JP3030710U - 洋傘の露先 - Google Patents

洋傘の露先

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JP3030710U
JP3030710U JP1996004738U JP473896U JP3030710U JP 3030710 U JP3030710 U JP 3030710U JP 1996004738 U JP1996004738 U JP 1996004738U JP 473896 U JP473896 U JP 473896U JP 3030710 U JP3030710 U JP 3030710U
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Japan
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tip
umbrella
rib
dew
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Application number
JP1996004738U
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English (en)
Inventor
千尋 粟原
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装飾性、識別性に優れた露先を有する洋傘を提
供する。 【解決手段】傘骨の親骨の先端に取り付けられる洋傘の
露先であって、露先本体と、該露先本体の後方に設けら
れた上記傘骨の親骨の先端を嵌合する嵌合孔を有する取
付部と、上記露先本体の前方に設けられた光輝性部材と
からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、洋傘の傘骨の親骨の先端に取付ける装飾性,識別性に優れた露先に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金属製の骨から構成される洋傘の傘骨の親骨の先端には、装飾又は危険防止の ためにプラスチック材,木材等で形成した露先が取付けられている。このような 傘において従来用いられている露先は、傘布が縫着されているとともに、該露先 本体の後方に設けられた取付部の嵌合孔に傘骨の親骨を嵌合することにより傘骨 の親骨に取り付けられている。また、露先を取付ける傘の傘骨の親骨は、通常本 体部分の断面が例えば逆U字状等に形成され、先端部は円柱状等に閉塞されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の露先は、単にプラスチック材,木材等で形成されて いるため、装飾性,識別性に劣るという問題があった。特に雨の日となれば気分 も暗くなりがちで、装飾性に優れれば、気分も変わり、また雨も楽しくなるとい うものである。また、傘をさして夜間歩く場合、傘に隠れて歩行者が目立たず交 通事故の一因となるという問題もあった。 本考案は上記のような実情に鑑みてなされたものであって、その目的とすると ころは、洋傘の露先に光輝機能をもたせて、華やかさや識別性を出すことができ るようにした洋傘を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的は、傘骨の親骨の先端に取り付けられる洋傘の露先であって、露先 本体と、該露先本体の後方に設けられた上記傘骨の親骨の先端を嵌合する嵌合孔 を有する取付部と、上記露先本体の前方に設けられた光輝性部材とからなること を特徴とする洋傘の露先により達成される。 そして、光輝性部材は露先本体の前方の凹部に埋め込まれていることが好まし く、更に光輝性部材としてはラインストーンであることが好ましい。
【0005】
【実施例】
以下、図面に示す実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。図1は本考案 の露先の一実施例を示す斜視図であり、図2は本考案の露先に傘骨の親骨を嵌合 した状態を示す側面図であり、符号(1)で示すものは露先で、この露先(1) は木材,プラスチック等で形成されている。そして、該露先(1)は露先本体( 2)と、該露先本体の後方(傘骨の親骨側)に設けられた傘骨の親骨(7)の先 端(7a)を嵌合する嵌合孔(4)を有する取付部(3)と、上記露先本体(2 )の前方(傘骨の親骨側と反対側)に設けられた光輝性部材(5)、例えばライ ンストーンから構成されている。
【0006】 取付部(3)には、該取付部の横幅方向に沿って傘布(図示せず)を露先(1 )に縫着するための縫着用の連通孔(6)が設けられており、長手方向に沿った 中央には取付部(3)の後方に開口する嵌合孔(4)が設けられている。上記嵌 合孔(4)は、傘骨の親骨(7)の先端(7a)を嵌合するために設けられたも のであり、図2に示すように傘骨の親骨(7)の先端(7a)を該嵌合孔(4) に嵌合することによって、傘骨の親骨(7)の先端(7a)に露先(1)を取付 けることができるようになっている。一方、光輝性部材(5)は、露先本体(2 )の前方に設けられた凹部に埋め込まれた状態で取り付けられており、衝撃等で 簡単に脱落しないようになっている。
【0007】 また、符号(7)で示すものは傘骨の親傘であり、金属板等から断面U字状に 形成され、その先端(7a)は上記露先(1)の取付部(3)の嵌合孔(4)に 嵌合される程度の大きさを有するものである。
【0008】 図3は洋傘全体を示す正面図であり、洋傘は柄軸(8)と、該柄軸(8)の上 端固定ロクロ(9)に末端を回動自在に取付けた所要数の傘骨の親骨(7)と、 柄軸(8)の外側にスライド自在に嵌装してある昇降ロクロ(10)と上記傘骨 の親骨(7)の中途とに両端を回動自在に取付けた傘骨の支骨(11)と、傘骨 の親骨(7)の先端に取付けた露先(1)と、該露先(1)と上記上端固定ロク ロ(9)に縫着される傘布(12)からなる。図4は洋傘全体を示す平面図であ り、8本の傘骨の親骨(図示せず)の先端全てに露先(1)が取付けられており 、該露先(1)の前方の凹部には光輝性部材であるラインストーン(図示せず) が全て埋め込まれている。
【0009】 尚、実施例においては露先本体(2)と取付部(3)を円柱状に成形したもの を用いたが、装飾性を更に向上させるために露先本体(2)と取付部(3)を角 柱状にしたものや、露先本体(2)を角柱状に、取付部(3)を円柱状にしたも の等を用いても良いことは云うまでもない。
【0010】 更に、実施例では通常の洋傘で説明したが、日傘、雨傘どちらでも良く、また 折畳み傘であっても良いことは云うまでもない。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の洋傘の露先は、露先本体の前方に光輝性部材を 設けているため、光輝機能を持つようになり、華やかさや識別性を出すことがで きる。従って雨の日も気分的に楽しくなり、また夜間傘をさして歩く場合にも目 立ち、交通事故防止にも役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の露先の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の露先を傘骨の親骨の先端に取付けた状
態を示す側面図である。
【図3】本考案の露先を洋傘に取付けた状態を示す正面
図である。
【図4】本考案の露先を洋傘に取付けた状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 露先 2 露先本体 3 取付部 4 嵌合孔 5 光輝性部材 6 連通孔 7 傘骨の親骨

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘骨の親骨の先端に取り付けられる洋傘
    の露先であって、露先本体と、該露先本体の後方に設け
    られた上記傘骨の親骨の先端を嵌合する嵌合孔を有する
    取付部と、上記露先本体の前方に設けられた光輝性部材
    とからなることを特徴とする洋傘の露先。
  2. 【請求項2】 光輝性部材が露先本体の前方の凹部に埋
    め込まれてなることを特徴とする請求項1記載の洋傘の
    露先。
  3. 【請求項3】 光輝性部材がラインストーンであること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の洋傘の露先。
JP1996004738U 1996-04-30 1996-04-30 洋傘の露先 Expired - Lifetime JP3030710U (ja)

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