JP3085666U - トルクレンチ - Google Patents

トルクレンチ

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JP3085666U
JP3085666U JP2001007017U JP2001007017U JP3085666U JP 3085666 U JP3085666 U JP 3085666U JP 2001007017 U JP2001007017 U JP 2001007017U JP 2001007017 U JP2001007017 U JP 2001007017U JP 3085666 U JP3085666 U JP 3085666U
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明 竹ノ内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドル内の圧縮バネをネジ軸の回転によっ
て押圧部材を介して押圧し、締付けトルクを任意に設定
できるトルクレンチにおいて、ネジ軸からの押圧部材の
抜け外れを防止する。 【解決する手段】 中空ハンドル1の先端に首振り可能
に支持され相手締付け部材に係合可能な係合部21を有す
るヘッド部2と、該ヘッド部2に連続しハンドル1内に
侵入したレバー部24と、圧縮バネ4に押圧され該レバー
部24にトグルリンク31を介して連結された押圧軸3と、
ネジ軸51の回転によってスライド移動し前記圧縮バネ4
のバネ圧を調整する押圧部材5と、圧縮バネ4の圧縮量
に対応するトルク値を表示するトルク表示部60を具えた
トルクレンチにおいて、押圧部材5がネジ軸51から外れ
ることを防止するストッパ9を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、トルクレンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
図1乃至図8は本考案のトルクレンチを示し、図9は従来のトルクレンチを示 しているが、従来例の説明において、本考案と共通する部分については、図1、 図2を参照して説明する。 トルクレンチは、中空ハンドル(1)の先端に首振り可能に支持され、相手締付 け部材(図示せず)に係合可能な角軸状係合部(21)を有するヘッド部(2)と、該ヘ ッド部(2)に連続しハンドル(1)内に侵入したレバー部(24)と、圧縮バネ(4)に 押圧され該レバー部(24)にトグルリンク(31)を介して連結された押圧軸(3)と、 ネジ軸(51)の回転によってスライド移動し前記圧縮バネ(4)を圧縮させる押圧部 材(5)と、圧縮バネ(4)の圧縮量に対応するトルク値を表示するトルク表示部(6 0)を具えている。
【0003】 図9に示す如く、押圧部材(5)は外周面に全長に亘ってガイド溝(52)が開設さ れ、ハンドル(1)の内面に突設したガイド片(12)を該ガイド溝(50)にスライド可 能に嵌めている。 ネジ軸(51)に連結した入力軸(71)を六角レンチ(100)等の回転工具で回し、ネ ジ推力で押圧部材(5)を押してバネ圧を調整する。これによってトルクレンチの 締付けトルクを所望の数値に設定できる。その数値は、3つのダイヤルの数字の 組合せによって表示部(60)に表示される。
【0004】 ところが、入力軸(71)を回し過ぎて、押圧部材(5)がネジ軸(51)から外れてし まうことがあり、その場合、再び押圧部材(5)とネジ軸(51)を螺合させても、ネ ジ軸(51)が空回りしている間もトルク表示部(60)に表示される数値は変化するか ら、正しいトルク表示ができない問題が生じる。 本考案は、上記問題を解決できるトルクレンチを明らかにするものである。
【0005】
【課題を解決する手段】
本考案は、中空ハンドル(1)の先端に首振り可能に支持され相手締付け部材に 係合可能な係合部(21)を有するヘッド部(2)と、該ヘッド部(2)に連続しハンド ル(1)内に侵入したレバー部(24)と、圧縮バネ(4)に押圧され該レバー部(24)に トグルリンク(31)を介して連結された押圧軸(3)と、ネジ軸(51)の回転によって スライド移動し前記圧縮バネ(4)を圧縮する押圧部材(5)と、圧縮バネ(4)の圧 縮量に対応するトルク値を表示するトルク表示部(60)とを具えたトルクレンチに おいて、押圧部材(5)がネジ軸(51)から外れることを防止するストッパ(9)を有 することを特徴とする。
【0006】
【作用及び効果】
ネジ軸(51)を回し過ぎるとストッパ(9)が利いて、ネジ軸(51)に対する押圧部 材(5)のそれ以上の軸方向の移動は阻止されるため、ネジ軸(51)から押圧部材( 5)が抜け外れることはない。 従って、ネジ軸(51)が押圧部材(5)に対して空回りして、実際の締付けトルク に対して設定トルクの数値が狂うことを防止できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案のトルクレンチの基本構造は、従来のトルクレンチと同様であって、図 1に示す如く、金属製の中空真直ハンドル(1)の先端に、枢軸(22)によってヘッ ド部(2)を首振り可能に枢支している。
【0008】 ヘッド部(2)は六角穴ボルト等の相手締付け部材(図示せず)に係合する六角軸 等の係合部(21)及び、該係合部(21)をヘッド部(2)と一体回転する回転方向を切 替えるための切替レバー(23)を有している。 上記ヘッド部(2)に連続してレバー部(24)が突設され、該レバー部(24)はハン ドル(1)内に余裕のある状態に侵入している。
【0009】 ハンドル(1)の基端側に筒状グリップ(10)が被さっている。 グリップ(10)は樹脂製であり、ハンドル(1)を締め付け気味に緊密に被さって いるが、無理にハンドル(1)の軸方向に押すと、ハンドル(1)上を滑らせて軸方 向に移動させることができる。勿論元位置に戻すこともできる。 ハンドル(1)は全体的に扁平体であって、グリップ(10)がハンドル上で回転す ることはない。 グリップ(10)には表示窓(10a)が開設され、該表示窓(10a)はダイヤル式目盛設 定具(6)の3つのダイヤル(61)(62)(63)に印された数値群の組み合わせによる3 桁の数字を表示する。 以下の説明で、前とはヘッド部(21)側、後とはグリップ(10)側である。
【0010】 図3に示す如く、ハンドル(1)の後端側に、ヘッド部(2)側へ向けて順に、ダ イヤル式目盛設定具(6)、略円筒形の押圧部材(5)、押圧部材(5)の軸心を貫通 して螺合した左ネジのネジ軸(51)、圧縮バネ(4)、押圧軸(3)が配備され、押圧 軸(3)と前記レバー部(24)の先端がトグルリンク(31)にて連繋されている。 ダイヤル式目盛設定具(6)は、ハンドル(1)の周面を一部切り欠いて収容され ており、後記のダイヤルの設定作業は、グリップ(10)を軸方向にずらせるだけで 可能である。
【0011】 ダイヤル式目盛設定具(6)は、U字状フレーム(7)上に入力軸(71)と支持軸( 70)を平行に配備し、入力軸(71)は前記ネジ軸(51)の延長線上に位置してフレ ーム(7)に対して回転可能である。該入力軸(71)に上に、3桁の数値を表示する べく外周に0〜9の10個の数字を順に施した3個のダイヤル(61)(62)(63)を設 けている。3つのダイヤル(61)(62)(63)は、夫々独立して回転可能である。 本考案において、3桁とは3つの数字で表される数字の組合せであり、例えば 25.4の様に、小数点の付く場合でも、末尾の数字が1桁目、中央の数字が2 桁目、先頭の数字が3桁目であるとする。この場合、末尾のダイヤル(61)の数字 の前に、「.4」の様に少数点を施しておけばよい。
【0012】 1桁目を表示するダイヤル(61)は、入力軸(71)上の円板(68)に位相調整可能に クラッチ係合する。円板(68)は入力軸(71)に部分的に形成した角軸部(図示せず) に嵌まって入力軸(71)と一体に回転する。 円板(68)とダイヤル(61)の対向面には、夫々放射状に歯が並んだ歯面(69a)(69 b)が形成され、円板(68)とダイヤル(61)の歯面(69a)(69b)は、クラッチにもなり 、位相調整手段(69)ともなっている。歯面(69a)(69b)どうしの噛合で円板(68)と ダイヤル(61)はクラッチ係合し、円板(68)を介して入力軸(71)の回転がダイヤル (61)に伝達される。歯面(69a)(69b)が離間するとクラッチが外れる。 歯面(69a)(69b)の歯の1ピッチ毎に円板(68)に対するダイヤル(61)の位相調整 ができる。
【0013】 入力軸(71)の後端は受け部材(78)に一体回転可能に連結されている。 受け部材(78)は、ハンドル(1)内にて前後位置調節可能に配備されたプラグ(7 7)によって退位置を規制されており、後面には前記入力軸(71)と同心位置に六角 レンチ(100)が係合する六角穴(78a)を有している。 プラグ(77)と受け部材(78)との間にき複数のボール(77a)が介装されている。
【0014】 プラグ(77)の外周はネジ面(77a)となっており、ハンドル内面のネジ面(10a)に 螺合している。 プラグ(77)の六角孔(77b)に六角レンチ(図示せず)を挿入して回転させること により、プラグを前後に移動できる。 ハンドル(1)の周面に貫通螺合したロックネジ(15)によって、プラグ(77)の位 置を固定できる。
【0015】 入力軸(71)の前端を六角軸(74)となし、前記ネジ軸(51)の頭部に着脱可能且つ 一体回転可能に嵌めている。
【0016】 前記支持軸(70)に、入力軸(71)上で隣り合うダイヤル(61)(62)、(62)(63)間に 対応して両ダイヤルに係合する歯車(66)(67)が回転可能且つ軸方向にスライド可 能に配備されている。 各歯車(66)(67)は低位桁のダイヤルが1回転すれば上位桁のダイヤルを1ピッ チ回転させる公知のものである。
【0017】 最上位桁、実施例では3桁目を表示するダイヤル(63)とフレーム(7)の間に圧 縮バネ(8)が介装され、3つのダイヤル(61)(62)(63)は後方へ付勢され、円板(6 8)の歯面(69a)と1桁目のダイヤル(61)の歯面(69b)が噛合している。 又、ダイヤルは前記の様に歯車にも係合している。
【0018】 前記押圧部材(5)の周面に長手方向の全長に亘ってガイド溝(52)が開設され、 ハンドル内面に突設したガイド片(52)をスライド可能に嵌めている。
【0019】 押圧部材(5)を貫通螺合したネジ軸(51)は、後端に外向きフランジ(90)を突設 し、前端面に頭付きネジ(91)を螺着している。該ネジ(91)の頭部(92)は押圧部材 (5)のネジ孔(50)よりも大径で圧縮バネ(4)の内径よりも小径である。 該ネジ(91)の頭部(92)と前記フランジ(90)が、押圧部材(5)がネジ軸(51)に対 して前後方向に抜け出すことを防止するストッパ(9)(9a)となり、前記3つのダ イヤル(61)(62)(63)で表される使用許容範囲のトルク表示領域に対応して、ネジ 軸(51)に対して押圧部材(5)は軸方向に移動可能である。
【0020】 ハンドル(1)の後端にキャップ(12)が螺合されている。キャップ(13)には前記 受け部材(78)の六角穴(78a)に係合可能な六角レンチ(100)が余裕のある状態で貫 通する孔(14)が開設されている。
【0021】 前記グリップ(10)の表示窓(10a)と、3つのダイヤル(61)(62)(63)とによって トルク表示部(60)を構成している。
【0022】 次に、ダイヤル式目盛設定具(6)を中空ハンドル(1)内に組み込んだ際に、バ ネ(4)の圧縮量に対応する締付けトルクを、3つのダイヤル(61)(62)(63)で正し く表示するトルク調整作業について説明する。 先ず、プラグ(77)を六角レンチで回して、ダイヤル式目盛設定具(6)の3つの ダイヤル(61)(62)(63)による3桁の数字が表示窓(10a)に正しく納まる様に、ダ イヤル式目盛設定具(6)の位置を調整する。この調整が終われば、ロックネジ(1 5)によってプラグ(77)を固定する。 このときの3つのダイヤル(61)(62)(63)の3桁の数字の並びはどうでも可い。
【0023】 トルクレンチのヘッド部(2)の係合部(21)に六角ソケット(図示せず)を介して トルクテスター(図示せず)の六角軸に係合し、手動等でトルクレンチを往復回転 操作する。 トルクレンチのヘッド部(21)が枢軸(22)を中心に首折れした時のテスターの数 値を読み取る。
【0024】 テスターからトルクレンチを外して、表示窓(10a)に前記テスターの数値が表 示される様に、3つのダイヤル(61)(62)(63)を別個に回転させる。 この作業は、先ず、グリップ(10)を無理にヘッド部(21)側にずらして、ダイヤ ル式目盛設定具(6)を露出させる。 ダイヤル式目盛設定具(6)の3つのダイヤル(61)(62)(63)をバネ(71)に抗して ネジ軸(51)側へスライドさせ、1桁目ダイヤルの歯面(69b)と入力軸(71)上の円 板(68)の歯面(69a)の噛合を外し、2桁目と3桁目表示のダイヤル(62)(63)と歯 車(66)(67)の係合を解除する。
【0025】 1桁目のダイヤル(61)を回して、所望の数字を表示窓(68)に対応させる(この ときは、実際にはグリップ(10)は定位置よりヘッド部(21)にずれており、1桁目 のダイヤルの数字が表示窓(68)から見えることはない)。
【0026】 ダイヤル式目盛設定具(6)の2桁目及び3桁目のダイヤル(62)を夫々別個に回 転させて所望の数字を表示窓(68)に対応させる。ダイヤル(61)(62)(63)から手指 を離すと、バネ力により、再び1桁目のダイヤル(61)は円板(68)に噛合する共に 、各ダイヤルは、下位桁のダイヤルの所定回転角度を上位桁のダイヤルの1ピッ チ回転に伝達する様に歯車(66)(67)に係合する。 上記の如く、3つのダイヤル(61)(62)(63)を隣合うダイヤルとは無関係に夫々 単独で回すことができるため、ダイヤル(61)(62)(63)によって表示される数値を 所定の数値に合わせる作業を速やかにできる。 従って、トルクレンチへのダイヤル式目盛設定具(6)の組込み時のトルク数値 合わせ作業を能率的に行うことができる。
【0027】 トルクレンチ使用時に締付トルクの設定を変える場合、六角レンチ(100)によ って、受け部材(78)を介してダイヤル式目盛設定具(6)の入力軸(71)を回す。 入力軸(71)を時計方向に回すと左ネジのネジ軸(51)は右回転し、押圧部材(3) に対して前方へ押圧するネジ推力が作用する。押圧部材(3)の前進によって圧縮 バネ(4)を圧縮し、押圧軸(3)に対する付勢力が増す。表示窓(10a)から見える 3桁数字も、入力軸(71)の回転、即ち、締付けトルクの大きさに比例して大きく なる。 押圧軸(3)に対する付勢力が増すと、大きな回転トルクをヘッド部(2)に伝達 できる。 上記とは逆に入力軸(71)を反時計方向に回すと、圧縮バネ(4)の圧縮量が軽減 され、大きな回転トルクをヘッド部(2)伝達することはできない。
【0028】 ネジ軸(51)を時計方向に回し過ぎると、図5に示す如く、押圧部材(6)がネジ (91)の頭部(92)外周に当たって、ネジ軸(51)に対する押圧部材(5)のそれ以上の 前進は阻止されるため、ネジ軸(51)の前端から押圧部材(5)が抜け外れることは ない。 ネジ軸(51)を反時計方向に回し過ぎると、押圧部材(5)がネジ軸(51)のフラン ジ(90)に当たって、ネジ軸(51)に対して押圧部材(5)がそれ以上に後退すること は阻止される。 従って、ネジ軸(51)から押圧部材(5)が抜け出て、ネジ軸(51)が押圧部材(5) に対して空回りして、トルクの設定数値が狂うことを防止できる。
【0029】 上記実施例では、ダイヤル式目盛設定具(6)の歯車(66)(67)も入力軸(71)に対 してスライド可能としたが、ダイヤル(61)(62)(63)の軸方向移動に際に歯車(67) が邪魔にならない様に設計すれば、歯車(67)を軸方向に移動可能とする必要はな い。
【0030】 図6は、押圧部材(5)のガイド溝(52)の後端を閉塞し該閉塞端部(53)をストッ パ(9)となしている。ネジ軸(51)の回転により、押圧部材(52)が前進すると、ガ イド溝(52)の閉塞端部(53)がスライド片(11)に当って、ネジ軸(51)の前端から押 圧部材(5)が抜け出すことを防止できる。
【0031】 図7は、押圧部材(5)の移行路上で、ハンドル(1)に大径部と小径部による段 部(12)を形成して、該段部(12)をストッパ(9)となしたものである。 押圧部材(5)の前部外周縁が段部(12)に当たって、押圧部材(5)がネジ軸(51) の前端から抜け出すことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トルクレンチの一部を破断した平面図である。
【図2】ヘッド部の断面図である。
【図3】トルクレンチの要部断面図である。
【図4】押圧部材とネジ軸の斜面図でる。
【図5】前ストッパーに押圧部材が当たった状態の断面
図である。
【図6】ガイド溝の後端にストッパを形成した他の実施
例の断面図である。
【図7】ハンドルにストッパを形成した他の実施例の断
面図である。
【図8】ダイヤル式目盛設定具の斜面図である。
【図9】従来例のトルクレンチの要部断面図である。
【符号の説明】
(1) ハンドル (2) ヘッド部 (3) 押圧軸 (4) 圧縮バネ (5) 押圧部材 (51) ネジ軸 (6) ダイヤル式目盛設定具 (60) 表示部 (9) ストッパ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空ハンドル(1)の先端に首振り可能に
    支持され相手締付け部材に係合可能な係合部(21)を有す
    るヘッド部(2)と、該ヘッド部(2)に連続しハンドル
    (1)内に侵入したレバー部(24)と、圧縮バネ(4)に押圧
    され該レバー部(24)にトグルリンク(31)を介して連結さ
    れた押圧軸(3)と、ネジ軸(51)の回転によってスライド
    移動し前記圧縮バネ(4)を圧縮する押圧部材(5)と、圧
    縮バネ(4)の圧縮量に対応するトルク値を表示するトル
    ク表示部(60)とを具えたトルクレンチにおいて、押圧部
    材(5)がネジ軸(51)から外れることを防止するストッパ
    (9)を有するトルクレンチ。
  2. 【請求項2】 ネジ軸(51)が押圧部材(5)を貫通螺合し
    ており、ネジ軸(51)の前後両端に押圧部材に対するスト
    ッパ(9)(9a)を設けている請求項1に記載のトルクレン
    チ。
  3. 【請求項3】 ネジ軸(51)が押圧部材(5)を貫通螺合し
    ており、ネジ軸(51)の前端面に螺着した頭付きネジ(91)
    の頭部(92)がストッパ(9)となっている請求項1又は2
    に記載のトルクレンチ。
  4. 【請求項4】 押圧部材(5)の外周に軸心に沿う方向に
    ガイド溝(52)が開設され、ハンドル内面に突設したガイ
    ド片(11)が該溝(52)にスライド可能に嵌まっており、ガ
    イド溝(52)の閉塞端部(53)がストッパ(9)となっている
    請求項1に記載のトルクレンチ。
  5. 【請求項5】 ハンドル(1)内面に内径の異なる段部(1
    2)を形成し、該段部(12)が押圧部材(5)に対するストッ
    パ(9)となっている請求項1に記載のトルクレンチ
  6. 【請求項6】 トルク表示部(60)は、ダイヤル式目盛り
    設定具(6)の複数の回転式ダイヤル(61)(62)(63)の周面
    に施された数字の組み合わせをハンドル(1)上の表示窓
    (10a)に表示するものであり、ダイヤル式目盛り設定具
    (6)は、ネジ軸(51)に連繋した入力軸(71)に夫々スライ
    ド可能且つ単独で回転可能に配備され夫々外周に数字を
    施した複数のダイヤル(61)(62)(63)と、入力軸(71)と平
    行な補助軸(70))上に配備され下位桁を表示するダイヤ
    ルの所定回転角度を上位桁を表示するダイヤルの1ピッ
    チ回転に伝達する歯車(66)(67)とによって構成され、前
    記複数のダイヤル(61)(62)(63)の内、1桁目のダイヤル
    (61)は入力軸(71)に対して位相調整可能、2桁目以後の
    ダイヤル(62)(63)は隣接する下位桁のダイヤルに対して
    位相調整可能であり、3つのダイヤル(61)(62)(63)の位
    相調整は、ダイヤルを軸方向にスライドさせてフリー状
    態にして回転させて行うことが可能な請求項1乃至5の
    何れかに記載のトルクレンチ。
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