JP3082640U - 携帯用露天風呂着 - Google Patents

携帯用露天風呂着

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Abstract

(57)【要約】 【課題】入浴中お湯を汚さず、携帯性があって、しかも
身体が透視されない入浴着を提供する。 【解決手段】身体に巻き付けたとき前面部において身体
を二重に覆って両端部が前部において外前部2及び中前
部3を形成しうるような実質的に長方形の非吸水性の繊
維布からなる本体布部1と、着用時に身体からずり落ち
ないように固定する固定手段と、股下部において中前部
中央股下部11と後部中央股下部12とを結合するめく
れあがり防止布13とを備える入浴時湯に濡れても身体
が実質的に透視されない携帯用露天風呂着、および、上
記携帯用露天風呂着を折り畳んで収容できる防水性の袋
部21を有し入浴時には当該袋部21に物品を収納して
頭部に固定しうる収容袋20に携帯用露天風呂着を収容
した携帯用露天風呂着セットを提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯用露天風呂着および収容袋に収容した携帯用露天風呂着に関し 、身体を遮蔽出来且つお湯を汚すことがなく衛生上の問題を回避することが出来 る簡易な露天風呂着に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、風呂にはいるときは一般的に裸が原則であった。しかしながら、近年、 内風呂が一般的になった現在では、他人と一緒に風呂にはいることになれていな い人、特に女性においては、公衆浴場、温泉などの共同浴場では羞恥心の故にバ スタオルを体に巻いて入ったり、極端な場合には水着を着て入ったりすることも あり、風呂をゆっくりと愉しむことが出来ない状態であった。しかし、入浴時バ スタオルを巻いて入ることは、なによりも湯を汚すもとであり、公衆衛生上から もマナー違反である上、タオルは乾燥も遅く、嵩張るため携帯にも不向きである 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような観点から、本願考案は、身体を遮蔽出来且つお湯を汚すことがなく 衛生上の問題を回避することが出来る簡易な露天風呂着を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、身体に巻き付けて着用する実質的に長方形の本体布部と、着用し たとき身体からずり落ちないように固定する固定手段と、股下部において後部中 央と前部中央とを結合するめくれあがり防止布、とを備える露天風呂着であって 、上記の本体布部が実質的に非吸水性の繊維布から構成され、長さ方向に身体に 巻き付けたとき前面部において身体を二重に覆って両端部が中前部及び外前部を 形成しうる長さを有し、且つ水に濡れたときでも二枚重ね部分は実質的に透視で きない程度の厚さの織布または不織布であることを特徴とする携帯用露天風呂着 に関する。
【0005】 そして、さらに、上記携帯用露天風呂着を収容した携帯用露天風呂着セットで あって、当該収容袋が、当該携帯用露天風呂着を折り畳んで収容できる防水性の 袋部とその両端に接続した帯状部とからなり、入浴時には当該袋部に物品を収納 して頭部に巻き付け帯状部により頭部に固定しうる袋であることを特徴とする携 帯用露天風呂着セットに関する。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、添付した図1〜4を参照して本考案を説明するが、本考案は添付した図 1〜4に示す形状に限定されるものではない。 図1は本考案の携帯用露天風呂着を着用し、頭部に収容袋を固定した様子の例 を示す説明図である。 図2は本考案の携帯用露天風呂着の構成の例を示す説明する図である。 図3は本考案の携帯用露天風呂着に使用するめくれあがり防止布の例を示す説 明図である。 図4は本考案に使用する収容袋の形状の例を示す説明図である。
【0007】 上記の本体布部1は非吸水性の繊維布からなり、当該繊維布は吸水性が小さい 繊維から構成された織布または不織布が使用される。上記の吸水性が小さい繊維 か主としては、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、絹が挙げられるが これらに限定されるものではない。
【0008】 上記の本体布部1の好ましい大きさは、長さ方向に身体に巻き付けたとき前面 部において身体を二重に覆って両端部が中前部3及び外前部2を形成しうる長さ を有し、具体的長さは、使用する人に応じて、さらに、希望する被覆範囲にもよ るが、例えば、長さ130cm程度、幅は60〜80cm程度でる。前記の本体 布部1は、通常、連続した一枚の織物または不織布から成るが、必要により、複 数枚の布がファスナー、スナップ、ホック、その他の接続手段により接続された ものであってもよい。
【0009】 上記の繊維布の厚さは、透視を塞ぐ観点から、水に濡れたときでも二枚重ね部 分は実質的に透視できない程度の厚さであり、適宜染色されまたは図柄が描かれ ているのも好ましい。目付としては、具体的には布の構造、色相によっても異な るが、例えば、60g/m〜200g/mである。
【0010】 前記の身体からずり落ちないように固定する固定手段としては、特に制限され ないが、例えば、前記の外前部2及び中前部3となる面の上部の左右2カ所の孔 5、6及び5’,6’にそれぞれ紐8および8’を通してまとめて結びつけ、肩 の上を経由して各紐の多端を孔7および7’に通して結びつけることにより、肩 ひもを形成する方法が挙げられる。この方法は前記の外前部2及び中前部3を開 離しないため簡便な方法である。しかし、上記固定手段としては、この他に、外 前部2及び/又は中前部3となる面の上部に肌に吸着又は接着できる要素を取り 付け、着用後当該要素を肌に押圧することにより身体に固定する方法が挙げられ るが、これらに限定されるものではない。
【0011】 前記のめくれあがり防止布13は、外前部2、中前部3および後部4が風など に煽られてめくれあがるのを防止するために中前部中央股下部11と後部中央股 下部12とをにおいて結合するために使用されるものである。上記の防止布13 を構成する材料は、前記の本体布部1と同様に非吸水性の布を使用するのが望ま しいが、材料、厚さ、色相は本体布部1と異なっていてもよい。
【0012】 また、防止布13の長さは、おおむね身体の前後方向の厚さ程度である。また 、その幅は、特に限定する必要はなく、紐といえる程度の細いものから5cm程 度の広幅であってもよい。そして、防止布13を基本部分に着脱する方法は、例 えば、その防止布13の両端にマジックテープの一方を縫いつけ、中前部中央股 下部11と後部中央股下部12の股下を通過する高さにマジックテープの他方を 縫いつけ、着用時結合する。上記着脱方法におけるマジックテープの代わりにフ ック、スナップなど公知の種々の手段を適用することが出来る。
【0013】 また、外前部2及び中前部3が相互に開離しないように相互に密接できる手段 を設けるのが好ましい。係る手段としては、特に制限されないが、例えば、前記 外前部2の開端近い部分、例えば外前左下隅部9の裏面および中前左下隅部10 の表位置に、さらに、前記の身体からずり落ちないように固定する固定手段が外 前部2および中前部3が前記のように紐18でまとめられていない手段の場合は 、孔5および孔6の位置の互いに向き合う面にそれぞれマジックテープ、結び紐 などの別方の要素を取り付けて、着用後結合する方法を適用することが出来る。
【0014】 本発明の携帯用露天風呂着セットに使用する収容袋20は、入浴時には当該収 容袋20の袋部21に衣類箱の鍵、時計、財布などの物品を収納して頭部に巻き 付け帯状部22と23により結び付けて頭部に固定しうるものである。袋部21 は、防水性シート状材料を二層にし、上部をのぞく三辺の縁部を封止した形状を 有し、上部が開口する。上部開口部24には適宜、折り曲げ蓋またはファスナー 等の開閉手段を設けるのが好ましい。
【0015】 上記防水性シート材料としては、実質的に可撓性の透水性であればよく、通常 、軟質塩化ビニールシート、ポリエチレンシート、ポリアミドシートなどが挙げ られるが、防水加工した布、紙でもよく、さらに、これらに限定されるものでは ない。上記袋部21の大きさは、上記の携帯用露天風呂着の大きさにもよるが、 例えば前記の例のように本体布部1が160cm×60cm大で、これを32分 の1に折り畳む場合、ほぼ15cm×15cmとすることが出来る。
【0016】 また、その袋部21の両端に接続した帯状部22および23は、頭部に巻き付 けて固定する場合に接続する部分である。前記の接続する方法は、結びつけ、マ ジックテープ、スナップ、フックなどによる接続できるものであってもよいし、 あるいは、帯状部22および23が連続した伸縮性素材から成っていてもよい。
【0017】 以下に実施例により、本考案をさらに具体的に説明するが、本考案は以下の実 施例に限定されるものではない。
【実施例1】 目付が103g/m、幅60cm、長さ130cmの長方形で淡いベージュ 色に染色したポリエステル平織生地から成る繊維布を身体に長さ方向に巻き付け て身体の前面で重複させて外前部2及び中前部3を形成するように着用したとき 図2に示すように上端部となる位置5,6,7、5’,6’,7’の位置を穿孔 した。
【0018】 また、外前部2の左下隅部9の裏面及び中前部3の左下隅部10の表面に1c m×2cmのマジックテープの各片を縫いつけ、また、中前部3の中央部股下部 11の内側及び後部4の中央部股下部12の内側にそれぞれ1cm×2cmのマ ジックテープの片方を縫いつけた。上記の本体布部の重量は80gであった。
【0019】 別に、上記本体布部1に使用したものと同じポリエステル平織生地を使用して 幅3cm、長さ20cmのめくれあがり防止布13を作製し、その両端14,1 5に中前部中央股下部11および後部中央股下部12に縫いつけたマジックテー プの他方を縫いつけ、本体布部1を作製した。
【0020】 また、15.5cm×15.5cm大の軟質塩化ビニールシート2枚を1辺を 除いて3縁辺を溶着して袋21とし、両端に底辺15.5cm、高さ20cmの 三角形のポリエステル製布2枚を上記袋2の両端に縫いつけて帯状部22,23 とし、収容袋20を作製した。本体布部1を1/32の大きさに折り畳んだとこ ろ、厚さは約10mmであり、この折り畳んだ本体布部1は上記の収容袋20の 袋部21にコンパクトに収容できた。
【0021】 上記の本体布部1を図1に示すように着用し、長さ50cmの綿の編紐8の 一端側で孔5と6とに通して結んでまとめ、左肩の上を経て、紐8の他端で孔7 に通して結び、左側肩ひもとした。同様に別の長さ50cmの綿の編紐8’を使 用して左側肩紐とした。そして、めくれあがり防止布13の両端14,15をマ ジックテープを介してそれぞれ中前部中央股下部11及び後部中央股下部12に 結合し、さらに左下隅9と10をマジックテープを介して結合した。
【0022】 さらに上記の収容袋20の袋部21に腕時計を入れて頭部にくくりつけ、その 状態で露天風呂に入浴した。その時携帯用露天風呂着は濡れたが、身体前面部は 本体布部1が二重になっているため、身体は殆ど透視できなかった。また、頭部 にくくりつけた収容袋中の時計は、身体に付けていたため盗難の心配がなかった ばかりでなく、水に濡れず安心して入浴できた。
【0023】 露天風呂から出た後、携帯用露天風呂着の本体布部1を手絞りしたときの重量 は225g、更に家庭用電気洗濯機の脱水機により30秒間遠心脱水したときの 重量は110gであり、残留水分が少なく(30g)、再び1/32の大きさに 折り畳んで携帯用の収容袋20に容易に収容することが出来た。
【0024】
【比較例1】 通常浴用として使用されている目付が410g、幅60cm、長さ130cm 大の淡い黄色のタオル地を準備した。このタオルの重量は320gで、1/32 に折り畳もうとすると嵩張って困難であったが、無理に折り畳むとその厚さは約 8cmとなり、嵩高いものとなった。
【0025】 上記のタオルを身体に巻き付け、上部端を折り込んで固定した後実施例1の場合 と同様に身体に巻き付け、露天風呂に入浴した。身体前面部は勿論透視できなか ったが、露天風呂から出た後、濡れたタオルを手絞りしたときの重量は950g 、更に家庭用電気洗濯機の脱水機により30秒間遠心脱水したときの重量は51 0gと嵩高く且つ多量(190g)の水を含んでいた。
【0026】
【考案の効果】
上記のように本願発明の携帯用露天風呂着は嵩張らないため携帯に便利であり 、入浴中は身体が透視されないためゆったりと過ごすことが出来るばかりでなく 、お湯を汚すことが無い。さらに入浴が終わった後の携帯用露天風呂は脱水が容 易で重量増が少なく、携帯用の収容袋20に容易に収容することが出来る。 また、携帯用の収容袋20は、携帯時の収容袋として使用されるばかりでなく 、入浴時にも貴重品を安全に保持する安全袋としても使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の携帯用露天風呂着を着用し、頭部に
収容袋を固定した様子の例を示す説明図である。
【図2】は本考案の携帯用露天風呂着の構成の例を示す
説明する図である。
【図3】は本考案の携帯用露天風呂着に使用するめくれ
あがり防止布の例を示す説明図である。
【図4】は本考案に使用する収容袋の形状の例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 本体布部 2 外前部 3 中前部 4 後部 5〜7 孔 5’〜7’ 孔 8、8’ 紐 9 外前左下隅部 10 中前左下隅部 11 中前部中央股下部 12 後部中央股下部 13 めくれあがり防止布 14、15 めくれあがり防止布の両端 20 収容袋 21 袋部 22,23 帯状部 24 開口部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体に巻き付けて着用する実質的に長方
    形の本体布部と、着用したとき身体からずり落ちないよ
    うに固定する固定手段と、股下部において後部中央と前
    部中央とを結合するめくれあがり防止布、とを備える露
    天風呂着であって、上記の本体布部が、実質的に非吸水
    性の繊維布から構成され長さ方向に身体に巻き付けたと
    き前面部において身体を二重に覆って両端部が中前部及
    び外前部を形成しうる長さを有し且つ水に濡れたときで
    も二枚重ね部分は実質的に透視できない程度の厚さの織
    布または不織布であること、を特徴とする携帯用露天風
    呂着に関する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の上記携帯用露天風呂着
    を収容した携帯用露天風呂着セットであって、当該収容
    袋が当該携帯用露天風呂着を折り畳んで収容できる防水
    性の袋部とその両端に接続した帯状部とからなり、入浴
    時には当該袋部に物品を収納して頭部に巻き付け帯状部
    により頭部に固定しうる袋であることを特徴とする携帯
    用露天風呂着セットに関する。
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