JP3083267U - 把持力調整機構付ロボットハンド用開閉チャック - Google Patents
把持力調整機構付ロボットハンド用開閉チャックInfo
- Publication number
- JP3083267U JP3083267U JP2001004959U JP2001004959U JP3083267U JP 3083267 U JP3083267 U JP 3083267U JP 2001004959 U JP2001004959 U JP 2001004959U JP 2001004959 U JP2001004959 U JP 2001004959U JP 3083267 U JP3083267 U JP 3083267U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- robot hand
- opening
- rod
- closing chuck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】フィンガーの一部を開閉し、物品を把持するロ
ボットハンドに使用する把持力調整機構付きロボットハ
ンド用開閉チャックを提供する。 【解決手段】外径にネジ加工を行ったオサエカバー12
をロッド8の先端に取付け、そこにオサエカバー11を
ねじ込み、ナット13で固定するようにし、オサエカバ
ー11のねじ込み量で物品を把持する力を調整出来る構
成にした。
ボットハンドに使用する把持力調整機構付きロボットハ
ンド用開閉チャックを提供する。 【解決手段】外径にネジ加工を行ったオサエカバー12
をロッド8の先端に取付け、そこにオサエカバー11を
ねじ込み、ナット13で固定するようにし、オサエカバ
ー11のねじ込み量で物品を把持する力を調整出来る構
成にした。
Description
【0001】
本考案は、フィンガー部の開閉によって、物品の把持、移動等の操作を行なうロ ボットハンドに使用し、スプリング力で物品を把持する開閉チャックに関する。
【0002】
この種のロボットハンド用開閉チャックは、物品を把持する力が常に一定で、通 常把持する力を変えるにはスプリング自体を交換するしか無かった。 中にはスプリング力を調整できる機構の物もあったが、スプリング力の調整を行 うとフィンガーが開閉する距離が短くなる物であった。
【0003】
これに対し、スプリングの取り付け寸法を可変にし、且つフィンガーの開閉距離 を一定に保つ機構を持つロボットハンド用開閉チャックを提供する事を目的とす る。
【0004】
上記課題を解決する為に、本考案はロッド後端に取付けスプリング力をロッドに 伝えるオサエカバーを、従来1個の部品で行っていた物を2個の部品に分け、そ れぞれの部品をネジで結合し、その結合を調整する事でスプリング力を調節し、 物品を把持する力を調整する事ができるようにした。
【0005】
本考案に称する、ロボットハンド用開閉チャックの実施例について以下に図面を 参照しつつ説明する。
【0006】 ロボットハンド用開閉チャック1は、図1に示すようにケーシング2の前部に一 対のフィンガー3が設けられ一対のフィンガー3はL型レバー7を介して図に於 いて左右方向に開閉動するように配置されている。
【0007】 この一対のフィンガー3は、ケーシング2の前部に配置されたレール5にボール 6を介して、ケーシング2の図1に於いて左右方向に案内されている。ボール6 の脱落防止の為フィンガー3には蓋板14が取付けられている。
【0008】 このレールは、ケーシング2に設けられた穴を通しレール自身ネジに挿通された ネジ15によりケーシング2に固定される。
【0009】 L型レバー7はケーシング2に固定されているピン16を軸として回転自在に取 付けられている。このL型レバー7がロッド8と連結している。
【0010】 ロッド8はフィンガーと反対の方向にケーシング2から、飛び出しており、ロッ ド8にオサエカバー10を通し、先端に外径にネジ加工を行ったオサエカバー1 2が取付けられている。
【0011】 ロッド82にスプリング9を通し、オサエカバー10とオサエカバー12でスプ リング9を挟み込むようにオサエカバー11をオサエカバー12にねじ込み、そ の上からナット13を締付ける。
【0012】 上記構成を備えるロボットハンド用開閉チャックは、オサエカバー12を外部か ら押すとフィンガー3が開き、オサエカバー12とオサエカバー10が当たるま で動作し、オサエカバー12を押している力を無くすとスプリング9の力でロッ ド8が引き出され、一対のフィンガー3同士が当たるまで動作する。
【0013】 ナット13を緩めオサエカバー11をねじ込むとスプリング力は強くなり、緩め ると弱くなる。調整後はナット13を締付けて、オサエカバー11が緩まないよ うに固定する。
【0014】 又、オサエカバー11をねじ込み過ぎてオサエカバー12より飛び出すとフィン ガー開閉距離が短くなる為、オサエカバー12の端面に段差を設け、オサエカバ ー11がそれ以上ねじ込まれる事を防止している。
【0015】 なお、本考案の実施に当たってナット13の代りに、オサエカバー11の横方向 に貫通するネジ穴を設け、止めネジ22をねじ込む事によってオサエカバー11 を固定する事ができる。
【0016】
以上説明したように、本発明に係るロボットハンド用開閉チャックに於いては、 オサエカバー11のねじ込み量により、スプリング9の収まる隙間を調節し、こ の調整を行う事により物品を把持する力を自由に調整できる。
【0017】 本考案によって、従来ではスプリングを必要な力に応じて一々作成していた時間 や労力を省略する事が、できるようになった。
【0018】 又、スプリングはその作成ロットによって約10%程度の誤差があり、精密な力 の設定ができなかったが、本考案によって、精密な力の設定ができるようになっ た。
図1は、開閉チャックのフィンガーが左右に開閉するよ
うに配置して正面から見た時の断面を表す。図2は、本
考案のナットを止めネジにした断面を表す。
うに配置して正面から見た時の断面を表す。図2は、本
考案のナットを止めネジにした断面を表す。
【符号の説明】 1 ロボットハンド用開閉チャック 2 ケーシング 3 フィンガー 4 ナックル 5 レール 6 ボール 7 L型レバー 8 ロッド 9 スプリング 10 オサエカバー 11 オサエカバー 12 オサエカバー 13 ナット 14 蓋板 15 ネジ 16 ピン 21 止めネジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月31日(2001.8.3
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉チャックのフィンガーが左右に開閉するよ
うに配置して正面から見た時の断面を表す。
うに配置して正面から見た時の断面を表す。
【図2】本考案のナットを止めネジにした断面を表す。
【符号の説明】 1 ロボットハンド用開閉チャック 2 ケーシング 3 フィンガー 4 ナックル 5 レール 6 ボール 7 L型レバー 8 ロッド 9 スプリング 10 オサエカバー 11 オサエカバー 12 オサエカバー 13 ナット 14 蓋板 15 ネジ 16 ピン 21 止めネジ
Claims (2)
- 【請求項1】ロッド8の先端部にL形のレバー7を介し
て、一対のレバー3が左右対称に平行移動するロボット
ハンド開閉チャックに於いて、 (イ)ロッド8後方部にオサエカバー12を取付ける。 (ロ)ロッド8にスプリング9を通し、オサエカバー1
1とナット13にて締付ける。 以上の如く構成された、スプリング力を調整する機構を
持つロボットハンド開閉チャック。 - 【請求項2】ナット13を無くし、オサエカバー11の
側面から止めネジを挿入した請求項1のロボットハンド
開閉チャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004959U JP3083267U (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 把持力調整機構付ロボットハンド用開閉チャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004959U JP3083267U (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 把持力調整機構付ロボットハンド用開閉チャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083267U true JP3083267U (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=43234783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001004959U Expired - Fee Related JP3083267U (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 把持力調整機構付ロボットハンド用開閉チャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083267U (ja) |
-
2001
- 2001-06-22 JP JP2001004959U patent/JP3083267U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7472632B2 (en) | Locking pliers | |
TW469238B (en) | Cable connecting apparatus for a bicycle component | |
US5448927A (en) | Adjustable leverage brake lever | |
CN103567913B (zh) | 肘杆夹具 | |
US7793565B2 (en) | Reach adjustment for a handlebar-mounted lever assembly | |
EP1566151A3 (de) | Dentalmedizinische Zange | |
CN101913126A (zh) | 单手调整的锁定钳 | |
US9233731B1 (en) | Bicycle rim brake | |
US11465265B2 (en) | Hand tool with self-resilient handle | |
EP1342655A3 (en) | Adjusting apparatus for a bicycle brake control device | |
US6098488A (en) | Adjustable leverage brake lever | |
US4318307A (en) | Brake operating device for a bicycle | |
JP3083267U (ja) | 把持力調整機構付ロボットハンド用開閉チャック | |
US5669268A (en) | Brake lever mechanism | |
EP0074371B1 (fr) | Perfectionnement aux pinces de serrage | |
US20040103766A1 (en) | Locking pliers | |
TW200514723A (en) | Brake operation device for bicycle | |
US5170772A (en) | Fine adjustment mechanism for bowstring release | |
US20200017157A1 (en) | Percussive bell to be attached to a bicycle handlebar | |
US20110155525A1 (en) | Adjustable brake lever assembly for bicycle | |
US20130025979A1 (en) | Low-Profile Dual-Pivot Caliper Brake | |
GB1567533A (en) | Pliers | |
US20090084221A1 (en) | Brake lever and positioning device for the same | |
SE520614C2 (sv) | Kopplingsanordning för en lastbärare | |
JP2001018876A (ja) | バーハンドル車両用操作レバーの握り代調整機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |