JP3079624U - パークゴルフクラブ用ヘッド - Google Patents

パークゴルフクラブ用ヘッド

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JP3079624U
JP3079624U JP2001000685U JP2001000685U JP3079624U JP 3079624 U JP3079624 U JP 3079624U JP 2001000685 U JP2001000685 U JP 2001000685U JP 2001000685 U JP2001000685 U JP 2001000685U JP 3079624 U JP3079624 U JP 3079624U
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JP
Japan
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head
golf club
park golf
ridges
ridge
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッティングおよびラフ等からのショットの
双方に使い易いパークゴルフクラブ用ヘッド1を提供す
る。 【解決手段】 パークゴルフゲームに用いられるパーク
ゴルフクラブ用ヘッド1において、当該ヘッド1のフェ
ース面9と交叉する方向に延びる二本の突条14が当該
ヘッド1のソール面13に互いに平行に設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パークゴルフゲームに用いられるパークゴルフクラブ用ヘッドに関 するものである。ここにパークゴルフゲームとは、近時良く知られるようになっ た球技ゲームの一種であって、公園等の屋外や体育館等の屋内に複数ホールのコ ースを設定し、プレーヤーが専用のボールをクラブで打って転がしてカップイン させ、最終ホールまでの合計打数を競う、ミニゴルフと云った趣きのスポーツゲ ームである。
【0002】
【従来の技術】
図11に示すように、パークゴルフゲームに用いられるクラブのヘッド51は そのソール面52が比較的平らに形成されている。
【0003】 しかしながら、パークゴルフゲームはその一般規約上、一本のクラブでティシ ョットからパッティングまでを行なうものである。したがって、上記したように ヘッド51のソール面52が平らに形成されていると、パッティングのアドレス 時におけるヘッド51の座りは良いものの、例えばラフの中からショットすると きにヘッド51が芝草上を円滑に滑らないことがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は以上の点に鑑みて、パッティングおよびラフ等からのショットの双方 に使い易いパークゴルフクラブ用ヘッドを提供することを目的とし、またこれに 加えて、ダウンブローにショットしたときもヘッドの滑りが良く、フェースプレ ートが傷付きにくい構造のパークゴルフクラブ用ヘッドを提供することを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の請求項1によるパークゴルフクラブ用ヘッ ドは、パークゴルフゲームに用いられるパークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、 当該ヘッドのフェース面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘッドのソー ル面に互いに平行に設けられていることを特徴とするものである。
【0006】 また、本考案の請求項2によるパークゴルフクラブ用ヘッドは、パークゴルフ ゲームに用いられるパークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、当該ヘッドのフェー ス面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘッドのソール面に互いに平行に 設けられており、前記フェース面と交叉する方向に延びる断面円弧状の溝状凹部 が前記ソール面に設けられることによって、この溝状凹部の両側の稜線部分によ り前記二本の突条が形成されていることを特徴とするものである。
【0007】 また、本考案の請求項3によるパークゴルフクラブ用ヘッドは、パークゴルフ ゲームに用いられるパークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、当該ヘッドのフェー ス面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘッドのソール面に互いに平行に 設けられており、前記フェース面と交叉する方向に延びる断面円弧状の溝状凹部 が前記ソール面に設けられることによって、この溝状凹部の両側の稜線部分によ り前記二本の突条が形成されており、更に、前記ソール面における前記突条の外 側の面がトウ側またはヒール側へ傾斜する傾斜面とされていることを特徴とする ものである。
【0008】 また、本考案の請求項4によるパークゴルフクラブ用ヘッドは、上記した請求 項1ないし3の何れかに記載したパークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、突条の 高さが1.5〜3.0mmに形成されていることを特徴とするものである。
【0009】 また、本考案の請求項5によるパークゴルフクラブ用ヘッドは、上記した請求 項1ないし3の何れかに記載したパークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、突条同 士の間隔が25〜35mmに形成されていることを特徴とするものである。
【0010】 また、本考案の請求項6によるパークゴルフクラブ用ヘッドは、上記した請求 項1ないし3の何れかに記載したパークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、フェー ス面の下縁から突条の前縁に亙って当該ヘッドに面取り部が設けられていること を特徴とするものである。
【0011】 更にまた、本考案の請求項7によるパークゴルフクラブ用ヘッドは、上記した 請求項1ないし3の何れかに記載したパークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、フ ェース面の下縁から突条の前縁に亙って当該ヘッドに面取り部が設けられ、前記 フェース面と交叉する方向における前記面取り部の長さが15〜25mmに形成 されていることを特徴とするものである。
【0012】 上記構成を備えた本考案の請求項1によるパークゴルフクラブ用ヘッドのよう に、当該ヘッドのフェース面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘッドの ソール面に互いに平行に設けられると、この二本の突条によってショット時にお けるヘッドの高さ位置が嵩上げされるために、ヘッドがラフの芝草等の上を滑り 易くなる。突条の向きをフェース面と交叉する方向としたのは、この突条による 抵抗を減じてショットの正確性を期する趣旨であり、また突条の本数を二本とし たのは、一本または三本以上であるとパッティングのアドレス時におけるヘッド の座りが良くなく、却って構えづらいからである。突条の高さは1.5〜3.0 mmほどが好ましく(請求項4)、二本の突条同士の間隔は25〜35mmのと きがヘッドの座りが一番良い(請求項5)。
【0013】 また、上記構成を備えた本考案の請求項2によるパークゴルフクラブ用ヘッド のように、当該ヘッドのフェース面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘ ッドのソール面に互いに平行に設けられ、フェース面と交叉する方向に延びる断 面円弧状の溝状凹部がソール面に設けられることによって、この溝状凹部の両側 の稜線部分により二本の突条が形成されると、やはりこの二本の突条によってシ ョット時におけるヘッドの高さ位置が嵩上げされるために、ヘッドがラフの芝草 等の上を滑り易くなる。突条の向きをフェース面と交叉する方向としたのは、こ の突条による抵抗を減じてショットの正確性を期する趣旨であり、また、突条の 本数を二本としたのは、一本または三本以上であるとパッティングのアドレス時 におけるヘッドの座りが良くなく、却って構えづらいからである。突条の高さは 1.5〜3.0mmほどが好ましく(請求項4)、二本の突条同士の間隔は25 〜35mmのときがヘッドの座りが一番良い(請求項5)。また、この考案によ ると、上記構成により二本の突条の間に断面円弧状を呈する溝状凹部が設けられ るために、当該ヘッドがショット時にラフの芝草を倒したときに、この倒した芝 草を断面円弧状の溝状凹部がその溝幅中央に集束させる。したがって、ヘッドを 振り抜き易く、かつショットの方向安定性を期することが可能となる。
【0014】 また、上記構成を備えた本考案の請求項3によるパークゴルフクラブ用ヘッド のように、当該ヘッドのフェース面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘ ッドのソール面に互いに平行に設けられており、フェース面と交叉する方向に延 びる断面円弧状の溝状凹部がソール面に設けられることによって、この溝状凹部 の両側の稜線部分により二本の突条が形成されており、更にソール面における突 条の外側の面がトウ側またはヒール側へ傾斜する傾斜面とされると、やはりこの 二本の突条によってショット時におけるヘッドの高さ位置が嵩上げされるために ヘッドがラフの芝草等の上を滑り易くなる。突条の向きをフェース面と交叉する 方向としたのは、この突条による抵抗を減じてショットの正確性を期する趣旨で あり、また突条の本数を二本としたのは、一本または三本以上であるとパッティ ングのアドレス時におけるヘッドの座りが良くなく、却って構えづらいからであ る。突条の高さは1.5〜3.0mmほどとするのが好ましく(請求項4)、二 本の突条同士の間隔は25〜35mmのときがヘッドの座りが一番良い(請求項 5)。また、この考案によると、上記構成により二本の突条の間に断面円弧状を 呈する溝状凹部が設けられるために、当該ヘッドがショット時にラフの芝草を倒 したときに、この倒した芝草を断面円弧状の溝状凹部がその溝幅中央に集束させ る。したがって、ヘッドを振り抜き易く、かつショットの方向安定性を期するこ とが可能となる。また、ソール面における突条の外側の面がトウ側またはヒール 側へ傾斜する傾斜面とされるために、この傾斜面による広面積の接地安定性を期 することが可能となる(斜面でショットするときなど)。
【0015】 またこれに加えて、上記構成を備えた本考案の請求項6によるパークゴルフク ラブ用ヘッドにおいては、フェース面の下縁から突条の前縁に亙って当該ヘッド に面取り部が設けられているために、ダウンブローにショットしたときのヘッド の引っ掛かりを抑え、抵抗を低減させることが可能となる。フェース面と交叉す る方向における面取り部の長さは15〜25mmとするのが好適である(請求項 7)。
【0016】
【考案の実施の形態】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0017】 図1は、本考案の実施例に係るパークゴルフクラブ用ヘッド1の正面図、図2 は平面図、図3は背面図、図4は底面図、図5は左側面図、図6は右側面図をそ れぞれ示している。また、図7は図1におけるA−A線断面図、図8は図1にお けるB−B線断面図である。
【0018】 当該実施例に係るヘッド1は以下のように構成されている。
【0019】 すなわち先ず、パークゴルフゲームの一般規約にしたがって木質系の素材によ って形成されたヘッド本体2が設けられており、このヘッド本体2のフェース部 分にフェースプレート3が取り付けられるとともに、ソール部分にソールプレー ト4が取り付けられており、更に背面部分にサイドソール5が取り付けられてい る。フェースプレート3は、FRP材または合成樹脂材等によって所定の形状に 形成されており、ヘッド本体2のフェース部分に所要数(図では四本)の蓋付き 木ネジ6によって固定されている。ソールプレート4は金属等によって所定の形 状に形成されており、ヘッド本体2のソール部分に所要数(図では四本)の木ネ ジ7によって固定されている。また、サイドソール5は金属等によって所定の形 状に形成されており、ヘッド本体2の背面部分に所要数(図では二本)の木ネジ 8によって固定されている。
【0020】 上記フェースプレート3は、当該ヘッド1のフェース面9の上縁9aから下縁 9bにまで達するように上下方向に長く形成されており、このフェースプレート 3の裏面側にソールプレート4の前縁部分がヘッド本体2の前縁部分とともに配 置されている。したがって、フェース面9はその全面がフェースプレート3のみ によって形成されており、フェースプレート3とソールプレート4との境界線1 0は当該ヘッド1のフェース面9ではなく、当該ヘッド1の底面すなわちソール 部分に配置されている。フェースプレート3の厚さは実寸で約8mmに形成され ている。
【0021】 また、このフェースプレート3には、その板厚を貫通するように窓部11が設 けられており、この窓部11に対応してこの窓部11に嵌め合わされる凸部12 がヘッド本体2のフェース部分に一体成形されており、窓部11に嵌め合わされ たこの凸部12が当該ヘッド1のフェース面9にフェースプレート3と面一の状 態で表面露出している。図では、この窓部11および凸部12がフェース面9の トウ側とヒール側とに二箇所対をなして設けられており、それぞれ直径約15m mの円形に形成されている。
【0022】 上記ソールプレート4は、当該ヘッド1のソール面13の平面中央に配置され ており、その底面とヘッド本体2の底面とによって当該ヘッド1のソール面13 が面一状に形成されている。
【0023】 また、このソール面13において、ソールプレート4の底面には、フェース面 9と交叉する方向に延びる二本の突条14が互いに平行に設けられており、すな わちソールプレート4の底面に、フェース面9と交叉する方向に延びる断面円弧 面状の溝状凹部15が設けられることによって、この溝状凹部15の両側の稜線 部分が二本の突条14とされている。突条14の外側の面はトウ側またはヒール 側へ向けて傾斜する断面直線状または断面曲線状の傾斜面16,17とされてお り、トウ側の傾斜面16はトウ側へ向けて仰角傾斜しており、ヒール側の傾斜面 17はヒール側へ向けて仰角傾斜している。また、突条14の高さhはそれぞれ 実寸で約1.5〜3.0mmに形成されており、突条14同士の間隔dは実寸で 約25〜35mmに形成されている。
【0024】 また、当該ヘッド1のソール面13の前縁をなすフェースプレート3の下縁か らソールプレート4の一部にかけての部分には、傾斜面状の面取り部18が設け られている。図4ではこの面取り部18の形成箇所が良く分かるように説明の便 宜上、図面に点々を付してこの面取り部18を示しており、この面取り部18は フェース面9側へ向けて仰角傾斜している。フェース面9と交叉する方向におけ るこの面取り部18の長さLは実寸で約15〜25mmに形成されている。また この面取り部18は、フェース面9の下縁9bから突条14の前縁14aに亙っ て断面直線状をなすように形成されているが、その断面形状は緩やかな曲線状を なすものであっても良い。
【0025】 上記構成を備えたヘッド1は、ヘッド本体2の上面に設けたシャフト差込み孔 19に図示しないシャフトを差込み固定することによってパークゴルフクラブと して製作されるものであって、上記構成により以下の作用効果を奏する点に特徴 を有している。
【0026】 すなわち先ず、当該ヘッド1のフェース面9と交叉する方向に延びる二本の突 条14が当該ヘッド1のソール面13に互いに平行に設けられているために、こ の二本の突条14によってショット時におけるヘッド1の高さ位置が嵩上げされ ることになる。したがって、ヘッド1がラフの芝草等の上を滑り易くなる。また 突条14の向きがフェース面9と交叉する方向とされているために、この突条1 4による抵抗を減じてショットの正確性を期することができる。また、突条14 の本数が二本とされ、突条14の高さhが約1.5〜3.0mmとされ、突条1 4同士の間隔dが約25〜35mmとされているために、パッティングのアドレ ス時におけるヘッド1の座りが良い。また、二本の突条14の間に断面円弧状の 溝状凹部15が設けられるために、当該ヘッド1がショット時にラフの芝草を倒 したときに、この倒した芝草を断面円弧状の溝状凹部15がその溝幅中央に集束 させる。したがって、ヘッド1を振り抜き易く、かつショットの方向安定性を期 することができる。また、ソール面13における突条14の外側の面がトウ側ま たはヒール側へ傾斜する傾斜面16,17とされるために、この傾斜面16,1 7による広面積の接地安定性を期することができる。したがってこれらのことか ら、当該ヘッド1はパッティングおよびラフ等からのショットの双方に使い易い ものである。
【0027】 また、当該ヘッド1のソール面13の前縁をなすフェースプレート3の下縁か らソールプレート4の一部にかけての部分に長さ約15〜25mmに亙って傾斜 面状の面取り部18が設けられているために、ダウンブローにショットしたとき のヘッド1の引っ掛かりを抑え、抵抗を低減させることが可能である。したがっ て、ラフの中からショットを行なうときでもヘッド1が芝草上を滑り易く、振り 抜け易い。また、ショット時の衝撃が小さくて済むために、この衝撃によりフェ ースプレート3が損傷するのを抑えることができる。
【0028】 尚、上記面取り部18は、その長さLを、図9に示すようにフェースプレート 3の板厚Tよりも小さく形成したり、あるいは図10に示すようにフェースプレ ート3の板厚Tと同じ大きさに形成したりすることも考えられるが、一般には長 さLの大きい方がカット体積が大きいことからショット時の振り抜きが容易であ り、本願考案者らが行なった試験によると、上記したように面取り部18はフェ ースプレート3の下縁からソールプレート4の一部にかけての部分に亙って設け るのが最も好ましく、寸法的には15〜25mmがベストである(25mmを上 回ると、ヘッドのウエイトバランスや接地安定性に支障を来たすことがある)。
【0029】
【考案の効果】
本考案は、以下の効果を奏する。
【0030】 すなわち先ず、上記構成を備えた本考案の請求項1によるパークゴルフクラブ 用ヘッドにおいては、当該ヘッドのフェース面と交叉する方向に延びる二本の突 条が当該ヘッドのソール面に互いに平行に設けられているために、この二本の突 条によってショット時におけるヘッドの高さ位置が嵩上げされる。したがって、 ヘッドがラフの芝草等の上を滑り易くなる。また、突条の向きがフェース面と交 叉する方向とされているために、この突条による抵抗を減じてショットの正確性 を期することができる。また、突条の本数が二本とされているために、パッティ ングのアドレス時におけるヘッドの座りが良い。したがってこれらのことから、 パッティングおよびラフ等からのショットの双方に使い易いヘッドを提供するこ とができる。上記したように突条の高さは1.5〜3.0mmとするのが好まし く(請求項4)、二本の突条同士の間隔は25〜35mmのときがヘッドの座り が一番良い(請求項5)。
【0031】 また、本考案の請求項2によるパークゴルフクラブ用ヘッドにおいては、当該 ヘッドのフェース面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘッドのソール面 に互いに平行に設けられているために、この二本の突条によってショット時にお けるヘッドの高さ位置が嵩上げされる。したがって、ヘッドがラフの芝草等の上 を滑り易くなる。また、突条の向きがフェース面と交叉する方向とされているた めに、この突条による抵抗を減じてショットの正確性を期することができる。ま た、突条の本数が二本とされているために、パッティングのアドレス時における ヘッドの座りが良い。また、二本の突条の間に断面円弧状の溝状凹部が設けられ るために、当該ヘッドがショット時にラフの芝草を倒したときに、この倒した芝 草を断面円弧状の溝状凹部がその溝幅中央に集束させる。したがって、ヘッドを 振り抜き易く、かつショットの方向安定性を期することができる。したがってこ れらのことから、パッティングおよびラフ等からのショットの双方に使い易いヘ ッドを提供することができる。上記したように突条の高さは1.5〜3.0mm とするのが好ましく(請求項4)、二本の突条同士の間隔は25〜35mmのと きがヘッドの座りが一番良い(請求項5)。
【0032】 また、本考案の請求項3によるパークゴルフクラブ用ヘッドにおいては、当該 ヘッドのフェース面と交叉する方向に延びる二本の突条が当該ヘッドのソール面 に互いに平行に設けられているために、この二本の突条によってショット時にお けるヘッドの高さ位置が嵩上げされる。したがって、ヘッドがラフの芝草等の上 を滑り易くなる。また、突条の向きがフェース面と交叉する方向とされているた めに、この突条による抵抗を減じてショットの正確性を期することができる。ま た、突条の本数が二本とされているために、パッティングのアドレス時における ヘッドの座りが良い。また、二本の突条の間に断面円弧状の溝状凹部が設けられ るために、当該ヘッドがショット時にラフの芝草を倒したときに、この倒した芝 草を断面円弧状の溝状凹部がその溝幅中央に集束させる。したがって、ヘッドを 振り抜き易く、かつショットの方向安定性を期することができる。また、ソール 面における突条の外側の面がトウ側またはヒール側へ傾斜する傾斜面とされるた めに、この傾斜面による広面積の接地安定性を期することができる。したがって これらのことから、パッティングおよびラフ等からのショットの双方に使い易い ヘッドを提供することができる。上記したように突条の高さは1.5〜3.0m mとするのが好ましく(請求項4)、二本の突条同士の間隔は25〜35mmの ときがヘッドの座りが一番良い(請求項5)。
【0033】 またこれに加えて、上記構成を備えた本考案の請求項6によるパークゴルフク ラブ用ヘッドにおいては、フェース面の下縁から突条の前縁に亙って当該ヘッド に面取り部が設けられているために、ダウンブローにショットしたときのヘッド の引っ掛かりを抑え、抵抗を低減させることが可能である。したがって、ラフの 中からショットを行なうときでもヘッドが芝草上を滑り易く、振り抜け易い。ま た、ショット時の衝撃が小さくて済むために、フェースプレートが損傷するのを 抑えることができる。上記したようにフェース面と交叉する方向における面取り 部の長さは15〜25mmとするのが好適である(請求項7)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るパークゴルフクラブ用ヘ
ッドの正面図
【図2】同ヘッドの平面図
【図3】同ヘッドの背面図
【図4】同ヘッドの底面図
【図5】同ヘッドの左側面図
【図6】同ヘッドの右側面図
【図7】図1におけるA−A線断面図
【図8】図1におけるB−B線断面図
【図9】面取り形状の他の例を示す説明図
【図10】面取り形状の更に他の例を示す説明図
【図11】比較例に係るヘッドの断面図
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ヘッド本体 3 フェースプレート 4 ソールプレート 5 サイドソール 6,7,8 木ネジ 9 フェース面 9a 上縁 9b 下縁 10 境界線 11 窓部 12 凸部 13 ソール面 14 突条 14a 前縁 15 溝状凹部 16,17 傾斜面 18 面取り部 19 シャフト差込み孔

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パークゴルフゲームに用いられるパーク
    ゴルフクラブ用ヘッド(1)において、 当該ヘッド(1)のフェース面(9)と交叉する方向に
    延びる二本の突条(14)が当該ヘッド(1)のソール
    面(13)に互いに平行に設けられていることを特徴と
    するパークゴルフクラブ用ヘッド。
  2. 【請求項2】 パークゴルフゲームに用いられるパーク
    ゴルフクラブ用ヘッド(1)において、 当該ヘッド(1)のフェース面(9)と交叉する方向に
    延びる二本の突条(14)が当該ヘッド(1)のソール
    面(13)に互いに平行に設けられており、 前記フェース面(9)と交叉する方向に延びる断面円弧
    状の溝状凹部(15)が前記ソール面(13)に設けら
    れることによって、この溝状凹部(15)の両側の稜線
    部分により前記二本の突条(14)が形成されているこ
    とを特徴とするパークゴルフクラブ用ヘッド。
  3. 【請求項3】 パークゴルフゲームに用いられるパーク
    ゴルフクラブ用ヘッド(1)において、 当該ヘッド(1)のフェース面(9)と交叉する方向に
    延びる二本の突条(14)が当該ヘッド(1)のソール
    面(13)に互いに平行に設けられており、 前記フェース面(9)と交叉する方向に延びる断面円弧
    状の溝状凹部(15)が前記ソール面(13)に設けら
    れることによって、この溝状凹部(15)の両側の稜線
    部分により前記二本の突条(14)が形成されており、
    更に、前記ソール面(13)における前記突条(14)
    の外側の面がトウ側ま たはヒール側へ傾斜する傾斜面(16)(17)とされ
    ていることを特徴とするパークゴルフクラブ用ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載したパ
    ークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、 突条(14)の高さ(h)が1.5〜3.0mmに形成
    されていることを特徴とするパークゴルフクラブ用ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3の何れかに記載したパ
    ークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、 突条(14)同士の間隔(d)が25〜35mmに形成
    されていることを特徴とするパークゴルフクラブ用ヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3の何れかに記載したパ
    ークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、 フェース面(9)の下縁(9b)から突条(14)の前
    縁(14a)に亙って当該ヘッド(1)に面取り部(1
    8)が設けられていることを特徴とするパークゴルフク
    ラブ用ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3の何れかに記載したパ
    ークゴルフクラブ用ヘッドにおいて、 フェース面(9)の下縁(9b)から突条(14)の前
    縁(14a)に亙って当該ヘッド(1)に面取り部(1
    8)が設けられ、前記フェース面(9)と交叉する方向
    における前記面取り部(18)の長さ(L)が15〜2
    5mmに形成されていることを特徴とするパークゴルフ
    クラブ用ヘッド。
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