JP3085146U - 流量制限コマ - Google Patents

流量制限コマ

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JP3085146U
JP3085146U JP2001006227U JP2001006227U JP3085146U JP 3085146 U JP3085146 U JP 3085146U JP 2001006227 U JP2001006227 U JP 2001006227U JP 2001006227 U JP2001006227 U JP 2001006227U JP 3085146 U JP3085146 U JP 3085146U
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foreign matter
inlet
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hole
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信二 久我
昭二 渕上
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有限会社ケイ・エフエンタープライズ
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C2001/026Plumbing installations for fresh water with flow restricting devices

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道栓等の蛇口付近に取り付けられる流量制
限コマに関し、異物の混入による目詰まりを回避し、調
整・交換の手間を省いて長期に渡り安定して流量の制限
効果を維持できる製品を提供する。 【解決手段】 流入口側に複数の導水口を切孔し、内部
で収束連結することによって流量を制限する構造とし、
例え流入口側で一穴が異物によって目詰まりに至って
も、他の導水口から必要充分な導水量を得ることによっ
て、吐水量減少又は止水しにくい構造を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水道栓等の蛇口付近に取り付けられ、最大でも一定量以上を通水さ せない節水のための流水量調整用のコマに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の節水コマは、単に流入側と流出側の通水量を絞ることによる流量制限構 造であったが、その構造上、混入異物によって目詰まりを起こし設定流量以下に なったり、最悪の場合には止水してしまうことがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来構造の節水コマを例えば水道栓に利用する場合、水道管内部の サビ、貯水タンク内から混入するゴミ、砂利などの異物が節水コマを通過する際 、流量制限のための狭窄部分に留まり、目詰まりを起こしてしまう点を回避し、 安定して長期に使用できる節水コマを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、流入側に複数個の導水口を設け、例え一穴が異物によって目詰まり を生じたとしても、他の導水口から吐水の制限設定量以上の流入を確保でき、目 詰まりによる制限設定量以下への減少または止水を防止できるよう手段を講じた ものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態を実施例に基づき説明する。 図1に一例を示すとおり、本考案にかかる流量制限コマは、流入側1に計5穴 の中心貫通孔2および導水口3を設けている。
【0006】
【実施例】 流量制限コマ本体6は、素材として真鍮やステンレスを用い、一体形成されて おり、これに穿孔工作を施して形成していく。流入側1には、中央に中心貫通孔 2と周辺にその他の導水口3を形成し、流出側4には十字型に側面から穿孔した 流出口5が流入側1からの中心貫通孔2と連結されて形成される。
【0007】 従来の節水コマは通常中心貫通孔2と流出口5の導水口径を狭窄した一穴型に より流水量を制限できるため製品とされているが、異物による穴詰まり防止の方 法として登録実用新案第3060033号のように流入側表面に十字型の切り込 みを形成し、流入口の周りに溝を刻む方法も考案されている。
【0008】 しかしながら、上記登録実用新案第3060033号のように流入口の周りに 溝を切っても、流入口内部に達してしまう大きさの異物であれば、流入口を目詰 まりさせてしまう恐れがあった。
【0009】 一穴の流入口では、構造上、口径より小さいサイズの異物であれば留まること なく通過して基本的に問題ないが、流入口径とほぼ同径サイズの異物または弾力 性を持つ異物であった場合、節水コマの貫通口内部において留まり、流量を著し く妨げる可能性があった。
【0010】 本考案の流量制限コマは、目詰まり回避のために、異物が流入してくる流入口 1側に複数の導水口3を形成するが、工作工程においてまず流入口面中央に一穴 の中心貫通孔2を切孔する。この中心貫通孔2は、周辺の導水口径と同一として も、多少大口径であっても構わないが、切孔作業における効率の面から言えば同 一口径が望ましい。
【0011】 流出口5の形成は従来通りとして切孔工作をおこなう。
【0012】 図2に示すとおり、流入口側の周辺の導水口3は、先に切孔した中心貫通孔2 に対して、斜めに切孔して、流出口5の手前において連結されるよう穿孔工作す る。流出口5の手前において各導水口を収束連結するのは、流入側1に比して流 出側4の口径を絞ることによって通水量を制限し、例えば最大開度で蛇口が開か れたとしても一定量以上の吐水ができないようにするためである。
【0013】 一例では、中心貫通孔2と各導水口3が本体内部で合流する連結収束部7にお ける異物の目詰まりを未然に防ぐため、中心貫通孔2の口径は、周辺の導水口3 よりもやや大口径とする方が異物通過の面から望ましい。
【0014】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成されており、以下に記載のような効果を有する。
【0015】 流入異物による目詰まりの可能性をできる限り回避するため、本考案は流入口 側に複数の導水口を設け、例え貫通口内部に留まるサイズの異物が流入しても、 他の導水口により充分な流入量を確保することによって、流量制限コマ内部を通 過する流体が制限設定量以下になることを防ぐことができる。
【0016】 また、目詰まりの可能性が低いということは、長期に渡りメンテナンスを必要 とすることなく使用することができ、節水コマの調整・交換の手間を減らすこと ができる。
【0017】 節水コマは、不特定多数の利用者が水を使用する場所において大きな効果を発 する流量制限が目的の製品ではあるが、制限設定量以下の吐水量となっては利用 者の使用感を損ない、また止水に至るような整備不良を生じた場合、設置管理者 の管理不足を問われかねないだけに、長期に渡り安定使用ができる本考案製品は 公共施設における使用にも充分適応するものである。
【0018】 さらに、複数の導水口より導いた流体を内部で収束し、小口径から流出させる ことによって、吐出の圧力が増す効果があるので、流水量が減じても充分な使用 感を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の外見全体図
【図2】本考案の中心断面図
【符号の説明】
1…流入側 2…中心貫通孔 3…導水口 4…流出側 5…流出口 6…流量制限コマ本体 7…連結収束部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月27日(2001.11.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入側に目詰まり回避のための複数個の
    開口部を有し、本体内部において収束し連通させること
    により、流出側での吐出量を減少させ、流体の導通量を
    抑制させる構造を有することを特徴とする流量制限コ
    マ。
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