JP3082123B2 - 光免疫療法による癌治療装置 - Google Patents

光免疫療法による癌治療装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光免疫療法により癌治
療を行うための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の癌治療は、早期発見・早期治療に
よりめざましい進歩を遂げてきた。しかし、発見の遅れ
た癌については、外科手術、放射線療法、化学療法など
を行うものの、免疫力及び体力が著しく低下し、かえっ
て癌の転移を助ける結果となり、大きな問題となってい
る。また温熱療法などの実用化も進んでいるが、高エネ
ルギーを用いるために正常細胞などへの障害は免れな
い。近年、光化学療法が注目され、その一つとしてフォ
トダイナミック療法(PDT)が施術されている。この
療法は、ヘマトポルフィリンなどの色素を含む薬液を静
脈注射や経口投与し、癌巣を選択的に染色した後、癌巣
に高エネルギーのレーザー光を照射して癌細胞を破壊す
る方法である。しかし、薬剤が癌巣に集積せずに効果が
得られなかったり、また発生する活性酸素により癌巣の
みでなく、その周辺の正常細胞までも破壊されることも
あり、これも大きな問題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】癌は著しい増殖力があ
るので、これに立ち向かうためには生体防衛能力の増強
をはかり、これを最大限に発揮する治療法を開発するこ
とが強く望まれている。本発明者らはこの現状を考え、
種々検討を加えたところ、光免疫療法によって生体の防
衛能力の著しい増強が可能となることを見出した。光免
疫療法とは本発明者らが行ってきた研究から命名された
もので、免疫増強作用のあるシアニン系色素を癌巣に投
与して一定の光を照射することにより、生体の免疫機能
(治癒機能を含む)を増強する全く新しい癌治療法であ
る。この新しい治療法を体内のいたるところに生じる癌
にも適用でき、取扱いが簡単で、しかも正確に実施する
ことのできる適切な装置が必要となり、本発明者らは種
々検討した結果、新しい光免疫療法による癌治療装置を
発明するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は光源部と、光誘
導部と光導入路及び薬液流入路から構成される注入部と
を備えた光免疫療法による癌治療装置に関するものであ
る。本発明の光源部には、レーザー発振器、発光ダイオ
ードやハロゲンランプなどの光源が組み込まれて、発生
した光は光誘導部を通って、光導入路へ送られ、その先
端部より癌巣に直接照射することができる。注入部は光
導入路と薬液注入路から構成され、薬液流入路を形成す
る管の中に光導入路を内蔵することができる構造となっ
ている。光導入路は薬液流入路を形成する管の中にその
内径より小さい外径を有する誘導管を予め成形し、この
中に光ファイバーを挿入して形成してもよく、又この誘
導管を形成することなく、直接光ファイバーを挿入し
て、この光ファイバーを光導入路となしてもよい。薬液
は薬液注入器より薬液注入路を通ってその先端部より注
射により癌巣へ直接注入される。この薬液注入器と注入
部は使用にあたっては順次新しいものに取り換えるディ
スポーザブルにすると便利である。また胃癌のように内
視鏡との併用がより有効な治療効果をもたらすと予想さ
れる場合には、内視鏡内部に注射針を装着すると便利で
あり、注射針やコネクターの形状、寸法や位置を変えて
適宜適応させることができる。
【0005】図面に基づき、本発明をさらに詳細に説明
する。図1に示す様に、光源部1で発生した光は光ファ
イバーで形成される光誘導部2を通って注入部3にある
光導入路4へ導かれ、その先端より癌巣へ照射される。
光誘導部と光導入路とは一体連続的な光ファイバーで構
成されていてもよい。一方、薬液は、コネクター8のコ
ックを開くと薬液注入器7より薬液流入路6を通って、
その先端5より注射により癌巣へ直接注入される。コネ
クターとコックとは機能分離して別の箇所へ設けてもよ
い。図2はディスポーザブルな注入部の一実施態様を示
す注射針の概略説明図である。光導入路4は光ファイバ
ーで形成され、薬液流入路6の管の中に装着されてい
る。この光ファイバーは使用時に注入部に装着してもよ
く、また注入部に予め装着した製品を購入、使用するこ
ともできる。図3は注入部の他の実施態様を示す留置針
の概略説明図である。留置針(注入部)3の円筒状の外
管10の中に針11を装着した状態で生体内へ穿刺した
後に針をゴムシール12の位置まで引き抜く。針を完全
に引き抜いたときは針導入口13をキャップや栓で完全
にシールする。次に薬液注入口より圧送された薬液が薬
液流入口14より注入され、薬液流入路6(針11が引
き抜かれて生じた空洞)の先端より癌巣へ注射される。
薬液流入口の内側にはテーパーを設けて薬液注入器側の
パイプと接続する。薬液注射後光ファイバー15を光フ
ァイバー導入口16より針11を引き抜いて生じた空洞
6内へ誘導し、注入部の先端まで挿入し、光源部から誘
導された光を癌巣へ照射する。光照射が終わると留置針
の外管を体外へ抜き去る。留置針の外管は生体適合性の
よい材質で形成されており、穿刺時の衝撃を柔らげると
ともに、長時間体内に留置することも可能である。この
様な材質としてはポリエステル樹脂、アクリル樹脂やフ
ッ素樹脂などを挙げることができる。図4は留置針の他
の実施態様を示す概略説明図である。留置針3の外管1
0内に光ファイバー15を乗せて、留置針の先端まで光
ファイバーを挿入する。針の内面がガイドとなってスム
ーズに光ファイバーを装着することができる。穿刺後針
のみを引き抜き、残った光ファイバーをゴムシール12
で充分固定し、薬液のリークや光ファイバーの動きを防
ぐ。それから薬液の注射と光照射を行ない、留置針全部
を体外へ抜き去る。図5は留置針の実施態様を示す概略
説明図である。留置針の外管10の中に針11と光ファ
イバー15が同時に独立に装着される構造となってい
る。穿刺後針11を引き抜き、針導入口13を完全にシ
ールし、薬液のリークを防ぐ。光ファイバー15は針導
入口13とは別の箇所に設けられた光ファイバー導入口
14より注入され、薬液流入路6を通ってその先端より
癌巣へ注射される。
【0006】本発明に用いられる薬液としてはシアニン
系色素を有効成分とするものが好適である。このシアニ
ン系色素は光照射によってマクロファージ(以下、「M
φ」と略記することがある。)の活性が増強されるタイ
プの色素であればよく、その代表例は化1に示す一般式
で表される色素である。
【0007】
【化1】
【0008】化1に示す式中において、核A及びBは、
チアゾール、ベンゾチアゾール、ナフトチアゾール、キ
ノリン、ベンゾオキサゾール、インドール、ナフトイン
ドール、などより選ばれる同一または異種の含窒素複素
環核であり、これらの核は一つまたは複数個の置換基を
有していてもよい。好適な置換基としては、アルキル
基、アルコキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、カルボキシ基、置換基を有してい
てもよいスルホンアミド基、アシルアミド基、ジアルキ
ルアミノ基、アミノ基、メチレンジオキシ基、クロルや
ヨードなどのハロゲンが挙げられる。核A及びBにおい
てR及びRはそれぞれ独立に置換基を有していても
よいアルキル基を表す。一つの含窒素複素環とこれに結
合するアルキル基の炭素数の総和が8〜14個であるシ
アニン糸色素が細胞膜付着性などの点から特に有効であ
る。核AにおけるXは、クロル、ブロム、ヨード等のハ
ロゲン、p−トルエンスルホン酸残基、過塩素酸残基、
硼弗化水素酸残基等のアニオンを表す。Zは−(CH=
CH)n−CH=(n=0,1,2,3)(メソ位にア
ルキル基またはハロゲンを有していてもよい。)または
−CH=CH−C(Y)=CH−CH=を表す。ここで
Yは、化2に示す一般式で表される四級化された複素環
核(記号は前記と同じ意味を表す。)を示す。
【0009】
【化2】
【0010】シアニン系色素の具体例としては、株式会
社日本感光色素研究所から入手できる化3〜化14に示
すような色素を例示することができる。
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】
【0018】
【化10】
【0019】
【化11】
【0020】
【化12】
【0021】
【化13】
【0022】
【化14】
【0023】
【作用】癌巣にシアニン系色素を注入し、光照射すると
シアニン系色素の光増感作用によって、貪食細胞である
Mφが活性化し、しかも通常レベル以上に活性化してス
ーパーMφになることが見出された。この現象につきさ
らに詳しく検討を重ねたところ、スーパーMφが生体の
免疫機能を著しく高めることが分かった。すなわち、光
免疫療法とはスーパーMφが生体内の異物を排除するこ
とを利用して、多くの癌治療として広く利用できる療法
である。抗腫瘍作用の発現メカニズムについては、光免
疫反応によって活性化マクロファージ、キラーT細胞、
K細胞、NK細胞、線維芽細胞、マストセル、抗体、補
体、サイトカイン、コラーゲンなどによる局所免疫サー
キットが腫瘍組織内に極めて効率よく発現するためと考
えられた。例えば、癌患者にこの療法を用いた場合、癌
に対する抵抗力は著しく強化される。生体の免疫反応を
顕著に増強し、癌の一部を殺傷する。破壊された癌細胞
に対して生体防御機構のひとつである創傷治癒機能が増
強され、生き残った癌細胞の間質にコラーゲンを増殖さ
せ、癌を封じ込め瘢痕化するという著しい効果を見出し
た。動物皮下に移植したヒト癌で実験を行ったところ、
癌は瘢痕化し、押し出されて脱落することによって、本
法の治療効果が確認された。注入される色素は、癌の大
きさによって左右されるが極めて微量で、内服、静脈注
射など全身的な場合は20〜200μg/回を投与すれ
ばよく、癌組織内に局所注入する場合は3〜100ng
/mlの濃度にして投与すれば十分である。また、本発
明の注入部は体の深部にまで照射可能な装置であること
が大きな特徴である。目的の組織に色素を局所注入して
分散させたあと、光を照射するのであるが、この発明で
用いるシアニン系色素は特有の吸収極大波長を有してお
り、この波長を含む光線を光源として選び、光照射する
と局所にスーパーMφが効率よく出現される。本発明で
使用される光源はレーザー発振器(半導体レーザー、ヘ
リウム−ネオンレーザー、色素レーザー、固体レーザー
など)、ハロゲンランプや発光ダイオードなどが適切で
ある。治療は可視光または近赤外光を用いて実施するこ
とができるが、一般に生体組織への光線透過性は長波長
光ほど良好であることから、長波長可視光や近赤外光の
方が実用上望ましく、実用に際しては約500〜850
nmに吸収極大波長を有するシアニン系色素が選択され
る。また光源の強さは、数ルクスから数百ルクスまでの
微弱光で十分効果を発揮する。このときの光線量はPD
Tに比べて1万分の1程度と極めて微量である。
【0024】
【シアニン系色素の光免疫作用】マウス腹腔から取り出
した腹腔滲出細胞をFCS medium 199に分
散させ1×10個/mlに調製した。これに表1に示
すいづれかのシアニン糸色素3ng/mlになるように
加え、ハロゲンランプの光を10Jm−2照射した。5
%COインキュベーターで2時間培養した後、吸着細
胞をBiancoらの方法でMφの貪食能を測定した。
その結果、表1に示すように著しい貪食能の上昇が認め
られた。なお表中の数値はMφ100個あたりの貪食し
た感作赤血球の数を示した。
【0025】
【表1】
【0026】
【動物実験1】HLC(人肺癌細胞)を移植したヌード
マウスに3日目からルミンを20ng静脈注射し、その
直後からハロゲンランプの光を移植癌に30分間照射し
た。この処置を週3回繰り返し、最初の処置から100
日目の癌の瘢痕化の状態を観察した。その結果、表2に
示すように光の照射時間に関係なく効果が認められた。
【0027】
【表2】
【0028】表中の数値は瘢痕化の程度を示したもので
ヌードマウス10匹あたりの平均値を示す。(評価基
準:瘢痕化の割合,0:0%,1:25%以下,2:2
5−50%,3:50−75%,4:75%以上,5:
100%)。
【0029】
【動物実験2】HLC細胞を移植したヌードマウスに3
0日目から本発明による装置を使用して、ルミン50n
g/ml溶液を0.3ml癌組織内に注入するととも
に、半導体レーザーで3分間照射した。この操作を週2
回の割合で合計4回行った結果、癌組織の瘢痕化が起こ
り最初の処置から180日目には癌組織は脱落した。
【0030】
【発明の効果】本発明はシアニン系色素の投与と光照射
を組み合わせた、簡単な操作で正確に実施することので
きる光免疫療法による癌治療装置を提供する。本装置は
臨床では超音波画像診断装置と併用され、色素注入と光
照射を行ない、局所の免疫反応を誘発する全く新しい癌
治療を行なうことのできる装置である。本発明の装置は
肝臓癌、子宮癌、胃癌など注射が行える場所にある癌で
あれば使用可能である。とにかくシアニン系色素と光の
作用によりMφを活性化して異物の排除を高めるもので
あるから、治療の2〜3週間後に、バイオプシーによっ
てMφ、リンパ球の集結、あるいは、これら細胞の出す
サイトカインを確認することによって容易に、しかも早
期に治療効果の有無の確認が可能である。また、本発明
に係る装置により誘発した免疫反応は光照射した組織で
のみ起こる癌細胞障害性の局所反応であり、目的とする
組織で反応のスタートであるMφの活性化を著しく上昇
させるので極めて治療効果がよく、また宿主側からみた
場合、安全性の高いシアニン系色素を微量使用すること
や微弱光を照射することと併せ、副作用のない理想的な
治療を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光免疫療法による癌治療装置の実施態
様の概略説明図である。
【図2】本発明の癌治療装置を構成する注入部の他の実
施態様であるディスポーザブルな注射針の概略説明図で
ある。
【図3】本発明の癌治療装置を構成する注入部の他の実
施態様である留置針の概略説明図である。
【図4】本発明の癌治療装置を構成する注入部のさらに
他の実施態様である留置針の概略説明図である。
【図5】本発明の癌治療装置を構成する注入部のさらに
また他の実施態様である留置針の概略説明図である。
【符号の説明】
1 光源部 2 光誘導部 3 注入部 4 光導入路 5 注入部の先端部 6 薬液流入路 7 薬液注入器 8 薬液注入器と薬液流入路を継ぐコネクター 9 光誘導部と光導入路を継ぐコネクター 10 留置針の外管 11 針 12 ゴムシール 13 針導入口 14 薬液流入口 15 光ファイバー 16 光ファイバー導入口 17 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61N 5/06 A61K 31/40 A61K 31/42 A61K 31/425 A61K 31/47

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源部と、光誘導部と、光導入路及び薬
    液流入路から構成され先端が注射針状に尖った注入部と
    を備えた光免疫療法による癌治療装置であって、前記薬
    液として、光照射によってマクロファージの活性を増強
    する作用を有すると共に、約500〜850nmに吸収
    極大波長を有するシアニン系色素を含んでなる薬液を使
    用すると共に、前記光源部として、前記シアニン系色素
    の吸収極大波長を含む数ルクスから数百ルクスの微弱光
    を輻射することのできる光源を使用することを特徴とす
    る光免疫療法による癌治療装置。
  2. 【請求項2】 光源部として、レーザー発振器、発光ダ
    イオード、または、ハロゲンランプを使用することを特
    徴とする請求項1に記載の光免疫療法による癌治療装
    置。
  3. 【請求項3】 注入部が、光導入路としての光ファイバ
    ーを、薬液流入路用の空隙部を残して内臓する注射針で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の光免疫療
    法による癌治療装置。
  4. 【請求項4】 注入部が、光導入路としての光ファイバ
    ー導入口と、薬液流入口とをそれぞれ備えた留置針であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の光免疫療法
    による癌治療装置。
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