JP3082252B2 - 押し釦装置 - Google Patents

押し釦装置

Info

Publication number
JP3082252B2
JP3082252B2 JP03009352A JP935291A JP3082252B2 JP 3082252 B2 JP3082252 B2 JP 3082252B2 JP 03009352 A JP03009352 A JP 03009352A JP 935291 A JP935291 A JP 935291A JP 3082252 B2 JP3082252 B2 JP 3082252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
convex portion
braille
function
push
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03009352A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04252643A (ja
Inventor
豊 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP03009352A priority Critical patent/JP3082252B2/ja
Publication of JPH04252643A publication Critical patent/JPH04252643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3082252B2 publication Critical patent/JP3082252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプッシュ式電話機に適
用して好適な押し釦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プッシュ式電話機ではその上面(表面)
に複数の押し釦が並設されており、これを相手の電話番
号順にプッシュすることによりダイヤルしまたは短縮ダ
イヤルの設定操作などをしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし視力の極めて弱
い人(弱視力者)は押し釦上の数字、文字または記号な
どを視力により識別することができず、また自動車の運
転中などでは押し釦を見ながらダイヤルすることもでき
ないので、このような場合にはそれぞれの押し釦の表面
(上面)にその押し釦の機能を表す凸部(点字)を設
け、これを指先で触って確認することが考えられる。
【0004】この場合各押し釦の判別のためにこの凸部
を軽く押したのではその機能を判断し難く、比較的強く
押圧する必要がある。しかしながら凸部を強く押すとこ
れにより押し釦が移動してしまい、誤ダイヤルの原因と
なるので、指先による判別作業を慎重に行わねばならな
い問題点があった。
【0005】この発明は上述した点を考慮し、機能判断
のために押し釦の凸部をその上から強く押圧しても、こ
れにより押し釦が移動されることのない押し釦装置を提
案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ためこの発明においては、表面に触覚によってその機能
を判別できる凸部を設けた押し釦と、この押し釦をその
凸部に対する押圧方向とはほぼ直交する方向に摺動でき
るように案内するガイドと、上記押し釦を常時その摺動
方向の一端の定位置に保持させる保持手段と、上記押し
釦を上記ガイドに沿い上記保持手段に抗して摺動させた
状態で、この摺動を検知する検知手段とを設けたことを
特徴としたものである。
【0007】
【作用】この発明では図1に示すように表面に触覚によ
ってその機能を判別できる凸部9を設けた押し釦7を有
し、これがガイド13により凸部9に対する押圧方向
(図3矢印方向)とはほぼ直交する方向(図5矢印方
向)に摺動可能に取り付けられ、この押し釦7をバネ1
6に抗して摺動させたときこの摺動がスイッチ4により
検知され、その押し釦7が操作されたことが判る。しか
も押し釦7の機能を判別するため図3矢印の方向に凸部
9を強く押圧しても、これにより押し釦7が移動されて
ダイヤルされることはない。
【0008】
【実施例】続いてこの発明に係わる押し釦装置を説明す
る。図1を参照するに、電話機のケースの一部(底板)
となるシャーシ1上に支柱2を介してスイッチ取り付け
基板3が傾斜して取り付けられ、このスイッチ取り付け
基板3上に複数のスイッチ4が取り付けられている。4
aはその操作子である。これらのスイッチ4は後述する
押し釦の摺動状態検知手段を構成するものであり、機械
的スイッチに限らず磁気的または靜電的な変化を検知す
る電気的手段などを使用できる。
【0009】シャーシ1には電話機の上面の一部を構成
するカバー5が取り付けられてスイッチ取り付け基板3
の上面を覆っており、さらに電話機の後方(図1におい
ては左方向)へ行くに従って降下するように傾斜した複
数の透孔6が形成されている。これらの各透孔6には偏
平形状をした押し釦7がそれぞれ配設され、それらの表
面にはその前方(手前)側に一段低い表示面8が形成さ
れ、この表示面8上に触覚によってその押し釦7の機能
を判別できる凸部9が形成されている(図2参照)。こ
の凸部9は従来周知の点字およびこの点字に対応するも
のであるから以下単に点字という。表示面8は方形また
は円形など任意な形状に形成される。
【0010】各押し釦7の下面には下方に延長する脚1
0が設けられ、これが上述したスイッチ4の操作子4a
に対向され、さらに各押し釦7には図6に示すようにそ
の左右の両側面に突起11が形成され、カバー5の上述
した透孔6の内面には突起11と係合しかつ透孔6の傾
斜方向に延長する長溝12が形成され、これら突起11
と長溝12とにより押し釦7を透孔6の傾斜方向に案内
するガイド13が形成されている。
【0011】押し釦7の後方端面には突出子14が形成
され、これと対向するカバー5の内面には凹部15が形
成されており、突出子14上に巻装されたバネ16が凹
部15と押し釦7の後方端面との間に介装され、これに
より押し釦7が常時電話機の前方向(図1において右方
向)に摺動偏倚されて定位置に保持される。このバネ1
6は押し釦7を常時定位置に保持させる保持手段を構成
しており、各押し釦7はそれらの定位置では表示面8即
ち点字9がカバー5の透孔6より外部に露出した状態に
ある。
【0012】この構成によれば図3に示すように、押し
釦7の表示面8上の点字9をその上から指先で触る(押
す)ことによりその押し釦7の番号や機能を知ることが
でき、この場合押し釦7はその摺動可能な方向(図5の
矢印方向)には押されないので、誤ダイヤルされること
が回避される。図3に示すようにして点字9により目的
とする押し釦7か判知された後は、そのまま指先をその
押し釦7の上面の角部を経て(図4参照)前方端面7a
まで摺動させ、つぎにこの前方端面7aを指先により押
す(図5参照)ことによって、押し釦7をバネ16の弾
力に抗して後方に摺動させることができる。表示面8は
これに形成された点字9が押し釦7の摺動時にカバー5
に衝合しないように一段低く形成されているものであ
る。
【0013】押し釦7が定位置にあるときは各押し釦7
の脚10はそれぞれ対向するスイッチ4の操作子4aか
ら離れた状態にあるが、押し釦7が摺動された状態では
図5に示すように脚10によりスイッチ4の操作子4a
は押されてこのスイッチがオンまたはオフする。即ち押
し釦7の摺動が検知され、例えばその押し釦7に対応す
る数字がダイヤルされる。その後この押し釦7から指先
を離すことによりこの押し釦7はバネ16により定位置
に自動的に復帰する。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、押し釦の判別のため
に凸部即ち点字をその上方から押してもこれにより押し
釦が摺動されることがなく、従ってこの判別操作によっ
てダイヤル操作が行われることがないので、誤ダイヤル
を回避できる効果がある。しかもダイヤル操作は点字の
判別後にその指先を押し釦から離すことなく前方に滑ら
せて指先が前方端面に達したときこの前方端面を押せば
よいので、点字の判別後のダイヤル操作も容易である効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる押し釦装置の一例を示す一部
の断面図である。
【図2】図1の一部の平面図である。
【図3】押し釦上の点字によりその機能を判断している
状態を示す一部の断面図である。
【図4】点字により機能を判断した後の指先の移動を示
す一部の断面図である。
【図5】押し釦のダイヤル操作を示す一部の断面図であ
る。
【図6】図1のA−A線上の断面図である。
【符号の説明】
4 スイッチ 5 カバー 6 カバー5の透孔 7 押し釦 9 凸部 13 ガイド 16 保持手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に触覚によってその機能を判別でき
    る凸部を設けた押し釦と、この押し釦をその凸部に対す
    る押圧方向とはほぼ直交する方向に摺動できるように案
    内するガイドと、上記押し釦を常時その摺動方向の一端
    の定位置に保持させる保持手段と、上記押し釦を上記ガ
    イドに沿い上記保持手段に抗して摺動させた状態で、こ
    の摺動を検知する検知手段とを設けたことを特徴とする
    押し釦装置。
JP03009352A 1991-01-29 1991-01-29 押し釦装置 Expired - Fee Related JP3082252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03009352A JP3082252B2 (ja) 1991-01-29 1991-01-29 押し釦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03009352A JP3082252B2 (ja) 1991-01-29 1991-01-29 押し釦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04252643A JPH04252643A (ja) 1992-09-08
JP3082252B2 true JP3082252B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=11718078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03009352A Expired - Fee Related JP3082252B2 (ja) 1991-01-29 1991-01-29 押し釦装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3082252B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7141202B2 (ja) * 2017-07-31 2022-09-22 株式会社Lixil 電池レスリモコン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04252643A (ja) 1992-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101640114B1 (ko) 조작 디바이스
US5012230A (en) Input device for digital processor based apparatus
US4641723A (en) Handle switch assembly for a motor vehicle
WO2005069116A1 (en) A finger-controllable multi-directional switch
US4065650A (en) Electronic calculator with switches in solid V- and U-shaped groups
US7843433B2 (en) Cordless pointing device and information terminal device
CN101515210A (zh) 具有触摸显示结构的电子设备
JP6063201B2 (ja) 操作デバイス
JP3082252B2 (ja) 押し釦装置
EP2113932A1 (en) Electrical switch with detection and assembly comprising such detecting switch
JP4394562B2 (ja) ポインティングデバイス
US11204651B2 (en) Keyboard device and key structure thereof
JP2770962B2 (ja) 押ボタンスイッチ装置
KR20150031968A (ko) 단말기
KR100722854B1 (ko) 마우스
US5646821A (en) Portable computer with trackball keys mounted on an edge of a computer housing
US6751312B1 (en) Knob for covering a top end of a pointing stick of a stick switch, stick switch, and portable electronic device and portable telephone comprising the stick switch
KR200400393Y1 (ko) 이동 키버튼을 가지는 키패드 장치
JP4276493B2 (ja) 入力装置
JPS6033416Y2 (ja) 目覚し装置と時計ケ−シングとを有する旅行用又は卓上用の時計
US20130127711A1 (en) Touch tracking optical input device
JP2006245857A (ja) カメラ付き携帯電話
JPH11213808A (ja) キースイッチ
KR20020053004A (ko) 제어 버튼을 형성하는 디스플레이 디바이스를 포함하는전자 장치
KR101083850B1 (ko) 다방향 버튼 스위치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees