JP3081922B1 - 固体電解質 - Google Patents

固体電解質

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JP3081922B1 JP11347867A JP34786799A JP3081922B1 JP 3081922 B1 JP3081922 B1 JP 3081922B1 JP 11347867 A JP11347867 A JP 11347867A JP 34786799 A JP34786799 A JP 34786799A JP 3081922 B1 JP3081922 B1 JP 3081922B1
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Abstract

【要約】 【課題】 無機塩と有機塩とからなる複合ガラスのガラ
ス転移温度を高め、室温付近でも安定なアルカリ金属イ
オン伝導性固体電解質を得る。 【解決手段】 アルカリ金属イオン伝導性の固体電解質
であって、前記アルカリ金属イオンとハロゲン化物イオ
ンとからなる無機塩と、キノリニウム骨格を有する有機
分子の陽イオンとハロゲン化物イオンとからなる有機塩
とを含有する複合ガラスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】リチウムイオン電池の電解質として、高
分子固体電解質やゲル電解質が注目されている。これら
の材料は、いずれも非晶質構造を持ち、−80℃付近の
低温でガラス転移を示すが、ガラス転移温度(Tg)以
下では極めて低いイオン伝導度しか示さない。
【0002】これまでに報告されている有機分子を用い
たリチウムイオン導電体としては、Polyethyleneoxide
(POE)と種々のリチウム塩からなる高分子固体電解
質が知られ、様々な改良が試みられてはいるものの、い
ずれも分子鎖のミクロブラウン運動によりリチウムイオ
ンを運ぶため、ガラス転移温度以上でしか利用できず、
実際の応用上も−20℃以下の低温度では極端にイオン
伝導性が低下して実用にならない。
【0003】一方、無機のイオン伝導性ガラスは、室温
以上にTgが有り、Tg以下でも高いイオン伝導性を示
す。
【0004】これは、リチウムイオンの運動が前者では
高分子鎖の運動に強く結合している(カップリング系)
のに対し、後者ではガラス網目から分離している(デカ
ップル系)ためと理解されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、これまで
に有機分子と無機塩とからなる有機無機複合ガラスを探
索し、その幾つかがガラス転移点以下でも比較的高いイ
オン伝導性を示すことを見出した〔第24回固体イオニ
クス討論会(1998年、仙台)、12th,Int.
Conf. Solid State Ionics
(1999,Grecce)/Solid State
Ionics, in press〕。
【0006】本発明者の研究によれば、かかる有機無機
複合ガラス、特にハロゲン化リチウムと有機分子からな
る有機無機複合ガラスは、ガラス転移温度以下でも高い
リチウムイオン伝導性を示し、−20℃以下の低温度で
も実用可能なリチウムイオン伝導性の有機無機複合ガラ
スが得られ、低温度でも安定して使用できるリチウムイ
オン伝導体として様々な応用価値があることが分かっ
た。
【0007】本発明は、かかる複合ガラスからなる固体
電解質のガラス転移温度を高めることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルカリ金属
イオン伝導性の固体電解質であって、前記アルカリ金属
イオンとハロゲン化物イオンとからなる無機塩と、キノ
リニウム骨格を有する有機分子の陽イオンとハロゲン化
物イオンとからなる有機塩とを含有する複合ガラスであ
ることを特徴とする、固体電解質である。
【0009】本発明者は、複合ガラスからなる固体電解
質の室温付近での取り扱いを容易にするため、ヨウ化リ
チウム等のリチウム塩と種々の有機分子との組み合わせ
で、比較的高濃度にリチウム塩を溶解し、かつガラス化
する系を模索した。
【0010】その結果、本発明者は、ヨウ化リチウムと
ヨウ化エチルキナリジニウムとの組み合わせによって、
複合ガラスのガラス転移温度が、室温付近にまで高くな
ることを見出した。
【0011】かかる知見の下、本発明者が更に詳細に研
究したところ、かかる無機塩と有機塩とを含む複合ガラ
スは、室温付近にガラス転移温度があり、取り扱いが容
易であるに留まらず、低温においても安定したイオン伝
導性を示すことを突き止め、本発明を完成した。
【0012】有機塩と無機塩との組み合わせは、熱分
解、不溶、相分離等の問題があり、均一な融体を得るの
が難しい。また、均一な融体が得られても、無機塩濃度
が高い場合には、結晶化が起こり易く、逆に無機塩濃度
が低い場合には、ガラスが得られても、イオン伝導性は
極めて低い。
【0013】これらの制限をクリアして、イオン伝導性
の有機無機複合ガラスが得られる例は極めて少ない。
【0014】本発明者の研究によれば、ヨウ化リチウム
アルキルアンモニウムの組み合わせから形成される複合
ガラスでは、ガラス転移温度以下の低温でも著しく高い
リチウムイオン伝導性が得られた。しかし、かかるヨウ
化リチウムとアルキルアンモニウムとの組み合わせの複
合ガラスは、ガラス転移温度が高々−30℃程度で、室
温ではすべて結晶化した。
【0015】本発明の固体電解質は、アルカリ金属イオ
ンとハロゲン化物イオンとからなる無機塩と、キノリニ
ウム骨格を有する有機分子の陽イオンとハロゲン化物イ
オンとからなる有機塩とを含有する複合ガラスであり、
室温付近にガラス転移温度を有するため、室温付近での
複合ガラスの結晶化が著しく抑制され、室温付近から低
温に至る広範囲の温度域で、安定したアルカリ金属イオ
ン電導性を示す。
【0016】しかも、本発明の固体電解質は、低温でも
アモルフアス状態で、優れたアルカリ金属イオンの伝導
性を示し、無機固体電解質では得難い、有機分子特有の
可塑性を示すことから、リチウム電池用電解質、エレク
トロクロミズム表示素子用電解質、電気二重層キャパシ
タ用電解質等への応用が期待される。
【0017】本発明者は、かかる複合ガラスのガラス転
移温度が高くなるとともに、かかる複合ガラスが低温で
も優れたアルカリ金属イオン電導性を示す理由を完全に
は解明していないが、かかるキノリニウム骨格を有する
有機分子の陽イオンを無機塩に含有させることにより、
キノリニウム骨格の複素環式構造が複合ガラスの構造を
より堅く保ち、アルカリ金属イオンの伝導性に寄与して
いると考えている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を実施の形態に基づいて詳
細に説明する。本発明では、室温付近にガラス転移温度
を有し、ガラス転移温度以下でも高いイオン伝導性を保
持し、−20℃以下の低温度でも実用可能なリチウムイ
オン伝導性の有機無機複合ガラスを開発した。
【0019】本発明の基本アイデアは、無機塩と有機塩
とから複合ガラスを構成し、この複合ガラスのガラス転
移温度を室温付近に高め、そのガラス転移温度以下で、
高いアルカリ金属イオン伝導性を保持させることであ
る。
【0020】このために、本発明の固体電解質には、ア
ルカリ金属イオンとハロゲン化物イオンとからなる無機
塩と、キノリニウム骨格を有する有機分子の陽イオンと
ハロゲン化物イオンとからなる有機塩とを含有させる。
【0021】本発明にかかるキノリニウム骨格を有する
有機分子は、陽イオン性の構造を持ち、陰イオンとして
の一価のハロゲン化物イオンと塩を形成する。
【0022】本発明では、これらの組み合わせにより、
かかる複合ガラスのガラス転移温度が室温付近に高めら
れる。
【0023】また、本発明では、これらの組み合わせに
より、アルカリ金属イオンは有機塩に束縛されることな
く、無機塩としてのハロゲン化物の作る伝導チャンネル
内を移動する。その結果、かかる複合ガラスは、有機分
子のミクロブラウン運動が凍結するガラス転移温度以下
の極めて低い温度でも、高いアルカリ金属イオン伝導性
を保持する。
【0024】本発明にかかるキノリニウム骨格を有する
有機分子には、[化1]に示すキナリジニウム又は[化
2]に示すキノリニウムを用いることができる。
【化1】
【化2】
【0025】[化1]及び[化2]中、nは、特に限定
されない。nが大きいほど、ガラス転移温度が高くなる
傾向はある。n=1〜4が好ましい。nが5以上では、
分子の排除体積効果によりイオン伝導度が低下するため
である。
【0026】本発明にかかるアルカリ金属イオンは、リ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム
及びフランシウムからなる群より選ばれた少なくとも一
種のアルカリ金属のイオンである。
【0027】かかるアルカリ金属イオンの中では、特
に、リチウムイオン、ナトリウムイオン又はカリウムイ
オンが好ましい。イオン半径が小さいほど、固体電解質
中を可動し易く、これらのイオンを含む塩は安価に入手
できるからである。
【0028】本発明にかかるハロゲン化物イオンは、フ
ッ素、塩素、臭素、及びヨウ素からなる群より選ばれる
少なくとも一種のハロゲンのイオンである。
【0029】かかるハロゲン化物イオンのうち、特に、
ヨウ化物イオン、臭化物イオン又は塩化物イオンが好ま
しい。これらのイオンを含む塩は安価に入手できるから
である。
【0030】本発明の固体電解質には、更に他の有機塩
を含有させることができる。かかる有機塩も、キノリニ
ウム骨格を有する有機分子と同様、キノリニウム骨格を
有していない有機分子の陽イオンとハロゲン化物イオン
とからなる。
【0031】かかる他の有機塩しては、分子量の異なる
種々のアルキルアンモニウム[化3]、ピリジニウム
[化4]の陽イオンをはじめ、アンモニウム基である分
子内窒素をリンに置き換えた有機陽イオンであるフオス
フオニウム[化5]の陽イオン、分子内窒素をヒ素に置
き換えたアルセニウム[化6]の陽イオンとハロゲン化
物イオンとの塩が使用可能である。
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【0032】本発明にかかる無機塩と有機塩との溶融混
合物を急冷ガラス化したり、ゴム等の高分子や無機多孔
質体中に複合することで、複合ガラスのガラス転移温度
が室温付近にまで上昇し、優れたアルカリ金属イオン伝
導性を示す材料が得られる。
【0033】本発明にかかる複合ガラスに含有させるこ
とができる成分は、以下のようにしてガラスの探索とキ
ャラクタリゼーションを行うことによって決定すること
ができる。(1)様々な組み合わせで、有機物と無機塩
とが相互に溶融する系を探す。(2)融体を液体窒素温
度のステンレス板でサンドイッチして急冷し、ガラス化
する組成を探索する。(3)ガラス化し易い組成を石英
管に真空封入し、溶融後液体窒素で急冷してガラスを得
る。(4)石英セル中でガラス化する系について伝導度
その他の物性を測定する。
【0034】好ましい組み合わせは、無機塩としては、
ヨウ化リチウム、塩化リチウム、硝酸リチウム、有機塩
としては、種々の4級アンモニウム塩、キノリニウム
塩、キナリジニウム塩、ビスアンモニウム塩、4−5−
イオネン等である。
【0035】
【実施例】図面を参照して、実験例に基づき、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明にかかる一例の複
合ガラスのガラス形成範囲を示す図である。図2は、本
発明にかかる他の例の複合ガラスのガラス形成範囲を示
す図である。図3は、本発明の一例の固体電解質のリチ
ウムイオン伝導度の温度依存性を示すグラフである。
【0036】実験例本発明の例の固体電解質としては、
無機塩としてヨウ化リチウム(LiI)、有機塩として
[化1]中のn=2のエチルキナリジニウムの陽イオン
とヨウ化物イオンとからなるヨウ化エチルキナリジニウ
ム(EQI)とを用い、これらにヨウ化メチルアンモニ
ウム(TMAI)を組み合わせるか(LiI−TMAI
−EQI系)又はヨウ化エチルアンモニウム(TEA
I)を組み合わせて(LiI−TEAI−EQI系)作
製した。
【0037】LiI−TMAI−EQI系複合ガラス及
びLiI−TEAI−EQI系複合ガラスのガラス形成
範囲を、それぞれ、図1及び図2に示す。
【0038】複合ガラスを形成したLiI−TMAI−
EQI(85−10−5)系固体電解質及びLiI−T
EAI−EQI(85−10−5)系固体電解質の一例
の組成を表1に示す。また、これらの固体電解質につい
て、ガラス転移温度(Tg、℃)と導電率(σ、S/c
m)を測定した。組成は、括弧内にモル%で示す。ガラ
ス転移温度は、熱測定によった。導電率は、−40℃で
の値である。結果を表1にまとめた。
【0039】比較のため、本発明にかかる有機塩以外の
他の有機塩である、TMAI、TEAI又はヨウ化プロ
ピルアンモニウム(TPAI)の陽イオンからなる複合
ガラスを作製した。それらの組成、ガラス転移温度及び
導電率も表1にまとめた。
【0040】
【表1】
【0041】本発明のLiI−TMAI−EQI(85
−10−5)系固体電解質及びLiI−TEAI−EQ
I(85−10−5)系固体電解質は、それぞれ、ガラ
ス転移温度が26.7℃及び24.2℃を示し室温付近
でありながら、しかも、導電率が1.8×10−6及び
10−8であり、Tg以下の極めて低い温度でも、優れ
たリチウムイオン伝導性を示した。
【0042】−40℃等の温度域では、通常の高分子固
体電解質等は、イオン伝導度が10 −10S/cm以下
であり、イオン伝導体として使えない。本発明の固体電
解質は、キノリニウム骨格を有する他の同様な有機分子
の陽イオンを用いても合成可能であり、これらはいずれ
も室温付近にガラス転移温度を有し、従来の高分子固体
電解質に比較し、低温度でのイオン伝導性に大幅な改善
が可能である。
【0043】また、これらの固体電解質のイオン伝導度
は、図3に示すように、Tg以下でも、Arrheni
us型の温度依存性を示し、高分子固体電解質等で見ら
れる低温度での急激な低下は見られなかった。この結果
は、これらの系の固体電解質が、無機ガラスと同様にデ
カップル系であることを示している。
【0044】かかる複合ガラスのガラス組成と導電率や
ガラス転移温度との間には、Ag−有機物系のような明
確な相関関係は未だ見いだされていない。しかし、おお
まかに見ると、無機塩の濃度が70モル%以上でのみ高
いイオン伝導性ガラスが得られる。このことは、AgI
系と同様に、リチウムイオンがヨウ素に囲まれたサイト
間を移動するパーコレーション・モデルが適用可能なこ
とを示唆する。
【0045】一方、ヨウ化リチウム・ヨウ化エチルアン
モニウム・ヨウ化プロピルアンモニウム等のみからなる
複合ガラスは、ガラス転移温度以下でも10−6S/c
m以上のリチウム伝導性を示すが、ガラス転移温度が−
20℃以下であり、室温では、すべて結晶化した。
【0046】以上の結果から、これらの材料は、いずれ
も室温付近にガラス転移温度を有しているため、安定し
たアルカリ金属イオン伝導性を示し、−20℃以下のガ
ラス状態でも高いイオン伝導性を保持し、高分子固体電
解質のような急激な伝導度低下を示さないことが分かっ
た。
【0047】更に、本発明の固体電解質材料は、無色透
明で可視部に吸収を持たないため、エレクトロクロミズ
ム素子の電解質等に用いる際にも好都合である。
【0048】
【発明の効果】本発明の固体電解質は、アルカリ金属イ
オンとハロゲン化物イオンとからなる無機塩と、キノリ
ニウム骨格を有する有機分子の陽イオンとハロゲン化物
イオンとからなる有機塩とを含有する複合ガラスであ
り、室温付近にガラス転移温度を有するため、室温付近
から低温に至るまでの広範囲の温度域で安定したアルカ
リ金属イオン電導性を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる一例の複合ガラスのガラス形
成範囲を示す図である。
【図2】 本発明にかかる他の例の複合ガラスのガラス
形成範囲を示す図である。
【図3】 本発明の一例の固体電解質のリチウムイオン
伝導度の温度依存性を示すグラフである。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 1/00 - 14/00 H01M 10/36 - 10/40 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属イオン伝導性の固体電解質
    であって、 前記アルカリ金属イオンとハロゲン化物イオンとからな
    る無機塩と、キノリニウム骨格を有する有機分子の陽イ
    オンとハロゲン化物イオンとからなる有機塩とを含有す
    る複合ガラスであることを特徴とする、固体電解質。
  2. 【請求項2】 前記有機分子が、キナリジニウム又はキ
    ノリニウムであることを特徴とする、固体電解質。
JP11347867A 1999-12-07 1999-12-07 固体電解質 Expired - Lifetime JP3081922B1 (ja)

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Kawamura J.et al.,Solid State Ionics,1995,Vol.79,p.264−272

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