JP3079235U - 飛来害虫捕獲具。 - Google Patents

飛来害虫捕獲具。

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Abstract

(57)【要約】 【課題】飛来害虫捕獲具は、総じて商品構造上、上から
の吊り下げ方式でプラスチック板の両面に粘着糊を塗布
した形状で、上部に小穴が空いている構造である。現実
の多様な栽培現場は、この様な商品の形状、構造では全
ての栽培現場に対応出来ないのが現状である。 【解決手段】様々な種類の飛来害虫に対応し、現場を問
わずに使用出来る構造を有す。即ち片面に粘着剤を塗布
したプラスチック系フイルム(ニ)を一定長に切断し、
一方の先端部に穴付きフック(ロ)、ヒモ(イ)を有
し、中心部より2つ折りし、片面に両面テープ(ハ)を
有する構造。この内側の両面テープが、支柱(ホ)、ヒ
モ等と商品自身を外部で接着したり、結わえる事を可能
にした。その結果、全ての栽培現場に対応出来る形状、
構造の飛来害虫捕獲具となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案に属する技術分野】
本考案は農業用、園芸用、家庭園芸用資材及び工場等農業、園芸、家庭園芸、及 び工場等に関する。
【0002】
【従来の技術】
害虫防除の最も一般的、効果的な対策は農業用殺虫剤をさんぷする事である。し かし、環境保全、食への安全性の高まり、有機栽培の生産需要の高まりなどの理 由で農薬使用を減らした総合防除的方法が実施されつつある。物理的防除方法、 例えば、音、熱、機械、光による色の波長を利用する粘着トラップ板等が多少と も試みられている。他に生物的防除、耕種的防除、これらを組合わせた方法等が ある。光利用で誘引粘着トラップ板によるこれら商品の共通点は、両面一体型の プラスチック板に設置用の小穴を有し、引っ掛け様の工夫を持つ構造が一般的で ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、光による色の波長を利用する飛来害虫捕獲具である。この種商品は 比較的、効果も認められている一方、プラスチック板の両面に粘着剤を塗布し、 上部に引っ掛け用の小穴を有した単純な形状、構造である。材質も塩ビ系プラス チック材を使用している商品は、環境問題も有している。さらに、栽培種類の違 う様々な栽培現場で効率的、応用的に使用出来ない形状、構造になっている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
即ち本考察は、片面に粘着剤を塗布したフイルム状で黄色、青色を有する長方形 状を有する。構造は、捕獲具を保持するためと外部に結わえる為の穴付きフック (ロ)、ヒモ(ト)、両面テープ(ニ)構造を有している。この形状、構造が、 栽培種類の違う様々な栽培現場に対応出来る使い方を可能にしている。 環境に優しい材質を用いて環境にも配慮されている。
【0005】
【考察の実施の形態】
基材材質は、プラスチック系フイルムで幅10cm、長さ10cm〜100c mを真中より非粘着部分側を2つ折にし、両端の片面に商品保持、外部を結わえ る為にひも(ト)、穴付きフック(ロ)幅2cm〜10cmを有している。構造 は、真中より非粘着部分に2つ折り、片面の中心部分は5cm〜40cm幅の両 面テープ(ニ)を有している。両面テープは、商品を一体化する為の他に、折り 重ね面の間に支柱(ホ)を挟み一体化する事、横ヒモを保持出来る構造となって いる。
【図6】
【0006】
【実施例】
粘着フイルムを作物栽培現場に設置する際、2つ折部分内の中心に適当な長さ の支柱をはさみ、はく離紙をはがして支柱棒をテープでくっ付ける、その後両面 を折りたたんで両端を揃えて引っ付ける。その後、作物栽培の畝上に1m〜2m の間隔で支柱を差し、立てて使用する例である。
【0007】 粘着フイルムを設置する際、ハウス内で上部に設置されている針金線(ヘ)、 パイプ官(チ)等を利用して上から吊り下げて使用する一般的使用方法である。
【0008】 粘着フイルムを設置する際、ハウス栽培現場でハウス外周に沿って2本のヒモ (ト)を粘着フイルム長さに合わせて巡らし上から2つ折部分を掛けて商品下部 を下の線で保持して使用する。例えば、ハウス内側に杭を立てて巡らしたり、ハ ウスパイプのパイプ官(チ)を利用してヒモ等を巡らしても良い。
【0009】 商品を設置する際、商品を2つ折しないで片面粘着を表側にして作物枝に直接 設置する。例えば、果樹関係 又、板(リ)や棒に貼りつけて使用も可能。その 他、設置場所としてハウス出入り口内外に設置する等の使い方が出来る。
【0010】
【考察の効果】 黄色、青色の持つ光を利用した害虫を誘引する方法は、既定の事実として各地試 験場等で様々なテストデータ等が発表されている。又、この種の商品も一部農家 で使用されている。又、従来のこの種商品では、特にその形状、構造上、特定し た使用方法であった。即ち、上から吊り下げる
【図5】方法である。その為、様 々な作物の様々の現場に対応する事が出来なかった。飛来害虫捕殺具は、様々な 使用方法が出来る機能を待ち、特に害虫の初期発生密度を押さえる事で害虫被害 を押さえる事が出来る。その為、商品を1坪に1枚以上、畝上の長さ方向で2m 以内に1枚以上、ハウス外周への設置
【図4】では1,5m程度の間隔設置を考 察している。その結果、農薬使用量を約1/4〜1/5に低減する事が可能と推 測されている。この場合は、害虫発生前、1〜2ヶ月前の設置が必要と考える。 飛来害虫捕殺具は、減農薬、有機栽培資材の物理的防除資材として、特に新種害 虫等で農薬登録されていない害虫、農薬免疫の強い害虫対策にもその効果が発揮 されると考察される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の構造を示した平面図である。
【図2】請求項2の構造を示した平面図である。
【図3】請求項3の構造を示した平面図である。
【図4】飛来害虫捕獲具を畝上で立てて使用する例、側
面図である。
【図5】飛来害虫捕獲具をハウス内でフック穴を使い、
上から吊り下げて使用する例、側面図である。
【図6】飛来害虫捕獲具をハウス外周にヒモ等に吊り下
げて使用する例、側面図である。
【図7】飛来害虫捕獲具を広げて板、俸等の上で、一面
に広げて使用する例平面図である。
【符号の説明】
イ 結束用ヒモ ロ 穴空きフック ハ 裏面非粘着フイルム ニ 両面テープ ホ 支柱 ヘ 針金線 ト ヒモ チ パイプ官 リ 板 ヌ 表面粘着フイルム

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品は、プラスチック系フイルム基材の裏
    面(ハ)は非粘着、表面は剥離紙付き粘着剤層を有する
    粘着フイルムで、真中より裏面に二つ折りに形成されそ
    の裏面両端部に穴付きフック(ロ)を有することを特徴
    とする飛翔害虫捕獲具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の捕獲具は、2つ折りに形
    成され、裏面の両端部に穴明きフック(ロ)、一方の片
    面に両面テープ(ニ)が使用されている事を特徴とする
    飛来害虫捕獲具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の捕獲具は、二つ折りに形
    成され、裏面の1端に穴付きフック(ロ)とヒモ(ト)
    を有し、一方の片面に両面テープ(ニ)を張り合わせる
    事を特徴とする飛来害虫捕獲具。
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