JP3083452U - 熱電対の破断防止構造 - Google Patents
熱電対の破断防止構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属保護管中に挿入し両端を封じて固着した
シース型熱電対の加熱時の膨張による破断を防止する。 【解決手段】 保護管中に挿入するシース型熱電対を予
め波形又は螺旋状にして長さに余裕を与えることで膨張
時に伸長して破断することを防止する。
シース型熱電対の加熱時の膨張による破断を防止する。 【解決手段】 保護管中に挿入するシース型熱電対を予
め波形又は螺旋状にして長さに余裕を与えることで膨張
時に伸長して破断することを防止する。
Description
本考案はあらゆる産業上の熱機器、窯炉に於ける温度測定に用いる熱電対に関 するものである。
従来、一般に金属製保護管とほぼ同長の真直なシース型熱電対の感温部とこれ を被覆する金属保護管の底部を溶接し、感温部とは逆の端子部とする端部をロウ 付け又はエポキシ樹脂で固着して封じたものであった。
各種産業上の熱機器、窯炉等の温度測定に於いてプロセス温度の変動が緩徐で ある所では金属製保護管とシース型熱電対の膨張、収縮も緩徐でありシース型熱 電対の断線の危険は少ないが、食品加工、調理などに於ける温度測定の例では温 度センサとする熱電対が短時分に加熱、冷却の繰り返しを受けシース型熱電対の 折損の例がしばしば見られる。殊に短時分に多数点の温度測定を必要とするから 熱電対の熱容量を小さくして応答を速くするために極めて細いシース型熱電対を 使用していた。 この細いシース型熱電対の両端を拘束した構造で外側のより強靱な金属製保護 管の膨張による伸長に耐えず熱電対のシースが破断することが多発した。 このような熱電対シースの破断の欠点を解消する必要があつた。
本考案に於いては上記の如き欠点を解消するために本願実用新案登録請求の範 囲に記載の如く金属製保護管に挿入する熱電対は金属保護管の熱膨張による伸長 に熱電対のシースが相応に伸長することが出来るように予め波形又は螺旋状に屈 曲して長さに余裕を与える工夫を施したことで熱電対シースの破断を防止した。
本考案の実施例を図面に従つて具体的に説明する。 金属保護管1.及び金属製のシース2.は耐熱、耐食性を考慮してSUS31 6が用いられ、これは加工時に於ける溶接性及び引き伸ばし加工の容易さも考慮 している。 金属保護管1.は外径二.0mm,内径1.5mmのもを用い、0.5mm径 のシース型熱電対2.が挿入された、これは一般のシース型熱電対であるがこの 熱電対2.を金属保護管1.に挿入し、金属保護管1.の底部とシース型熱電対 2.の先端部を溶接する前に予めシース熱電対の一部又は全長にわたつて波形又 は螺旋状に加工を施して後に金属保護管1.に挿入する。 而して、溶接した感温部とは反対の端子部はエポキシ樹脂で固着し封止する。
上記の如く金属保護管に挿入するシース熱電対に熱膨張に耐える構造としこと で熱電対の先端部と保護管の底部を溶接した、この構造は温度に対する応答が速 く、強度的にも堅牢である。 短時分中に繰り返し加熱、冷却に耐えて熱電対のシースが破断することなく長 期間使用に耐えるものとした。
【図面の簡単な説明】 図1は完成品の概形を示す側面図である。図2は本考案
の熱電対を保護管に挿入した所の側断面を示す拡大図。
図3は従来の熱電対を保護管に挿入した所の側断面を示
す拡大図。
の熱電対を保護管に挿入した所の側断面を示す拡大図。
図3は従来の熱電対を保護管に挿入した所の側断面を示
す拡大図。
1 ・・・・・ 金属保護管 2 ・・・・・ シース型熱電対 3 ・・・・・ 熱電対の感温部 4 ・・・・・ エポキシ樹脂固着部
Claims (1)
- 金属管を鞘とし無機絶縁粉材を充填した中に熱電対素線
を埋設したシース型熱電対を金属製保護管中に挿入し、
該シース型熱電対の先端部と金属製保護管の底部と共に
溶接した構造にあつて、シース型熱電対を予め波形に蛇
行させるか螺旋状に屈曲を与えて金属製保護管に挿入す
ることで外表面となる金属保護管が加熱により伸長した
際にシース型熱電対の破断を防止する構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005508U JP3083452U (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 熱電対の破断防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005508U JP3083452U (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 熱電対の破断防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083452U true JP3083452U (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=43234963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005508U Expired - Lifetime JP3083452U (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 熱電対の破断防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083452U (ja) |
-
2001
- 2001-07-16 JP JP2001005508U patent/JP3083452U/ja not_active Expired - Lifetime
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