JP3083438U - ハエの誘殺器 - Google Patents

ハエの誘殺器

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JP3083438U JP2001004657U JP2001004657U JP3083438U JP 3083438 U JP3083438 U JP 3083438U JP 2001004657 U JP2001004657 U JP 2001004657U JP 2001004657 U JP2001004657 U JP 2001004657U JP 3083438 U JP3083438 U JP 3083438U
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健一 神田
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独立行政法人 農業技術研究機構
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、容易にかつ安価に製作でき、
多量のハエを殺虫剤を使用せずに誘殺する。 【解決手段】 上面を開口した第1開口部3を形成すべ
く外壁13と底部15を有した容器本体5に、上面を開
口した第2開口部7を上下方向に貫通して形成すべく内
壁9を有した蓋部11を着脱可能に被せた誘殺器1の前
記底部15に第2開口部7から、砂糖を主成分とした誘
引液17を投入する。次いで、誘殺器1を畜舎内に置く
ことにより、前記第2開口部7から誘引液17中の誘引
物質を揮発させ、ハエの成虫を第2開口部7より誘引さ
せると共に、前記外壁13と内壁9とで形成された区域
部21に成虫を誘い込み、前記誘引液17から発生した
ガスで成虫を麻痺させ、下部の誘引液17で溺死させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この発明は、ハエの誘殺器に関し、特にハエの多発生を防ぐために畜舎に生息 するイエバエの成虫を誘殺するハエの誘殺器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハエの防除方法には種々の方法がある。そのうちの主要な方法は殺虫剤 によるものであるが、その他にハエ取りリボンやシート、粘着剤などがある。
【0003】 また、スズメバチ、アシナガバチ、ハエ、アブ、コガネムシ、蛾などの有害昆 虫を捕獲する方法としては、容器内に誘引剤を入れ、この誘引剤により誘引され る昆虫を容器内に捕獲する方法が知られている。たとえば、特開平8−3224 48号公報に示されている。この捕獲器は、上部に横方向に開口部を持つ誘引部 と、下部の誘引物を入れた捕獲部に昆虫を落下させ、上部に逃亡できない程度の 直径の落下口が備えられている。
【0004】 また、実公昭63−31574号公報でも、開口部から入ったスズメバチが細 くなったネック部により開口部に戻ることができずに死亡せしめるというもので ある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、病原性大腸菌O−157などの病原菌はハエにより伝播されている ことがよく知られている。従来のハエの防除方法は殺虫剤散布が主要な方法であ るが、過度の殺虫剤散布を行うと、ハエに殺虫剤に対する抵抗性を発達させてし まうので、殺虫剤がその効果をほとんど示さない例が増加し、ハエの防除に苦慮 しているという問題点があった。しかも、殺虫剤による防除方法は、人や家畜や 畜産物、さらには環境に対する汚染が懸念される。
【0006】 また、ハエ取りリボンやハエ取り紙などのように粘着剤を用いたものは、ほこ りっぽい場所ではすぐに使用できなくなるという問題点があった。
【0007】 また、前述した捕獲器による方法では、捕獲した昆虫を逃さないことに重点が 置かれているので、必然的に捕獲部に誘引するための開口部(ネック部)が小さ くなる。しかし、上記の開口部は容器内に投入した誘引物質が上昇して通過する 経路ともなるので、開口部が小さいことは捕獲器内の誘引物質が効率よく拡散し て誘引効率を高めるには限界があるという問題点があった。
【0008】 特に、ハエの場合は他の昆虫とは違って壁面を自由自在に歩くために一旦捕獲 部へ入り込んでも再び外へ出てしまうので、開口部がかなりの程度小さくする必 要がある。したがって、開口部が小さいので捕獲効率が悪いという問題点があっ た。
【0009】 この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、殺虫剤 を使用せず、簡単な構造で、容易にかつ安価に製作でき、多量のハエを捕獲可能 なハエの誘殺方法及びその誘殺器を提供することにある。特に、誘殺器の開口部 を広くし、誘引液からの誘引物質を多く揮発するようにして、多くのハエを誘引 し、かつ、容易に誘殺器内に入るようにするハエの誘殺方法及びその誘殺器を提 供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1によるこの考案のハエの誘殺器は、上面 を開口した第1開口部を形成すべく外壁と底部を有した容器本体に、上面を開口 せしめて誘引液を上方から供給するための第2開口部を上下方向に貫通して形成 すべく内壁を有した蓋部を被せると共に、前記容器本体の底部と前記蓋部の内壁 の下部との間に隙間を形成せしめ、前記外壁と内壁とで形成された区域部と前記 第2開口部とを前記隙間を介して連通せしめてなることを特徴とするものである 。
【0011】 したがって、誘殺器は畜舎に置かれることにより、家畜排泄物等から多量に発 生するイエバエの成虫が効果的に防除される。つまり、誘殺器の開口部が大きく 形成できるので、多くのハエが第2開口部から揮発する誘引液中の誘引物質に誘 引され、第2開口部から歩行して区域部内に移動するので区域部内の前記誘引液 から発生した麻痺性のガスにより麻痺し、容易に落下して誘引液中で溺死する。 また、誘殺器の構造は単純なため、容易にかつ安価に製作できる。
【0012】 請求項2によるこの考案のハエの誘殺器は、請求項1記載のハエの誘殺器にお いて、前記蓋部が、容器本体の第1開口部に着脱可能であることを特徴とするこ とを特徴とするものである。
【0013】 したがって、誘殺器は、容器本体から蓋部を容易に取り外せるので、誘引液の 交換や誘引液中のハエを網等ですくって処理することが容易である。
【0014】 請求項3によるこの考案のハエの誘殺器は、請求項1又は2記載のハエの誘殺 器において、前記蓋部と容器本体が、透明のプラスチック製からなることを特徴 とするものである。
【0015】 したがって、誘殺器は透明であるので誘殺されたハエの状況が容易に確認され 、またプラスチック製であるので破損しにくいものである。
【0016】 請求項4によるこの考案のハエの誘殺器は、請求項1、2又は3記載のハエの 誘殺器において、前記誘引液が、白砂糖、黒砂糖、ドライイーストに水を加えて 発酵させた液に界面活性剤を加えて構成されていることを特徴とするものである 。
【0017】 したがって、誘引液は白砂糖、黒砂糖、ドライイーストに水を加えた液に界面 活性剤を加えて構成されているから、より一層人畜及び環境に安心して使用でき る。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】 図1ないしは図3を参照するに、この実施の形態に係わるハエの誘殺器1は、 上面を開口する第1開口部3を有する容器本体5と、この容器本体5の第1開口 部3を被蓋し且つ上面を開口した第2開口部7を上下方向に貫通して形成すべく 内壁9を有する蓋部11とから構成されている。
【0020】 容器本体5は、例えば円筒形をなす外壁13と底部15とからなる透明なプラ スチック製の容器であり、この実施の形態では例えば直径15cm、深さ9cm の円筒容器である。この容器本体5にハエを誘引する誘引物質とハエを麻痺せし める麻痺性のガスを発生する誘引液17が投入される。
【0021】 蓋部11は、例えば容器本体5の第1開口部3の大きさより僅かに大きく形成 された円板状をなしており、この円板状のほぼ中央には例えば直径12cmの穴 部19が設けられており、この穴部19の内周縁から下方に向けて例えば深さ5 cmの半透明の円筒形状をなす内壁9が一体的に設けられている。この内壁9の 内壁面の中が上記の第2開口部7を構成する。
【0022】 上記の蓋部11が容器本体5の第1開口部3に被蓋されることにより、容器本 体5の外壁13と蓋部11の内壁9との間に例えば幅1.5cmほどの空間が区 域部としての例えばガス貯留部21が形成される。このガス貯留部21は上記の 誘引液17より発生する麻痺性のガスを貯留するものであり、内壁9はハエの逃 亡を防ぐ目的も有している。
【0023】 また、内壁9の下部と容器本体5の底部15との間には隙間23が形成される ように構成されている。この実施の形態では例えば上記のガス貯留部21と内壁 9の第2開口部7とは連通するように誘引液17の液面と内壁9の下端縁とは例 えば1cmほどの間隔を有するように誘引液17の投入量が調整されている。
【0024】 また、誘引液17は砂糖を主成分としたもので、例えばこの実施の形態では、 砂糖を発酵せしめた発酵溶液に界面活性剤を混入した液体であり、白砂糖(上白 糖)500gと、黒砂糖100gと、ドライイースト1gとからなる誘引剤に、 水を加えて2リットルとし、1〜2日おいて発酵させて発酵溶液を生成し、この 発酵溶液に界面活性剤1ccが加えられたものである。なお、1個の誘殺器には 約350ccの誘引液17が投入される。この350ccの誘引液17の費用は 約22円と安価である。
【0025】 上記構成により、誘殺器1の容器本体5に投入された誘引液17から発生する ハエの成虫を誘引する誘引物質が蓋部11の内壁9の第2開口部7から外部へ揮 発して周辺へ拡散する。一方、誘引液17からはハエを麻痺せしめる麻痺性のガ スとしての例えば二酸化炭素も発生するので、この二酸化炭素と誘引物質がガス 貯留部21内に充満する。
【0026】 上記の誘殺器1は牛舎や豚舎などの畜舎内に置かれることにより、ハエの成虫 は誘殺器1の第2開口部7から外方へ揮発する誘引液17中の誘引物質に誘引さ れ、内壁9の第2開口部7を歩行してガス貯留部21内に移動する。ハエは一旦 ガス貯留部21へ入ると、ガス貯留部21から内壁9の第2開口部7へ戻ること なく、誘引液17から発生した二酸化炭素で軽く麻痺されるので、行動力が低下 して誘引液17へ落下し、界面活性剤により誘引液17中にて溺死する。誘引液 17中で死亡したハエが多量になったら、蓋部11が取り外されて網等ですくい 取られて処理される。
【0027】 以上のように、誘殺器1は第2開口部7が大きく形成可能であるために第2開 口部7から多量の誘引物質が揮発するので、多くのハエの特にイエバエの成虫を 誘引できる。したがって、誘殺器1はイエバエの成虫の誘殺に効果を発揮するの で、畜舎に置くことにより、家畜排泄物等から多量に発生するイエバエの成虫が 効果的に防除される。また、誘殺器1の構造は単純なため、容易にかつ安価に製 作できる。
【0028】 また、誘殺器1は容器本体5から蓋部11を容易に取り外せるので、誘引液1 7の交換や、誘引液17中で溺死したハエをすくうことが容易である。また、誘 殺器1は透明のプラスチック製であるので、誘殺されたハエの状況を容易に確認 でき、また破損しにくいものである。
【0029】 また、誘引液17は砂糖を主成分とした食品を材料としているので人畜及び環 境にも安心して使用できる。
【0030】 図4を参照するに、この実施の形態の誘殺器1を4個、農家の肥育牛の牛舎に おいてその効果を調べた結果が示されている。lつの誘殺器1における1日あた りのイエバエ成虫誘殺数は平均で500個体〜600個体である。また、1つの 誘殺器1における1日あたり1000個体以上が誘殺されたこともあった。なお 、ほぼ1ヶ月の設置期間で後半のほぼ10日間では誘殺数が減少している様子が 見られており、この実施の形態の誘殺器1の効果性が表れていると思われる。
【0031】 なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行 うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0032】
【考案の効果】
以上のごとき考案の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の考案 によれば、誘殺器は、ハエとくにイエバエの誘殺に効果を発揮するので、畜舎等 に置くことにより、家畜排泄物等から多量に発生するイエバエを効果的に防除す ることができる。また、誘殺器の構造は単純なため、容易にかつ安価に製作でき る。
【0033】 請求項2の考案によれば、誘殺器は、容器本体から蓋部を容易に取り外せるの で、誘引液の交換や、誘引液中で溺死したハエを容易にすくって処理することが できる。
【0034】 請求項3の考案によれば、誘殺器は透明であるので、誘殺されたハエの状況を 容易に確認でき、プラスチック製であるので簡単に破損しない。
【0035】 請求項4の考案によれば、誘引液は白砂糖、黒砂糖、ドライイーストに水を加 えた液に界面活性剤を加えて構成されているから、より一層人畜及び環境に安心 して使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態を示すもので、ハエの誘
殺器の断面図である。
【図2】この考案の実施の形態を示すもので、ハエの誘
殺器の全体的な斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】この考案の実施の形態における肉牛飼育農家の
牛舎におけるイエバエの誘殺事例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 誘殺器 3 第1開口部 5 容器本体 7 第2開口部 9 内壁 11 蓋部 13 外壁 15 底部 17 誘引液 19 穴部 21 ガス貯留部(区域部) 23 隙間

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口した第1開口部を形成すべく
    外壁と底部を有した容器本体に、上面を開口せしめて誘
    引液を上方から供給するための第2開口部を上下方向に
    貫通して形成すべく内壁を有した蓋部を被せると共に、
    前記容器本体の底部と前記蓋部の内壁の下部との間に隙
    間を形成せしめ、前記外壁と内壁とで形成された区域部
    と前記第2開口部とを前記隙間を介して連通せしめてな
    ることを特徴とするハエの誘殺器。
  2. 【請求項2】 前記蓋部が、容器本体の第1開口部に着
    脱可能であることを特徴とする請求項1記載のハエの誘
    殺器。
  3. 【請求項3】 前記蓋部と容器本体が、透明のプラスチ
    ック製からなることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ハエの誘殺器。
  4. 【請求項4】 前記誘引液が、白砂糖、黒砂糖、ドライ
    イーストに水を加えて発酵させた液に界面活性剤を加え
    て構成されていることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載のハエの誘殺器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021058152A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 フマキラー株式会社 虫捕獲液及び虫捕獲器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021058152A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 フマキラー株式会社 虫捕獲液及び虫捕獲器

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