JP3084363U - 竿保持具 - Google Patents

竿保持具

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JP3084363U JP2001005684U JP2001005684U JP3084363U JP 3084363 U JP3084363 U JP 3084363U JP 2001005684 U JP2001005684 U JP 2001005684U JP 2001005684 U JP2001005684 U JP 2001005684U JP 3084363 U JP3084363 U JP 3084363U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はクーラーボックス5或いは椅子に座
ったまま手元の操作だけで、釣竿の水平方向の設置角度
が簡単で且つ正確に変更することが出来る竿保持具を提
供することを目的とする。 【解決手段】 釣竿受4が取付けられる取付軸を貫通し
且つその中間部に多数の位置決め穴を有した鍔部が取付
軸に固着された竿受支持部材1と、前記位置決め穴に挿
入可能な位置決めピンが突設された鍔部を上部に固着し
た支柱を有する支柱部材2と、該支柱部材2の下部をク
ーラーボックス5或いは岩場に固定するための取付部材
3を少なくとも設ける構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はクーラーボックスを利用したり或いは岩場に打込んで利用する竿保持 具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クーラーボックスを利用したり或いは岩場に打込んで利用する竿保持具 は、釣竿をセットする高さ調節や釣竿の傾斜角度が調節出来る機能を有したもの が多くあり、釣場の状況により釣竿の設置角度などを調節して用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記竿保持具には水平方向の設置角度を変更する機能が殆どない ため、クーラーボックスに竿保持具を固定した場合は、クーラーボックス全体を 移動させて所望の水平方向の角度に合わせたり、或いはクーラーボックスに取付 けた金具を弛め、竿保持具を所望の水平方向の角度に合わせた後、金具を固定し なければならなかった。このため、釣人はその都度起ち上がって操作をしなけれ ばならず、面倒であり、且つ所望の水平方向の角度が簡単に決まらず、角度合わ せが難しかった。又、前記金具によって支柱を止めた場合、強風で釣竿が回転し てずれる恐れがあった。一方、竿保持具を岩場に設置した場合、水平方向の設置 角度を変更する機能がないため、水平方向の設置角度を変更することは困難であ り、クーラーボックスに取付けた場合と同様に設置位置を変えて全体を移動しな ければならない等の問題点があった。
【0004】 本考案はクーラーボックスに座ったまま手元の操作だけで、釣竿の水平方向の 設置角度が簡単で且つ正確に変更することが出来る竿保持具を提供することを目 的とする。
【0005】 本考案の別の目的としては、岩場などに於いて椅子に腰掛けたまま手元の操作 だけで、正確に且つ簡単に釣竿の水平方向の設置角度が変更出来る竿保持具を提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するために成されたものであり、つまり、釣竿受を 上部に支持するための竿受支持部材を備え、該竿受支持部材を水平方向で所定角 度毎に回転可能に支持するための支柱部材を竿受支持部材の下部へ取付け、支柱 部材の下方をクーラーボックス或いは岩場に固定するための取付部材を少なくと も設ける構造とする。又、竿受支持部材として、釣竿受の取付穴に挿入して取付 ける取付軸と、該取付軸を貫通し且つその中間部に固着させると共に多数の位置 決め穴を有した鍔部とから成し、且つ支柱部材として、下部に縦溝を複数本有し たL型状の支柱と、その上端に固着した連結パイプと、該連結パイプ上端に固着 した鍔部と、その鍔部の上面に突設させた位置決めピンと、連結パイプに取付け ると共に取付軸を固定するための蝶ボルトとから成し、更に取付部材として、支 柱を挿入させて上下移動可能な取付パイプと、その取付パイプの外周に固着させ ると共にクーラーボックスの外側に当接させ且つ複数の取付穴を有した取付板と 、クーラーボックスの内側に当接させると共に取付板と対向させ且つ取付穴に対 応するネジ穴を有した2枚の押え板と、ネジ穴に螺合させる複数のネジと、取付 パイプに取付けた2本の蝶ボルトとから成し、クーラーボックスに取付けるもの と成すと良い。
【0007】 次に岩場用としては、支柱部材を、棒状の支柱と、その上端に固着した連結パ イプと、該連結パイプ上端に固着した鍔部と、その鍔部の上面に突設した位置決 めピンと、連結パイプに取付けた蝶ボルトとから成し、且つ支柱の中間部にはこ ませカゴ用の掛具を具備し、更に取付部材を、支柱の下端に固着した取付パイプ と、該取付パイプに取付けられた蝶ボルトとから成すと共に岩場に打込むピット を備えると良い。
【0008】
【考案の実施の形態】 図1、図2は本考案の実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1 )は釣竿受(4)を上部に支持するためのステンレス製の竿受支持部材であり、 該竿受支持部材(1)は、釣竿受(4)の取付穴に挿入して取付けるための取付 軸(11)と、該取付軸(11)を貫通し且つその中間部に固着させると共に多数の 位置決め穴(12a)を有した鍔部(12)とから成されている。また前記取付軸(1 1)には、鍔部(12)よりも上部に縦溝(11a)を設けると共にローレット掛けな どを施して凹凸部(11b)が形成さている。前記位置決め穴(12a)としては、釣 竿受(4)が30度ずつ水平方向で回転出来るように穿設されている。この時、 前記位置決め穴(12a)の代りにU字溝を設けると、ゴミがそこに溜まり易くな って後述する位置決めピン(24)が入りにくくなると共に衣服などに引掛かり易 く危険であり、更にその溝が接近すると強度が確保できなくなる。尚、前記回転 角度は30度に限定されるものではない。(2)は竿受支持部材(1)の下部に 取付けるステンレス製の支柱部材であり、該支柱部材(2)は、下部に4本の縦 溝(21a)を形成させたL型状の支柱(21)と、その上端に固着した連結パイプ (22)と、該連結パイプ(22)上端に固着した鍔部(23)と、その鍔部(23)の 上面に突設させた2つの位置決めピン(24)と、前記連結パイプ(22)に取付け ると共に前記竿受支持部材(1)の前記取付軸(11)を固定するための蝶ボルト (25)とから成されている。また前記連結パイプ(22)にはネジ穴(22a)が穿 設されており、鍔部(23)の中央には取付軸(11)が貫通する挿入穴(23a)を 穿設し、前記位置決めピン(24)は前記位置決め穴(12a)に挿入される。又、 前記蝶ボルト(25)は挿入された取付軸(11)の下部を固定する役目を果たす。 尚、前記竿受支持部材(1)は位置決め穴(12a)を位置決めピン(24)に1つ ずつずらして挿入すると、水平方向で30度ずつ回転することが可能である。
【0009】 (3)は支柱部材(2)の下方を後述するクーラーボックス(5)に固定する ためのステンレス製の取付部材であり、該取付部材(3)には、支柱(21)を上 下移動可能に挿入させる取付パイプ(31)と、その取付パイプ(31)の外周に固 着させると共にクーラーボックス(5)の外側に当接させ且つ複数の取付穴(32 a)を有した取付板(32)と、クーラーボックス(5)の内側に当接させると共に 前記取付板(32)と対向させ且つ前記取付穴(32a)に対応するネジ穴(33a)を有 した2枚の押え板(33)と、前記ネジ穴(33a)に螺合させる複数のネジ(34)と 、前記取付パイプ(31)に取付けた2本の蝶ボルト(35)とがある。また取付パ イプ(31)には、支柱(21)を挿入させる取付穴(31a)が貫通され、且つ側面 にネジ穴(31b)が穿設されている。(4)は取付穴を有した釣竿受であり、こ れは市販されている普通の部品を用いれば良い。(5)は市販されている一般的 なクーラーボックスである。
【0010】 図3、図4は岩場用の竿保持具を示す別実施形態の図であり、これは前記実施 形態と比較すると、釣竿受(4)を上部に支持するためのステンレス製の竿受支 持部材(1)は同じであるが、支柱部材(2)が一部異なり、取付部材(3)は 別部品である。先ず前記支柱部材(2)としては、棒状の支柱(21)と、その上 端に固着した連結パイプ(22)と、該連結パイプ(22)上端に固着した鍔部(23 )と、その鍔部(23)の上面に突設させた位置決めピン(24)と、前記連結パイ プ(22)に取付けた蝶ボルト(25)とから成されており、前記支柱(21)は真直 ぐであり、その下部には4本の縦溝(21a)はない。また別実施形態には、こま せカゴ(6)用の掛具(26)が具備されている。この掛具(26)には、前記支柱 (21)に挿入させて上下移動可能な筒体(261)と、該筒体(261)のネジ穴(26 1a)に螺合する蝶ボルト(25)と、前記筒体(261)に固定したL字状の掛杆(2 62)とがある。次に取付部材(3)としては、前記支柱(21)の下端に固着した 取付パイプ(31)と、該取付パイプ(31)に取付けた蝶ボルト(35)とから成さ れている。また前記取付パイプ(31)には、支柱(21)に固定するための取付穴 (31a)とピット(7)を取付ける図示しない挿入穴が穿設され、且つその取付 パイプ(31)の側面にはネジ穴(31b)が穿設されている。更に岩場に打込むた めのピット(7)を用意しておく。
【0011】 次に本考案の使用方法について説明する。先ず始めに図1に示す本考案品を取 付ける場合について説明する。先ず取付部材(3)の取付板(32)をクーラーボッ クス(5)の外側に当接させ、各取付穴(32a)に合わせてクーラーボックス( 5)に穴をあける。そしてクーラーボックス(5)の内側から取付板(32)を配置 させると共にネジ(34)を取付穴(32a)に挿入し、且つネジ穴(33a)と螺合さ せて取付パイプ(31)をクーラーボックス(5)に固定させる。また取付パイプ (31)の外周に蝶ボルト(35)を取付ける。次に連結パイプ(22)に蝶ボルト( 25)を取付けて支柱部材(2)をクーラーボックス(5)の内側に入れ、且つ竿 受支持部材(1)と釣竿受(4)及び釣に必要なものも一緒に入れておく。この 状態で、釣場まで行く。そして釣るポイントが決定したら、クーラーボックス( 5)をそこへ載置させると共にその内側から支柱部材(2)を取出し、支柱(21 )の下部を取付パイプ(31)の取付穴(31a)に挿入すると共に図1に示す点線 矢印のように高さ調節を行った後、蝶ボルト(35)を締付けると、支柱(21)が 固定される。この時、蝶ボルト(35)は縦溝(21a)に挿入させることにより、 溝なしの支柱(21)を蝶ボルト(35)で強く締付けた場合に生じていた強風によ る釣竿の回転が防止出来るものとなる。その後、竿受支持部材(1)の取付軸( 11)の下端を鍔部(23)の中央の挿入穴(23a)に挿入すると共に位置決めピン (24)を位置決め穴(12a)に挿入する。そして蝶ボルト(25)を締付けると、 竿受支持部材(1)は支柱部材(2)に固定される。従って、この蝶ボルト(25 )によって、釣竿の浮上がりが防止出来るものとなる。次に釣竿受(4)の取付 穴に取付軸(11)を挿入して竿受支持部材(1)の上部に釣竿受(4)を取付け る。この時、取付軸(11)に縦溝(11a)と凹凸部(11b)を設けたものを用いる と、釣竿受(4)の回り止め効果が向上するものとなる。そして釣竿を釣竿受( 4)に配置させ、釣竿の支持高さや傾き及び水平方向の角度を調節した後、クー ラーボックス(5)に座りながら釣を行えば良い。
【0012】 図3に示す本考案品を取付ける場合について説明する。予め取付パイプ(31) に蝶ボルト(35)を取付け、連結パイプ(22)に蝶ボルト(25)を取付け、更に 該筒体(261)に蝶ボルト(25)を取付けておく。また筒体(261)を支柱(21) に挿入させて上下移動可能な状態としておく。尚、前記取付パイプ(31)は支柱 (21)の下部に固着されている。先ず始めに、竿受支持部材(1)と支柱部材( 2)及び取付部材(3)をクーラーボックス(5)の中に入れると共にピット( 7)と釣竿受(4)及び釣に必要なものも一緒に入れる。この状態で、釣場まで 行く。そして釣るポイントが決定したら、クーラーボックス(5)の内側のもの を取出し、ピット(7)を岩場等に打込む。そして前記ピット(7)に取付パイ プ(31)を挿入すると共に蝶ボルト(35)を締付けることにより、支柱部材(2 )が固定される。その後、竿受支持部材(1)の取付軸(11)の下端を、鍔部( 23)の中央の挿入穴(23a)に挿入し、且つ位置決めピン(24)を位置決め穴(1 2a)に挿入する。そして蝶ボルト(25)を締付けると、上記同様に竿受支持部材 (1)は支柱部材(2)に固定されるのである。この時の竿受支持部材(1)は 、位置決め穴(12a)が2つの位置決めピン(24)に挿入されると共に取付軸(1 1)の下部が蝶ボルト(25)によって固定されるため、強風で釣竿が煽られて竿 受支持部材(1)を浮上げさせる心配はなくなる。次に釣竿受(4)の取付穴に 取付軸(11)を挿入して竿受支持部材(1)の上部に釣竿受(4)を取付ける。 そして釣竿を釣竿受(4)に配置させ、釣竿の支持高さや傾き及び水平方向の角 度を調節した後、椅子に座りながら釣を行えば良い。また、前記支柱(21)に取 付けた掛具(26)のL字状の掛杆(262)にこませカゴ(6)を必要に応じて掛 止して使用すると便利である。
【0013】 次に釣竿の水平方向の角度を変更させる場合について説明する。先ず、釣人は クーラーボックス(5)或いは椅子に座ったままで、蝶ボルト(35)を弛めて竿 受支持部材(1)を少し持ち上げて、鍔部(12)が位置決めピン(24)から外れ た状態になると共に取付軸(11)の下部が挿入穴(23a)に挿入されたままの状 態となる。この状態で鍔部(12)を図1に示す白抜き矢印のように適宜に回転さ せる。次に位置決め穴(12a)を位置決めピン(24)に挿入する。そして蝶ボル ト(25)を締付けて固定させるだけで簡単に水平方向の角度変更が完了するので ある。この場合には30度ずつずらして調節することが出来る。またクーラーボ ックス(5)に取付けた図1に示す竿保持具を使用する場合に於いては、取付パ イプ(31)に取付けた蝶ボルト(35)を弛める。そして支柱(21)の下部を抜き 、隣の縦溝(21a)を蝶ボルト(35)に合わせて取付パイプ(31)に挿入するこ とにより、竿受支持部材(1)と支柱部材(2)が90度回転されるので、縦溝 (21a)を適宜に選んで蝶ボルト(35)を締付ければ、図1の矢印のように水平 方向の角度変更が行えるものとなる。
【0014】 釣を終えて片付ける場合について説明する。先ず釣竿を釣竿受(4)から外す 。次に蝶ボルト(25)を弛めて、竿受支持部材(1)を外しクーラーボックス( 5)の内部に収納する。そして蝶ボルト(35)を弛めて、取付パイプ(31)から 支柱部材(2)を外しクーラーボックス(5)の内部に収納する。この時、岩場 用の場合には、上記同様に竿受支持部材(1)を外しクーラーボックス(5)に 収納した後、蝶ボルト(35)を弛めると、支柱部材(2)と取付部材(3)が一 緒に外れるので、そのままクーラーボックス(5)に収納させる。またこの時、 ピット(7)も引抜いてクーラーボックス(5)に収納させる。次に、始めに入 れて持って来た他のものも収納すれば、後片付けが終了する。
【0015】
【考案の効果】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0016】 請求項1のように支柱部材(2)の上部に釣竿受(4)を上部に支持するため の竿受支持部材(1)を備えると共に該竿受支持部材(1)を水平方向で所定角 度毎に回転可能に支持するための支柱部材(2)を竿受支持部材(1)の下部へ 取付け、且つクーラーボックス(5)或いは岩場に固定するための取付部材(3 )を設けることにより、クーラーボックス(5)に座ったまま或いは椅子に座っ たまま手元の操作だけで、釣竿の水平方向の設置角度が簡単で且つ正確に変更す ることができるものとなる。またクーラーボックス(5)に竿受支持部材(1) と釣竿受(4)及び釣に必要なものも一緒に入れて運ぶことが可能となるので便 利である。
【0017】 請求項2のように竿受支持部材(1)として、釣竿受(4)に挿入して取付け る取付軸(11)と、取付軸(11)を貫通し且つその中間部に固着させると共に多 数の位置決め穴(12a)を有した鍔部(12)とから成すことにより、支柱部材( 2)の上部、つまりクーラーボックス(5)や椅子に座りながら手元で操作出来 る位置となり、且つ鍔部(12)の下方に取付軸(11)が突出されているので、竿 受支持部材(1)は分離しない状態で回転させることができ、強風時であっても 釣竿の水平方向の角度調節が簡単で確実に行える。
【0018】 請求項3に示すように取付軸(11)の鍔部(12)よりも上部に縦溝(11a)を 設けることにより、釣竿受(4)の回り止め及び固定が確実になる。またローレ ットなどの凹凸部(11b)を形成させることにより、釣竿受(4)の回り止め効 果が向上するものとなる。
【0019】 請求項4に示すように支柱部材(2)が、下部に縦溝(21a)を複数本有した L型状の支柱(21)と、その上端に固着した連結パイプ(22)と、該連結パイプ (22)上端に固着した鍔部(23)と、その鍔部(23)の上面に突設させた位置決 めピン(24)と、連結パイプ(22)に取付けると共に竿受支持部材(1)の取付 軸(11)を固定するための蝶ボルト(25)とから成されることにより、竿受支持 部材(1)の水平方向の角度変更が所定角度ずつずらして調節することが簡単で 且つ確実に出来る。また支柱(21)の下部に縦溝(21a)を複数本設けたことに より、支柱部材(2)と竿受支持部材(1)を同時に所定角度ずつ水平方向の角 度変更が出来るものとなる。更に縦溝(21a)に沿って支柱(21)の支持高さを 変更することにより、釣竿の設置高さの変更も容易に行えると共に強風による竿 保持具全体の回転が防止出来るものとなる。しかも支柱部材(2)は竿受支持部 材(1)と取付部材(3)とから分離できるので、クーラーボックス(5)の内 部に収納できる長さとなり、持ち運びや保管が便利なものとなる。
【0020】 請求項5のように支柱部材(2)として、棒状の支柱(21)と、その上端に固 着した連結パイプ(22)と、該連結パイプ(22)上端に固着した鍔部(23)と、 その鍔部(23)の上面に突設させた位置決めピン(24)と、連結パイプ(22)に 取付けた蝶ボルト(25)とから成すことにより、竿受支持部材(1)の水平方向 の角度変更が所定角度ずつずらして調節することが簡単で且つ確実に出来る。ま た竿受支持部材(1)は支柱部材(2)から外せば短くなるので、クーラーボッ クス(5)の内部に収納でき、持ち運びや保管が重宝なものとなる。
【0021】 請求項6のように支柱(21)に挿入させて移動可能な筒体(261)と、該筒体 (261)に取付けた蝶ボルト(25)と、筒体(261)に固定したL字状の掛杆(26 2)から成る掛具(26)を、支柱部材(2)の支柱(21)に具備することにより 、こませカゴ(6)を掛杆(262)に取付けて使用することが可能となる。又、 こませ以外に、釣針や細かな釣道具を入れておくことができ、便利なものとなる 。更に魚を釣上げた際、従来の如く椅子から離れて餌を付けるために移動したり 或いはこませを追加するために椅子から離れて移動したりすることが不要となり 、椅子に座ったままでそれらの作業が行えるので、手返しが素早く行えるものと なる。従って、釣上げるチャンスを逃さず短時間に多く釣上げることが期待出来 るものとなる。
【0022】 請求項7に示すように取付部材(3)として、支柱(21)を上下移動可能に挿 入させる取付パイプ(31)と、その取付パイプ(31)の外周に固着させると共に クーラーボックス(5)の外側に当接させ且つ複数の取付穴(32a)を有した取 付板(32)と、クーラーボックス(5)の内側に当接させると共に取付板(32)と対 向させ且つ取付穴(32a)に対応するネジ穴(33a)を有した押え板(33)と、ネジ 穴(33a)に螺合させるネジ(34)と、取付パイプ(31)に取付けた蝶ボルト(3 5)とから成すことにより、支柱部材(2)の高さ変更が可能となるため、釣竿 の高さ調節が容易に出来る。またクーラーボックス(5)の内側と外側から挟持 させて取付部材(3)が強固に取付けられるので、クーラーボックス(5)に座 りながら釣竿を支持出来るものとなる。更にクーラーボックス(5)に取付けた まま持運びが可能となる。
【0023】 請求項8に示すように取付部材(3)として、支柱(21)の下端に固着させた 取付パイプ(31)と、該取付パイプ(31)に取付けた蝶ボルト(35)とから成し 、且つピット(7)を備えることにより、そのピット(7)を岩場などに打込ん だ後、ピット(7)に取付パイプ(31)を挿入し、蝶ボルト(35)を締込んで固 定すれば支柱部材(2)が固定され、その上に竿受支持部材(1)を取付ければ 、市販の釣竿受(4)が簡単に取付けられるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態の分解部品を示す斜視図である。
【図3】本考案の別実施形態を示す斜視図である。
【図4】別実施形態の分解部品を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 竿受支持部材 11 取付軸 11a 縦溝 11b 凹凸部 12 鍔部 12a 位置決め穴 2 支柱部材 21 支柱 21a 縦溝 22 連結パイプ 23 鍔部 24 位置決めピン 25 蝶ボルト 26 掛具 261 筒体 262 掛杆 3 取付部材 31 取付パイプ 32 取付板 32a 取付穴 33 押え板 33a ネジ穴 34 ネジ 35 蝶ボルト 4 釣竿受 5 クーラーボックス 6 こませカゴ 7 ピット

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿受(4)を上部に支持するための竿
    受支持部材(1)を備え、該竿受支持部材(1)を水平
    方向で所定角度毎に回転可能に支持するための支柱部材
    (2)を前記竿受支持部材(1)の下部へ取付け、前記
    支柱部材(2)の下方をクーラーボックス(5)或いは
    岩場に固定するための取付部材(3)を少なくとも設け
    たことを特徴とする竿保持具。
  2. 【請求項2】 前記竿受支持部材(1)が、前記釣竿受
    (4)の取付穴に挿入して取付ける取付軸(11)と、該
    取付軸(11)を貫通し且つその中間部に固着させると共
    に多数の位置決め穴(12a)を有した鍔部(12)とから
    成された請求項1記載の竿保持具。
  3. 【請求項3】 前記取付軸(11)の鍔部(12)よりも上
    部に縦溝(11a)を設けると共にローレット掛けなどで
    凹凸部(11b)を形成させた請求項2記載の竿保持具。
  4. 【請求項4】 前記支柱部材(2)が、下部に縦溝(21
    a)を複数本有したL型状の支柱(21)と、その上端に
    固着した連結パイプ(22)と、該連結パイプ(22)上端
    に固着した鍔部(23)と、その鍔部(23)の上面に突設
    させた位置決めピン(24)と、前記連結パイプ(22)に
    取付けると共に前記竿受支持部材(1)の前記取付軸
    (11)を固定するための蝶ボルト(25)とから成された
    請求項1記載の竿保持具。
  5. 【請求項5】 前記支柱部材(2)が、棒状の支柱(2
    1)と、その上端に固着した連結パイプ(22)と、該連
    結パイプ(22)上端に固着した鍔部(23)と、その鍔部
    (23)の上面に突設させた位置決めピン(24)と、前記
    連結パイプ(22)に取付けた蝶ボルト(25)とから成さ
    れた請求項1記載の竿保持具。
  6. 【請求項6】 前記支柱(21)には、こませカゴ(6)
    用の掛具(26)を具備し、該掛具(26)が、前記支柱
    (21)に挿入して上下移動可能な筒体(261)と、該筒
    体(261)に取付けた蝶ボルト(25)と、前記筒体(26
    1)に固定したL字状の掛杆(262)とから成された請求
    項5記載の竿保持具。
  7. 【請求項7】 前記取付部材(3)が、前記支柱部材
    (2)の支柱(21)を上下移動可能に挿入させる取付パ
    イプ(31)と、その取付パイプ(31)の外周に固着させ
    ると共に前記クーラーボックス(5)の外側に当接させ
    且つ複数の取付穴(32a)を有した取付板(32)と、前記
    クーラーボックス(5)の内側に当接させると共に前記
    取付板(32)と対向させ且つ前記取付穴(32a)に対応す
    るネジ穴(33a)を有した2枚の押え板(33)と、前記ネ
    ジ穴(33a)に螺合させる複数のネジ(34)と、前記取
    付パイプ(31)に取付けた2本の蝶ボルト(35)とから
    成された請求項1記載の竿保持具。
  8. 【請求項8】 前記取付部材(3)が、前記支柱部材
    (2)の支柱(21)の下端に固着させた取付パイプ(3
    1)と、該取付パイプ(31)に取付けた蝶ボルト(35)
    とから成され、且つ岩場に打込むピット(7)を備えた
    請求項1記載の竿保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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