JP3082422U - カールドライヤー - Google Patents

カールドライヤー

Info

Publication number
JP3082422U
JP3082422U JP2001003594U JP2001003594U JP3082422U JP 3082422 U JP3082422 U JP 3082422U JP 2001003594 U JP2001003594 U JP 2001003594U JP 2001003594 U JP2001003594 U JP 2001003594U JP 3082422 U JP3082422 U JP 3082422U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
dryer
resin material
powder
curl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001003594U
Other languages
English (en)
Inventor
道雄 津郷
Original Assignee
道雄 津郷
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 道雄 津郷 filed Critical 道雄 津郷
Priority to JP2001003594U priority Critical patent/JP3082422U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3082422U publication Critical patent/JP3082422U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】マイナスイオンを発生させることができ、しか
も、販売価格が安価で、部品点数が少なく、耐久性に優
れたカールドライヤーを提供する。 【解決手段】ドライヤー本体1と、このドライヤー本体
1に取り付けられるブローブラシ2とを備え、上記ドラ
イヤー本体1およびブローブラシ2の少なくとも一方に
おいて、その一部もしくは全部が、トルマリン鉱石の粉
体と、この粉体をマイナスイオンを発生させるように励
起する励起剤の粉体とを含有する樹脂材で構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マイナスイオンを多量に発生させることのできるカールドライヤー に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、マイナスイオンを発生させることができる各種のヘアドライヤーが発売 されている。これら各種のヘアドライヤーにより、マイナスイオンを含む風や熱 風を頭皮,毛髪等に直接当てると、頭皮,毛髪等にマイナスイオンという栄養を 与えることができ、頭皮の血行を良くし、白髪,枝毛,切れ毛等を防ぎ、艶やか で光沢のある毛髪を保つことができる。一方、従来から、カールドライヤーとし て、各種のものが販売されているが、マイナスイオンを発生させることができる ものは発売されていないのが実情である。そこで、カールドライヤーとして、マ イナスイオンを発生させることができるものが、強く要望されている。
【0003】 また、上記のヘアドライヤーとしては、ボディ本体の内部にマイナスイオン発 生機を組み込んだ商品や、ボディ本体の内面に(砂岩粉状体と多元素鉱物粉状体 とを焼き付けて形成してなる)粉状体コーティング層を設けこの粉状体コーティ ング層の各粉状体からマイナスイオンを発生させるようにした商品等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ボディ本体の内部にマイナスイオン発生機を組み込んだヘアド ライヤーでは、マイナスイオン発生機を作製してこれをボディ本体の内部に組み 込まなければならないため、製作費,組立費等が嵩んで販売価格が非常に高くな るうえ、部品点数が多くなり、在庫管理等の管理面が煩雑になる。一方、ボディ 本体の内面に粉状体コーティング層を設けたヘアドライヤーでは、ボディ本体の 作製後にボディ本体の内面に後加工をする(すなわち、砂岩粉状体と多元素鉱物 粉状体とを焼き付けて形成してなる粉状体コーティング層を設する)必要がある ため、焼き付け,コーティング等の後加工費が嵩んで販売価格が高価になる。ま た、理美容サロン等で長時間使用すると、焼き付け,コーティングした粉状体コ ーティング層の各粉状体がボディ本体の内面から剥がれ落ちるおそれがある。そ こで、マイナスイオンを発生させることができ、しかも、販売価格が安価で、部 品点数が少なく、耐久性に優れたカールドライヤーが強く要望されている。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑みなされたもので、マイナスイオンを発生させ ることができ、しかも、販売価格が安価で、部品点数が少なく、耐久性に優れた カールドライヤーの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案のカールドライヤーは、ドライヤー本体 と、このドライヤー本体に取り付けられるブラシ手段とを備え、上記ドライヤー 本体およびブラシ手段の少なくとも一方において、その一部もしくは全部が、ト ルマリン鉱石の粉体と、この粉体をマイナスイオンを発生させるように励起する 励起剤の粉体とを含有する樹脂材で構成されているという構成をとる。
【0007】 すなわち、本考案のカールドライヤーは、ドライヤー本体と、このドライヤー 本体に取り付けられるブラシ手段とを備えている。そして、上記ドライヤー本体 およびブラシ手段の少なくとも一方において、その一部もしくは全部が、トルマ リン鉱石の粉体と、この粉体をマイナスイオンを発生させるように励起する励起 剤の粉体とを含有する樹脂材で構成されている。この樹脂材は、トルマリン鉱石 (tourmaline:電気石)の粉体と励起剤の粉体とを含有しているため 、トルマリン鉱石の粉体を極微量の放射線で励起し、上記樹脂材から自然放置の ままで常時マイナスイオンを多量にかつ効率的に発生させることができる。この ため、上記樹脂材で、ドライヤー本体およびブラシ手段の少なくとも一方におい て、その一部もしくは全部を構成すると、ドライヤー本体の内部に取り入れられ た空気がドライヤー本体およびブラシ手段を通る際に、上記空気中に、上記樹脂 材から常時多量に発生するマイナスイオンが供給され、ブラシ手段から外部に吹 き出される。そして、このマイナスイオンを含んだ大量の風もしくは熱風を頭皮 ,毛髪等に向けて吹き付け、頭皮,毛髪等にマイナスイオンという栄養を与える ことにより、頭皮の血行を良くし、白髪,枝毛,切れ毛等を防ぎ、艶やかで光沢 のある毛髪を保つことができる。
【0008】 このような本考案のカールドライヤーは、ドライヤー本体およびブラシ手段の 少なくとも一方において、その一部もしくは全部を構成する樹脂材をインゼェク ション成形等により作製し、これら各部品を通常通り組み立てることにより、完 成させることができるため、材料費が少し嵩むだけで、製作費や組立費には影響 せず、販売価格が安価になるうえ、部品点数が少なく、在庫管理等の管理面が簡 素化される。また、樹脂材の作製後に、樹脂材に後加工をする必要がないため、 後加工費を省略することができ、販売価格が安価になる。しかも、樹脂材にトル マリン鉱石の粉体と励起剤の粉体とが含有されているため、理美容サロン等で長 時間使用しても、樹脂材から各粉体が剥がれ落ちることがない。
【0009】 本考案において、上記ドライヤー本体が、ケースと、このケース内に配設され た空気取り入れ手段と、上記ケースに形成された空気取り入れ口部と、上記空気 取り入れ手段により空気取り入れ口部からケース内部に取り入れた空気をブラシ 手段に吹き出すように上記ケースに形成された空気吹き出し部とを備え、この空 気吹き出し部の少なくとも一部が、トルマリン鉱石の粉体と、この粉体をマイナ スイオンを発生させるように励起する励起剤の粉体とを含有する樹脂材で構成さ れている場合には、空気取り入れ手段により空気取り入れ口部からケース内部に 取り入れた空気が空気吹き出し部を通る際に、上記空気中に、上記樹脂材から常 時多量に発生するマイナスイオンが供給することができる。
【0010】 本考案において、上記ケースの全部が上記樹脂材で構成されている場合には、 上記ケースをインゼェクション成形等により作製する際に、上記空気吹き出し部 をも一緒に作製することができ、上記空気吹き出し部の作製が非常に容易になる 。
【0011】 本考案において、上記空気吹き出し部が、上記ケースの空気吹き出し口部に取 り付けた筒状体を備え、この筒状体の一部もしくは全部が上記樹脂材で構成され ている場合には、上記ケースの全部を金属材(例えば、耐熱性に優れた金属材) 等で構成することができ、上記ケースの作製が容易になるとともに、その構成材 料の選択枝が広くなる。
【0012】 つぎに、本考案を詳しく説明する。
【0013】 本考案のカールドライヤーは、ドライヤー本体と、このドライヤー本体に取り 付けられるブラシ手段とを備えている。また、上記ドライヤー本体およびブラシ 手段の少なくとも一方において、その一部もしくは全部が、トルマリン鉱石の粉 体と、この粉体をマイナスイオンを発生させるように励起する励起剤の粉体とを 含有する樹脂材で構成されている。
【0014】 上記カールドライヤーとして、ドライヤー本体に1つのブラシ手段を着脱自在 にもしくは着脱不能に取り付けたものを用いることができる。また、ドライヤー 本体と、このドライヤー本体に着脱自在に取り付けることができる複数のブラシ 手段とを組み合わせたものを用いることもできる。また、ドライヤー本体にブラ シ手段を着脱自在に取り付けている場合には、ブラシ手段に代えて、ノズルを着 脱自在に取り付けてもよい。
【0015】 このようなブラシ手段の一部もしくは全部を上記樹脂材で構成することができ る。この場合には、上記ドライヤー本体の一部もしくは全部を上記樹脂材で構成 する必要はない。一方、上記ドライヤー本体の一部もしくは全部を上記樹脂材で 構成している場合には、上記ブラシ手段の一部もしくは全部を上記樹脂材で構成 する必要はない。
【0016】 また、上記ブラシ手段として、各種のブローブラシ,ロールブラシを用いるこ とができる。また、これらブローブラシ,ロールブラシの一部を上記樹脂材で構 成する場合には、それぞれのブラシとブラシ台部を上記樹脂材で一体成形するこ とができる。
【0017】 上記トルマリン鉱石の粉体は、その平均粒子径が、好ましくは20μm以下に 設定されている。
【0018】 上記励起剤としては、放射線を放出する天然鉱石であるデービド鉱,ブランネ ル鉱,センウラン鉱,ニンギョウ石,リンカイウラン石,カルノー石,シャムン 石,メタチャムン石,フランセビル石,トール石,コフィン石,サマルスキー石 ,トリウム石,トロゴム石,モズナ石等が挙げられ、これらの微粉末もしくはこ れらを一部含む鉱石の微粉末をシリカ等に混合して焼結後再び微粉末にしたもの 等が励起剤の粉体として用いられる。このような励起剤の粉体の放射線量は、好 ましくは5Bq/g以上に設定されている。
【0019】 上記樹脂材を構成する合成樹脂材料としては、ポリエステル系,ポリアクリル 系,ナイロン系,塩化ビニリデン系,ポリプロピレン系,ポリエチレン系,ウレ タン系,フッ素系,シリコン系等が挙げられる。そして、このような合成樹脂材 料に上記トルマリン鉱石の粉体と励起剤の粉体とを混練することにより、マイナ スイオンを発生する樹脂材を得ることが可能になる。また、これらの合成樹脂材 料に対しては、上記両粉体が0.05〜50重量%の割合で均一に分散されてい ることが好ましい。
【0020】
【考案の実施の形態】
つぎに、本考案の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0021】 図1は本考案のカールドライヤーの一実施の形態を示している。この実施の形 態では、上記カールドライヤーは、ドライヤー本体1と、ブローブラシ2と、ロ ールブラシ3(図4参照)と、ノズル4(図5参照)とを備えており、上記ドラ イヤー本体1に設けたリング部材14(図2参照)にブローブラシ2,ロールブ ラシ3もしくはノズル4を着脱自在に取り付けることができるようにしている。 図1において、5はオン・オフ作動等の切り替えを行うスライド式切り替えスイ ッチ、6はヒータ、7はモータ、7aはファン、8はコード、9はコードプロテ クターである。
【0022】 上記ドライヤー本体1は、図2に示すように、樹脂製のケース11と、このケ ース11に形成された空気取り入れ口部12と、上記ケース11の内部に配設さ れるモータ7,ファン7a(図2では、図示せず)等の空気取り入れ手段やヒー タ6(図2では、図示せず)と、上記ケース11に形成された空気吹き出し部1 3とを備えており、この空気吹き出し部13の先端開口部(空気吹き出し口部) に、上記ケース11とは別体に作製された円筒形状のリング部材(筒状体)14 の一側部が内嵌,固定されている。このリング部材14は、その全部が、トルマ リン鉱石の粉体と、この粉体をマイナスイオンを発生させるように励起する励起 剤の粉体とを含有する樹脂材で構成されている。そして、上記空気取り入れ手段 により空気取り入れ口部12からケース11の内部に取り入れた空気を、空気吹 き出し部13,リング部材14の内部を通したのちにリング部材14から吹き出 してブローブラシ2の内部に供給するようにしている。なお、上記リング部材1 4にロールブラシ3を取り付けている場合には、上記空気をリング部材14から ロールブラシ3の内部に吹き出し、ノズル4を取り付けている場合には、上記空 気をリング部材14からノズル4の内部に吹き出すようにする。
【0023】 上記リング部材14の他側部には、ブローブラシ2の一端部15aを着脱自在 に外嵌,固定することができる。このブローブラシ2は、図3に示すように、樹 脂製の本体部15とブラシ保持体16とからなり、上記本体部15の一端部15 aが、上記リング部材14の他側部に着脱自在に外嵌,固定しうる円筒形状に形 成されている。また、上記本体部15の他側部に空気吹き出し用開口部(図示せ ず)が形成されており、この空気吹き出し用開口部に、上記ブラシ保持体16が 取り付けられている。このブラシ保持体16は、多数の空気吐出孔17aが穿設 された略板状体からなるブラシ台部17と、このブラシ台部17に一体成形され る多数のブラシ18とで構成されており、上記ブラシ保持体16の全部が、トル マリン鉱石の粉体と、この粉体をマイナスイオンを発生させるように励起する励 起剤の粉体とを含有する樹脂材で構成されている。
【0024】 また、上記リング部材14の他側部には、ブローブラシ2に代えて、ロールブ ラシ3の一端部20aを着脱自在に外嵌,固定することができる。このロールブ ラシ3は、図4に示すように、樹脂製の本体部20とブラシ保持体21とからな り、上記本体部20の一端部20aが、上記リング部材14の他側部に着脱自在 に外嵌,固定しうる円筒形状に形成されている。また、上記本体部20の他側部 に、周壁に空気吹き出し用開口部が形成された筒状部(図示せず)が設けられて おり、この筒状部にブラシ保持体21が外嵌状に挿通されている。このブラシ保 持体21は、多数の空気吐出孔22aが穿設された略筒状体からなるブラシ台部 22と、このブラシ台部22の外周部に一体成形される多数のブラシ23とで構 成されており、上記ブラシ保持体21の全部が、トルマリン鉱石の粉体と、この 粉体をマイナスイオンを発生させるように励起する励起剤の粉体とを含有する樹 脂材で構成されている。
【0025】 また、上記リング部材14の他側部には、ブローブラシ2,ロールブラシ3に 代えて、筒状に形成されたノズル4の一端部4aが着脱自在に外嵌,固定するこ とができる。このノズル4は、その一端部4aが、上記リング部材14の他側部 に着脱自在に外嵌,固定しうる円筒形状に形成されており、他端開口部4bから 空気が吹き出される。そして、上記ノズル4の全部が、トルマリン鉱石の粉体と 、この粉体をマイナスイオンを発生させるように励起する励起剤の粉体とを含有 する樹脂材で構成されている。
【0026】 上記の構成において、ドライヤー本体1のリング部材14にブローブラシ2を 取り付けた状態で、スライド式切り替えスイッチ5をオン作動させると、モータ 7が駆動し、空気取り入れ口部12から大量の空気がケース11内に取り入れら れる。この取り入れられた大量の空気は空気吹き出し部13,リング部材14の 内部を通過したのち、ブローブラシ2の内部に供給されてここを通過する。この とき、リング部材14およびブローブラシ2の内部を通過する大量の風もしく熱 風に、リング部材14およびブローブラシ2のブラシ保持体16のブラシ台部1 7を構成する樹脂材からマイナスイオンが供給される。そして、上記ブラシ保持 体16のブラシ台部17の多数の空気吐出孔17aから、マイナスイオンを含ん だ大量の風もしくは熱風が外部に吹き出される。このとき、上記空気吐出孔17 aから吹き出される大量の風もしくは熱風に、上記ブラシ保持体16のブラシ1 8を構成する樹脂材からマイナスイオンが供給される。
【0027】 また、ブローブラシ2に代えて、ロールブラシ3もしくはノズル4をドライヤ ー本体1のリング部材14に取り付けた場合にも、上記と同様にして、マイナス イオンを含んだ大量の風もしくは熱風が外部に吹き出される。
【0028】 このように、上記実施の形態では、マイナスイオンを含んだ大量の風もしくは 熱風をブローブラシ2,ロールブラシ3,ノズル4から外部に吹き出すことがで きる。また、ドライヤー本体1のリング部材14、両ブラシ2,3のブラシ保持 体16,21およびノズル4を、トルマリン鉱石の粉体と、この粉体をマイナス イオンを発生させるように励起する励起剤の粉体とを含有する樹脂材で構成して いるだけであり、材料費が少し嵩むものの、全体としては販売価格が安価になる 。また、部品点数が少なく、在庫管理等の管理面が簡素化される。しかも、理美 容サロン等で長時間使用しても、上記樹脂材から各粉体が剥がれ落ちることがな く、耐久性に優れている。
【0029】 なお、上記実施の形態では、ドライヤー本体1のリング部材14の全部を、ト ルマリン鉱石の粉体と励起剤の粉体とを含有する樹脂材で構成しているが、これ に限定するものではなく、リング部材14の一部だけを上記樹脂材で構成しても よい。また、ドライヤー本体1のケース11の一部(例えば、空気取り入れ口部 12や空気吹き出し部13)もしくは全部を上記樹脂材で構成してもよい。この 場合は、上記リング部材14を上記樹脂材で構成しなくてもよい。
【0030】 また、上記実施の形態では、両ブラシ2,3のブラシ保持体16,21の全部 を上記樹脂材で構成しているが、両ブラシ保持体16,21の一部だけを上記樹 脂材で構成してもよい。また、両ブラシ保持体16,21のブラシ台部17,2 2とブラシ18,23とを別体に作製し、その両方もしくは一方だけを上記樹脂 材で構成してもよい。また、両ブラシ2,3の本体部15,20を上記樹脂材で 構成してもよい。この場合には、両ブラシ保持体16,21を上記樹脂材で構成 しなくてもよい。また、ノズル4の全部を上記樹脂材で構成しているが、一部だ けを上記樹脂材で構成してもよい。
【0031】
【考案の効果】
以上のように、本考案のカールドライヤーによれば、マイナスイオンを含んだ 大量の風もしくは熱風をブラシ手段から頭皮,毛髪等に向けて吹き付けことがで き、これにより、頭皮,毛髪等にマイナスイオンという栄養を与えることができ る。しかも、このような本考案のカールドライヤーは、ドライヤー本体およびブ ラシ手段の少なくとも一方において、その一部もしくは全部を構成する樹脂材を インゼェクション成形等により作製し、これら各部品を通常通り組み立てること により、完成させることができるため、材料費が少し嵩むだけで、製作費や組立 費には影響せず、販売価格が安価になるうえ、部品点数が少なく、在庫管理等の 管理面が簡素化される。また、樹脂材の作製後に、樹脂材に後加工をする必要が ないため、後加工費を省略することができ、販売価格が安価になる。しかも、樹 脂材にトルマリン鉱石の粉体と励起剤の粉体とが含有されているため、理美容サ ロン等で長時間使用しても、樹脂材から各粉体が剥がれ落ちることがない。
【0032】 本考案において、上記ドライヤー本体が、ケースと、このケース内に配設され た空気取り入れ手段と、上記ケースに形成された空気取り入れ口部と、上記空気 取り入れ手段により空気取り入れ口部からケース内部に取り入れた空気をブラシ 手段に吹き出すように上記ケースに形成された空気吹き出し部とを備え、この空 気吹き出し部の少なくとも一部が、トルマリン鉱石の粉体と、この粉体をマイナ スイオンを発生させるように励起する励起剤の粉体とを含有する樹脂材で構成さ れている場合には、空気取り入れ手段により空気取り入れ口部からケース内部に 取り入れた空気が空気吹き出し部を通る際に、上記空気中に、上記樹脂材から常 時多量に発生するマイナスイオンが供給することができる。
【0033】 本考案において、上記ケースの全部が上記樹脂材で構成されている場合には、 上記ケースをインゼェクション成形等により作製する際に、上記空気吹き出し部 をも一緒に作製することができ、上記空気吹き出し部の作製が非常に容易になる 。
【0034】 本考案において、上記空気吹き出し部が、上記ケースの空気吹き出し口部に取 り付けた筒状体を備え、この筒状体の一部もしくは全部が上記樹脂材で構成され ている場合には、上記ケースの全部を金属材(例えば、耐熱性に優れた金属材) 等で構成することができ、上記ケースの作製が容易になるとともに、その構成材 料の選択枝が広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカールドライヤーの一実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】ドライヤー本体の説明図である。
【図3】ブローブラシの説明図である。
【図4】ロールブラシの説明図である。
【図5】ノズルの説明図である。
【符号の説明】
1 ドライヤー本体 2 ブローブラシ

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライヤー本体と、このドライヤー本体
    に取り付けられるブラシ手段とを備え、上記ドライヤー
    本体およびブラシ手段の少なくとも一方において、その
    一部もしくは全部が、トルマリン鉱石の粉体と、この粉
    体をマイナスイオンを発生させるように励起する励起剤
    の粉体とを含有する樹脂材で構成されていることを特徴
    とするカールドライヤー。
  2. 【請求項2】 上記ドライヤー本体に1つのブラシ手段
    が取り付けられている請求項1記載のカールドライヤ
    ー。
  3. 【請求項3】 上記ブラシ手段がブローブラシもしくは
    ロールブラシである請求項2記載のカールドライヤー。
  4. 【請求項4】 上記ブラシ手段として複数のものを準備
    し、それぞれをドライヤー本体に着脱自在に取り付ける
    ことができるように構成している請求項1記載のカール
    ドライヤー。
  5. 【請求項5】 上記ブラシ手段がブローブラシおよびロ
    ールブラシである請求項4記載のカールドライヤー。
  6. 【請求項6】 上記ドライヤー本体が、ケースと、この
    ケース内に配設された空気取り入れ手段と、上記ケース
    に形成された空気取り入れ口部と、上記空気取り入れ手
    段により空気取り入れ口部からケース内部に取り入れた
    空気をブラシ手段に吹き出すように上記ケースに形成さ
    れた空気吹き出し部とを備え、この空気吹き出し部の少
    なくとも一部が、トルマリン鉱石の粉体と、この粉体を
    マイナスイオンを発生させるように励起する励起剤の粉
    体とを含有する樹脂材で構成されている請求項1〜5の
    いずれか一項に記載のカールドライヤー。
  7. 【請求項7】 上記ケースの全部が上記樹脂材で構成さ
    れている請求項6記載のカールドライヤー。
  8. 【請求項8】 上記空気吹き出し部が、上記ケースの空
    気吹き出し口部に取り付けた筒状体を備え、この筒状体
    の一部もしくは全部が上記樹脂材で構成されている請求
    項6記載のカールドライヤー。
  9. 【請求項9】 上記ブローブラシの一部もしくは全部が
    上記樹脂材で構成されている請求項3または5記載のカ
    ールドライヤー。
  10. 【請求項10】 上記ブローブラシを構成するブラシと
    ブラシ台部が上記樹脂材で一体成形されている請求項9
    記載のカールドライヤー。
  11. 【請求項11】 上記ロールブラシの一部もしくは全部
    が上記樹脂材で構成されている請求項3または5記載の
    カールドライヤー。
  12. 【請求項12】 上記ロールブラシを構成するブラシと
    ブラシ台部が上記樹脂材で一体成形されている請求項1
    1記載のカールドライヤー。
  13. 【請求項13】 上記ドライヤー本体にノズルが着脱自
    在に取り付けられ、このノズルの一部もしくは全部が上
    記樹脂材で構成されている請求項1〜12のいずれか一
    項に記載のカールドライヤー。
JP2001003594U 2001-06-05 2001-06-05 カールドライヤー Expired - Fee Related JP3082422U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003594U JP3082422U (ja) 2001-06-05 2001-06-05 カールドライヤー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003594U JP3082422U (ja) 2001-06-05 2001-06-05 カールドライヤー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3082422U true JP3082422U (ja) 2001-12-14

Family

ID=43215131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003594U Expired - Fee Related JP3082422U (ja) 2001-06-05 2001-06-05 カールドライヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3082422U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214841A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Canon Inc 電子写真用キャリア、現像剤、現像方法及び電子写真用キャリアの製造方法
JP3402323B2 (ja) 2000-12-25 2003-05-06 松下電工株式会社 ヘアードライヤー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3402323B2 (ja) 2000-12-25 2003-05-06 松下電工株式会社 ヘアードライヤー
JP2002214841A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Canon Inc 電子写真用キャリア、現像剤、現像方法及び電子写真用キャリアの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8881423B2 (en) Concentrator
US7308899B2 (en) Hair-styling device having ion-emitting ceramic material components
US8407913B2 (en) Conditioner infuser for hair dryer attachment
US11583053B2 (en) Digitally controlled hairdryer
US20030152373A1 (en) Personal care appliance and attachment therefor
CN2891771Y (zh) 电卷发器
KR20220092943A (ko) 헤어드라이어
US11503891B1 (en) Hair dryer with scent dispenser
JP3082422U (ja) カールドライヤー
JP2014151045A (ja) エアディフレクタ及びヘアドライヤ
US20200315311A1 (en) Concentrator nozzle for hair dryer
CN101803819B (zh) 具有定发、烘发和卷发功能的整发器
JP2000135111A (ja) ドライヤー
KR102321237B1 (ko) 다용도 헤어 스타일러
JP3078861U (ja) ヘアドライヤー
JP2011217996A (ja) ヘアードライヤ
JP5192594B2 (ja) ヘアーカールドライヤー
US20030056310A1 (en) Hairbrush head
JP3110484U (ja) ヘアドライヤー
KR200421557Y1 (ko) 모발건강 헤어드라이어
CN214127401U (zh) 护理盒、出风组件以及吹风机
KR102094417B1 (ko) 복합기능을 갖는 헤어 아이론
CN210203737U (zh) 免手持干发机
CN206979037U (zh) 吹风机附件和包括其的吹风机
JPH1042932A (ja) カーラー付きドライヤー

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees