JP3084605U - ペットボトルハンガー - Google Patents

ペットボトルハンガー

Info

Publication number
JP3084605U
JP3084605U JP2001005962U JP2001005962U JP3084605U JP 3084605 U JP3084605 U JP 3084605U JP 2001005962 U JP2001005962 U JP 2001005962U JP 2001005962 U JP2001005962 U JP 2001005962U JP 3084605 U JP3084605 U JP 3084605U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
holding portion
plastic bottle
pet bottle
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001005962U
Other languages
English (en)
Inventor
一男 和泉
光信 佐藤
Original Assignee
株式会社佐藤産業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社佐藤産業 filed Critical 株式会社佐藤産業
Priority to JP2001005962U priority Critical patent/JP3084605U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084605U publication Critical patent/JP3084605U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆さにして底を切り取ったペットボトルを植
木鉢としてベランダの手摺等に掛けて設置するためのペ
ットボトルハンガーを提供する。 【解決手段】 ハンガー本体1に、このハンガー本体1
を吊下げる吊下げ部2と、ペットボトル31を載置する載
置部3と、この載置部3に載置されたペットボトル31を
保持する保持部4とを一体に形成した。逆さにして底32
を切り取ったペットボトル31をベランダの手摺21等に掛
けて設置することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使用済のペットボトルを植木鉢として利用するためのペットボトル ハンガーに関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
近年、ペットボトル入り飲料の消費量が高まるにつれ、使用済のペットボトル の有効利用方法が課題となっている。本考案者は、鋭意検討した結果、この使用 済みのペットボトルの底の部分を切り取り、これを逆さにして植木鉢の代わりに 使用することに想到した。しかし、ペットボトル逆さにして植木鉢の代わりに使 う場合、そのままでは安定性に欠けるため、何らかの専用の器具を使用して設置 方法を工夫する必要がある。
【0003】 そこで本考案は、逆さにして底を切り取ったペットボトルを植木鉢としてベラ ンダの手摺等に掛けて設置するためのペットボトルハンガーを提供することを目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ハンガー本体に、このハンガー本体を吊下げる吊下げ部と 、ペットボトルを載置する載置部と、この載置部に載置されたペットボトルを保 持する保持部とを一体に形成したことを特徴とするペットボトルハンガーである 。
【0005】 この請求項1の構成によれば、吊下げ部でハンガー本体を手摺や壁に吊下げ、 載置部にペットボトルを載置し、保持部で載置部に載置されたペットボトルを保 持することで、逆さにして底を切り取ったペットボトルをベランダの手摺等に掛 けて設置することができる。
【0006】 請求項2の考案は、前記ハンガー本体に、このハンガー本体を略鉛直に支持す る支持部を一体に形成したことを特徴とする請求項1記載のペットボトルハンガ ーである。
【0007】 この請求項2の構成によれば、支持部でハンガー本体を略鉛直に支持すること で、逆さにして底を切り取ったペットボトルをより安定した状態でベランダの手 摺等に掛けて設置することができる。
【0008】 請求項3の考案は、前記ハンガー本体と前記吊下げ部と前記載置部とは、折り 曲げて両端を接合した1本の金属製の線材から形成されるとともに、前記吊下げ 部は前記ハンガー本体の上端側を一側に折り曲げて形成され、前記載置部は前記 ハンガー本体の下端側を他側に折り曲げて形成されたことを特徴とする請求項1 または2に記載のペットボトルハンガーである。
【0009】 この請求項3の構成によれば、ハンガー本体と吊下げ部と載置部とを折り曲げ て両端を接合した1本の金属製の線材から形成することで、製造が容易であると ともに、安価にペットボトルハンガーを提供することができる。また、吊下げ部 をハンガー本体の上端側を一側に折り曲げて形成し、載置部をハンガー本体の下 端側を他側に折り曲げて形成したので、吊下げ部と載置部を簡単に形成すること ができる。
【0010】 請求項4の考案は、前記保持部は、前記ハンガー本体に固着されたことを特徴 とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーである。
【0011】 この請求項4の構成によれば、保持部をハンガー本体に固着することで、ペッ トボトルハンガーを簡単な構造とすることができる。
【0012】 請求項5の考案は、前記保持部は、前記保持部を前記ハンガー本体に取付ける 取付け手段によって、前記ハンガー本体に上下に位置調節可能に固定されたこと を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーである 。
【0013】 この請求項5の構成によれば、保持部を取付け手段によってハンガー本体に上 下に位置調節可能に固定することにより、使用するペットボトルの長さに応じて 、保持部を上下に位置調節することができる。
【0014】 請求項6の考案は、前記保持部は、大きさを調節可能に構成されたことを特徴 とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーである。
【0015】 この請求項6の構成によれば、保持部の大きさを調節可能に構成することによ り、使用するペットボトルの太さに応じて、保持部の大きさを調節することがで きる。
【0016】 請求項7の考案は、前記保持部は、前記取付け手段によって大きさを調節可能 に構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のペットボト ルハンガーである。
【0017】 この請求項7の構成によれば、保持部を取付け手段によって大きさを調節可能 に構成することにより、使用するペットボトルの太さに応じて、取付け手段によ って保持部の大きさを調節することができる。
【0018】 請求項8の考案は、前記保持部は、金属製の線材を略円形に曲げて形成された ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーで ある。
【0019】 この請求項8の構成によれば、保持部を金属製の線材を略円形に曲げて形成す ることにより、製造が容易であるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供 することができる。
【0020】 請求項9の考案は、前記保持部は、樹脂製のバンドから形成されたことを特徴 とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーである。
【0021】 この請求項9の構成によれば、保持部を樹脂製のバンドから形成することによ り、製造が容易であるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供することが できる。
【0022】 請求項10の考案は、前記保持部は、紙製の箱から形成されたことを特徴とす る請求項1〜7のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーである。
【0023】 この請求項10の構成によれば、保持部を紙製の箱から形成することにより、 製造が容易であるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供することができ る。
【0024】
【考案の実施形態】
以下、本考案を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は、本考案の第1実施 例によるペットボトルハンガーを示しており、1はハンガー本体であり、このハ ンガー本体1の上側には、ハンガー本体1をベランダの手摺21等に吊下げるため の吊下げ部2が一体に形成されている。また、ハンガー本体1の下側には、逆さ にして底32を切りとったペットボトル31を、口33を下方に向けて載置する載置部 3が一体に形成されている。
【0025】 ハンガー本体1と吊下げ部2と載置部3とは、折り曲げて溶接などの手段によ って両端を接合した1本の金属製の線材から一体に形成されており、上端と下端 の2つの折り曲げ部分を介して接続した略平行な2本の線材が上から下に細長く 延設した形状になっている。なお、上記略平行な2本の線材の距離は、ペットボ トル31の直径よりも小さく形成されている。そして、吊下げ部2はハンガー本体 1の上端側を一側に下向きに折り曲げて形成され、載置部3はハンガー本体1の 下端側を他側にやや上向きに折り曲げて、側面から見て略S字状に形成されてい る。また、ペットボトル31の口33は載置部3の下側に突出し、ペットボトル31の 口33の両側に載置部3を構成する略平行な2本の線材が当接し、ペットボトル31 が載置されるようになっている。
【0026】 一方、ハンガー本体1の他側の中央よりやや上部には、載置部3に載置された ペットボトル31を略鉛直に保持する保持部4が一体に形成されている。この保持 部4は、ハンガー本体1を形成する線材と同様な金属製の線材を、ペットボトル 31の直径よりも大きい略円形に曲げ、両端を溶接などの手段によって接合して形 成されている。そして、保持部4はハンガー本体1に、溶接などの手段を用いて 固着されている。そして、保持部4は、ペットボトル31の周囲を取り囲むように して、ペットボトル31を保持できるように構成されている。
【0027】 また、ハンガー本体1の一側の中央よりやや下部には、ハンガー本体1を略鉛 直に支持する支持部5が一体に形成されている。この支持部5がベランダの支柱 22等に当接することによって、ハンガー本体1を略鉛直に支持するように構成さ れている。なお、支持部5もハンガー本体1と同様な金属製の線材から形成され 、ハンガー本体1に溶接などによって固着されている。なお、支持部5のベラン ダの支柱22等に当接する部分には、支柱22等から外れることなくハンガー本体1 を確実に支持できるように凹部6が形成されている。
【0028】 前記構成につきその作用について説明する。まず、吊下げ部2をベランダの手 摺21等に引っ掛けて、ハンガー本体1を吊下げる。そして、逆さにして底32を切 り取ったペットボトル31を、口33を下方に向けて保持部4に挿入してから、口33 を載置部3を形成する略平行な2本の線材の間から下部に突出させて載置する。 ここで、ペットボトル31には予め土を入れ、植物を植えておく。また、ペットボ トル31の蓋(図示せず)は、水はけをよくするために外しておくのが好ましい。 そして、支持部5をベランダの支柱22等に当接させて、ハンガー本体1を略鉛直 に支持させる。
【0029】 以上詳述したとおり、第1実施例のペットボトルハンガーは、請求項1に対応 して、ハンガー本体1に、このハンガー本体1を吊下げる吊下げ部2と、ペット ボトル31を載置する載置部3と、この載置部3に載置されたペットボトル31を保 持する保持部4とを一体に形成したものであり、吊下げ部2でハンガー本体1を 手摺21や壁に吊下げ、載置部3にペットボトル31を載置し、保持部4で載置部3 に載置されたペットボトル31を保持することで、逆さにして底32を切り取ったペ ットボトル31をベランダの手摺21等に掛けて設置することができる。
【0030】 また、請求項2に対応して、ハンガー本体1に、このハンガー本体1を略鉛直 に支持する支持部5を一体に形成したものであり、支持部5でハンガー本体1を 略鉛直に支持することで、逆さにして底32を切り取ったペットボトル31をより安 定した状態でベランダの手摺21等に掛けて設置することができる。
【0031】 また、請求項3に対応して、ハンガー本体1と吊下げ部2と載置部3とは、折 り曲げて両端を接合した1本の金属製の線材から形成されるとともに、吊下げ部 2はハンガー本体1の上端側を一側に折り曲げて形成され、載置部3はハンガー 本体1の下端側を他側に折り曲げて形成されたものであり、ハンガー本体1と吊 下げ部2と載置部3とを折り曲げて両端を接合した1本の金属製の線材から形成 することで、製造が容易であるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供す ることができる。また、吊下げ部2をハンガー本体1の上端側を一側に折り曲げ て形成し、載置部3をハンガー本体1の下端側を他側に折り曲げて形成したので 、吊下げ部2と載置部3を簡単に形成することができる。
【0032】 また、請求項4に対応して、保持部4は、ハンガー本体1に固着されたもので あり、保持部4をハンガー本体1に固着することで、ペットボトルハンガーを簡 単な構造とすることができる。
【0033】 さらに、請求項8に対応して、保持部4は、金属製の線材を略円形に曲げて形 成されたものであり、保持部4を金属製の線材を略円形に曲げて形成することに より、製造が容易であるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供すること ができる。
【0034】 次に、本考案の第2実施例について図2及び図3を参照して説明する。第2実 施例のペットボトルハンガーは、基本的には、前述した第1実施例と同じ構成を 有するので、同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本 実施例のペットボトルハンガーは、保持部4aが取付け手段7によってハンガー 本体1に固定されている。
【0035】 この取付け手段7は、2枚の金属板8、9、ボルト10、ナット11から構成され る。2枚の金属板8、9の中央には、それぞれボルト10を通すための孔が設けら れている。金属板8、9の両端は、2枚の金属板8、9をほぼ密着させてハンガ ー本体1を形成する線材の周囲を取り囲んで挟み込むことができるように半円形 状に曲げて形成されている。
【0036】 ボルト10の頭部には保持部4aを通すための孔が設けられている。また、保持 部4aはホルダー本体1よりも細くて変形させやすい金属製の線材で形成される とともに、その両端は接合されていない。そして、2枚の金属板8、9でハンガ ー本体1を挟み込み、ボルト10の頭部の孔に保持部4aの両端をそれぞれ反対方 向から差し込んで保持部4aを略円形とし、ボルト10を2枚の金属板8、9の孔 に挿入した後、ナット11を締めることで、保持部4aがホルダー本体1に固定さ れている。そして、ナット11を緩めて、保持部4aを上下の任意の位置に固定し なおしたり、保持部4aを形成する線材の両端をボルト10の頭部の孔に出し入れ 操作して保持部4aの大きさを任意に変更できるように構成されている。すなわ ち、保持部4aは取付け手段7によって、ハンガー本体1に上下に位置調節可能 に固定されるとともに、保持部4aは取付け手段7によって大きさを調節可能に 構成されている。
【0037】 前記構成につきその作用について説明する。第2実施例のペットボトルハンガ ーは、基本的には前述した第1実施例と同様の作用を奏するので、同様な作用に ついては説明を省略する。ペットボトル31を載置する際に、保持部4aの取付け 手段7のナット11を緩めて、ペットボトル31の長さに合せて、ハンガー本体1に 対する保持部4aの位置を上下に調節する。そして、ペットボトル31の直径や周 囲の形状に合せて、保持部4aの両端をボルト10の孔に出し入れ操作して保持部 4aの大きさを調節する。
【0038】 以上詳述したとおり、第2実施例のペットボトルハンガーは、請求項5に対応 して、保持部4aは、保持部4aをハンガー本体1に取付ける取付け手段7によ って、ハンガー本体1に上下に位置調節可能に固定されたものであり、保持部4 aを取付け手段7によってハンガー本体1に上下に位置調節可能に固定すること により、使用するペットボトル31の長さに応じて、保持部4aを上下に位置調節 することができる。
【0039】 また、請求項7に対応して、保持部4aは、取付け手段7によって大きさを調 節可能に構成されたものであり、保持部4aを取付け手段7によって大きさを調 節可能に構成することにより、使用するペットボトル31の太さに応じて、取付け 手段7によって保持部4aの大きさを調節することができる。
【0040】 次に、本考案の第3実施例について図4及び図5を参照して説明する。第3実 施例のペットボトルハンガーは、基本的には、前述した第1実施例と同じ構成を 有するので、同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本 実施例のペットボトルハンガーは、取付け手段7aの構造のみが前記第2実施例 の取付け手段7と相違する。
【0041】 この取付け手段7aは、2枚の金属板8a、9a、ボルト10a、ナット11aか ら構成される。2枚の金属板8a、9aの中央には、それぞれボルト10aを通す ための孔が設けられている。金属板8a、9aの両端は、2枚の金属板8a、9 aを対向させてハンガー本体1を形成する線材の周囲を取り囲んで挟み込むこと ができるように略直角に曲げられ、金属板8a、9aはコ字形状に形成されてい る。
【0042】 ボルト10aの頭部は、2箇所において略直角に折り曲げられてコ字形状に形成 されており、金属板8a、9aにはボルト10aの折り曲げられた頭部の先端部を 挿入するための孔が設けられている。また、保持部4aはホルダー本体1よりも 細くて変形させやすい金属製の線材で形成されるとともに、その両端は接合され ていない。そして、2枚の金属板8a、9aでハンガー本体1を挟み込み、ボル ト10aを2枚の金属板8、9の孔に挿入し、ボルト10aのコ字形状の頭部と金属 板9aとの間に保持部4aの両端をそれぞれ反対方向から差し込んで保持部4a を略円形とした後、ナット11aを締めることで、保持部4aがホルダー本体1に 固定されている。そして、ナット11aを緩めて、保持部4aを上下の任意の位置 に固定しなおしたり、保持部4aを形成する線材の両端をボルト10aのコ字形状 の頭部と金属板9aとの間に出し入れ操作して保持部4aの大きさを任意に変更 できるように構成されている。すなわち、保持部4aは取付け手段7aによって 、ハンガー本体1に上下に位置調節可能に固定されるとともに、保持部4aは取 付け手段7aによって大きさを調節可能に構成されている。
【0043】 前記構成につきその作用について説明する。第3実施例のペットボトルハンガ ーは、基本的には前述した第1実施例と同様の作用を奏するので、同様な作用に ついては説明を省略する。ペットボトル31を載置する際に、保持部4aの取付け 手段7aのナット11aを緩めて、ペットボトル31の長さに合せて、ハンガー本体 1に対する保持部4aの位置を上下に調節する。そして、ペットボトル31の直径 や周囲の形状に合せて、保持部4aの両端をボルト10のコ字形状の頭部と金属板 9aとの間に出し入れ操作して保持部4aの大きさを調節する。
【0044】 以上詳述したとおり、第3実施例のペットボトルハンガーは、請求項5に対応 して、保持部4aは、保持部4aをハンガー本体1に取付ける取付け手段7aに よって、ハンガー本体1に上下に位置調節可能に固定されたものであり、保持部 4aを取付け手段7aによってハンガー本体1に上下に位置調節可能に固定する ことにより、使用するペットボトル31の長さに応じて、保持部4aを上下に位置 調節することができる。
【0045】 また、請求項7に対応して、保持部4aは、取付け手段7aによって大きさを 調節可能に構成されたものであり、保持部4aを取付け手段7aによって大きさ を調節可能に構成することにより、使用するペットボトル31の太さに応じて、取 付け手段7によって保持部4aの大きさを調節することができる。
【0046】 次に、本考案の第4実施例について図6及び図7を参照して説明する。第4実 施例のペットボトルハンガーは、基本的には、前述した第1実施例と同じ構成を 有するので、同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本 実施例のペットボトルハンガーは、保持部4bが取付け手段7bによってハンガ ー本体1に固定されている。
【0047】 この取付け手段7bは、2枚の金属板8b、9bから構成される。2枚の金属 板8b、9bの中央には、それぞれ保持部4bを通すための孔が設けられている 。金属板8b、9bの両端は、2枚の金属板8b、9bをほぼ密着させてハンガ ー本体1を形成する線材の周囲を取り囲んで挟み込むことができるように半円形 状に曲げて形成されている。
【0048】 保持部4bは樹脂製のバンドから形成されるとともに、保持部4bの端部の一 方には係止手段たる凸部12、他方にはこの凸部12を係止するための係止受手段た る孔13が複数設けられている。また、保持部4bの略中央には、取付け手段7b に取付けるための取付け部14が設けられている。そして、2枚の金属板8b、9 bでハンガー本体1を挟み込み、保持部4bの取付け部14を2枚の金属板8b、 9bの孔に挿入、係止することで、保持部4bがホルダー本体1に固定されてい る。保持部4bは、凸部12を係止する孔13を適宜選択することによって大きさを 調節可能に構成されている。
【0049】 前記構成につきその作用について説明する。第4実施例のペットボトルハンガ ーは、基本的には前述した第1実施例と同様の作用を奏するので、同様な作用に ついては説明を省略する。ペットボトル31を載置する際に、ペットボトル31の直 径や周囲の形状に合せて、保持部4bの凸部12を係止する孔13を適宜選択し、凸 部12を孔13に挿入し係止することで保持部4bの大きさを調節する。
【0050】 以上詳述したとおり、第4実施例のペットボトルハンガーは、請求項6に対応 して、保持部4bは、大きさを調節可能に構成されたものであり、保持部4bの 大きさを調節可能に構成することにより、使用するペットボトルの太さに応じて 、保持部4bの大きさを調節することができる。
【0051】 また、請求項9に対応して、保持部4bは、樹脂製のバンドから形成されたも のであり、保持部4bを樹脂製のバンドから形成することにより、製造が容易で あるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供することができる。
【0052】 次に、本考案の第5実施例について図8を参照して説明する。第5実施例のペ ットボトルハンガーは、基本的には、前述した第1実施例と同じ構成を有するの で、同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施例の ペットボトルハンガーは、保持部4cが取付け手段7cによってハンガー本体1 に固定されている。
【0053】 この取付け手段7cは、耐水性の紙や樹脂等から構成される。取付け手段7c には、ハンガー本体1を挿通する細長い開口部15と、保持部4cと接着される接 着部16が設けられている。
【0054】 保持部4cは紙製であり、例えば、耐水性の紙、または再生紙を耐水加工した ものを、上下が開口した直方体形状の箱に形成したものである。そして、取付け 手段7cを保持部4cに接着し、取付け手段7cをハンガー本体1に挿通し、保 持部4cを載置部3上に載置することで、保持部4cがホルダー本体1に固定さ れている。なお、本実施例では、保持部4cの下部の形状に合せて、載置部3を 略L字形状に形成している。
【0055】 前記構成につきその作用について説明する。第5実施例のペットボトルハンガ ーは、基本的には前述した第1実施例と同様の作用を奏するので、同様な作用に ついては説明を省略する。ペットボトル31を載置する際に、ペットボトル31の長 さに合せて、保持部4cの上部またはをはさみ等で切断することで保持部4cの 長さを調節する。
【0056】 以上詳述したとおり、第5実施例のペットボトルハンガーは、請求項10に対 応して、保持部4cは、紙製の箱から形成されたものであり、保持部を紙製の箱 から形成することにより、製造が容易であるとともに、安価にペットボトルハン ガーを提供することができる。
【0057】 以上、本発考案のペットボトルハンガーについて前記各実施例を参照して説明 してきたが、本考案は、前記実施例に限られるものではなく、本考案の思想の範 囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、ハンガー本体1を線材の代わりに 樹脂成形したものや木材など、他の素材で形成してもよい。
【0058】
【考案の効果】
請求項1の考案は、ハンガー本体に、このハンガー本体を吊下げる吊下げ部と 、ペットボトルを載置する載置部と、この載置部に載置されたペットボトルを保 持する保持部とを一体に形成したことを特徴とするペットボトルハンガーであり 、吊下げ部でハンガー本体を手摺や壁に吊下げ、載置部にペットボトルを載置し 、保持部で載置部に載置されたペットボトルを保持することで、逆さにして底を 切り取ったペットボトルをベランダの手摺等に掛けて設置することができる。
【0059】 請求項2の考案は、前記ハンガー本体に、このハンガー本体を略鉛直に支持す る支持部を一体に形成したことを特徴とする請求項1記載のペットボトルハンガ ーであり、支持部でハンガー本体を略鉛直に支持することで、逆さにして底を切 り取ったペットボトルをより安定した状態でベランダの手摺等に掛けて設置する ことができる。
【0060】 請求項3の考案は、前記ハンガー本体と前記吊下げ部と前記載置部とは、折り 曲げて両端を接合した1本の金属製の線材から形成されるとともに、前記吊下げ 部は前記ハンガー本体の上端側を一側に折り曲げて形成され、前記載置部は前記 ハンガー本体の下端側を他側に折り曲げて形成されたことを特徴とする請求項1 または2に記載のペットボトルハンガーであり、ハンガー本体と吊下げ部と載置 部とを折り曲げて両端を接合した1本の金属製の線材から形成することで、製造 が容易であるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供することができる。 また、吊下げ部をハンガー本体の上端側を一側に折り曲げて形成し、載置部をハ ンガー本体の下端側を他側に折り曲げて形成したので、吊下げ部と載置部を簡単 に形成することができる。
【0061】 請求項4の考案は、前記保持部は、前記ハンガー本体に固着されたことを特徴 とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーであり、保持 部をハンガー本体に固着することで、ペットボトルハンガーを簡単な構造とする ことができる。
【0062】 請求項5の考案は、前記保持部は、前記保持部を前記ハンガー本体に取付ける 取付け手段によって、前記ハンガー本体に上下に位置調節可能に固定されたこと を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーであり 、保持部を取付け手段によってハンガー本体に上下に位置調節可能に固定するこ とにより、使用するペットボトルの長さに応じて、保持部を上下に位置調節する ことができる。
【0063】 請求項6の考案は、前記保持部は、大きさを調節可能に構成されたことを特徴 とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーであり、保持 部の大きさを調節可能に構成することにより、使用するペットボトルの太さに応 じて、保持部の大きさを調節することができる。
【0064】 請求項7の考案は、前記保持部は、前記取付け手段によって大きさを調節可能 に構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のペットボト ルハンガーであり、保持部を取付け手段によって大きさを調節可能に構成するこ とにより、使用するペットボトルの太さに応じて、取付け手段によって保持部の 大きさを調節することができる。
【0065】 請求項8の考案は、前記保持部は、金属製の線材を略円形に曲げて形成された ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーで あり、保持部を金属製の線材を略円形に曲げて形成することにより、製造が容易 であるとともに、安価にペットボトルハンガーを提供することができる。
【0066】 請求項9の考案は、前記保持部は、樹脂製のバンドから形成されたことを特徴 とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーであり、保持 部を樹脂製のバンドから形成することにより、製造が容易であるとともに、安価 にペットボトルハンガーを提供することができる。
【0067】 請求項10の考案は、前記保持部は、紙製の箱から形成されたことを特徴とす る請求項1〜7のいずれか1つに記載のペットボトルハンガーであり、保持部を 紙製の箱から形成することにより、製造が容易であるとともに、安価にペットボ トルハンガーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のペットボトルハンガーを
示す全体斜視図である。
【図2】本考案の第2実施例のペットボトルハンガーを
示す上面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】本考案の第3実施例のペットボトルハンガーを
示す上面図である。
【図5】同上側面図である。
【図6】本考案の第4実施例のペットボトルハンガーを
示す全体斜視図である。
【図7】同上部分拡大斜視図である。
【図8】本考案の第5実施例のペットボトルハンガーを
示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンガー本体 2 吊下げ部 3 載置部 4、4a、4b、4c 保持部 5 支持部 7、7a 取付け手段

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガー本体に、このハンガー本体を吊
    下げる吊下げ部と、ペットボトルを載置する載置部と、
    この載置部に載置されたペットボトルを保持する保持部
    とを一体に形成したことを特徴とするペットボトルハン
    ガー。
  2. 【請求項2】 前記ハンガー本体に、このハンガー本体
    を略鉛直に支持する支持部を一体に形成したことを特徴
    とする請求項1記載のペットボトルハンガー。
  3. 【請求項3】 前記ハンガー本体と前記吊下げ部と前記
    載置部とは、折り曲げて両端を接合した1本の金属製の
    線材から形成されるとともに、前記吊下げ部は前記ハン
    ガー本体の上端側を一側に折り曲げて形成され、前記載
    置部は前記ハンガー本体の下端側を他側に折り曲げて形
    成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のペ
    ットボトルハンガー。
  4. 【請求項4】 前記保持部は、前記ハンガー本体に固着
    されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに
    記載のペットボトルハンガー。
  5. 【請求項5】 前記保持部は、前記保持部を前記ハンガ
    ー本体に取付ける取付け手段によって、前記ハンガー本
    体に上下に位置調節可能に固定されたことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のペットボトルハン
    ガー。
  6. 【請求項6】 前記保持部は、大きさを調節可能に構成
    されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに
    記載のペットボトルハンガー。
  7. 【請求項7】 前記保持部は、前記取付け手段によって
    大きさを調節可能に構成されたことを特徴とする請求項
    5記載のペットボトルハンガー。
  8. 【請求項8】 前記保持部は、金属製の線材を略円形に
    曲げて形成されたことを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか1つに記載のペットボトルハンガー。
  9. 【請求項9】 前記保持部は、樹脂製のバンドから形成
    されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに
    記載のペットボトルハンガー。
  10. 【請求項10】 前記保持部は、紙製の箱から形成され
    たことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載
    のペットボトルハンガー。
JP2001005962U 2001-09-10 2001-09-10 ペットボトルハンガー Expired - Lifetime JP3084605U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005962U JP3084605U (ja) 2001-09-10 2001-09-10 ペットボトルハンガー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005962U JP3084605U (ja) 2001-09-10 2001-09-10 ペットボトルハンガー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3084605U true JP3084605U (ja) 2002-03-29

Family

ID=43236072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001005962U Expired - Lifetime JP3084605U (ja) 2001-09-10 2001-09-10 ペットボトルハンガー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3084605U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012000716A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Susumu Nakatani 工具ホルダーのベルト装着体の構造
KR20180000216U (ko) * 2016-07-11 2018-01-19 박재우 컵 홀더
JP3216234U (ja) * 2018-02-17 2018-05-24 重雄 浜野 療養ベッド用ドリンクホルダー
JP2019088381A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 学校法人自治医科大学 口腔ケア用コップホルダ
JP2019118883A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 Jfeスチール株式会社 テンションレベラのロール洗浄装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012000716A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Susumu Nakatani 工具ホルダーのベルト装着体の構造
KR20180000216U (ko) * 2016-07-11 2018-01-19 박재우 컵 홀더
KR200486057Y1 (ko) 2016-07-11 2018-03-28 박재우 컵 홀더
JP2019088381A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 学校法人自治医科大学 口腔ケア用コップホルダ
JP2019118883A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 Jfeスチール株式会社 テンションレベラのロール洗浄装置
JP3216234U (ja) * 2018-02-17 2018-05-24 重雄 浜野 療養ベッド用ドリンクホルダー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD506385S1 (en) Snap clamp
USD456928S1 (en) Luminaire
USD459519S1 (en) Luminaire
NO20031416D0 (no) Monteringsbrakett for trådhylle
JP3084605U (ja) ペットボトルハンガー
USD448650S1 (en) Conduit spacing and supporting bracket
USD456551S1 (en) Luminaire
USD464250S1 (en) Bracket for coupling a global positioning system related device to a pole
EP1635140A3 (en) Structures for supporting vibrators and devices for measuring physical quantities using such structures
USD503691S1 (en) Conductive clip for a semiconductor package
USD456930S1 (en) Luminaire
US6193396B1 (en) Hanging holder for decorations
CA97765S (en) Luminaire
USD466379S1 (en) Transparent plant stake with transparent tie member
USD527708S1 (en) Wiring bracket
USD443153S1 (en) Shepherd hook shaped flower pot holder
KR20070115047A (ko) 벽걸이식 화분 및 조형물 거치용 행거 고정구
USD446044S1 (en) Deck mounted shepherd hook shaped flower pot holder
JP2503223Y2 (ja) プランタ―載置部を有するフェンス
JPH04110450U (ja) 果菜吊り具
JPH049894Y2 (ja)
USD470392S1 (en) Break-away appendages for mounting bracket
USD511396S1 (en) Lamp support arm
USD510455S1 (en) Lamp support arm
KR200214223Y1 (ko) 화분 고정구(固定具)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250