JP3081164U

JP3081164U - 粘着クリーナー

Info

Publication number: JP3081164U
Application number: JP2001002831U
Authority: JP
Inventors: 正夫小菅
Original assignee: 正夫小菅
Priority date: 2001-04-02
Filing date: 2001-04-02
Publication date: 2001-10-26
Anticipated expiration: 2007-04-02

Abstract

(57)【要約】【課題】コンパクトで美観に富み、狭い場所でも使い
やすく、粘着テープの使用済みの部分が切り取りやすい
粘着クリーナーを得る。【解決手段】ほぼカマボコ型の箱体をなす本体（１）
の開口部に対向する軸受け（２、２′）を設け、ローラ
ー（３）を着脱自在に取り付けられるようにし、本体
（１）と同様にほぼカマボコ型の箱体をなす蓋体（７）
をべつに設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は粘着クリーナーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のクリーナーとしてはローラーに柄をつけたＴ字型のものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の粘着クリーナーはコンパクトさや美観に欠け、いかにも清掃用具然としているので、常時身近において気軽に使うわけにいかないという問題があった。

【０００４】また、家具のあいだや自家用車の車内などの狭い場所では、使用角度が制約されるので使いにくいという問題があった。

【０００５】さらに、ローラーが固定しにくいために、使用済みの部分が切り取りにくいという問題があった。

【０００６】本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンパクトで美観に富み、常時身近においていつでも気軽に使え、狭い場所でも使いやすく、使用済みの部分が切り取りやすい粘着クリーナーを提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

【０００８】上記目的を達成するために、本考案における粘着クリーナーはほぼカマボコ型の箱体をなす本体（１）の開口部に対向する軸受け（２、２′）を設け、該軸受け（２、２′）にローラー（３）の回転軸（４）を着脱自在に取り付けられるようにしてある。また収納時、露出した粘着テープのロール（６）を保護するために本体（１）同様ほぼカマボコ型の箱体をなす蓋体（７）をべつに設けてある。本考案は上記のように構成されているので、これを用いるときはローラー（３）に粘着テープのロール（６）を装着し、本体（１）を持ち手として、ローラー（３）を前後または左右に転がせばよい。

【考案の実施の形態】

【０００９】図１に示す本体（１）とローラー（３）と蓋体（７）は、適切な弾性と剛性を有する合成樹脂などで成型する。本体（１）と蓋体（７）はほぼ同様のカマボコ型をなす箱体とし、本体（１）の開口部には対向してはめ込み式の軸受け（２、２′）を設け、装着した粘着テープのロール（６）が回転自在に開口部から露出するようにする。収納時、蓋体（７）は露出した粘着テープのロール（６）を完全に覆って本体（１）に係止できるようにする。

【００１０】また、ローラー（３）の軸穴には適切な長さに切断した金属棒を通し、回転軸（４）とする。該金属棒には、ローラー（３）が自在に回転し、かつ抜け出さないように両端にキャップ（５、５′）をはめ込む。キャップ（５、５′）は本体（１）の軸受け（２）に着脱自在に嵌合する太さとする。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は以上のように構成されているので、つぎに記載する効果を奏する。

【００１２】柄がなく収納時は単純な形状をなしているので、コンパクトでデザイン性に優れ、見た目のよいものにすることができる。

【００１３】置き場所を選ばず、自家用車の車内や、玄関先、居間など、身近なところに常備していつでも気軽に使える。

【００１４】家具のあいだや車内の座席のあいだなど、狭い場所でも使いやすい。また、着衣に付着した毛髪や糸屑を取り除くのにも重宝する。

【００１５】縦横自由に持ち替えることができるので、持ち手の端を保持して左右に転がして使うこともできる。

【００１６】本体（１）を保持して粘着テープに直に力を加えるので、テープの端を使ったり、圧力を加減したりして、粘着力を有効に活用できる。

【００１７】本体（１）を保持しながら親指などでテープの端を押さえ、ローラー（３）を固定することができるので、使用済みの部分が切り取りやすく、不潔な部分に極力触れずにすむ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を示す斜視図（一部断面図）である。

【符号の説明】

１本体２、２′ 軸受け３ローラー４回転軸５、５′ キャップ６粘着テープのロール７蓋体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ほぼカマボコ型の箱体をなし、開口部に
対向する軸受け（２、２′）を設けてなる本体（１）
と、該軸受け（２、２′）に着脱自在に嵌合する回転軸
（４）を有するローラー（３）と、本体（１）と同様に
ほぼカマボコ型の箱体をなす蓋体（７）とからなる粘着
クリーナー。