JP3080590B2 - 半導体ウエハの抵抗測定方法 - Google Patents

半導体ウエハの抵抗測定方法

Info

Publication number
JP3080590B2
JP3080590B2 JP08243945A JP24394596A JP3080590B2 JP 3080590 B2 JP3080590 B2 JP 3080590B2 JP 08243945 A JP08243945 A JP 08243945A JP 24394596 A JP24394596 A JP 24394596A JP 3080590 B2 JP3080590 B2 JP 3080590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
voltage
value
resistance
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08243945A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1062464A (ja
Inventor
利幸 中家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanwa Electronic Ind Co Ltd
Original Assignee
Hanwa Electronic Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hanwa Electronic Ind Co Ltd filed Critical Hanwa Electronic Ind Co Ltd
Priority to JP08243945A priority Critical patent/JP3080590B2/ja
Publication of JPH1062464A publication Critical patent/JPH1062464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080590B2 publication Critical patent/JP3080590B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適宜選択した半導体ウ
エハの2箇所の位置における抵抗を測定する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来半導体ウエハの抵抗率を求めるため
には、定電流電源装置(直流)、電位差測定装置、4本
以上の操針(内2本は、定電流電源装置に接続され、残
は、電位差測定装置に接続されている。)を用意して、
電源電流側から、半導体ウエハに接続している2本の操
針を介して、電流iを導通させた上で、所定の位置間に
おける電圧Vを測定し、これに基づく2箇所の位置の抵
抗値(V/i)を補正し、下記の数式によって、抵抗率
を算出していた。 記 ρ=2πl(V/i)・F・F l:電位差計に接続されている操針間隔(通常0.1c
mであることが多い。)、F:ウエハの厚さによる補
正項、F:ウエハの直径及び測定位置による補正項
【0003】このように半導体ウエハの抵抗率の測定に
おいては、適宜選択した2箇所の位置における抵抗を測
定することを不可欠とするが、前記の如き従来技術によ
る抵抗の測定方法は、一定の精度を期待することは可能
であっても、常に操針を半導体ウエハに接触しなければ
ならないため、その測定方法は極めて煩雑である。
【0004】このような従来技術の欠点を解決する方法
として、図1(a)に示すように、半導体ウエハ1の片
側面に対し、コンデンサを形成する2個の電極2を所定
の位置を隔てて近接させ、該2個の電極2に対しては、
交流電圧電源3によって電圧を印加する方法を想定する
ことができる。図1(a)に示す方法は、本願発明と一
定の関連性を有しているので、立ち入って説明するに、
電極2と、半導体ウエハ1との間で形成されるコンデン
サの容量値をそれぞれC、Cとした場合、図1
(a)に対する等価回路は図1(b)のように構成する
ことができる。但し、Rは2箇所の位置間における半導
体ウエハ1の抵抗、CはC・C/(C+C)の
値を有し、双方のコンデンサC、Cの直列接続に基
づく合成コンデンサを表す。
【0005】前記における定常電流の大きさiは、i=
E/(R+1/jωc)によって求められる。
【0006】他方、交流電源電圧の値(実効値)Eに対
する電流計4における電流の値との比率をAとし、かつ
該電圧を該電流との間の位相差をφとした場合、 R+1/jωc=E/i=Aejθ が成立する。かくして、R=Acosφを得る。
【0007】即ち、交流電源電圧の値に対する電流計4
における電流の値との比率及び該電圧と該電流との間の
位相差によって、所定の電極2と近接することによって
定められる2箇所の位置間の半導体ウエハ1の抵抗R
(具体的には、各電極2と接続する導線に対応した位置
間の半導体ウエハ1の抵抗R)を求めることができる。
【0008】しかしながら、前記図1(a)に示す方法
は、合成コンデンサー(C)と、半導体ウエハより抵抗
(R)による合成インピーダンス(Z)を測定している
為、被測定物である半導体ウエハの抵抗(R)の値が小
さい場合には、該抵抗の変化に対し、合成インピーダン
スの変化は少なく、該抵抗の測定値の精度が十分でない
という難点が存在する。
【0009】
【発明が解決を必要とする課題】本発明は、半導体ウエ
ハに対し操針による接触を伴わずに、所定の2箇所の位
置間における位置間の半導体ウエハの抵抗を、たとえ当
該抵抗値が小さい場合であっても、測定精度を下げるこ
となく、測定できる方法を提供することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決する為の手段】前記課題を解決するため、
本発明の構成は、半導体ウエハの2箇所の位置におい
て、両側面からそれぞれコンデンサを形成する電極を近
接させ、半導体ウエハの一方側面の電極間に交流電源に
よる電圧を加え、半導体ウエハの他方側面における電極
間に電位差測定装置を設け、該電位差測定装置の電圧の
値と交流電源側を導通する電流の値との比率及び該電位
差測定装置による電圧と、該電流との位相差及び該電位
差測定装置の内部抵抗に基づき、該2箇所の位置の間に
おける抵抗を算出することに基づく半導体ウエハの抵抗
測定方法、からなる。
【0011】
【発明の作用】以下本発明の作用原理について説明す
る。図2(a)は、本願発明の基本構成を示す回路図に
該当するが、同図面を参照しても明らかなように、電極
2を、所定の位置の2箇所において、単に電源電圧側だ
けではなくその反対側にも設けることによって、半導体
ウエハの抵抗(R)において発生した電圧を直接測定す
ることができる為、該抵抗(R)の値が小さい場合に
も、測定精度を下げることがなく、前記(1)の構成の
欠点を克服している。図2(a)に示すように、電源電
圧と反対側の2個の電極2間に、電位差測定装置5が設
けられている。
【0012】図2(a)の等価回路は図2(b)のよう
に表現することができる。但しrは、電位差測定装置5
の内部抵抗値であり、Cは、電源電圧側の2個の電極
2と半導体ウエハ1との間で形成された2個のコンデン
サの直列接続に基づく合成コンデンサを示し、Cはそ
の反対側の2個の電極2と半導体ウエハ1との間で形成
された2個のコンデンサの直列接続に基づく合成コンデ
ンサを示し、Rは所定の2箇所の位置間の半導体ウエハ
1の抵抗値を表す点は図1(b)の場合と同様である。
【0013】図2(b)において、半導体ウエハ1の所
定の位置間の抵抗Rを流れる電流値をiとし、電位差
測定装置5を流れる電流をiとした場合、 E=(i+i)(1/jωC)+iR E=(i+i)(1/jωC)+(r+1/jω
)i が成立する。
【0014】前記方程式を解いた場合、 を得る。
【0015】従って、電位差測定装置5によって測定さ
れる電圧値は、 である。
【0016】他方、電流計4によって測定される電流
は、 である。
【0017】ここで、電位差測定装置5における電圧の
値と、電流計4における電流の値との比率をAとし、該
電圧と該電流との位相差をφとした場合、前記式から、 V/i=Aejθ=R/(1+R/r+1/jωC
r) を得る。
【0018】各実数部と虚数部とがそれぞれ等しいこと
から、 R=A(1+R/r)cosφ+Asinψ/ωCr (1+R/r)sinφ=cosφ/ωCr が、それぞれ成立する。
【0019】上式から、R=A/(cosφ−A/r)
を得るに至る。即ち、前記電位差測定装置5における電
圧の値と、電流計4における電流の値との比率をAと
し、該電圧と該電流との位相差、更には電位差測定装置
5の内部抵抗を察知することによって、所定の位置間に
おける半導体ウエハ1の抵抗R(具体的には、電位差測
定装置5側の2箇所の電極2と接続する導線の位置に対
応した2箇所の位置間における半導体ウエハ1の抵抗
R)を正確に測定することができる。
【0020】尚前記Rを算出する式において、rが無限
大に大きいと見做した場合には、単に、R=A/cos
φの近似式によって、半導体ウエハ1の抵抗を求めるこ
とでき、現実に電位差測定装置5による内部抵抗が極め
て大きい場合には、このような近似式によっても、相当
の精度による抵抗値を算定することができる。
【0021】以上の通り、本願発明においては、電極2
と半導体ウエハ1との間に形成されるコンデンサによる
容量キャパシタンスによる影響を、電圧と電流の位相差
の測定(具体的には、電源電圧と反対側にある電位差測
定装置5における電圧と電流計4を通過する電流との位
相差)を測定することによって調節し、これによって2
箇所の位置における抵抗を求めている訳である。2箇所
の位置の電極が、半径aを有する円盤であり、両者の距
離をlとする場合の、抵抗値Rによって、当該半導体ウ
エハ1の抵抗率の計算方法について説明する。
【0022】一般に、半径がaであり、長さdを有する
並行導線が間隔lを隔てて置かれているとき、並行導線
間の容量はaがl及びdに比べて極めて小さい場合に
は、 C=πεd/log(l/a) によって求められる(但しd:導線の長さ、ε:誘電
率)。
【0023】他方、誘電率εである物体の抵抗率Rは、
ερ=RCであるから、結局 ρ=πRd/log(l/a) の式を得る。但し、半導体ウエハの厚みは必ずしも充分
な厚さを有していない以上、前記コンデンサーを求める
数式を補正する必要があることから、dに代えて、半導
体ウエハの厚さによる補正項Fを用いて、 ρ=πRF/log(l/a) の式を得る。
【0024】このように、本発明の方法によって得た抵
抗値から、従来技術と同様に、半導体ウエハ1の抵抗率
を算出することが可能であるが、このような算出値を更
に正確なものとする為には、以下の如き直線比例近似に
よる補正を行うとよい。
【0025】既に抵抗率が判明しているサンプルA、B
の抵抗率の値をそれぞれa、b(Ω・cm)とし、当該
サンプルに対する本発明の測定結果による抵抗に基づく
抵抗率の値がα、β(Ω・cm)であり、テスト資料の
本発明に基づく測定値がXであった場合には、テスト資
料の本来の値と本発明による測定値との場合において
も、前記2個のサンプルの場合と比例した差が生ずるも
のとし、テスト資料の測定値をX、正しい値をYとした
場合、 (Y−b)/(a−b)=(X−β)/(α−β) が成立し、これによって Y=b+(a−b)×(X−β)/(α−β) を算出することによって、本発明の方法に基づく抵抗率
Xを更に正しい抵抗率Yを算定することができる。
【0026】以下本発明の実施例について説明する。
【0027】
【実施例1】図2(a)において、それぞれ2カ所の電
極2が、図3の平面図に示すように、平面視において相
互に離れ、かつ独立した位置にあり、一方が他方を囲む
ような関係にない場合には、電流は、一方の電極2から
他方の電極2へ半導体ウエハ1の色々な位置を通じて流
れて行く為、必然的に測定する抵抗値は、被測定物であ
る半導体ウエハ1の面積及び形状の影響を受けることに
なる。そしてこのような面積及び形状による補正を行う
のは煩雑である。
【0028】これに対し、図4の平面図に示すように、
半導体ウエハ1と同一サイドにおいて、一方の電極2が
他方の電極2を平面視において囲む状態に設計した場合
には、図4に示すように、電流は、相互の電極2間を流
れるのみであって、被測定物たる半導体ウエハ1の全体
の面積及び形状による影響を受けない。
【0029】特に、内側の電極が、半径aであり、外側
の電極の内径がbである場合、測定された抵抗Rから抵
抗率ρの求め方について説明するに、一般に内外半径が
a、bの同軸導体円筒の間に誘電率εの誘電体が存在す
る場合、双方の導体間の静電容量Cは、 C=2πεd/log(b/a) によって求められる(但し、d:同軸導体円筒の長
さ)。
【0030】従って、半導体ウエハの厚みをdとした場
合、 ρ=2πRd/log(b/a) の式が成立するが、前記容量Cを求める式は、長さdが
充分大きい場合に成立する式である。
【0031】従って、半導体の厚みdに代えて、厚みに
関する補正項Fを挿入することによって、 ρ=2πRF/log(b/a) の式を得る。
【0032】
【実施例2】図5は、前記(1)記載の構成に応じて電
流値iと位相差φを求めるブロック回路図である。
【0033】図5においては、電流計4として電流検出
抵抗の両端に発生した電圧を測定することにより電流を
求める。その方法は、電流計4の両端に発生する交流電
圧に対し、電源電圧を基準信号とする位相検波を使うこ
とにより、前記交流電圧の大きさと同時に位相差φが求
められる。
【0034】位相検波とは、基準信号と同相の成分を取
り出すもので、半サイクルは同極性のままで、残り半サ
イクルは極性を反転する作業を各サイクル毎に行い、平
均化したものを出力とするものである。
【0035】電流計4の両端に発生する交流電圧をv
とし、その実効値をvとした場合、vが電源電圧Es
inωtと同相であると仮定した場合には(実際には、
電極と半導体ウエハとの間の容量キャパシタンスの存在
によってこのようなことはあり得ないが。)、 によって表現することができる。
【0036】前記vについて、電源電圧Esinωt
を基準信号として、位相検波を行った場合の平均値につ
いて考察するに、基準信号と同様に、後半の半サイクル
の曲線を反転させることとは、下記の式によって表現さ
れる全波整流を実現することに他ならない。
【0037】上記全波整流の数式をフーリエ変換を行っ
た式は、 と表現される。
【0038】実際には、vは、電源電圧Eに対し、位相
がφだけずれていることから、 と表現することができる。
【0039】正弦波sinωtに比例する電源電圧を基
準信号とする位相検波を行うことは、正弦波sinωt
の値が、各周期T−(n+1)tにおいて負の値となる
(n+1/2)t〜(n+1)tの各期間に、正弦波を
全波整流する場合と同様に、負の値を正の値に反転する
ことである。
【0040】従って、前記 の式の第1項である の部分は、このような位相検波によって、その平均値と
して の値を得る。
【0041】これに対し、第2項である においては、前半の周期であるnT〜(n+1/2)T
の平均値は0であり、また後半の周期である(n+1/
2)T〜(n+1)Tにおける平均値も0である以上、
後半の周期において負の値を正に正の値を負に反転した
ところで、0であることには変わりはなく、結局前記第
2項の平均値は、前記後半の周期において反転を行った
ところで、その平均値は0である。
【0042】 である。
【0043】図5においては、一方の回路ブロック部分
6において、前記のように、電源電圧を基準信号とする
位相検波による平均値を求めているが、これだけでな
く、電源電圧の位相をπ/2だけ遅延させた基準信号を
発生し、これによって、他方の回路ブロック部分6にお
いて、位相検波による平均値を求めている。
【0044】電源電圧の位相をπ/2だけ遅延させるこ
とは、基準信号の正弦波が、Esin(ωt+π/2)
によって表現されることになり、電流計4の両端に発生
する交流電圧との位相差は、φ−π/2である。
【0045】しかる時、電源電圧の位相をπ/2だけ遅
延させた基準信号による位相検波の である。
【0046】かくして、図5において、電圧電源3を基
準電圧とした場合の位相検彼の平均 による電圧を基準信号とした場合の位相検波の平均出力
π/2 であり、演算を行う回路ブロック部分7によって、この
ような双方の電圧の割り算及びtanφをφに変換する
ことによって、位相を求めることができる。
【0047】他方、 であるから、 即ち、回路ブロック部分7において、 の計算を行うことによって、電流計を導通する電流値を
求めることができる(r’は前記のように電流計の内部
抵抗である。)。
【0048】
【実施例3】図6は、前記(2)の構成に応じて、位相
差φを求めるブロック図である。
【0049】実施例2の場合と同様の原理により、電源
電圧及びこれより位相をπ/2遅延させた電圧を夫々基
準信号としたことにより、電流計4における位相φ
位相検波による平均値を、回路ブロック部分6及び同7
によって求めると共に、電源電圧及びこれより位相をπ
/2だけ遅延させた電圧を夫々基準信号とすることによ
り、電位差測定装置における位相φを夫々、回路ブロ
ック部分6及び演算を行う回路ブロック部分7によって
求め、結局電流計4における電流の位相と、電位差測定
装置5における電圧の位相との位相差φは、φ−φ
によって算出することができる。
【0050】また、電流計4における電流値の求め方
は、実施例2の場合と同様である。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本願発明においては、半
導体ウエハの所定の2箇所における電極を近接させるこ
とによって、速やかに、半導体ウエハの2カ所の抵抗値
を求め、これによって半導体ウエハの抵抗率を算出する
ことができ、従来技術のように、操針による接触という
煩雑な作用を免れることができる。
【0052】特に、実施例1の方法では、半導体ウエハ
の大きさ及び形状に左右されずに、2カ所の抵抗値を求
めることができるので、当該抵抗値は相当正確であり、
ひいては正確な抵抗率を極めて迅速に算出することが可
能となる。
【0053】このように、本願発明は、様々な効果を有
しているので、その価値は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、「従来の技術」の項において説明し
た半導体ウエハの片面側において、非接触方式を実現し
た構成の回路ブロック図。(b)は、(a)のブロック
図の等価回路図。
【図2】(a)は、本願発明による構成の回路ブロック
図。(b)は、(a)のブロック図の等価回路図。
【図3】2カ所に設けた電極が、相互に囲み合わない状
態であることを示す平面図。
【図4】2カ所に設けた電極の一方が他方を囲んだ状態
になることを示す平面図。
【図5】実施例2の構成を示す回路ブロック図。
【図6】実施例3の構成を示す回路ブロック図。
【符合の説明】
1:半導体ウエハ 2:電極 3:電圧電源 4:電流計 5:電位差測定装置 6:位相検波により平均値を求める回路ブロック部分 7:演算を行う回路ブロック部分 8:作動増幅器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウエハの2箇所の位置において、両
    側面からそれぞれコンデンサを形成する電極を近接さ
    せ、半導体ウエハの一方側面の電極間に交流電源による
    電圧を加え、半導体ウエハの他方側面における電極間に
    電位差測定装置を設け、該電位差測定装置の電圧の値と
    交流電源側を導通する電流の値との比率及び該電位差測
    定装置による電圧と、該電流との位相差及び該電位差測
    定装置の内部抵抗に基づき、該2箇所の位置の間におけ
    る抵抗を算出することに基づく半導体ウエハの抵抗測定
    方法。
  2. 【請求項2】電位差測定装置の内部抵抗を、無限大に大
    きいものと見做し、電位差測定装置の電圧と交流電源側
    の電流の値との比率及び電位差測定装置の電圧と該電流
    との間の位相差に基づき、該2箇所の位置の間における
    抵抗を算出したことに基づく請求項1記載の半導体ウエ
    ハの測定方法。
  3. 【請求項3】半導体ウエハの2箇所の位置に両側から近
    接して設けた電極の一方が、他方を囲んだ状態となって
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体ウエハの抵
    抗測定方法。
JP08243945A 1996-08-12 1996-08-12 半導体ウエハの抵抗測定方法 Expired - Fee Related JP3080590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08243945A JP3080590B2 (ja) 1996-08-12 1996-08-12 半導体ウエハの抵抗測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08243945A JP3080590B2 (ja) 1996-08-12 1996-08-12 半導体ウエハの抵抗測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1062464A JPH1062464A (ja) 1998-03-06
JP3080590B2 true JP3080590B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=17111382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08243945A Expired - Fee Related JP3080590B2 (ja) 1996-08-12 1996-08-12 半導体ウエハの抵抗測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3080590B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023067013A (ja) * 2021-10-29 2023-05-16 国立大学法人京都工芸繊維大学 抵抗率測定システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1062464A (ja) 1998-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8493054B2 (en) Calibration of non-contact voltage sensors
JPH1078336A (ja) パラメータ補償付き複数パラメータうず電流計測システム
Sreevatsan et al. Simultaneous detection of defect and lift-off using a modified pulsed eddy current probe
US3786349A (en) Electrical reactance and loss measurement apparatus and method
US2297346A (en) Measuring instrument
CN106370932B (zh) 基于伪测量值法的薄层硅片电阻率检测方法及系统
US11156574B2 (en) Apparatus for characterizing the electrical resistance of a measurement object
US3866117A (en) Method and means for measuring the phase angle between current and voltage
JP3080590B2 (ja) 半導体ウエハの抵抗測定方法
Shenil et al. An auto-balancing scheme for non-contact ac voltage measurement
Bera et al. A modified Schering bridge for measurement of the dielectric parameters of a material and the capacitance of a capacitive transducer
JPH0833328B2 (ja) 温度検出装置
Atmanand et al. A novel method of measurement of L and C
JPH0546495B2 (ja)
JP4293662B2 (ja) 接地抵抗測定方法
JPS5871423A (ja) 温度測定用回路装置
US3576491A (en) Resistance measuring bridge circuit including output gating means
RU2695030C1 (ru) Устройство двухзондового измерения фазовых сдвигов распределённой RC-структуры
US3072844A (en) Electrical measuring systems
JPH0351748Y2 (ja)
CN220323429U (zh) 一种基于codec芯片的LCR测量电路
US3679975A (en) Resistive modulator
US3422347A (en) Comparator circuit having a hall generator for measurement of d.c. magnetic fields
RU2109276C1 (ru) Способ неразрушающего контроля поверхностного слоя металла
JP2598645B2 (ja) キャパシタンス測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees