折自在でバネ機構により自動的に回復可能な2本の可動アーム を湾曲アームの開放部が最短で閉鎖されるようにそれぞれ設けて、身体を収容し て離脱できないように構成したこと、を特徴とする前記刺股である。
【0006】 また本考案は、前記把持棒に更に、把持棒に対して起伏自在な操作ハンドルを 設けてなる、前記刺股である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例の刺股の(一部想像部分を含む)平図面である。図 2は、図1の刺股の(一部想像部分を含む)側面図である。図3は、図1の刺股 の主要部の(一部想像部分を含む)拡大平面図である。図4は、図1の刺股の( 一方の)頭頂部の立面図である。
【0008】 図1〜4に示す本考案の一実施例の刺股は、把持棒1の先端に、湾曲アーム2 のU字形(下)頂部が連結、固定されており、かつ、湾曲アーム2の両先端部に 、2本の可動アーム3がそれぞれ屈折自在で自動回復可能に連結された基本構成 である。
【0009】 把持棒1は丈夫で取り扱い易い金属製パイプが好ましく、把持棒1の手元付近 には、犯罪者などの身体の一部50を湾曲アーム2内に捕えたのちねじ伏せるこ とができるように、把持棒1に対して起伏自在な操作ハンドル4が設けられてい る。この操作ハンドル4は、把持棒1の手元付近に固設されている固定蔽9内に 、その一端がピン8により軸支されており、操作ハンドル4の作動範囲は固定蔽 9により回転範囲が90度以内の角度範囲となるように規制されている。すなわ ち、不使用時は、操作ハンドル4は把持棒1に沿って(平行に)折り畳んでおき 、使用する際には、操作ハンドル4の端を把持棒1から離れるように回転させて (操作ハンドル4を把持棒1に対して)垂直にする。
【0010】 湾曲アーム2の両先端部には、2本の可動アーム3が湾曲アーム2のU字形の 開放部を最短距離で(ほぼ)閉じる形状となるように、すなわち、可動アーム3 が湾曲アーム2の先端方向に対して内向き垂直に軸支されている。すなわち、( 2本の)棒状の可動アーム3はそれぞれ、湾曲アーム2の両先端部を結ぶ一直線 上に、各一端が(湾曲アーム2の)両先端部に軸支されている。具体的には、湾 曲アーム2の両先端部にはそれぞれ、内向き(垂直)に可動アーム3を軸支しそ の作動範囲を規制するための軸支カバー部材10が固設されている。軸支カバー 部材10の湾曲アーム2のU字形内向き側には、可動アーム3を軸支する軸支ピ ン5が固設されている。軸支ピン5には、可動アーム3が屈折(回転)したのち に自動的に回復させることができるように、一端が湾曲アーム2又は軸支カバー 部材10に固定され、他端が可動アーム3に接続(固定)されたバネ11が取り 付けられている〔バネ機構〕。
【0011】 可動アーム3の基端の(U字形)外向き側には、湾曲アーム2のU字形を開放 する側に(可動アーム3が)開かないように、ストッパー突起7が設けられてい る。可動アーム3の基端の(U字形)内向き側のエッジ部6は、可動アーム3が (湾曲アーム2の)U字形内向き側に屈折できるように面取りされた曲線状とな っている。更に、可動アーム3の基端(の中心付近)には、軸支ピン5を挿通さ せる軸孔が形成されている。
【0012】 湾曲アーム2の両先端部に2本の可動アーム3の各一端がバネ11と共に軸支 されて組み立てられた状態では、図3において実線で示すように、湾曲アーム2 のU字形が2本の直線状に軸支された可動アーム3によって閉じられた形状とな っており、2本の可動アーム3はU字形の内側にのみほぼ90度の範囲で回転し 、作用力を解除するとバネ機構により2本の可動アーム3はもとのU字形を閉じ る形状に自動的に戻る。すなわち、人間の喉、胴や脚などの身体50に向かって 、刺股の先端部(2本の可動アーム3で結ばれるライン)を押し付けると、身体 50は湾曲アーム2のU字形部の内側に入り、収容され、可動アーム3がバネ機 構により自動的にU字形を閉じるため、身体50はU字閉鎖形内に閉じ込められ 、離脱することができなくなる。
【0013】 更に、操作ハンドル4を用いて身体(人間)50をねじ伏せれば、その自由を 拘束して容易に捕縛が可能となる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によりはじめて、塀や壁などのない(どのような) 場所でも、犯罪者などの身体(喉、胴体、脚など)を安全、確実かつ迅速、容易 に収容することができ、離脱できないように確保することのできる、簡易な構造 の刺股を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の刺股の(一部想像部分を
含む)平図面である。
【図2】 図1の刺股の(一部想像部分を含む)側面図
である。
【図3】 図1の刺股の主要部の(一部想像部分を含
む)拡大平面図である。
【図4】 図1の刺股の(一方の)頭頂部の立面図であ
る。
【符号の説明】
1 把持棒 2 湾曲アーム 3 可動アーム 4 操作ハンドル 7 ストッパー突起 9 固定蔽 10 軸支カバー部材 11 バネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持棒の先端に身体を捕捉する湾曲アー
    ムを備えてなる刺股であって、 前記湾曲アームの両先端部に、湾曲アームの湾曲中心側
    にのみ屈折自在でバネ機構により自動的に回復可能な2
    本の可動アームを湾曲アームの開放部が最短で閉鎖され
    るようにそれぞれ設けて、身体を収容して離脱できない
    ように構成したこと、を特徴とする前記刺股。
  2. 【請求項2】 前記把持棒に更に、把持棒に対して起伏
    自在な操作ハンドルを設けてなる、請求項1に記載の刺
    股。
JP2001007206U 2001-11-05 2001-11-05 刺 股 Expired - Lifetime JP3085824U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1645031B (zh) * 2003-02-14 2010-04-28 株式会社宝塔工业 钢叉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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