JP3080199U - バッグ加温器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】１個のみならず複数個の液バッグを加温した場
合でも各バッグの透析液温度が均等であって温度損失を
生じることなく加温効率を良くして温度分布を少なく
し、短時間で昇温することができ、しかも各液バッグを
容易に取り出すことができるようにしたバッグ加温器を
提供する。 【解決手段】体内に投与する補液、薬液または腹膜透析
液で満たした液バッグを適宜温度に加温し保持するバッ
グ加温器において、液バッグＨＢを縦状に収容する単数
または複数の容室２を液バッグＨＢの両側面に面接触す
る熱板によって形成し、該容室２を面状発熱体３によっ
て包囲すると共に断熱材６を介して保温ケース４内に収
納し、容室２内に接触した液バッグＨＢの接触平面に伝
達される液加温によって液中に発生する温度差による対
流を積極的に発生させることにより、加温効率を良くし
て温度分布を少なくし、指定温度の安全管理を促進す
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、体内に投与する補液、薬液または腹膜透析液を収容した液バックを 保温するためのバッグ加温器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

腹膜潅流透析の一方式として用いられているものにツインバッグ方式がある。 このツインバッグ方式には、図２に示すように、２つのソフトバッグ２１、２１ をセットにした液バッグＨＢが用いられ、夫々のバッグ２１、２１に接続された チ１ーブ２２、２２に開閉弁２３を設けて１本のチューブ２４に連結し、一方の バッグは腹腔内に注入するための新鮮透析液を収容した満バッグＢ１とし、他方 のバッグは空バッグＢ２として、満バッグＢ１の透析液を腹腔中に送り込んだ後 に、腹腔内からの排液を空バッグＢ２に回収するようにしている。

【０００３】 このような液バッグＨＢは、満バッグＢ１と空バッグＢ２とを一対に重ね、図 ３に示すように一つの収容袋２５に収容した取り扱いを可能とし、収容袋２５の 内部において空バッグＢ２は透析液Ｄで満たされた満バッグＢ１の片面側に密着 した状態となる。

【０００４】 このような液バッグＨＢを用いて満バッグＢ１の透析液Ｄを患者の腹腔中に送 り込む際には、患者の身体に与える負担を軽減するために、透析液Ｄを人体と同 様の温度に加温する必要がある。

【０００５】 このために用いられる従来のバッグ加温器は、図８に示すように、上蓋３１に よって開閉可能な保温ケース３２の底部に電気ヒータ３３によって加温される平 面状の熱板３４が設けられ、この熱板３４の上面に液バッグＨＢ１、ＨＢ２…を 複数層に横状に積み上げ、熱板３４からの熱を伝達することによって夫々の液バ ッグＨＢ１、ＨＢ２…内の透析液Ｄを加温するようにしている。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

ところで、従来のバッグ加温器は、上記のように熱板３４の上面に液バッグＨ Ｂ１、ＨＢ２…を横状に積み上げる積載式であるため、最下層の液バッグＨＢ１ が熱板３４に接して加温されると、液バッグＨＢ１内の上層に上昇した温度が停 留する。そして、液バッグＨＢ１からその上層の液バッグＨＢ２へと熱伝達され るが、液バッグＨＢ１との間に空バッグＢ２を介しているため、熱伝達が十分に 行われず、液バッグＨＢ２、ＨＢ３、ＨＢ４へと約２℃の格差（外界が２０℃の 状態）で温度が低下し、臨床に適した温度が得られない。

【０００７】 従って、熱板３４に接触している最下層の液バッグＨＢ１のみ臨床に使用する ことができ、この液バッグＨＢ１を取り出すために、上層の液バッグＨＢ２、Ｈ Ｂ３、ＨＢ４を保温ケース３２から取り出す必要があり、取り出した状態におけ る液バッグの温度損失、及び衛生的取扱いを可能とする場所の確保等、やっかい な問題があった。

【０００８】 また、熱板３４に接触しているのは最下層の液バッグＨＢ１であり、その上方 に積み上げた液バッグＨＢ２、ＨＢ３、ＨＢ４は放熱面積が大であるため、上記 の温度格差と相まって昇温効率がいっそう悪くなるという問題があった。

【０００９】 本考案は、上記のような従来の問題点を解消するために成されたもので、１個 のみならず複数個の液バッグを加温した場合でも各バッグの透析液温度が均等で あって温度損失を生じることなく加温効率を良くして温度分布を少なくし、短時 間で昇温することができ、しかも各液バッグを容易に取り出すことができるよう にしたバッグ加温器を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、本考案における請求項１のバッグ加温器は、体 内に投与する補液、薬液または腹膜透析液で満たした液バッグを適宜温度に加温 し保持するバッグ加温器において、前記液バッグを縦状に収容する単数または複 数の容室を前記液バッグの両側面に面接触する熱板によって形成し、該容室を面 状発熱体によって包囲すると共に断熱材を介して保温ケース内に収納し、前記容 室内に接触した前記液バッグの接触平面に伝達される液加温によって液中に発生 する温度差による対流を積極的に発生させることにより、加温効率を良くして温 度分布を少なくし、指定温度の安全管理を促進することを特徴とする。

【００１１】 また、本考案における請求項２のバッグ加温器は、請求項１において、前記液 バッグは、補液、薬液または腹膜透析液を収容した満バッグと該満バッグ中の透 析液を腹腔内に注入した後に排出するための空バッグとを１対として重ねて収容 したツインバッグ方式のものであることを特徴とする。

【００１２】 また、本考案における請求項３のバッグ加温器は、請求項１または請求項２に おいて、前記容室は複数の液バッグを縦状に並列した状態で収容可能としたこと を特徴とする。

【００１３】 さらに、本考案における請求項４のバッグ加温器は、請求項１、請求項２また は請求項３において、前記容器形熱板の下部に温度検知器と過剰温度検知器とを 備えたことを特徴とする。

【００１４】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。

【００１５】 なお、以下に示す液バッグは腹膜潅流透析の一方式として用いられるもので、 一対の満バッグと空バッグを一つの収納袋に収容したツインバッグ方式に適用し 得るものであるが、単一の液バッグにも同様に適用し得るものである。

【００１６】 （実施例１） 図１に示すバッグ加温器は、１個の液バッグＨＢを縦状に収容する容室２を液 バッグＨＢの両側面に面接触する熱板によって形成し、該容室２を面状発熱体に よって包囲すると共に断熱材６を介して保温ケース４内に収納した構成を有する ものである。

【００１７】 液バッグＨＢは、図２及び図３に示すように、透析液Ｄを収容した一対の満バ ッグＢ１と空バッグＢ２を重ねて１つの収納袋２４に収納してあり、液バッグＨ Ｂ内では透析液Ｄで満たされた満バッグＢ１の片面側に空バッグＢ２が密着した 状態となる。

【００１８】 本実施例の容室２は熱伝導性に優れたアルミニウム製または銅製による金属板 を例いて形成され、縦状に立てた液バッグＨＢの１個を収納し得る容積の容器形 を有するものである。

【００１９】 即ち、この容室２は、液バッグＨＢを縦状にしたときの該液バッグＨＢの上部 以外の全面を密着状態に包囲する容器形状に形成され、上部に開口を有すると共 に底部周囲２ａは湾曲に形成され、この容室２の上端を外側に折曲して保温ケー ス４の上方内周に形成された凹溝５に係止することによって該容室２を保温ケー ス４内の中空に固定するようにしている。

【００２０】 上記の容室２に液バッグＨＢを縦状に収容すると、液バッグＨＢの満バッグＢ １内に満たされた透析液Ｄの自重によって液バッグＨＢの上部を除く全面が容室 ２の内周全面に密着される。

【００２１】 この容室２の外周面には例えばニクロム線を張りめぐらせ、または電気抵抗体 薄膜による面状発熱体３が設けられ、さらに面状発熱体３の外周には断熱材６が 付設されている。このような構成によって、面状発熱体３の電熱を容室２に伝達 する一方、断熱材６によって保温ケース４側に対する熱伝導を防止するようにし ている。

【００２２】 さらに、容室２の底部に設けられた温度検知器７と過剰温度検知器８とが保温 ケース４の底部に設けられた制御装置９に接続され、この制御装置９で目的の温 度を指定したり、過剰温度に達したときの電流を切断したりする。

【００２３】 なお、保温ケース４は保温性の良好な材質によって形成され、上部開口には蝶 番１０によって開閉する蓋１１が設けられ、蓋１１を閉じたときは錠１２でロッ クすることによって蓋１１を密閉状態に閉じて内部の保温状態を維持することが できる。

【００２４】 上記の構成により、保温ケース４の蓋１１を開けて内部の容室２の上方開口を 露呈し、液バッグＨＢを縦状にして容室２内に収容すると、液バッグＨＢ内の満 バッグＢ１の透析液Ｄがその自重で外方に圧力を与え、満バッグＢ１の片面側に 空バッグＢ２が密着した状態で液バッグＨＢの全体がその上部を除いて容室２の 内面全体に密着される。

【００２５】 このような液バッグＨＢを容室２内に収納した状態において、面状発熱体３に 電源を通すと、該面状発熱体３からの発熱が容室２の全体を加温することによっ て液バッグＨＢの上部を除く全面が加温され、放熱の少ない加温を効率よく行う ことができる。

【００２６】 さらに、満バッグＢ１の透析液Ｄにおいて容室２の近傍に温度上昇が生じると 、高温化された温度が上方へ移動することによって、透析液Ｄ内に図１の点線で 示す矢印方向に温度差による対流が発生し、満バッグＢ１内全体の温度が近似に 上昇する。

【００２７】 従って、容室２の底部に設けられた温度検知器７と過剰温度検知器８によって 正確な透析液Ｄの温度を検知すると共に、過剰温度を検知して液バッグＨＢ内の 満バッグＢ１の透析液Ｄを指定温度に加温することが可能となる。

【００２８】 また、指定温度に昇温された液バッグＨＢを使用する際には、保温ケース４の 蓋１１を開けて縦状に収容された液バッグＨＢを容室２の上方開口から抜き出す ことによって容易に取り出すことができる。

【００２９】 なお、このような液バッグＨＢの取り出し易さは、後述するように、保温ケー ス４内に複数の液バッグＨＢを収容した際においてより一層その効果を発揮でき るものである。

【００３０】 （実施例２） 本実施例のバッグ加温器は、図４に示すように、１個の液バッグＨＢを縦状に 収容し得る容室２を保温ケース４内に横方向に複数（本実施例は２個）並列して 収容したものである。

【００３１】 即ち、図４に示すように、本実施例の容室２は上記同様に熱伝導性に優れたア ルミニウム製または銅製による金属板を用いて形成され、液バッグＨＢを縦状に したときの該液バッグＨＢの上部以外の全面を密着状態に包囲する容室２を２個 並列した形状としてある。これらの容室２、２は同容積の容器形を連続的に並設 した形状とされ、夫々の容室２、２内に液バッグＨＢを１個ずつ縦状に収納する ことができる。

【００３２】 また、本実施例の並列型の容室２、２においても、その全体外周の上端を外側 に折曲して保温ケース４の上方内周に形成された凹溝５に係止することによって 該容室２、２を並設された状態にして保温ケース４内の中空に固定するようにし ている。

【００３３】 このような構成により、並設された容室２、２の夫々に液バッグＨＢを縦状に 収容すると、液バッグＨＢ内の満バッグＢ１に満たされた透析液Ｄの自重によっ て液バッグＨＢの全面が上部を除いて各容室２、２の内周全面に密着される。

【００３４】 また、上記の容室２の外周面には夫々の容室２、２ごとにニクロム線または電 気抵抗体薄膜による面状発熱体３、３が設けられ、各面状発熱体３、３の外周に は断熱材６、６が付設され、上記実施例と同様に、面状発熱体３の電熱を各容室 ２、２に伝達する一方、断熱材６によって保温ケース４側に対する熱伝導を防止 するようにしている。

【００３５】 さらに、本実施例においては、夫々の容室２、２の底部に温度検知器７と過剰 温度検知器８とが設けられ、各容室２、２ごとに温度検知と過剰温度検知を行う ことができるようにしてある。

【００３６】 このような本実施例のバッグ加温器によれば、各容室２、２ごとの加温特性は 上記実施例と同様に、各面状発熱体３、３からの熱が各容室２、２の全体を加温 して液バッグＨＢの満バッグＢ１内の透析液Ｄを放熱の少ない状態で効率よく加 温することができるうえ、夫々の液バッグＨＢの満バッグＢ１内の透析液Ｄに温 度差による対流が発生し、満バッグＢ１内全体の温度が近似に上昇する。

【００３７】 従って、本実施例においては、各容室２、２内の液バッグＨＢごとに正確な透 析液Ｄの温度を検知すると共に過剰温度を検知して、液バッグＨＢの満バッグＢ １内の透析液Ｄを指定温度に加温することが可能となる。

【００３８】 また、本実施例において、指定温度に昇温された液バッグＨＢを取り出すとき は、保温ケース４の蓋１１を開けて縦状に収容された液バッグＨＢを各容室２、 ２ごとにその上方の開口から抜き出すことによって夫々の液バッグＨＢを容易且 つ個別的に取り出すことができる。

【００３９】 なお、図４、図５に示す本実施例のバッグ加温器は、保温ケース４全体を保温 カバー１３で覆い、保温カバー１３の両端に固定された肩掛けベルト１４によっ て携帯性の便宜を図るようにしてあり、保温ケース４の蓋１１の外周位置に相当 する箇所に設けられたファスナー１５を開放することによって保温カバー１３の 蓋１６を開放することができる。

【００４０】 （実施例３） 本実施例のバッグ加温器は、図７に示すように、容室２、２を並設し、夫々の 容室２、２ごとに２個の液バッグＨＢ、ＨＢを隣り合わせに接触した状態で縦状 に並列した状態に収納し得る容積を有するものであり、全部で４個の液バッグＨ Ｂを縦状に収容するようにしたものである。

【００４１】 また、本実施例における保温ケース４の両側には取手１７、１７が設けられ、 不図示の蝶番によって開閉する蓋１１をロック状態に閉塞することができる構成 としている。

【００４２】 このような本実施例の容室２、２の夫々に２個ずつ液バッグＨＢ、ＨＢを並設 して縦状に収容すると、２個の液バッグＨＢ、ＨＢ内の透析液Ｄの自重によって 液バッグＨＢ、ＨＢ同士が密着し、同時に２個の液バッグＨＢ、ＨＢの密着部と 上部を除く全面が夫々の容室２、２の内周全面に密着する。

【００４３】 また、上記の実施例と同様に、各容室２、２ごとにニクロム線または電気抵抗 体薄膜による面状発熱体３、３が設けられ、各面状発熱体３、３の外周には断熱 材６、６が付設され、夫々の面状発熱体３、３の電熱を各容室２、２に伝達する ことができる。

【００４４】 さらに、夫々の容室２、２の底部に温度検知器７と過剰温度検知器８とが設け られ、各容室２、２ごとに温度検知と過剰温度検知を行うことができるようにし てある。

【００４５】 なお、本実施例においては、保温ケース４内の一側に余裕空間を設け、ここに 片側の容室２を延長して制御装置９の保護ケース２ｂを形成している。

【００４６】 このような本実施例のバッグ加温器によれば、各面状発熱体３、３からの発熱 が各容室２、２の全体を加温して、夫々の容室２、２内に収容された２個の液バ ッグＨＢ、ＨＢの上部を除く周囲を加温することによって、放熱が少なく効率の よい昇温効果を得ると共に、夫々の液バッグＨＢ、ＨＢ内の満バッグＢ１、Ｂ１ の透析液Ｄ、Ｄに温度差による対流が発生し、満バッグＢ１内全体の温度が近似 に上昇する。

【００４７】 従って、本実施例においても、各容室２、２内に収容された２個の液バッグＨ Ｂ、ＨＢごとに正確な透析液Ｄの温度を検知すると共に過剰温度を検知して、満 バッグＢ１内の透析液Ｄを指定温度に加温することが可能となる。

【００４８】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案のバッグ加温器は、体内に投与する補液、薬液ま たは腹膜透析液で満たした液バッグを縦状に収容する単数または複数の容室を液 バッグの両側面に面接触する熱板によって形成し、該容室を面状発熱体によって 包囲すると共に断熱材を介して保温ケース内に収納してあるため、容室内に液バ ッグを縦状に収容すると、液バッグ内の透析液がその自重で外方に圧力を与えて 液バッグの全体が容室内に密着され、容室内の熱板に接触した液バッグの接触平 面に伝達される液加温によって液中に発生する温度差による対流を積極的に発生 させることにより、加温効率を良くして温度分布を少なくし、指定温度の安全管 理を促進することができる。

【００４９】 また、容室の底部に設けられた温度検知器と過剰温度検知器によって、正確な 透析液の温度を検知すると共に過剰温度を検知して、液バッグ内の満バッグの透 析液を指定温度に加温することが可能となる。

【００５０】 さらに、加温された液バッグを取り出すときは、容室に縦状に収容された液バ ッグを上方の開口から抜き出すことによって容易に取り出すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による実施例１のバッグ加温器の内部を
示す断面図である。

【図２】本考案に使用される満バッグと空バッグを示す
斜視図である。

【図３】本考案に使用される液バッグの外観図である。

【図４】本考案による実施例２のバッグ加温器の内部を
示す断面図である。

【図５】本考案による実施例２のバッグ加温器の外観図
である。

【図６】本考案による実施例３のバッグ加温器の外観図
である。

【図７】本考案による実施例３のバッグ加温器の内部を
示す断面図である。

【図８】従来のバッグ加温器の内部を示す断面図であ
る。

【符号の説明】

ＨＢ…液バッグ Ｄ…透析液 Ｂ１…満バッグ Ｂ２…空バッグ ２…容室 ２ａ…底部周囲 ３…面状発熱体 ４…保温ケース ５…凹溝 ６…断熱材 ７…温度検知器 ８…過剰温度検知器 ９…制御装置 １０…蝶番 １１…保温ケースの蓋 １２…錠

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】体内に投与する補液、薬液または腹膜透析
   液で満たした液バッグを適宜温度に加温し保持するバッ
   グ加温器において、前記液バッグを縦状に収容する単数
   または複数の容室を前記液バッグの両側面に面接触する
   熱板によって形成し、該容室を面状発熱体によって包囲
   すると共に断熱材を介して保温ケース内に収納し、前記
   容室内に接触した前記液バッグの接触平面に伝達される
   液加温によって液中に発生する温度差による対流を積極
   的に発生させることにより、加温効率を良くして温度分
   布を少なくし、指定温度の安全管理を促進することを特
   徴とするバッグ加温器。
2. 【請求項２】前記液バッグは、補液、薬液または腹膜透
   析液を収容した満バッグと該満バッグ中の透析液を腹腔
   内に注入した後に排出するための空バッグとを１対とし
   て重ねて収容したツインバッグ方式のものであることを
   特徴とする請求項１記載のバッグ加温器。
3. 【請求項３】前記容室は複数の液バッグを縦状に並列し
   た状態で収容可能としたことを特徴とする請求項１また
   は請求項２記載のバッグ加温器。
4. 【請求項４】前記容器形熱板の下部に温度検知器と過剰
   温度検知器とを備えたことを特徴とする請求項１、請求
   項２または請求項３記載のバッグ加温器。