JP3082265U - 防護用具 - Google Patents

防護用具

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JP3082265U
JP3082265U JP2001003440U JP2001003440U JP3082265U JP 3082265 U JP3082265 U JP 3082265U JP 2001003440 U JP2001003440 U JP 2001003440U JP 2001003440 U JP2001003440 U JP 2001003440U JP 3082265 U JP3082265 U JP 3082265U
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Inventor
昭男 渡辺
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株式会社三実通商
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H5/00Armour; Armour plates
    • F41H5/06Shields
    • F41H5/08Shields for personal use, i.e. hand held shields

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体を弾丸や刃物等の凶器から保護する防護
用具の提供。 【解決手段】 枠体2と、枠体2の内部に設けたアラミ
ド繊維3を10枚重合して成る積層体4と、積層体4を
挟持する2枚のペーパーボード5,6と、ペーパーボー
ド6に固設した把手7,7とを備える。把手7,7を両
手で掴み、積層体4及びペーパーボード5,6を身体の
前方に突き出す。アラミド繊維3が高強度,高弾性繊維
で、アラミド繊維3を10枚重合してあるので、弾丸ある
いは刃物が積層体4及びペーパーボード5,6を貫通し
て身体まで達することがない。積層体4及びペーパーボ
ード5,6が弾丸あるいは刃物から身体を防護する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に身体を弾丸や刃物等の凶器から保護するのに最適な防護用具に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、銀行等の金融機関,消費者金融会社,郵便局,コンビニエンスストア, パチンコの景品交換所,現金輸送車両等への拳銃,包丁,ナイフ等の凶器を使用 した強盗等の凶悪犯罪やストーカ等の軽犯罪が多発しており、最悪の場合は身体 を銃弾や刃物から防護しなければならない。
【0003】 従来、盾の一部にのぞき窓用貫通窓を設け、貫通窓に耐弾性を有する透明板を取 付けてのぞき窓とした防護盾が特開平7―332896号公報として開示されて いる。
【0004】 また、特殊繊維の重積体を所定の袋体内へ封入し、二つ折り状の特殊繊維製の 防弾用布製楯体を形成すると共に、防弾用布製楯体を伸張させて、既製の投石防護、 制圧用楯体の表面に覆圧し、防弾用楯体を構成した汎用布製防弾盾が特開平7− 305999号公報として開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、特開平7―332896号公報に開示されたものは、のぞき窓に耐 弾性を有する透明板を取付けることにより、のぞき窓を大きくし、捜査員の視野を 広くするようにしたにすぎないものであった。
【0006】 また、特開平7−305999号公報に開示されたものは、通常時防投石、制圧 用等に盾として用いられている盾体の表面へ、二つ折状の布製盾体を伸張させて、 上部に設けた逆ポケット状の袋へ、盾体の上部を挿入して覆圧し、防弾用盾体とし たにすぎないものであり、布製盾体の形状を維持するための盾体を必要とし、盾体 全体の重量が重く、楯体を持ったままの状態で迅速な行動が行えず、盾体が大型と なり、盾体の持ち運びが労力を要して不便で、盾体の製造コストが高価なものであ った。
【0007】 本考案の目的は、上述する問題点に対処して、把手を手で掴み、積層体及び2枚 の板状体を身体の前方に突き出すのみで、芳香族ポリアミド繊維が高強度,高弾 性率繊維で、芳香族ポリアミド繊維を複数枚重合してあり、弾丸あるいは刃物が積 層体及び2枚の板状体を貫通して身体まで達するようなことがなく、身体を弾丸 あるいは刃物から積層体及び2枚の板状体により確実に防護し、枠体の内部に芳 香族ポリアミド繊維を複数枚重合して成る積層体が収納され、2枚の板状体が積 層体を両側から挟持し、積層体が枠体の内部よりはみ出ることがなく、積層体の形 状を枠体及び2枚の板状体により維持し、用具全体の重量の軽量化が図れ、用具を 持ったままの状態で迅速な行動が行え、用具が小型となり、用具の持ち運びが労力 を要さずに便利で、用具の製造コストが安価となる防護用具を提供することにあ る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の防護用具は、枠体と、枠体の内部に設けた芳香族ポリアミド繊維を複 数枚重合して成る積層体と、積層体を挟持する2枚の板状体と、一方の板状体に固 設した把手とを備えたことを特徴とする構成を有するものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案の実施の形態における防護用具を示す正面図、図2は図1の背面 図、図3は図1の要部横断面図、図4は図1の右側面図である。 図1において、1は防護用具となる防弾・防刃用盾であり、防弾・防刃用盾1は、 図2,図3及び図4に示すように、枠体2と、枠体2の内部に設けた芳香族ポリ アミド繊維であるアラミド繊維3を10枚重合して成る積層体4と、積層体4を 挟持する2枚の板状体となるペーパーボード5,6と、一方のペーパーボード6 に固設した把手7,7とを備えている。
【0010】 防弾・防刃用楯1の枠体2の内部には、図3に示すように、ペーパーボード5と ペーパーボード6との間に積層体4が収納され、ペーパーボード5とペーパーボ ード6との間には積層体4の10枚のアラミド繊維3が重合して設けられ、積層 体4はペーパーボード5とペーパーボード6との間に挟持され、枠体2の一端の 開口がペーパーボード5により閉塞され、枠体2の他端の開口がペーパーボード 6により閉塞されている。
【0011】 防弾・防刃用盾1のペーパーボード5の外側には、図3に示すように、ポリエチ レン製スポンジ等の発泡体からなるパッド8が重合して配設され、パッド8の外 側には合成皮革からなる表皮9が重合して設けられ、パッド8の外側面には表皮 9の内面が接着剤により貼り付けられ、ペーパーボード5の外周縁の外側面には 表皮9の外周縁の内面が接着剤により貼り付けられ、パッド8は表皮9により覆 われている。
【0012】 防弾・防刃用盾1のペーパーボード6の外側には、図3に示すように、合成皮革 からなる表皮10が重合して設けられ、ペーパーボード6の外側面には表皮10 の内面が接着剤により貼り付けられ、ペーパーボード6は表皮10により覆われ ている。
【0013】 防弾・防刃用盾1のペーパーボード5の外周縁寄りの外側及びペーパーボード 6の外周縁寄りの外側には、図3に示すように、ビィンディング11が設けられ、 ペーパーボード5の外周縁とペーパーボード6の外周縁とはビィンディング11 により締め付けられている。
【0014】 防弾・防刃用盾1の枠体2の全周の外側には、図1,図2及び図4に示すよう に、合成皮革からなる表皮12が重合して設けられ、枠体2の全周の外側面には表 皮12の内面が接着剤により貼り付けられ、枠体2の全周,表皮9の外周縁及び 表皮10の外周縁は表皮12により覆われている。
【0015】 表皮10の外側には、図2,図3及び図4に示すように、上下に間隔を置いて把 手7,7がそれぞれ配設され、把手7には互いに反対方向に向って張出した取付 け部7a,7aがそれぞれ形成され、把手7の握り部7bの内部にはスチールプ レート13及びエチレン酢酸ビニル製スポンジの発泡体からなるパッド14が設 けられ、把手7の取付け部7a,7aはペーパーボード6に対して複数本のリベ ット15により固定されている。
【0016】 次に、本考案の実施の形態の防護用具の使用方法について説明する。 防弾・防刃用盾1の把手7,7の握り部7b,7bを両手で掴み、防弾・防刃 用盾1を身体の頭部あるいは胴体部の前方に向って突き出すことにより、防弾・ 防刃用盾1が身体の頭部あるいは胴体部を防護する。
【0017】 弾丸を防弾・防刃用盾1に向けて発砲した場合には、防弾・防刃用盾1のアラ ミド繊維が高強度,高弾性率繊維であり、しかもこのアラミド繊維を10枚重合 してあるので、弾丸の防弾・防刃用盾1に対する着弾時の衝撃を積層体により吸 収することができ、弾丸が防弾・防刃用盾1のペーパーボード,積層体及びペー パーボードを貫通して身体まで達するようなことがなく、身体の頭部あるいは胴 体部を弾丸から防弾・防刃用盾1により防護することができる。
【0018】 また、刃物を身体に向けて突き刺した場合にも、防弾・防刃用盾1のアラミド繊 維が高強度,高弾性繊維であるので、刃物が防弾・防刃用盾1のペーパーボード 5,積層体4及びペーパーボード6を突き通って身体まで達するようなことがな く、身体の頭部あるいは胴体部を刃物から防弾・防刃用盾1により防護すること ができる。
【0019】 さらに、積層体4がアラミド繊維からなり、ペーパーボード5,6が紙製である ので、防弾・防刃用盾1全体の重量の軽量化が図れ、防弾・防刃用盾1の持ち運び に便利で、防弾・防刃用盾1を手で持ったままの状態で迅速に行動することがで き、防弾・防刃用盾1の持ち運びが便利である。
【0020】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案の防護用具によれば、把手を手で掴み、積層体及び 2枚の板状体を身体の前方に突き出すのみで、芳香族ポリアミド繊維が高強度, 高弾性率繊維であり、芳香族ポリアミド繊維を複数枚重合してあるので、弾丸ある いは刃物が積層体及び2枚の板状体を貫通して身体まで達するようなことがなく、 身体を弾丸あるいは刃物から積層体及び2枚の板状体により確実に防護するこ とができ、枠体の内部に芳香族ポリアミド繊維を複数枚重合して成る積層体が収 納され、2枚の板状体が積層体を両側から挟持するので、積層体が枠体の内部より はみ出ることがなく、積層体の形状を枠体及び2枚の板状体により維持すること ができ、用具全体の重量の軽量化が図れ、用具を持ったままの状態で迅速に行動す ることができ、用具が小型となり、用具の持ち運びが労力を要さずに便利で、用具 の製造コストが安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態における防護用具を示す正
面図。
【図2】図1の背面図。
【図3】図1の要部横断面図。
【図4】図1の右側面図。
【符号の説明】
1 防弾・防刃用盾 2 枠体 3 アラミド繊維 4 積層体 5 ペーパーボード 6 ペーパーボード 7 把手 7a 取付け部 7b 握り部 8 パッド 9 表皮 10 表皮 11 ビィンディング 12 表皮 13 スチールプレート 14 パッド 15 リベット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、枠体の内部に設けた芳香族ポリ
    アミド繊維を複数枚重合して成る積層体と、積層体を挟
    持する2枚の板状体と、一方の板状体に固設した把手と
    を備えたことを特徴とする防護用具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102204902B1 (ko) * 2020-08-28 2021-01-19 노태종 신체 보호용 소형방패

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