JP3083853U - エアベッドの構造 - Google Patents
エアベッドの構造Info
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- JP3083853U JP3083853U JP2001005096U JP2001005096U JP3083853U JP 3083853 U JP3083853 U JP 3083853U JP 2001005096 U JP2001005096 U JP 2001005096U JP 2001005096 U JP2001005096 U JP 2001005096U JP 3083853 U JP3083853 U JP 3083853U
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】身体を寝かせた際、心身ともにリラックスで
き、健康に有益なエアベッドの構造を提供する。 【解決手段】高低の傾斜がついたベッド気嚢室10、及
び該ベッド気嚢室10の適当な個所に隔てられた長方形
気嚢室100、並びに該ベッド気嚢室10の一端に設け
られた枕気嚢室20、並びに該ベッド気嚢室10の一端
に設置される独立した円形気嚢室30等によって構成
し、更に上述の各気室表面付近には遠赤外線片を設置し
て血液の循環を促進させ、また使用の際には個別で気体
を注入し、身体を寝かせた際に頭部を高く、足部を低く
位置させるのと同時に、身体に心地よくフィットする目
的を達成する。
き、健康に有益なエアベッドの構造を提供する。 【解決手段】高低の傾斜がついたベッド気嚢室10、及
び該ベッド気嚢室10の適当な個所に隔てられた長方形
気嚢室100、並びに該ベッド気嚢室10の一端に設け
られた枕気嚢室20、並びに該ベッド気嚢室10の一端
に設置される独立した円形気嚢室30等によって構成
し、更に上述の各気室表面付近には遠赤外線片を設置し
て血液の循環を促進させ、また使用の際には個別で気体
を注入し、身体を寝かせた際に頭部を高く、足部を低く
位置させるのと同時に、身体に心地よくフィットする目
的を達成する。
Description
【0001】
本考案はエアベッドの構造に係り、特に高低の傾斜がついたベッド気嚢室、及 び該ベッド気嚢室の適当な個所に隔てられた長方形気嚢室、並びに該ベッド気嚢 室の一端に設けられた枕気嚢室、並びに該ベッド気嚢室の一端に設置される独立 した円形気嚢室等によって構成され、上述の各気室が独立した密閉気室であるた め気体を個別に注入することができ、身体を寝かせた際に頭部を高く、足部を低 く位置させるのと同時に、身体に心地よくフィットするべく所望の気体充填量に 調節することにより、心身共にリラックスできるものに関わる。
【0002】
公知構造のエアベッドにおいては、大部分がベッドのマットレスに相当する部 分のみの設計となっている。 代表的な構造の一つとして、ベッド中間層個所には複数の軟質の管柱が均等に 分布しており、該管柱の周囲には気体を充填・注入する個所である複数の円孔が 設けられており、充填後のベッドの高さを制限しているものがある。 また、長方形の方向に等間隔で平行にプレスされて数本の円い管状の気嚢室が 並列している状態となっており、身体を寝かせるための大小の均等な該気嚢室を 提供することができるようになっているものもある。
【0003】
しかし上述のような代表的な公知構造のエアベッドには、以下のような欠点が ある。 例えば気体を充填した後ベッドは水平を呈しており、身体を寝かせると人間の 上半身の部分が比較的重く、下半身が軽いために、上半身によってベッドが圧迫 される。よって頭部が低く、足は高くなり、必然的に引力の影響から人間の身体 を流れる血液が頭部に集中してしまい、よって快適な睡眠がとれず、寝れば寝る ほど不健康になってしまうことになる。 そこで、身体を寝かせた際、心身ともにリラックスでき、健康に有益な本考案 のエアベッドの構造を提供する。
【0004】
人体工学に基づき、ベッドに気体を充填した後、一方が低くまた一方が高くな るように角度を付けた設計とし、更に独立した枕気嚢室を該ベッド気嚢室の高い 側にプレスして設置することで、身体を寝かせた際に頭部が高く、また足が低く なるようにし、血液が頭部に集中することのないようにする。 また、ベッド気嚢室及び円形気嚢室を独立させることにより、それぞれの気体 充填量を違えて注入することができるようにし、寝た際に肌に心地よくフィット し、すべって移動し易いことが無く、また個人の好みに合わせて最も快適な状態 に調節し、心身ともに安らぐことのできるようにする。 更に各気室表面付近には殺菌や血液循環を促進するべく遠赤外線片を貼設する 。
【0005】
図1から図3に示すように、本考案は主に身体を寝かせるベッド気嚢室10と 、ベッドの縁と連結して頭部を寝かせる枕気嚢室20、並びに該ベッド気嚢室1 0底部と連結される円形気嚢室30などより構成される。
【0006】 該ベッド気嚢室10内部には約中段個所に設けられた長方形帯状隔壁11を有 し、該長方形帯状隔壁11の上下両縁により、該ベッド気嚢室10上下端面をプ レスで隔てることにより、独立して気体を充填することのできる長方形気嚢室1 00を有する。また該長方形気嚢室100は一端が高く一端が低い長方形帯状隔 壁11で包囲されており、傾斜した該ベッド気嚢室10共に一端が高く一端が低 い傾斜状態を呈している。
【0007】 該ベッド気嚢室10は該長方形気嚢室100の比較的高い一端の至端より適当 な距離を置いた個所に、等しい高さの帯状隔壁12を有し、該ベッド気嚢室10 の比較的高い一端の高度が高過ぎることのないように制限している。また該帯状 隔壁12の両側は該ベッド気嚢室10両縁には適当な相通部121を残しており 、気体の流れが相通するようになっており、更に該ベッド気嚢室10は該長方形 気嚢室100の比較的低い側にて、円形気嚢室30の延伸片33と連結するフッ ク13が設けられている。
【0008】 該枕気嚢室20の底部は該ベッド気嚢室10の比較的高い一端の上部の適当な 個所にてプレスされて固定されている。 該円形気嚢室30においては第一密閉気室31及び第二密閉気室32より構成 され、該第一密閉気室31は該第二密閉気室32の外周を包囲しており、それぞ れが独立した気室空間を形成している。また該円形気嚢室30一端には延伸片3 3が延設されており、該ベッド気嚢室10のフック13と接続される。
【0009】 更に該ベッド気嚢室10,長方形気嚢室100,枕気嚢室20及び円形気嚢室 30の第一密閉気室31,第二密閉気室32はどれも予め一定の位置に注気口1 4,101,21,311,321を有し、気体が気嚢室内に注入される個所を 提供している。
【0010】 上述の構造より、該ベッド気嚢室10一端のフック13と該円形気嚢室30の 延伸片33を先ず相互に連結させ、該各注気口14,101,21,311,3 21より気体をそれぞれ該ベッド気嚢室10,長方形気嚢室100,枕気嚢室2 0,円形気嚢室30の第一密閉気室31,第二密閉気室32に注入する。 気体を注入する際、該ベッド気嚢室10及び円形気嚢室30の第一密閉気室3 1等に充填する気体の量は80%程とし、また該長方形気嚢室100,枕気嚢室2 0及び円形気嚢室30の第二密閉気室32等に充填する気体の量は60%程とする 。即ち大部分の体積は傾斜状を呈した該ベッド気嚢室10,及び円形気嚢室30 の第一密閉気室31等が占めることになり、充填された気体が飽和に近いとき、 却って寝かせた身体が不安定になる。
【0011】 身体をベッド上にて寝かせると、身体の上半身が適量の気体の充填された長方 形気嚢室100に位置し、下半身が該円形気嚢室30の第二密閉気室32に位置 することで、仰向け、横向き、寝返りを打つ等、どんな場合においても、身体に 柔軟で心地よくフィットする感触を提供することができる。また該ベッド気嚢室 10には別に枕気嚢室20が分けられており、これは個人の習慣によって気体の 充填量を調節することができるようになっている。前述の気体の充填参考量によ り、該枕気嚢室20は該長方形気嚢室100と同様に柔らかな感触になっている 。
【0012】 また該ベッド気嚢室10のフック13と該円形気嚢室30の延伸片33とは、 例えばマジックテープやボタン、或いはスナップなどによっても相互に連結する ことができる。 該円形気嚢室30はクッションとして使用するものであり、特に該第一密閉気 室31の充填された気体が飽和に近いとき不安定で移動し易いが、該第二密閉気 室32の充填された気体が約60%程と比較的少なめのときは、座る者に快適で、 姿勢を換えるのに伴って身体にぴったりとフィットするような心地よい感触が提 供できる。
【0013】 図4に示すように、該長方形気嚢室100,枕気嚢室20,及び円形気嚢室3 0の第二密閉気室32等の上表面付近にはそれぞれ遠赤外線片体102,22, 322が設けられ、遠赤外線治療の効果、即ち血液循環や殺菌効果を提供すると 同時に、皮膚で感じる感触も更に心地よいものとしている。
【0014】 また機能を増加させるべく、もう一つの実施例として、傾斜角度のついた該ベ ッド気嚢室10の比較的低い側を、適当な長さに延伸させた形状とすることもで きる(図5参照)。
【0015】
本考案によると、ベッド気嚢室の両端にて異なる高さの帯状隔壁を以ってプレ スすることにより、気体充填後適当な状態に傾斜し、よって身体を寝かせた際に 頭部が高く、脚が低い状態に傾斜し、血液が脚にまで循環して脳に集中すること がなく、心身ともにリラックスでき、休息やストレス解消,または疲労回復に良 好な効果を上げる目的が達成された。 またベッド気嚢室の中間個所に密閉され、独立して気体が充填される長方形気 嚢室を設けたことでは、充填する気体の量が自由に調整できることにより、身体 を寝かせた際該長方形気嚢室が上半身に位置して肌が接触した際に軽く柔らかな 感触を提供することに成功した。
【0016】 更に該ベッド気嚢室及び円形気嚢室は、円形気嚢室は取り外しのできるタイプ で連結していることにより、分けて使用することができ、該円形気嚢室は一般の クッションとして使用できる他、五つの独立した気嚢室を有することで、形態に 便利なほか収納にも便利で、気体を充填する、或いは気体を抜く際にも時間をと らず、また該五つの独立した気嚢室は、使用者が好みによって気体の充填量を調 節することで、個人に合った最適の感触にすることができた。 またベッド気嚢室の長方形気嚢室及び枕気嚢室などの上表面付近には遠赤外線 片体を設けたことで、遠赤外線治療効果も提供したり、肌の感じる感触を良好に した等、心身共に快適に利用できる目的が達成された。
【図1】本考案における立体分解説明図である。
【図2】本考案組立て後の俯瞰図である。
【図3】本考案組立て後の側面断面図である。
【図4】本考案の実施例における説明図である。
【図5】本考案のもう一つの実施例における説明図であ
る。
る。
10 ベッド気嚢室 11 長方形帯状隔壁 12 帯 13 フック 14 注気口 121 相通部 100 長方形気嚢室 101 注気口 102 遠赤外線片体 20 枕気嚢室 21 注気口 22 遠赤外線片体 30 円形気嚢室 31 第一密閉気室 311 注気口 32 第二密閉気室 321 注気口 322 遠赤外線片体 33 延伸片
Claims (7)
- 【請求項1】傾斜角度を有する密閉された長方形の気室
であり、また気体充填量を違えるべく、略中間個所が長
方形帯状隔壁の上下端によって更に上下端がプレスされ
て隔てられ、独立して気体が充填できる長方形気嚢室が
形成されており、また比較的高い側の一端には独立して
気体が充填できる枕気嚢室がプレスによって設置されて
いるベッド気嚢室を有することにより、 気体充填後に適当な傾斜がつき、身体を寝かせると頭部
が高く、足が低い個所に位置し、血液が頭部に集中しな
いことを特徴とするエアベッドの構造。 - 【請求項2】第一密閉気室及び第二密閉気室より構成さ
れ、該第一密閉気室は該第二密閉気室の外周を環状に包
囲している円形気嚢室を付設したことを特徴とする請求
項1記載のエアベッドの構造。 - 【請求項3】該ベッド気嚢室は一端にフックが設けら
れ、該円形気嚢室に面した一端には片体が延伸してお
り、該フックと該片体とを係合して連結することを特徴
とする請求項1または請求項2記載のエアベッドの構
造。 - 【請求項4】該ベッド気嚢室及び該円形気嚢室の第一密
閉気室等の気体充填量約80%程度を身体の安定上限度と
し、また該長方形気嚢室,該枕気嚢室及び該円形気嚢室
の第二密閉気室等の気体充填量を60%程度に調整して心
身ともにリラックスできるよう使用する者の身体にフィ
ット可能とするようにしたことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載のエアベッドの構造。 - 【請求項5】該枕気嚢室の底部は該ベッド気嚢室の比較
的高い一端の上部における適当な個所にてプレスにより
固定されていることを特徴とする請求項1記載のエアベ
ッドの構造。 - 【請求項6】該ベッド気嚢室,該長方形気嚢室,枕気嚢
気嚢室及び円形気嚢室の第一,第二各密閉気室等は、皆
予め所定の位置に注気口が設けられてそれぞれが独立し
て気体を注入する個所を提供していることを特徴とする
請求項1または請求項2または請求項5記載のエアベッ
ドの構造。 - 【請求項7】該長方形気嚢室,該枕気嚢室及び該円形気
嚢室の第一密閉気室等は、上端面に遠赤外線片体が貼設
されており、遠赤外線治療効果や殺菌、及び血液循環促
進効果を提供することを特徴とする請求項1または請求
項2記載のエアベッドの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005096U JP3083853U (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | エアベッドの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005096U JP3083853U (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | エアベッドの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083853U true JP3083853U (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=43235351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005096U Expired - Fee Related JP3083853U (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | エアベッドの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083853U (ja) |
-
2001
- 2001-08-02 JP JP2001005096U patent/JP3083853U/ja not_active Expired - Fee Related
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