JP3081528U - コンパクト型フレーム付きハンモック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ハンモックのフレームの組み立てを簡単に出
来るよう構成を単純化させ、部品を一切切り離すことな
く小型化し、なおかつ剛性、携帯性に優れ、心地よくリ
ラックスできる安全な器具を提供する。 【解決手段】 左右二本一組の支柱管の開き度を固定さ
せる為に固定バー４を一方の支柱管２Ａ，２Ｃに回し軸
１０により設け、もう一方の支柱管２Ｂ，２Ｄの受け軸
１１に挿入することにより支柱管及び土台管の二本間の
開き角度が固定し、安全に使用出来る状態になる。そし
て、接続軸５に付いているフックにハンモックを吊るせ
ば使用可能状態となる。収納時は、補助管、固定バーを
それぞれの受け軸から外し、二本の支柱管及び土台管を
閉じ、支柱管を土台管に重ねるように折りたたみ、一切
部品を切り離すことなく小型化させたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、土台管に回し軸で支柱管を立て補助管、固定バーも 回し軸により設けられているため、収納時には一切の部品を切り 離すことなく小さく納められるコンパクト型フレーム付きハンモ ックに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ハンモックを吊るすフレームは剛性を求められる為、比較 的大型のもが多く、収納可能な状態に出来ても部品を切り離した りしなければならず、さらに組み立て時はその部品をつなぎ合せ るなどの作業をしなければならず、簡単に組み立てられるものが ない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ） 構成部品が多く、一度組み立てると解体するのが困難。 （ロ） 収納時に部品を切り離さなければならない。 （ハ） フレームが重たいので移動が困難。一定の場所でしか使用で きない。 本考案は、これらの欠点を除く為になされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

土台管（１）と支柱管（２Ａ２Ｂ，２Ｃ２Ｄ）は回し軸（７）に よって接続され、回転可能にし折りたたみ可能とする。 支柱管２Ａ２Ｂと２Ｃ２Ｄ間の上部に横揺れの為のベアリングと ハンモックを吊るす為のフックをつけた接続軸（５）は支柱管に 対し斜めに取り付けてある為、それぞれ二本の支柱管と土台管は 開閉が可能とする。 土台管の両側面に取り付けられている補助管（３）は回し軸（８ ）により設けられ、支柱管に設けられている受け軸（９）に挿入 することにより支柱管と土台管は使用可能な角度に固定できる。 さらに、左右二本一組の支柱管の開き角度を固定させる為に固定 バー（４）を一方の支柱管（２Ａ，２Ｃ）に回し軸（１０）によ り設け、もう一方の支柱管（２Ｂ，２Ｄ）の受け軸（１１）に挿 入することにより支柱管及び土台管の２本間の開き角度が固定し 、安全に使用出来る状態になる。以上の作業は構成が単純なため 部品も少なく、簡単に行える作業で、接続軸（５）に付いている フックにハンモックを吊るせば使用可能状態となる。 本考案は、以上のような構成によりなるコンパクト型フレーム付 きハンモックである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以上の構成であるから、組み立て時は １．両支柱管（２Ａ２Ｂ，２Ｃ２Ｄ）を開き起こす。 ２．フレームを安定させ作業をしやすくするために、閉じた ２本 の土台管（１）と支柱管の間を広げる。 ３．補助管（３）を受け軸（９）に挿入し、土台管と支柱管の使用 角度を固定させる。 ４．支柱管の固定バー（４）を受け軸（１１）に挿入し、二本の支 柱管と土台管の開き角度固定させる。 ５．接続軸（５）についているフックにハンモックを取り付ける。 収納時は １．ハンモックをフックから取り外す。 ２．補助管（３）を受け軸（９）から外し、土台管（１）と平行に なるよう重ねる。 ３．固定バー（４）も受け軸（１１）から外し、支柱管と平行にな るよう重ねる。 ４．開いた二本の支柱管及び土台管を閉じ、合わせる。 ５．支柱管を土台管に重ねるように折りたたむ。 したがって、簡単に着脱ができ収納時に一切の部品を切り離す ことなく小さく納められる。

【０００６】

【考案の効果】

以上のごとく、構成が単純で部品も少なく簡単に着脱可能で ありながら剛性に優れ、さらに一切部品を切り離すことなく コンパクトに納め、収納時に部品の紛失がなく、組み立て時 にはどの部品をどこに取り付けるのか迷わずに組み立てられ る。組み立ての道具を必要とせず、内外問わずどこでも持ち 運びが楽で使用が可能。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の一部を折りたたんだ斜視図である。

【図３】本考案の実施例を示す側面図である。

【符号の説明】

１ 土台管 ２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，２Ｄ 支柱管 ３ 補助管 ４ 固定バー ５ 接続軸 ６ 滑止め ７ 回し軸 ８ 回し軸 ９ 受け軸 １０ 回し軸 １１ 受け軸 １２ ハンモック １３ チェーン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】土台管（１）と支柱管（２Ａ２Ｂ，２Ｃ２
   Ｄ）は回し軸（７）によって接続され、回転可能になっ
   ているので折りたたみ可能。支柱管２Ａ２Ｂと２Ｃ２Ｄ
   間の上部に横揺れの為のベアリングとハンモックを吊る
   す為のフックをつけた接続軸（５）は支柱管に対し斜め
   に取り付けてある為、それぞれの支柱管と土台管の二本
   間は開閉が可能。土台管の両側面に取り付けられている
   補助管（３）は回し軸（８）により設けられ、支柱管に
   設けられている受け軸（９）に挿入することにより支柱
   管と土台管は使用可能な角度に固定できる。さらに、左
   右二本一組の支柱管の開き角度を固定させる為に固定バ
   ー（４）を一方の支柱管（２Ａ，２Ｃ）に回し軸（１
   ０）により設け、もう一方の支柱管（２Ｂ，２Ｄ）の受
   け軸（１１）に挿入することにより支柱管及び土台管の
   ２本間の開き角度が固定し、安全に使用出来る状態にな
   る。そして、接続軸（５）に付いているフックにハンモ
   ックを吊るせば使用可能状態となる。以上のごとく構成
   された、コンパクト型フレーム付きハンモック。