JP3083918U - 二輪車用荷籠 - Google Patents

二輪車用荷籠

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JP3083918U JP2001005181U JP2001005181U JP3083918U JP 3083918 U JP3083918 U JP 3083918U JP 2001005181 U JP2001005181 U JP 2001005181U JP 2001005181 U JP2001005181 U JP 2001005181U JP 3083918 U JP3083918 U JP 3083918U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案に係る二輪車用荷籠は、荷物としての食
品その他の物品をその種類や硬軟、形状、寸法等に応じ
て適宜分類して収納することができるようにする。 【解決手段】荷籠1の内部にその内部スペースを上下に
二分割し、上下二つの荷物収納部2、3を形成する中底
4を設けると共に、荷籠の周壁1Cの一部に下方の荷物
収納部3に荷物を出し入れするための開口部5を設け
る。開口部5の周辺適所には該開口部を開閉する開閉扉
6を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自転車、自動自転車、オートバイ等の二輪車用荷籠に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、二輪車用荷籠としては、金属線材を曲げ加工したり板金にプレス加工を 施したりして製造した金属製のものや、熱可塑性樹脂等の合成樹脂を成型加工し て製造した合成樹脂製のもの等が知られているが、これらの従来公知の二輪車用 荷籠は、いずれも荷物を収納し得る内部スペースを一つしか備えていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来公知の二輪車用荷籠には、上述したように荷物を収納し得る内部スペース が一つしかないので、例えば、スーパー等の店舗に買い物に出かけて各種の物品 を購入した場合、それらの物品はその全部をまとめて一種のバラ積みの状態で一 つのスペースに収納して持ち帰らなければならないため、それらの購入物品の中 に、例えば、パンやケーキ類のようにその上に重い物や固いもの等を乗せるとそ の荷重で押し潰されたり、形崩れし易い物品や、卵のように衝撃が加えられると 割れたり、壊れ易い物品が混じっていると、それらの物品が自転車等で運搬する 途中で潰れたり、形崩れしたり割れたりしてしまうことがある。また、貴重品等 を入れたバッグ等を前記したようにバラ積みした物品の上に一時的にせよ重ねて おいたりすると、目をそらせた僅かな隙にそのバッグ等を盗まれてしまう虞れが ある。 本考案は、従来公知の二輪車用荷籠の有する上述の如き問題点に鑑みてなされ たものであって、荷物としての食品その他の物品をその種類や硬軟、形状、寸法 等に応じて適宜分離して収納することができるようにした二輪車用荷籠を提供す ることをその主たる目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る二輪車用荷籠は、荷籠の内部にその 内部スペースを上下に二分割し、上下二つの荷物収納部を形成する中底を設ける と共に、荷籠の周壁の一部に下方の荷物収納部に荷物を出し入れするための開口 部を設け、該開口部の周辺適所に該開口部を開閉する開閉扉を取り付けたことを 特徴とするものである。 また、本考案に係る二輪車用荷籠は、上記のものにおいて、前記中底が荷籠の 周壁の一部に蝶番を介して水平軸線周りに回動開閉自在に取り付けられているこ とを特徴とするものである。 さらにまた、本考案に係る二輪車用荷籠は、上記のいずれかのものにおいて、 前記開閉扉が蝶番を介して回動開閉自在に取り付けられていると共に、その先端 側に設けた係合部材を前記開口部の周辺適所に設けた係合部に係合させることに より該開閉扉を閉鎖位置に解除可能に係止し得るようにしたことを特徴とするも のである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案につき、その実施の形態の一例を示した添付図面を参照して詳細 に説明する。
【0006】 図面において、1は本考案に係る二輪車用の荷籠を示し、荷籠1の内部には、 その上面開口部1A、底部1B及び周壁1Cによって画成される内部スペースを 上下に二分割し、上下二つの荷物収納部2、3を形成する中底4が設けられてい る。そして、荷籠1の周壁1Cの一部には、前記上下二つの荷物収納部2、3の うち、下方の荷物収納部3に荷物を出し入れするための開口部5を設けると共に 、該開口部5を開閉する開閉扉6を取り付けてある。
【0007】 荷籠1の内部スペースを上下に二分割する中底4は、前記周壁1Cの内側適所 に蝶番7を介して水平軸線周りに回動開閉自在に取り付けられている。また、前 記開閉扉6は蝶番8を介して回動開閉自在に取り付けられていると共に、その先 端側に設けた係合部材9を開口部5の周辺適所に設けた係合部10に係合させる ことにより該開閉扉6を閉鎖位置に解除可能に係止し得るようにしてある。
【0008】 前記中底4は、図示の例にあっては、荷籠1の周壁1Cの一部を構成する後壁 部1C′の内側中央部であって、若干荷籠1の底部1B寄りの部位に一方の取付 板を固定すると共に、他方の取付板を該中底4の上面側の後端部中央に固定した 蝶番7の水平軸を回動中心として約90°回動させることができるようになって いる。図3は、中底4を図1に示すように閉鎖位置にほぼ水平にセットされてい る状態から約90°回動させて開いた状態を示しており、中底4の先端中央部に は、その回動開閉操作を指先で簡単に行えるようにするため、リング状の摘まみ 11が設けてある。
【0009】 前記開閉扉6は、図示の例にあっては、周壁1Cの一部を構成する前壁部1C ″に設けた前記開口部5の下端に隣接する荷籠1の底部1B上面の前端部に一方 の取付板を固定すると共に、他方の取付板を開閉扉6の内側下端部に固定した一 対の蝶番8の各水平軸を回動中心として90°以上に亘って回動させることがで きるようになっている。図2は、開閉扉6を図1に示すように閉鎖位置にほぼ垂 直にセットし、かつ前記係合部材9を前記係合部10に係合させることにより該 閉鎖位置に係止されている状態からその係止を解除し、約90°回動させて開口 部5を解放した状態を示している。
【0010】 図示の例においては、前記係合部材9は開閉扉6の外側先端部に固定された金 具9Aを介して水平軸線周りに揺動可能に枢着されていて、先端部に球体9Bを 突設した係合杆9Cからなっており、係合部10は開口部5の上端に隣接する前 壁部1C″の外側に固定された金具10Aに弾性的に突設された左右一対の球体 10B、10Bからなっており、前記係合杆9Cを該一対の球体10B、10B 間にその弾性に抗して圧入してやることによって開閉扉6がその閉鎖位置に解除 可能に係止されるようになっている。
【0011】
【考案の効果】
本考案に係る二輪車用荷籠は、上述したように、荷籠1の内部にその内部スペ ースを上下に二分割し、上下2つの荷物収納部2、3を形成する中底4を設ける と共に、該荷籠の周壁1Cの一部に下方の荷物収納部3に荷物を出し入れするた めの開口部5を設け、該開口部の周辺適所に該開口部を開閉する開閉扉6を取り 付けてなるものであるから、荷物としての食品その他の物品をその種類や硬軟、 形状、寸法等に応じて適宜上下二つの荷物収納部2、3に分けて収納することが 可能となる。すなわち、例えば、パンやケーキ類のようにその上に重い物や固い 物を乗せると、その荷重で押し潰されたり、形崩れし易い物品や、卵のように衝 撃が加えられると割れたり、壊れやすい物品等をそうでない他の物品と分けて下 方の荷物収納部3に収納し、他の物品、例えば甘蔗、じゃがいも、大根等の如き 比較的重い物や大きな物は上方の荷物収納部2に収納することができ、そのよう にすれば上記の如き潰れやすい物、形崩れし易い物、割れたり壊れやすい物等は 、隔壁として機能する中底4により上方の荷物収納部2に収納された他の物品か ら完全に分離されるため、二輪車で運搬する途中で潰れたり、形崩れや割れたり してしまうことを防止することが可能となる。また、貴重品等を入れたバッグ等 も下方の荷物収納部3に収納しておくことができるため、その盗難防止に役立つ 。
【0012】 また、前記中底4を荷籠1の周壁1Cの一部に蝶番7を介して水平軸線周りに 回動開閉自在に取り付けた上記二輪車用荷籠にあっては、中底4を図3に示すよ うに、その閉鎖位置から上方へ約90°回動させて開いてやれば、荷籠1の内部 スペースは、従来公知の荷籠と同様に一つだけとなり、広くなるので、大きな荷 物を収納する場合は、従来例のように使うこともできる。
【0013】 なお、本考案に係る二輪車用荷籠は、図示の例にあっては、網目が菱形をした メッシュ構造を有するものとして示したが、格子状その他各種の構造を採用する ことが可能であり、また、金属製であると合成樹脂製であるとを問わない。また 、本考案に係る二輪車用荷籠は、自転車等のハンドル軸に取付部材を介して固定 して使用し得ることはもちろんであるが、自転車等の後部荷台に取外し自在に取 り付けて、必要に応じて取り外して買い物籠等として使用することも可能である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態としての二輪車用荷籠の
斜視図。
【図2】 荷物を下方の荷物収納部に出し入れするため
の開口部を開いた状態を網部を簡略化して示す図1の二
輪車用荷籠の斜視図。
【図3】 中底をその閉鎖位置から上方へ約90°回動
させて開いた状態を網部を簡略化して示す図1の二輪車
用荷籠の斜視図。
【符号の説明】
1 二輪車用荷籠 2 上方の荷物収納部 3 下方の荷物収納部 4 中底 5 開口部 6 開閉扉 7 蝶番 8 蝶番 9 係合部材 10 係合部 11 リング状の摘まみ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷籠の内部にその内部スペースを上下に
    二分割し、上下二つの荷物収納部を形成する中底を設け
    ると共に、荷籠の周壁の一部に下方の荷物収納部に荷物
    を出し入れするための開口部を設け、該開口部の周辺適
    所に該開口部を開閉する開閉扉を取り付けたことを特徴
    とする二輪車用荷籠。
  2. 【請求項2】 前記中底が荷籠の周壁の一部に蝶番を介
    して水平軸線周りに回動開閉自在に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の二輪車用荷籠。
  3. 【請求項3】 前記開閉扉は蝶番を介して回動開閉自在
    に取り付けられていると共に、その先端側に設けた係合
    部材を前記開口部の周辺適所に設けた係合部に係合させ
    ることにより該開閉扉を閉鎖位置に解除可能に係止し得
    るようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    二輪車用荷籠
JP2001005181U 2001-08-06 2001-08-06 二輪車用荷籠 Expired - Fee Related JP3083918U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638210U (ja) * 1992-10-19 1994-05-20 株式会社トーキン 小型コイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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