JP3083396U - 解錠防止装置 - Google Patents

解錠防止装置

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JP3083396U JP2001004631U JP2001004631U JP3083396U JP 3083396 U JP3083396 U JP 3083396U JP 2001004631 U JP2001004631 U JP 2001004631U JP 2001004631 U JP2001004631 U JP 2001004631U JP 3083396 U JP3083396 U JP 3083396U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア錠に併設して、戸締りの確実性を高め
る。 【解決手段】 玄関用ドアに設けられたドア錠4の鍵穴
5の周囲に固定されて、ドア錠4の鍵穴5の周囲を包囲
する包囲カバー21と、包囲カバー21にスライド自在
に取り付けられ、スライドさせてドアサッシ55側に取
り付けたアンカー7に係合ロックされる第1のロック部
材8側と、包囲カバー21に取り付けられて、ドア錠4
の鍵穴5を開閉可能に閉塞する閉塞カバー31と、鍵穴
4a及び第1のロック部材8に対する閉塞カバー31の
閉塞状態を固定する第2のロック部材9とを備え、ドア
の二重ロック効果と、ドア錠4の鍵穴4aに鍵やピッキ
ングツールを差し込むことができないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、住宅などの玄関用ドアに備えたドア錠に用いる解錠防止装置(ピッ キングキラー)に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に住宅などの玄関用ドアのドア錠にシリンダ錠が用いられている。このシ リンダ錠にはドアノブに埋め込む型式のものやドア面にドアレバーに近接してケ ースやねじなどを用いて取り付ける型式のものがある。いずれの型式もシリンダ 錠の鍵穴にキーを差し込み、これを回転することにより、ドアの施錠、解錠を行 っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のドア錠では、そのキーが紛失や盗難により他人の手に 渡れば、ドア錠は簡単に解錠されてしまうことは勿論のこと、ドア錠の構造の知 識があれば、所謂ピッキングツールを用いることにより、ドア錠を簡単に解錠で きるという問題がある。このことは近時の新聞やテレビの報道で指摘されている とおりである。
【0004】 そこで本考案は、このような従来の問題を解決し、ドア錠に併設して、戸締り の確実性を高めることのできる解錠防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の解錠防止装置は、ドア錠の周囲に位置し て、玄関用ドアを支える固定壁側に固定して設けられた係止穴を有するアンカー と、錠前取付穴と前記アンカーの係止穴に対応している貫通穴を有しているとと もに、前記玄関用ドアに設けられた前記ドア錠の鍵穴の周囲に固定されて、前記 鍵穴の周囲を包囲する包囲カバーと、前記包囲カバーの前記錠前取付穴と対応し ている錠前取付穴を有しているとともに、前記包囲カバーに取り付けられて前記 ドア錠の鍵穴を開閉可能に閉塞する閉塞カバーと、前記玄関用ドアが閉じられた 閉状態で前記貫通穴を貫通し、前記包囲カバーから突出された一部が前記アンカ ーの前記係止穴に係合されて前記玄関用ドアの閉状態を固定する第1のロック部 材と、前記閉塞カバーの閉塞状態で、前記包囲カバーの錠前取付穴と前記閉塞カ バーの錠前取付穴とに係合されて前記閉塞カバーの閉塞状態を固定する第2のロ ック部材とを備えている。
【0006】 この構成により、閉塞カバーが閉状態に閉じられ、かつ第2のロック部材で固 定されている場合には、閉塞カバーがドア錠の鍵穴を覆っているので、ドア錠の 鍵穴に鍵やピッキングツールを差し込もうとしても差し込むことはできない。こ れにより、ドア錠の不正な解錠を防止することができる。また、第1のロック部 材がアンカーの係止穴に係合されている状態では、玄関用ドアとその玄関用ドア を支える固定壁との間の閉ロック効果が得られ、無理に玄関用ドアをこじ開けよ うとしても第1のロック部材とアンカーとの係合が邪魔になって簡単には開ける ことはできない。したがって、ドア錠に併設して、第1のロック部材とアンカー による施錠も得られ、この二重のロックで確実性が得られることとなる。
【0007】 また、本考案の解錠防止装置は、ドアノブ以外に設けられたドア錠において、 包囲カバーは少なくともドア錠の鍵穴を表出する開口を有し、ドア錠の周囲に取 り付け可能な箱形に形成されるとともに、閉塞カバーは開口を開閉可能な板状に 形成されて包囲カバーにヒンジ部材を介して取り付けられ、包囲カバーと閉塞カ バーがロック部材により固定されている。
【0008】 この構成により、予め箱形の包囲カバーをドア錠の周囲に取り付けておき、こ の包囲カバーにヒンジ部材により取り付けられた閉塞カバーを閉じて、包囲カバ ーと閉塞カバーとを第2のロック部材により固定することにより、解錠防止装置 をドア錠に常態として備え付け、ドア錠の鍵穴を容易に閉塞することができる。 このようにして、ドア錠の鍵穴に鍵やピッキングツールを差し込むことができ ないようにしているので、ドア錠の不正な解錠を防止することができる。
【0009】 また、本考案の解錠防止装置は、前記包囲カバーに設けられた貫通穴が前記ア ンカーの係止穴と対向している側面に形成されているとともに、前記第1のロッ ク部材が前記貫通穴を貫通してスライド可能な棒状に形成され、前記第1のロッ ク部材のスライドにより前記第1のロック部材を前記アンカーの係止穴に係脱さ せる構成にしている。
【0010】 この構成により、第1のロック部材をスライドさせてアンカーの係止穴に係合 させることにより、ドア錠に併設して玄関用ドアを閉状態で固定(ロック)する 施錠が得られ、玄関用ドアの不正な解錠をできるだけしにくくすることができる 。
【0011】 また、本考案の解錠防止装置は、包囲カバーの開口が閉塞カバーで閉じられた とき、第1のロック部材によるアンカーロックへの係合も同時に固定される構成 にしている。
【0012】 この構成により、包囲カバーの開口を閉塞カバーで閉じると、玄関用ドアに対 する第1のロック部材が行っている閉状態の固定も同時に行うことができ、玄関 用ドアの不正な開放をできるだけ少なくすることができる。
【0013】 また、本考案の解錠防止装置は、ドアノブに設けられたドア錠において、包囲 カバーはドアノブの周囲に装着可能な筒体の分割部材からなり、各分割部材が少 なくとも1つの第2のロック部材とヒンジ部材とにより展開可能に結合されると ともに、全部又は一部の分割部材の内側に閉塞カバーが一体的に形成されている 。
【0014】 この構成により、包囲カバーをなす筒体の分割部材をヒンジ部材により展開し た状態からドアノブの周囲に装着するとともに、これら分割部材の全部又は一部 に一体の閉塞カバーでドアノブの鍵穴を覆い塞ぎ、これら分割部材間を第2のロ ック部材で固定(ロック)することにより、解錠防止装置をドアノブに容易に取 り付けることができる。
【0015】 このようにして、ドア錠の鍵穴に鍵やピッキングツールを差し込むことができ ないようにしているので、ドア錠の不正な解錠を防止することができる。
【0016】 また、本考案の解錠防止装置は、ロック部材がチェーン型若しくはワイヤ型の 錠又は南京錠型の錠から選択され、包囲カバー及び/又は閉塞カバーに備えたロ ック穴に施錠されている。
【0017】 この構成により、鍵穴を閉塞する閉塞カバーの固定を確実にするとともに、ロ ック部材の取り付け、取り外しを簡単に行うことができる。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図を用いて説明する。
【0019】 (実施の形態1) 図1乃至図6に本考案の第1の実施の形態における解錠防止装置(ピッキング キラー)を示す。図1は解錠不能状態で示す解錠防止装置の正面図、図2は図1 のA−A断面図、図3はその解錠防止装置の側面図、図4は解錠可能状態で示す その解錠防止装置の正面図、図5はその解錠防止装置におけるアンカーの側面図 、図6は図1のC−C断面図である。図1乃至図6において、この解錠防止装置 1は、玄関用ドア2のドア面(以下、「玄関用ドア2と言ったらドア面を指す」 )にドアノブ3に近接して設けられたドア錠4に使用するものである。この解錠 防止装置1は、ドア錠4の周囲に固定されて、ドア錠4の鍵穴4aの周囲を包囲 する包囲カバー21と、玄関用ドア2を支える固定壁(ドアサッシ5)側に固定 されてドア錠4と対向して設けられた係止穴6を有するアンカー7と、包囲カバ ー21にスライド自在に取り付けられた第1のロック部材8と、包囲カバー21 に取り付けられて、ドア錠4の鍵穴4aを開閉可能に閉塞する閉塞カバー31と 、鍵穴4aに対する閉塞カバー31の閉塞状態を固定する第2のロック部材9( 図1参照)とにより構成される。
【0020】 包囲カバー21は全体がステンレス材により前面に開口22を有する箱形に形 成されており、ドア錠4の周囲に取り付け可能に、その後面21aの略中心にド ア錠4を挿通可能なドア錠穴23が穿たれているとともに、さらにその上下に取 付ねじ用の挿通穴24が穿たれている。前面開口22の両側にはフランジ25a 、25bが外側に向けて突設されている。一方のフランジ25a(以下、「取付 部25a」という。)にヒンジ部材27が取り付けられている。他方のフランジ 25b(以下、「取付部25b」という。)は第2のロック部材9のための取付 部で、その平面2箇所にロック穴28が穿設されている。なお、取付部25bに は、その縁部に沿ってステンレス製の丸棒材からなる補強材30が固着されてい る。取付部25aと隣接している側面21bには、この側面21bを貫通して、 中心にガイド穴29aを有するパイプ状をしたガイド部材29が取付部25aと 略平行にして設けられている。ガイド部材29には、ガイド穴29aを貫通して 摺動する、ステンレス材により棒状をした上記第1のロック部材8が取り付けら れており、後面21aには、ガイド部材29から包囲カバー21内に突出してい る第1のロック部材8の移動を規制する規制ピン26が突設されている。
【0021】 第1のロック部材8は、包囲カバー21内からガイド穴29a内に挿入され、 その先端がガイド部材29を貫通して、包囲カバー21の側面21bから外側に 向かって大きく突出したロック位置(図1参照)と、ガイド部材29内に退避さ れたアンロック(図4参照)とにスライド切り換え可能になっている。また、後 端側には、その側面から略直角に突出した状態にして、ストッパー8aが取り付 けられている。ストッパー8aは、第1のロック部材8をスライドさせるとき、 スライドに先立って第1のロック部材8と共に回動されて、規制ピン26と同じ 方向を向いて、スライド時に規制ピン26とぶつからないように起こされ(図4 は、この状態を示している)、この状態で第1ロック部材8と共にスライドされ る。そして、第1のロック部材8は、規制ピン26がガイド部材29の端面とぶ つかるまで外側に移動されると上記ロック位置に移動された状態となり、その状 態で第1ロック部材8と共にストッパー8aが倒され、その戻り方向で規制ピン 26とぶつかる状態になると、そのロック位置に固定される。図1はその固定状 態を示している。また、ロック位置からアンロック位置に戻す場合は、ストッパ ー8aが規制ピン26とぶつからないように起こされ、この起こした状態で第1 のロック部材8をスライドさせると移動させることができる。
【0022】 閉塞カバー31はステンレス材により箱形の包囲カバー21の前面開口22を 開閉可能な板状に形成されており、包囲カバー21にヒンジ部材27を介して取 り付けられている。この閉塞カバー31は回動側の端部が包囲カバー21の第2 のロック部材9の取付部(フランジ25a)上に重合可能に延出され、この延出 された部分に第2のロック部材9のための取付部が設けられていて、その取付部 に2つのロック穴32が包囲カバー21側のロック穴28と位置対応させて穿設 されている。なお、この閉塞カバー31の外面には、ヒンジ部材27と接続され ている部分と反対側、すなわちロック穴32が形成されている側の周縁に沿って ステンレス製の丸棒材からなる補強材33が固着されている。
【0023】 アンカー7は、図5及び図6でも詳細に示しているように、ステンレス材によ り形成されたベース板41と、このベース板41上に溶接固定されているパイプ 材42とで構成されている。パイプ材42は、その中心に第1のロック部材8の 外径よりも若干大きな内径をした係止穴6を有し、第1のロック部材8が挿入係 合可能になっている。ベース板41は、断面が略L字状をした部材で、ドアサッ シ5の内面と外周縁に密着させて、パイプ材42の係止穴6が第1のロック部材 8と対応する位置に取り付けられている。このベース板41の固定は、外部から ドライバー等で取り外すことができないようにしてなされるもので、ビス止め、 あるいは外壁内に埋め込んだ状態にして取り付けられる。
【0024】 なお、第2のロック部材9は、別途用意される錠であり、各種錠を選択的に適 用することができ、ここでは例えばチェーン型又はワイヤ型の錠が用いられてい る。この種の錠は一般に自転車などに利用されているものである。自転車用の錠 では、チェーン又はワイヤをタイヤの内外に通し、輪状にしてロックしている。 この第2のロック部材9においても、このような構造の錠になっている。また、 ここでは錠の解錠方式はダイヤルを合わせて行うものが好ましい。この第2のロ ック部材9は、包囲カバー21の各取付部のロック穴28,32に通してロック され、各取付部間が施錠される。なお、第2のロック部材9にチェーン型又はワ イヤ型に代えて、南京錠型の錠を用いることもできる。この場合も、ダイヤルを 合わせて解錠を行う方式が望ましい。その他各種錠をロック部材として選択的に 適用する。
【0025】 次に、この解錠防止装置1の使用方法について説明する。まず、予め箱形の包 囲カバー21をそのドア錠穴23にドア錠4を通してドア錠4の周囲に取り付け ておく。この場合、包囲カバー21の後面21aの取付ねじ用の挿通穴24に取 付ねじを通して玄関用ドア2に締め付け、包囲カバー21を玄関用ドア2に直接 固定する。また、ドアサッシ5側には、包囲カバー21側の第1のロック部材8 にパイプ材42の係止穴6を対応させてアンカー7を取り付けておく。そして、 玄関用ドア2が閉じられ、ドア錠4が施錠された状態において、第1のロック部 材8をロック位置にスライドさせて、第1のロック部材8をアンカー7の係止穴 6に挿入係合させる。この状態では、ドア錠4と併設して第1のロック部材8に よるロックがかけられた状態になる。続いて、包囲カバー21にヒンジ部材27 により取り付けられた閉塞カバー31を包囲カバー21の前面に合わせて開口2 2に表出する鍵穴4a及び第1のロック部材8を閉塞し、さらに包囲カバー21 と閉塞カバー31とを、ロック穴28,32を通して取り付けられる第2のロッ ク部材9により固定する。このように、包囲カバー21と閉塞カバー31とをロ ックして、ドア錠4の鍵穴4a及び第1のロック部材8を塞ぐ閉塞カバー31を 固定する。
【0026】 このようにして解錠防止装置1をドア錠4の周囲に取り付けておくと、その閉 塞カバー31によりドア錠4の鍵穴4aが塞がれるので、このドア錠4の鍵を不 正に取得しても鍵を鍵穴4aに差し通すことができない。同様にピッキングツー ルなども鍵穴4aに差し通すことができない。また、この解錠防止装置1におい ては、包囲カバー21とアンカー7との間を第1のロック部材8によりロックし ているので、包囲カバー21と玄関用ドア2との間を取り外そうとしても、第1 ロック部材8によるロック構造により簡単に取り外すことはできない。したがっ て、第1のロック部材8によるロックを外すことが必要になるが、この解錠防止 装置1においては、包囲カバー21を玄関用ドア2自体に固定し、包囲カバー2 1とこれにヒンジ部材27を介して取り付けた閉塞カバー31とを第2のロック 部材9により固定しているので、この解錠防止装置1を玄関用ドア2から取り外 したり、閉塞カバー31を開いたりすることはできない。したがって、この解錠 防止装置1の閉塞カバー31を開くには第2のロック部9を解除する他ない。
【0027】 このように第1の実施の形態によれば、玄関用ドア2に設けられたドア錠4の 鍵穴4aの周囲に包囲カバー21を固定し、この包囲カバー21に取り付けられ た閉塞カバー31でドア錠4の鍵穴4a及び第1のロック部材8を開閉可能に閉 塞して、解錠防止装置1を取り外したり、あるいはドア錠4の鍵穴4aに鍵やピ ッキングツールを差し込むことができないようにしているので、ドア錠4の不正 な解錠を防止することができという作用効果を奏することができる。なお、解錠 防止装置1による解錠防止を解除する場合は、まず第2のロック部材9によるロ ックを解除して閉塞カバー31を開き、続いて第1のロック部材8によるロック を外せばよい。
【0028】 また、この解錠防止装置1の場合、予め箱形の包囲カバー21をドア錠4の周 囲に取り付けておき、この包囲カバー21にヒンジ部材27により取り付けられ た閉塞カバー31を閉じて、包囲カバー21と閉塞カバー31とを第2のロック 部材9により固定するので、解錠防止装置1をドア錠4に常態として備え付け、 ドア錠4の鍵穴4aを容易に閉塞することができる。
【0029】 (実施の形態2) 図7乃至図9は本考案の第2の実施の形態における解錠防止装置(ピッキング キラー)を示し、図7は取付使用状態で示す解錠防止装置の正面図、図8は取付 前の状態で示す正面図、図9は取付前の状態で示す側面図である。図7及び図8 において、この解錠防止装置51は、ドアノブ53に設けられたドア錠54に使 用するもので、ドアノブ53の周囲に固定されて、そのドア錠54の鍵穴54a の周囲を包囲する包囲カバー62と、包囲カバー62に取り付けられて、ドア錠 54の鍵穴54aを開閉可能に閉塞する閉塞カバー72と、包囲カバー62にス ライド自在に取り付けられた第1のロック部材58と、玄関ドア52を支える固 定壁(ドアサッシ55)側に固定して設けられた係止穴56を有するアンカー5 7と、鍵穴54aに対する閉塞カバー72の閉塞状態を固定する第2のロック部 材59とにより構成される。
【0030】 包囲カバー62は、全体がステンレス材により形成され、ドアノブ53の周囲 に装着可能な円筒体を二分割した分割部材62A,62Bと、これら分割部材6 2A,62Bのドアノブ53の小径の基部53a側に対応する端部にそれぞれ設 けられて、ドアノブ53の基部53aを取り囲み可能に中心に開口63を形成す る略半円形の閉塞部材64A,64Bとを備える。分割部材62A,62Bは相 互に隣接する一方の対向縁部がヒンジ部材67を介して相互に回動可能に結合さ れている。また、その他方の対向縁部にそれぞれ第1のロック部材58及び第2 のロック部材59(図7参照)のための取付部85が形成されている。これらの 取付部85は板材からなり、それぞれその平面二箇所に所定の内径を有するロッ ク穴82が穿たれていて、各分割部材62A,62Bの対向縁部から外側に向け て突出され、各取付部85の平面及び2つのロック穴82が相互に対向配置され ている。なお、これらの取付部85にはその縁部に沿ってステンレス製の丸棒材 からなる補強材87が固着されている。
【0031】 このような包囲カバー62を構成する各分割部材62A,62Bのドアノブ5 3の鍵穴54a側に対応する端部にそれぞれ、ステンレス製の板からなる閉塞カ バー72A,72Bが内側と外側に互い違いに設けられている。内側の閉塞カバ ー72Aは包囲カバー62の内周(内径)よりも少し小さい略円形に形成されて いて、一方の分割部材62Aの端部に一体的に固着されている。外側の閉塞カバ ー72Bは包囲カバー62の内周(内径)と略同じ略円形に形成されていて、他 方の分割部材62Bの端部に一体的に固着されている。なお、外側の閉塞カバー 72Bにはその周縁に沿ってステンレス製の丸棒材からなる補強材88が固着さ れている。
【0032】 第1のロック部材58は、ステンレス材により棒状に形成され、分割部材62 Bの取付部85の内側からロック穴82に挿入されるもので、端部まで挿入され ると、ロック穴82の周縁に当接されて、それ以上挿入されないようにするため のストッパーとして使用される鍔58aが後端部に一体に形成されている。
【0033】 アンカー57は、ステンレス材により形成されたベース板91と、このベース 板91上に溶接固定されているパイプ材92とで構成されている。パイプ材92 は、その中心に第1のロック部材58の外径よりも若干大きな内径をした係止穴 56を有し、第1のロック部材58が挿入係合可能になっている。ベース板91 は、断面が略L字状をした部材で、ドアサッシ55の内面と外周縁に密着させて 、パイプ材92の係止穴56が第1のロック部材58と対応する位置に取り付け られている。このベース板91の固定は、外部からドライバー等で取り外すこと ができないようにしてなされるもので、ビス止め、あるいは外壁内に埋め込んだ 状態にして取り付けられる。
【0034】 第2のロック部材59は、包囲カバー62の2つの分割部材62A,62Bを 固定可能に、チェーン型又はワイヤ型の錠が用いられている。この種の錠は一般 に自転車などに利用されているものである。自転車用の錠では、チェーン又はワ イヤをタイヤの内外に通し、輪状にしてロックしている。この第2のロック部材 59においてもこのような構造の錠になっている。また、ここでは錠の解錠方式 はダイヤルを合わせて行うものが好ましい。この第2のロック部材59は、包囲 カバー62の各分割部材62A,62Bに備えた各取付部85の各ロック穴82 に通してロックされ、各分割部材62A,62B間が施錠される。なお、第2の ロック部材59にチェーン型又はワイヤ型に代えて、南京錠型の錠を用いること もできる。この場合も、ダイヤルを合わせて解錠を行う方式が望ましい。その他 各種錠をロック部材として選択的に適用する。
【0035】 次に、この解錠防止装置51の使用方法について説明する。まず、包囲カバー 62から第2のロック部材59を取り外す。包囲カバー62をなす2つの分割部 材62A,62Bはヒンジ部材67により相互に回動可能に結合されているので 、これらの分割部材62A,62Bを閉塞カバー72A,72Bとともに開いて 展開する。図8及び図9は、その展開されている状態を示している。続いて、包 囲カバー62をドアノブ53の周囲に装着する。すなわち、包囲カバー62の分 割部材62Bをドアノブ53の周囲に被せる。そして、アンカー57の係止穴5 6と対応しているロック穴82に、分割部材62Aの内側から第1のロック部材 58を鍔58Aが当接して位置規制されるまで挿入し、その分割部材62Aから 突出した第1ロック部材58の先端をアンカー57の係止穴56に挿入係合させ る。この状態では、ドア錠54と併設して第1のロック部材58によるロックが かけられた状態になる。次いで、分割部材62Bを分割部材62A側に回転させ 、ドアノブ53の小径の基部53aを開口63で逃がし、残りの部分を取り囲む ようにして、分割部材62A,62Bを一体的に合わせるとともに、他端の内側 、外側の各閉塞カバー72A,72Bをドアノブ53の前面の鍵穴54の前に重 ね合わせる。続いて、各分割部材62A,62Bの両取付部85を第2のロック 部材59により施錠する。すなわち、第1のロック部材58が装着されていない 一方の取付部85の片側一方のロック穴82から他方の取付部85の片側一方の ロック穴82へチェーン型又はワイヤ型の錠を通してロックする。南京錠型の錠 を使用する場合、閂部分を両取付部85の各ロック穴82間に通してロックする 。このようにして、包囲カバー62をドアノブ53の周囲に締め付けて、ドアノ ブ53前面の鍵穴54aを塞ぐ閉塞カバー72A,72B間を固定する。
【0036】 このようにして解錠防止装置51をドアノブ53に取り付けておくと、その閉 塞カバー72A,72Bによりドアノブ53の鍵穴54aが塞がれているので、 このドア錠54の鍵を不正に取得しても鍵を鍵穴54aに差し通すことができな い。同様にピッキングツールなども鍵穴54aに差し通すことができない。また 、この解錠防止装置51においては、包囲カバー62とアンカー57との間を第 1のロック部材58によりロックしているので、包囲カバー62と玄関用ドア5 2との間を取り外そうとしても、第1ロック部材58によるロック構造により簡 単に取り外すことはできない。したがって、第1のロック部材58によるロック を外すことが必要になるが、この解錠防止装置51においては、第1のロック部 材58は分割部材62A,62Bとで鍔58aが挟まれ、その挟まれた状態で保 持されているので、第2のロック部材59を外さない限り、この解錠防止装置5 1を玄関用ドア52から取り外したりすることはできない。よって、この解錠防 止装置51の閉塞カバー72A,72Bを開くには第2のロック部材59を解除 する他ない。また、この解錠防止装置51においては、包囲カバー62をドアノ ブ53に締め付けて装着し、その端部の閉塞部材64をドアノブ53の基部53 aの回りに固定しているので、この解錠防止装置51をドアノブ53から引き抜 くことはできない。また、外側の閉塞カバー72A,72Bを補強材88で補強 しているので、閉塞カバー72A,72Bを手前側又は奥側に折り曲げることが できず、閉塞カバー72A,72Bを開くことはできない。したがってこの解錠 防止装置51を取り外すには第2のロック部材59を解除する他ない。
【0037】 このように第2の実施の形態によれば、ドアノブ53に設けられたドア錠54 の鍵穴54aの周囲に包囲カバー62を固定し、この包囲カバー62に取り付け られた閉塞カバー72A,72Bでドア錠54の鍵穴54aを開閉可能に閉塞し て、ドア錠54の鍵穴54aに鍵やピッキングツールを差し込むことができない ようにしているので、ドア錠54の不正な解錠を防止することができる。なお、 解錠防止装置51による解錠防止を解除する場合は、まず第2のロック部材59 によるロックを解除して閉塞カバー72A,72Bを開き、続いて第1のロック 部材58によるロックを外せばよい。
【0038】 また、この解錠防止装置51の場合、包囲カバー62をなす円筒体の分割部材 62A,62Bとその一端の閉塞部材62Bとをヒンジ部材67により展開した 状態でドアノブ53の周囲に装着するとともに、第1のロック部材58を分割部 材62A側からアンカー57に係合させ、次いで、分割部材62A,62Bに設 けている閉塞カバー72A,72Bでドアノブ53の鍵穴54aを塞いで、これ ら分割部材62A,62B間を第2のロック部材59で固定(ロック)する簡単 な組み付け作業で、解錠防止装置51をドアノブ53に容易に取り付けることが できる。
【0039】 また、第2のロック部材59にチェーン型若しくはワイヤ型の錠又は南京錠型 の錠を用いて、包囲カバー62の分割部材62A,62B間に施錠しているので 、鍵穴54aを閉塞する閉塞カバー72A,72Bの固定を確実に行うことがで きるとともに、第2のロック部材59の解除方法を知るユーザーにおいては第2 のロック部材59の取り付け、取り外しを容易に行うことができる。なお、解錠 防止装置51をロックする第2のロック部材58の信頼性は絶対的なものとはい えないが、ドア錠54を解錠するためには、解錠防止装置51の第2のロック部 材59を取り外すことがまず必要で、この取り外しにある程度の手間と時間を要 すること自体に防犯効果がある。
【0040】 なお、この第2の実施の形態の場合、図7乃至図9中、符号89で示すように 、包囲カバー62をなす分割部材62A,62Bの内周にゴムなどの弾性材から なる滑り止め部材89をドアノブ53の周囲に圧接可能に設けてもよい。また、 包囲カバー62に、外側、内側の2つの閉塞カバー72A,72Bを備えている が、一方の分割部材62A,62Bにのみ1つの閉塞カバーを設けてもよい。こ の場合、第2の実施の形態に比べて強度が若干下るが、実用上問題はなく、第2 の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0041】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の解錠防止装置は、玄関用ドアに設けられたドア 錠の鍵穴の周囲に包囲カバーを固定し、この包囲カバーに取り付けられた閉塞カ バーでドア錠の鍵穴を開閉可能に閉塞して、ドア錠の鍵穴に鍵やピッキングツー ルを差し込むことができないようにしているので、ドア錠の不正な解錠を防止し て、戸締りの確実性を高めることができ、その実用的効果は大きい。
【0042】 また、第1のロック部材がアンカーの係止穴に係合されている状態では、玄関 用ドアとその玄関用ドアを支える固定壁との間の閉ロック効果が得られ、無理に 玄関用ドアをこじ開けようとしても開けることはできないようにしているので、 ドア錠に併設して、第1のロック部材とアンカーによる施錠も得られ、この二重 のロックで確実性が得られることとなる。これにより、ドア錠の不正な解錠を防 止して、戸締りの確実性を高めることができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態における解錠防止装
置の正面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】本実施の形態1における解錠防止装置の側面図
【図4】本実施の形態1における解錠防止装置を解錠可
能状態で示す正面図
【図5】本実施の形態1におけるアンカーの側面図
【図6】図5のC−C断面図
【図7】本考案の第2の実施の形態における解錠防止装
置の正面図
【図8】本実施の形態2における解錠防止装置を解錠可
能状態で示す正面図
【図9】本実施の形態2における解錠防止装置を解錠可
能状態で示す側面図
【符号の説明】
1 解錠防止装置 2 玄関用ドア 3 ドアノブ 4 ドア錠 4a 鍵穴 5 ドアサッシ 6 係止穴 7 アンカー 8 第1のロック部材 9 第2のロック部材 21 包囲カバー 21a 後面 21b 側面 22 開口 23 ドア錠穴 24 挿通穴 27 ヒンジ部材 28 ロック穴 29 ガイド部材 31 閉塞カバー 32 ロック穴 51 解錠防止装置 52 玄関用ドア 53 ドアノブ 53a 基部 54 ドア錠 54a 鍵穴 55 ドアサッシ 56 係止穴 57 アンカー 58 第1のロック部材 59 第2のロック部材 62 包囲カバー 62A 分割部材 62B 分割部材 63 開口 64A 閉塞部材 64B 閉塞部材 67 ヒンジ部材 72A,72B 閉塞カバー 82 ロック穴 85 取付部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア錠の周囲に位置して、玄関用ドアを
    支える固定壁側に固定して設けられた係止穴を有するア
    ンカーと、 錠前取付穴と前記アンカーの係止穴に対応している貫通
    穴を有しているとともに、前記玄関用ドアに設けられた
    前記ドア錠の鍵穴の周囲に固定されて、前記鍵穴の周囲
    を包囲する包囲カバーと、 前記包囲カバーの前記錠前取付穴と対応している錠前取
    付穴を有しているとともに、前記包囲カバーに取り付け
    られて前記ドア錠の鍵穴を開閉可能に閉塞する閉塞カバ
    ーと、 前記玄関用ドアが閉じられた閉状態で前記貫通穴を貫通
    し、前記包囲カバーから突出された一部が前記アンカー
    の前記係止穴に係合されて前記玄関用ドアの閉状態を固
    定する第1のロック部材と、 前記閉塞カバーの閉塞状態で、前記包囲カバーの錠前取
    付穴と前記閉塞カバーの錠前取付穴とに係合されて前記
    閉塞カバーの閉塞状態を固定する第2のロック部材と、 を備えたことを特徴とする解錠防止装置。
  2. 【請求項2】 ドアノブ以外に設けられたドア錠におい
    て、包囲カバーは少なくともドア錠の鍵穴を表出する開
    口を有し、ドア錠の周囲に取り付け可能な箱形に形成さ
    れるとともに、閉塞カバーは前記開口を開閉可能な板状
    に形成されて前記包囲カバーにヒンジ部材を介して取り
    付けられ、前記包囲カバーと前記閉塞カバーが前記第2
    のロック部材により固定される請求項1に記載の解錠防
    止装置。
  3. 【請求項3】 前記包囲カバーに設けられた貫通穴が前
    記アンカーの係止穴と対向している側面に形成されてい
    るとともに、前記第1のロック部材が前記貫通穴を貫通
    してスライド可能な棒状に形成され、前記第1のロック
    部材のスライドにより前記第1のロック部材を前記アン
    カーの係止穴に係脱させる請求項2に記載の解錠防止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記包囲カバーの開口が閉塞カバーで閉
    じられたとき、前記第1のロック部材による前記アンカ
    ーロックへの係合も同時に固定される請求項3に記載の
    解錠防止装置。
  5. 【請求項5】 ドアノブに設けられたドア錠において、
    包囲カバーはドアノブの周囲に装着可能な筒体の分割部
    材からなり、前記各分割部材が少なくとも1つの第2の
    ロック部材とヒンジ部材とにより展開可能に結合される
    とともに、前記全部又は一部の分割部材の内側に閉塞カ
    バーが一体的に形成される請求項1に記載の解錠防止装
    置。
  6. 【請求項6】 前記包囲カバーに設けられた取付穴が前
    記アンカーの係止穴と対向している面に形成されている
    とともに、前記第1のロック部材が前記取付穴を貫通し
    てスライド可能な棒状に形成され、前記第1のロック部
    材のスライドにより前記第1のロック部材を前記アンカ
    ーの係止穴に係脱させる請求項5に記載の解錠防止装
    置。
  7. 【請求項7】 前記包囲カバーの開口が閉塞カバーで閉
    じられたとき、前記第1のロック部材による前記アンカ
    ーロックへの係合も同時に固定される請求項6に記載の
    解錠防止装置。
  8. 【請求項8】 第2のロック部材はチェーン型若しくは
    ワイヤ型の錠又は南京錠型の錠から選択され、包囲カバ
    ー及び/又は閉塞カバーに備えたロック穴に施錠される
    請求項1乃至7のいずれかに記載の解錠防止装置。
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