JP3081587U - 逆開き雨天用傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、雨の降る時、車に乗り降りする都
度、衣服を雨にぬらす事の防止に関するものである。 【構成】逆方向に開閉させる手動部２を設けた開閉部骨
枠５を有する金属棒を縦に支えた形とした金属骨枠７
と、その枠の上部に軸と開閉枠を保持すする受け部３
と、安定を保つ支持具４を固定して、防水ビニールと一
体となって、衣服が雨にぬれるのを防止する、開閉簡易
な逆開き雨天用傘。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、雨の降る時、車に乗り降りする都度、衣服を雨にぬらす事の防止に関 するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来の傘は雨天に車に乗・降する時、ドアを大きく開いても、傘を開閉するの が困難という不便があった。

【０００３】 また、傘を手で社内に入れるときは、その都度、傘に密着してある水を解除しな ければならない不便があった。

【０００４】 そして、従来の傘はたおれ易く、その上、他の人物にも水でぬらす不便があった 。

【０００５】 ［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、従来の技術の有する問題点に注目してなされたものであり、その目的 とするところは、車に乗降する時、又は狭い通路、階段、エスカレーター、その 他どこでも、多人数で混雑する中でも、他人に迷惑をかける事なく、一人の力で らくらくと開閉できる事と、閉じて単独で立つことのできる安定度を提供しよう とするものである。多人数のいるところでの使用は、他の人に迷惑をかける事が 少ない特長もある。

【０００６】 ［問題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するため、本考案の逆開き雨天用傘においては、９の金属リン グを最上部にして１から１２迄の枠組で形成する。

【０００７】 移動枠は、枠形の両端を、ネジ、ボルト等の締め付け具で傘の上部外側に、骨組 が開閉する為のバネリング部を取りつけ、枠の長さは、傘の寸法に適した長さに 形成する。

【０００８】 移動枠２には、固着部９の下部の一部と接する４の下部に接するように形成し、 開閉骨枠組５を保持する受け部を設ける。

【０００９】 また移動枠の固着部の上部にリングを固定するネジビス１２を有する。 ［作用］

【００１０】 閉じた逆開き雨天用傘を立てた時は、支持骨枠５によって、安定して立っている 。

【００１１】 ［実施例］ 実施例について図面を参照して説明する。 図１においては逆開き雨天用傘を使用する直前の状態である。１・２・３・４・ ５・６・７・８・９・１０・１１・１２の各部によって形成される。

【００１２】 主軸１は、外径８ｍｍの金属パイプで作り、２の移動枠をハメて骨枠５を取り付 け、骨枠５の適した箇所に、１１取付部を有し、７骨で９と接続する。

【００１３】 １１取付部と４移動リングは適した長さのバネ６で接続される。バネ６は安定し た、逆開き作用に最も重要な部分である。 ［考案の効果］

【００１４】 雨の降る日の車への乗降に不快・不便の思いが減少する。

【００１５】 逆開き雨天用傘を閉じて立てたときも、安定して立ち、当然一体化したまま横倒 しもできて便利である。

【００１６】 雨にぬれたままの状態で、車の中に収納でき、特に集中雨天で出かけるときは便 利である。

【００１７】 雨に強く、人にやさしく、持ち運びが容易で、衣服をぬらす事と、他人への気づ かいが不要となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図＝開く前の傘の状態

【図２】立面図＝逆に開いて、実用使用状態の図

【符号の説明】

１＝主軸部 ２＝下部移動枠 ３＝下部枠固定レバー ４＝移動中枠 ５＝本体骨枠棒 ６＝主枠安定用バネ線 ７＝上部支え骨 ８＝上部固定レバー ９＝上部主固定リング １０＝防水ビニール １１＝接続支え金具 １２＝上部リング固定ピン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】傘の開閉を逆方向に開閉させる、手動部２
   を設けた開閉部６を有する、金属棒を縦に支えた形とし
   た、金属枠とその枠の上部に、軸と開閉枠を保持する受
   け部３と、安定を保つ支持具４を固定して成り、防水ビ
   ニールと一体となって、特に女性の着物が雨にぬれるの
   を防止できる、開閉簡易な逆開き雨天用傘。