JP3083754U - 蒸気ブラシヘッド固定構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 蒸気クリナーの前端部を連接出来、且つ塵除
去紙または雑巾などの掃除用品を設けられ、掃除と殺菌
の効果を図ることができる蒸気ブラシヘッド固定構造を
提供する。 【解決手段】 中空状を呈し、内部に挟持板２３が設け
てある包囲管体２０と、前記包囲管体の内部に設けら
れ、内部が中空状を呈し、縮径部２２２と案内槽２２３
を有し、当該縮径部が包囲管体内の挟持板を貫通するの
に利し、前記案内槽が包囲管体の挟持板を係止できる接
合装置２２と、一端が前記接合装置と連接する輸送管体
３０と、２つの半分体からなり、前記輸送管体の外側管
壁を内部に包囲し、上端部が前記包囲管体の底端部と枢
着する回転装置４０と、上端部に２つの凸耳６１が延出
され、前記回転装置と枢着する上カバー６０と、前記上
カバーと連結する底カバー７０とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は蒸気ブラシヘッド固定構造に係るものであり、特に蒸気クリナーの前 端部を連接出来、且つ塵除去紙または雑巾などの掃除用品を設けられ、浄化と殺 菌の効果を図ることができる蒸気ブラシヘッド固定構造に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】

図１に示すのは従来の塵除去紙モップの構造であり、ロッド部１０と、円回転 軸１１と板体１２と複数の連結ユニット１３とからなり、ロッド部１０には円回 転軸１１を枢着出来、円回転軸１１の下方に板体１２を連結し、板体１２の上端 部に複数の連結ユニット１３を有し、これらの連結ユニット１３の上端部に隙間 １３１が形成され、これらの隙間１３１に塵除去紙や雑巾などの拭き手段を挟持 出来、そちらで地面や床を拭くことができる。回転可能な円回転軸１１によって ユーザーが容易に壁などの隅部を拭くことができ、塵除去モップによって汚れを 除去する目的を図れる。

【０００３】 しかしながら、前記の従来の構造が単に塵などの汚れを除去出来、蚊や油虫な どの害虫と細菌を除去出来ず、医学の報道によると、多くの疾病の伝染媒介がこ れらの蚊や油虫などの害虫と細菌であり、そのため、前記のモップ構造が人体健 康に対し有害な各種の害虫を除去出来ない。

【０００４】 そのため、前記のことから分かるように、前記の従来の塵除去モップ構造は実 際の取り付けの場合と使用する場合では明らかにその不便さと欠点を有し、改善 される必要がある。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、蒸気クリナーと塵除去モップとを結合し、且つ容易に係脱できる塵 除去紙や雑巾などの清潔用品を利用して、回転自在な蒸気ブラシヘッド構造に合 わせて、容易に壁の隅部などの死角を浄化出来る効果を図り、ユーザーが使用上 の便利性を向上し、且つ蒸気クリナーより噴出する高温の蒸気によって殺菌の効 果を図り、蚊や油虫などの危害を減少し、人体の健康をより好ましく保つように することができる蒸気ブラシヘッド固定構造を提供することをその主要な目的と する。

【０００６】 本考案は、高耐熱の材質を採用する必要がなく、効果的に高温の蒸気を隔絶で きる構造を提供し、製造コストを大幅に減少することができる蒸気ブラシヘッド 固定構造を提供することをその次の目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

前記の目的を図るために、本考案による蒸気ブラシヘッド固定構造は、包囲管 体と接合装置と輸送管体と回転装置と複数の連結ユニットと上カバーと底カバー とからなり、前記包囲管体に蒸気クリナーの連接管を連接出来、前記包囲管体内 に前記輸送管体と連接出来る接合装置を有し、前記回転装置の上端部と前記包囲 管体と枢着し、前記回転装置の両側が前記上カバーを枢着し、前記上カバーはネ ジを介して底カバーと結合出来、これらの処置によって完璧な蒸気ブラシヘッド 固定構造を構成する。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図２ないし図５に示すように、本考案による蒸気ブラシヘッド固定構造は、蒸 気クリナーの前端部を連結出来、且つ塵除去紙と雑巾などの清潔用品を取り付け られる固定構造であり、包囲管体２０と接合装置２２と輸送管体３０と回転装置 ４０と複数の連結ユニット５０と上カバー６０と底カバー７０とからなる。

【０００９】 包囲管体２０はプラスチック射出成形のものであり、且つ一体成形のものであ り、包囲管体２０の内部は中空状を呈し、両端部に開口２１、２１１（図２参照 ）が形成され、包囲管体２０の上端部開口２１１に蒸気クリナー（図示せず）の 連接管（図４参照）８０を連接出来、連接管８０の内部に輸送管８１が設けられ 、輸送管８１は蒸気クリナーの生成した蒸気を輸送するものであり、包囲管体２ ０の底端開口２１の両側に対応しあう槽部２４を有し、槽部２４に回転装置４０ を容易に枢着出来る（図３参照）。

【００１０】 包囲管体２０の内部に接合装置２２が設けられ、接合装置２２の内部は中空状 を呈し、蒸気クリナーの生成した蒸気を輸送することに利し、接合装置２２の一 端と輸送管８１と接合され（図４参照）、接合装置２２の一端にリング２２１が 嵌合され、リング２２１は接合装置２２と輸送管８１の接合力を向上出来、接合 装置２２と輸送管８１との脱落を防止出来る。

【００１１】 図４に示すように、接合装置２２に縮径部２２２と案内槽２２３が形成され、 縮径部２２２が包囲管体２０内に挟持板２３を貫通することに利し、縮径部２２ ２が挟持板２３を案内槽２２３内に導入出来、且つ接合装置２２を包囲管体２０ の挟持板２３に固定出来る。

【００１２】 接合装置２２には環状体２２４が形成され、環状体２２４の外縁部が包囲管体 ２０内部の管壁（図４参照）に当接され、環状体２２４は接合装置２２が包囲管 体２０内部で歪むことを防止出来、接合装置２２の他端に第１束縛リング２２５ と輸送管体３０とが係合され、第１束縛リング２２５が接合装置２２と輸送管体 ３０との接合力を向上出来、第１束縛リング２２５が輸送管体３０と接合装置２ ２との離脱を防止出来る。

【００１３】 輸送管体３０は軟性ゴムによって製造されるものであり、輸送管体３０の内部 は中空状を呈し、蒸気クリナーの生成する蒸気を輸送することに利し、輸送管体 ３０の一端と接合装置２２と連接し（図４参照）、輸送管体３０の他端に第２束 縛リング２２６とノズル７１とが結合され、第２束縛リング２２６が輸送管体３ ０とノズル７１との接合力を増加出来、第２束縛リング２２６がノズル７１と輸 送管体３０との離脱を防止出来る。

【００１４】 回転装置４０は輸送管体３０の外側管壁を包囲し（図４参照）、回転装置４０ の上端部と包囲管体２０の底端部開口２１との両側の槽部と枢着し合い、包囲管 体２０に連接することに便すると共に、連接管８０を前後揺動できるようにし（ 図５参照）、且つユーザーが連接管８０を握る時、容易に壁のコーナーなどを掃 除出来、使用上の便利性を向上出来る。

【００１５】 回転装置４０は第１半分体４１と第２半分体４２とからなり、第１半分体４１ と第２半分体４２とを組み立てる後、輸送管体３０の外側管壁をその内部に包囲 出来、回転装置４０の第１半分体４１には第１枢軸４１１を設け、第２半分体４ ２には第２枢軸４２１を設け、第１と第２の枢軸４１１、４２１が包囲管体２０ の槽部２４に合わせて枢着される。

【００１６】 回転装置４０の第１半分体４１にも凹槽４１３が形成され、回転装置４０の第 ２半分体４２にも凹槽４２３が形成され、これらの２つの凹槽４１３、４２３が 輸送管体３０の外側管壁を第１半分体４１と第２半分体４２との中間に包囲出来 る。

【００１７】 回転装置４０の第１半分体４１の両側にそれぞれ第３枢軸４１２が形成され、 回転装置４０の第２半分体４２の両側にそれぞれ第４枢軸４２２が形成され、第 ３と第４枢軸４１２、４２２とが上カバー６０の延伸する凸耳６１内に枢着する ことに便し、回転装置４０に連接される上カバー６０が左右作動できるように助 力し、ユーザーが壁のコーナーで回転出来るように利し、且つ壁などのコーナー などの死角を掃除出来、使用上の便利性を向上出来る。

【００１８】 上カバー６０はプラスチック射出成形のものであると共に、一体成形のもので あり、上カバー６０に２つの凸耳６１が延出し、これらの凸耳６１が対応しあい 且つ間隔を隔てて前記上カバーに形成され、これらの凸耳６１内部に接合槽６１ １が形成され、接合槽６１１は回転装置４０の第３と第４枢軸４１２、４２２と 枢着出来る。

【００１９】 上カバー６０の上端部に複数の凹み部６２が形成され、上カバー６０の複数の 凹み部６２に複数の連結ユニット５０を固着出来、前記複数個の凹み部６２内に 螺孔６２１と複数の係合槽６２２を有し、螺孔６２１にネジ６２３を介して底カ バー７０に螺着出来、係合槽６２２は複数の連結ユニット５０の底部の複数の係 止槽５２と係止し、係止槽５２が前記複数の連結ユニット５０と上カバー６０の 固着力を向上出来、上カバー６０と連結ユニット５０との離脱を防止出来る。

【００２０】 連結ユニット５０はプラスチック射出成形のものであってもよいが、一体成形 のものであってもよい。連結ユニット５０の上端部に隙間５１が形成され、隙間 ５１はユーザーの塵除去紙または雑巾（図示せず）などの清潔用品を挟持するこ とに利し、ユーザーに汚れを掃除することに利し、連結ユニット５０の底部に複 数の係止槽５２が形成され、係止槽５２と上カバー６０の係止槽６２２と係止連 結され、連結ユニット５０と上カバー６０との離脱を避けられる。

【００２１】 底カバー７０はプラスチック射出成形のものであってもよいが、一体成形のも のであってもよい。底カバー７０に円孔７２と複数の凸柱７３が形成され、これ らの複数の凸柱７３と上カバー６０の凹み部６２内の螺孔６２１と対応しあい、 前記複数の凸柱７３内にネジ山７３１が形成され、ネジ山７３１が複数のネジ６ ２３の螺合に便する。

【００２２】 底カバー７０の一側に凹室７４と複数の噴出口７４１が形成され（図４参照） 、凹室７４にノズル７１を収納出来、凹室７４がノズル７１における噴出口７１ １（図４参照）に正常に蒸気クリナーの生成する蒸気を噴出させることができ、 ノズル７１における噴出口７１１が塵除去紙または雑巾などの清潔用品の影響に より詰まりがじることを防止出来る。

【００２３】 底カバー７０の一側における複数の噴出口７４１が効果的に高温蒸気の噴出面 積を増加出来、且つ蒸気クリナーの生成する高温蒸気を連接管８０内の輸送管８ １を介して中空の接合装置２２に輸送する後に、輸送管を介してノズル７１に輸 送し、また、ノズル７１を介して高温の蒸気を噴出後に最後に底カバー７０の複 数の噴出口７４１より均一的に噴出使用する。

【００２４】 ノズル７１は金属製またはプラスチック製であり、ノズル７１と底カバー７０ の円孔と係合固定し、ノズル７１に第２束縛リング２２６を結合する後に輸送管 体３０と接合し、こうする場合、完璧な蒸気ブラシヘッド固定構造（図３参照） を提供することに至る。

【００２５】 また、図５に示すように、本考案は蒸気クリナーの生成する高温蒸気を連接管 ８０内の輸送管８１を介して中空の接合装置２２へ輸送後、輸送管体を介してノ ズル７１に輸送され、最後に高温の蒸気を複数のノズル７４１より噴出し、殺菌 の機能を図れ、蚊や油虫などの害虫の人体に対する危害を防止出来る。

【００２６】

【考案の効果】

そのため、本考案は従来の塵除去紙または雑巾などの掃除用品を廉潔で切る機 能を有する他に、高温蒸気を有し、蚊や油虫などを殺すことができ、それらの害 虫の人体に対する危害を最低限度に抑圧出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の塵除去紙モップの構造を示す斜視図であ
る。

【図２】本考案を示す分解斜視図である。

【図３】本考案を示す斜視図である。

【図４】本考案を示す断面図である。

【図５】本考案の使用状態を示す断面図である。

【符号の説明】

２０ 包囲管体 ２１ 開口 ２１１ 開口 ２２ 接合装置 ２２１ リング ２２２ 縮径部 ２２３ 案内槽 ２２４ 環状体 ２２５ 第１束縛リング ２３ 挟持板 ２４ 槽部 ３０ 輸送管体 ４０ 回転装置 ４１ 第１半分体 ４１１ 第１枢軸 ４１２ 第３枢軸 ４１３ 凹槽 ４２ 第２半分体 ４２１ 第２枢軸 ４２２ 第４枢軸 ４２３ 凹槽 ５０ 連結ユニット ５１ 隙間 ５２ 係止槽 ６０ 上カバー ６１ 凸耳 ６１１ 接合槽部 ６２ 凹み部 ６２１ 螺孔 ６２２ 係合槽 ６２３ ネジ ７０ 底カバー ７１ ノズル ７１１ 噴出口 ７１２ ネジ山 ７２ 円孔 ７３ 凸柱 ７３１ ネジ山 ７４ 凹室 ７４１ 噴出口 ８０ 連接管 ８１ 輸送管

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 中空状を呈し、内部に挟持板が設けてあ
   る包囲管体と、 前記包囲管体の内部に設けられ、内部が中空状を呈し、
   縮径部と案内槽を有し、当該縮径部が包囲管体内の挟持
   板を貫通するのに利し、前記案内槽が包囲管体の挟持板
   を係止できる接合装置と、 一端が前記接合装置と連接する輸送管体と、 ２つの半分体からなり、前記輸送管体の外側管壁を内部
   に包囲し、上端部が前記包囲管体の底端部と枢着する回
   転装置と、 上端部に２つの凸耳が延出され、前記回転装置と枢着す
   る上カバーと、 前記上カバーと連結する底カバーとからなることを特徴
   とする蒸気ブラシヘッド固定構造。
2. 【請求項２】 前記の包囲管体の上端部開口が蒸気クリ
   ナーの連接管と輸送管とを連接し、蒸気を輸送すること
   に用い、且つ蒸気を輸出使用に供することができること
   を特徴とする請求項１に記載の蒸気ブラシヘッド固定構
   造。
3. 【請求項３】 前記接合装置の一端にリングが設けら
   れ、且つ輸送管と接合出来、接合装置と輸送管との接合
   力を向上出来、脱落を防止出来ることを特徴とする請求
   項１に記載の蒸気ブラシヘッド固定構造。
4. 【請求項４】 前記接合装置には環状体が設けられ、且
   つ包囲管体内部の管壁を当接し、接合装置の包囲管体内
   での歪みを防止することを特徴とする請求項１に記載の
   蒸気ブラシヘッド固定構造。
5. 【請求項５】 前記接合装置の輸送管体に設けられる端
   部に束縛リングを設け、当該接合装置と前記輸送管体と
   の接合力を向上し、脱落を防止出来ることを特徴とする
   請求項１に記載の蒸気ブラシヘッド固定構造。
6. 【請求項６】 前記輸送管体の他端に束縛リングとノズ
   ルが設けられ、当該束縛リングは輸送管体とノズルの接
   合力を向上出来、脱落を防止出来ることを特徴とする請
   求項１に記載の蒸気ブラシヘッド固定構造。
7. 【請求項７】 前記上カバーの上面部に複数の凹み部が
   形成され、複数の連結ユニットを固着出来、これらの連
   結ユニットの上部に隙間が形成され、塵除去紙や雑巾の
   挟持に利し、汚れを除去することに便することを特徴と
   する請求項１に記載の蒸気ブラシヘッド固定構造。
8. 【請求項８】 前記底カバーに円孔が形成され、ノズル
   の貫通に供することができ、蒸気クリナーの生成する蒸
   気を噴出することに利することを特徴とする請求項１に
   記載の蒸気ブラシヘッド固定構造。
9. 【請求項９】 前記底カバーの一側に凹室が形成され、
   当該凹室にノズルを収納出来、且つノズルに正常に蒸気
   クリナーの生成する蒸気を噴出させることができ、蒸気
   の詰まりを防止出来ることを特徴とする請求項１に記載
   の蒸気ブラシヘッド固定構造。
10. 【請求項１０】 前記底カバーの一側に複数の噴出口が
    形成され、高温蒸気の噴出面積を増加出来、且つ蒸気を
    均一的に噴出使用できることを特徴とする請求項１に記
    載の蒸気ブラシヘッド固定構造。