JP3084962U - インジケーター付ドリップ吸収シート - Google Patents

インジケーター付ドリップ吸収シート

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JP3084962U
JP3084962U JP2001007204U JP2001007204U JP3084962U JP 3084962 U JP3084962 U JP 3084962U JP 2001007204 U JP2001007204 U JP 2001007204U JP 2001007204 U JP2001007204 U JP 2001007204U JP 3084962 U JP3084962 U JP 3084962U
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sheet
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absorbing sheet
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一二 渡部
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株式会社三和コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドリップ吸収シートのドリップ吸収度合をシ
ート表面から確認できるインジケーターを備えたドリッ
プ吸収シートを提供する。 【解決手段】 ドリップ吸収シートの切り欠き部とジョ
イント部とスリット部で構成される分割線に沿って切離
したドリップ吸収シートの破断部の毛羽立ちがドリップ
吸収度合を示すインジケーターとなることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、生鮮食品、惣菜、加工食品等から浸出するドリップを短時間で吸 収し、食品とドリップを速やかに分離し且つ、吸収されたドリップをシート下面 に隠蔽するドリップ吸収シートにおいて、シート表面からドリップの吸収度合を 確認する事の出来るのインジケータを備えたドリップ吸収シートに関する物であ る。
【0002】
【従来の技術】
食品加工場において、生鮮食品、惣菜等の食品を包装容器(トレイ)に入れ、 ラップ包装して商品とする場合、その食品に含まれる水分、体液、味付けした汁 や揚物の油等は、時間が経過するにつれて食品からドリップとして浸出してくる 。 浸出したドリップは、腐敗し易いものであるため、不織布等の吸水シートの上 面に貼合した不透明・不透水シートに設けられたドリップ吸水穴・溝を通じて速 やかに下面の吸水シートに吸収させ、ドリップを食品と隔離すると同時に購買者 から嫌われるドリップを隠蔽する、ドリップ吸収シートが使用されている。
【0003】 従来より、生鮮食品等包装パック用のドリップ吸収シートは、トレイの大きさ に合わせて、シートサイズが用意されているが、食品の種類や加工後時間の経過 により、ドリップ吸収シートに吸収、保持されなくなったドリップがトレイ内に 溢れ美観を損ねている。 放置しておくと、そのまま売れ残るばかりでなく、衛生上も問題となり、この 事を避けるため、販売者は、定期的に売場を巡回し、時間の経過した包装パック をバックヤードに回収し、ラップ包装を取除き、ドリップ吸収シートの裏面を見 て、ドリップの吸収度合を確認し、再度包装を行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ドリップ吸収シートは、吸水シートの上に不透明・不透水シートを貼合し吸水 穴・溝から吸収したドリップを隠蔽する働きがあるため、吸収されたドリップを 、シート上面から確認することが難しく、食品からのドリップの量が吸収量以上 になるとドリップ吸収シートから溢れ、トレイへ流れ出し、購買客からドリップ の多い、古い商品として敬遠されがちである。この事は、特に吸収面積の少ない 小さなサイズのドリップ吸収シートにおきがちであった。
【0005】 即ち、 イ.ドリップの吸収度合を調べるため、包装容器のラップを取除いて、ドリップ 吸収シートの裏面を確認する作業は、大変煩わしかった。 ロ.ドリップ吸収余力のある包装容器まで調べる事となり、包装資材の無駄が発 生し、不経済であった。 ハ.不透明・不透水シート全体に大きめの丸穴を開けてドリップの吸収度合を確 認しようとするときは、ドリップの色が大きめの丸穴を通して、ドリップ吸収 シートの表面に現れ、ドリップが目立ち見苦しかった。 ニ.インジケーターを形成するため、ミシン目のように連続的に細かい切取線を 入れると、破断面が多くなるため、切離し時により多くの力を必用とし、引き ちぎれたドリップ吸収シートの毛羽立ちが目立ち、見苦しかった。 本考案は、以上の欠点を解決するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ドリップ吸収シートの端部と平行に始点と終点に一組の切り欠き部(10)と それに続く複数組のジョイント部(11)とそれに対応する複数組のスリット部 (12)で構成される分割線(13)を設ける。この分割線(13)に沿ってド リップ吸収シートを切離し、切離しによる破断部の毛羽立ちで構成されるインジ ケーター(14)を切離し端部に形成する。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を説明するが、本考案は、下記の実施の形態に何ら 限定される物ではなく、適宜変更して実施できる物である。 (イ)ドリップ吸収シートの長辺部の適宜の部位に短辺に平行に切り欠き部(1 0)とジョイント部(11)とスリット部(12)〜スリット部(12)とジョ イント部(11)と切り欠き部(10)からなる分割線(13)を設ける。 (ロ)ドリップ吸収シートを束ねて両手で両端を持ち、分割線(13)の上方か ら下方向へ左右に引離すことで、切離されたドリップ吸収シートの破断部の毛羽 立ちが、ドリップ吸収度合を示すインジケーター(14)として作用する。
【0008】 本考案を使用するときは、分割線から、ドリップ吸収シートを切離し、インジ ケーターを形成したドリップ吸収シートをトレイの底に敷き、その上に食品を載 せて、ラップ包装する。食品から浸出するドリップの吸収度合は、商品を解体す ることなく、そのまま、ドリップ吸収シート表面からインジケーターを目視する ことでドリップの吸収度合を確認できる。
【0009】 分割線の形状については、小さな力で切離しのきっかけを作る切り欠き部の長 さを1〜4mm、破断してインジケーターを形成する毛羽立ちを作るジョイント 部の長さを1〜2mm、切離しをスムーズにして破断面を毛羽立たせなくするス リット部の長さを5〜20mmとし、分割する長さに応じて図1のように配置さ れることで、破断部毛羽立ちを調節し、ドリップ吸収シートの裏面に吸収された ドリップ吸収度合をシート表面から確認出来るインジケーターを形成する。 分割線の位置については、ドリップ吸収シートの長辺側、短辺側どちらの側で あっても良く、位置を選ばない。例えば、長辺側の中心部に分割線を設けた場合 、シートの保形性があり、普通サイズのドリップ吸収シートとしてそのまま使用 することも可能であるが、簡単に切離せるので、小サイズのインジケーター付ド リップ吸収シートとすることも可能である。
【0010】 ドリップの出やすい、生鮮、惣菜、加工食品は、ドリップ吸収シートを下に敷 いて、包装容器にパッキングされている。 従って、時間の経過と共に滲み出したドリップは、ドリップ吸収シート(3) の不透明・不透水シート(2)に設けられた吸水穴・溝(4)を経由して下面の 吸水シート(1)に吸水、保水されて行く。吸水されたドリップは、不透明・不 透水シート(2)により隠微されるため上面よりは、見えないが、ドリップが次 々に吸収されていくと、吸水穴・溝(4)を起点にドリップが吸水シート(1) 内を拡散していき、吸水穴・溝(4)に近いインジケーター(14)から順番に ドリップの色(赤)に染めていく。この結果、インジケーターを見るだけで、ド リップ吸収シートのドリップ吸収度合を確認することができる。ドリップの多い 食品や小さめのサイズのドリップ吸収シートもインジケーターがあれば、トレイ にドリップがあふれ出す前にドリップ量を確認出来るので安心して使用できる。
【0011】
【考案の効果】
本考案を使用することによって、販売者は、定期的に売場を巡回し、シート表 面からインジケーターを見るだけで、ドリップ吸収シートのドリップ吸収度合を 確認することが出来、これまでのように全ての包装パックをバックヤードに回収 し、ラップ包装を取除いて、ドリップ吸収シートの裏面を見て、ドリップの吸収 度合を確認し、再度包装を行う手間が省かれる。しかも包装資材が無駄になる事 もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドリップ吸収シート用インジケーター
の一例を示す平面図
【図2】本考案の図1におけるA−A`線の拡大断面図
であり、分割線を示す。
【図3】本考案のインジケーターの使用状態を示す平面
【符号の説明】
1 吸水シート 2 不透明・不透水シート 3 ドリップ吸水シート 4 吸水穴 8 食品 10 切り欠き部 11 ジョイント部 12 スリット部 13 分割線 14 インジケーター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一組の切り欠き部(10)と複数組のジョ
    イント部(11)とそれに対応する複数組のスリット部
    (12)で構成される分割線(13)に沿って切離した
    ドリップ吸収シート(3)の破断部の毛羽立ちがドリッ
    プ吸収度合を示すインジケーター(14)となることを
    特徴とするインジケーター付ドリップ吸収シート。
JP2001007204U 2001-09-28 2001-09-28 インジケーター付ドリップ吸収シート Expired - Fee Related JP3084962U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016904A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 ユニ・チャーム株式会社 液吸収性の複合シート

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