JP3078730U - 手摺吊り下げ式布団干し器具 - Google Patents
手摺吊り下げ式布団干し器具Info
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- JP3078730U JP3078730U JP2000008948U JP2000008948U JP3078730U JP 3078730 U JP3078730 U JP 3078730U JP 2000008948 U JP2000008948 U JP 2000008948U JP 2000008948 U JP2000008948 U JP 2000008948U JP 3078730 U JP3078730 U JP 3078730U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベランダ等で干す布団の量を増して、且つ、
日光に良く当てるための作業が平易に出来る。 【解決手段】 ベランダ手摺の外側に吊された単純な器
具に物干し竿を取り付けて、手元の取手の操作だけで簡
単且つ省力でベランダからせり出して布団を干せる。同
時に、従来通りベランダ手摺にも布団を干せる事で一度
に干せる量を増し、布団を良く日光に当てられるように
した器具。
日光に良く当てるための作業が平易に出来る。 【解決手段】 ベランダ手摺の外側に吊された単純な器
具に物干し竿を取り付けて、手元の取手の操作だけで簡
単且つ省力でベランダからせり出して布団を干せる。同
時に、従来通りベランダ手摺にも布団を干せる事で一度
に干せる量を増し、布団を良く日光に当てられるように
した器具。
Description
【0001】
本考案は、住宅やマンション等のベランダ手摺を利用して布団干しの能率向上 を目的とした器具に関するものである
【0002】
従来、ベランダで布団を干す際は手摺に掛けて干すか、ベランダ内に置かれた 器具に干す方法がある。
【0003】
従来通りに手摺に掛けて布団を干す際は、間口が狭いと一度に干せる量が限ら れてしまう。
【0004】 また、布団を干す目的が天日に当てることであるのに、ベランダ内に器具を置 いて干そうとすれば、ベランダに落ちた影で布団に日光の当たらない部分が出て くることがある。
【0005】 本考案は、この状況を鑑みて一度により多くの布団を、簡単に日光に当てて干 すことを目的とする器具を提供しようとするものである。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案における布団干し器具は、ベランダ手摺に 一対の吊り具を取り付け、ベランダより外側に布団を干せるようにするものであ り、ベランダ内において操作紐が連結された取手により操作され、両端の吊り下 げ架台に固定された竿に布団を掛け、操作紐を緩めることでベランダから外側に 布団が持ち出されて定位置で停止し、さらに従来通りベランダ手摺に布団を干す ことを可能にしたものであり、干し終われば取手を引いて布団をベランダ寄りに 引き寄せて収納出来るようにしたものである。
【0007】 そして、上記竿は市販品の物干し竿を使っても良いが、吊り下げ架台に取り付 ける際はズレなどが生じないようにしっかり固定されるような方式をとらねばな らない。
【0008】 また、下がった状態では支持する壁面にも圧力がかかり、風による吊り下げ架 台の転倒を防ぐためにも、壁面支持部はT型あるいは底広型にすることが望まし い。
【0009】 また、吊り下げ架台の腰折れ角度を定位置で止めるために腰折れ部のヒンジに 荷重がかかるので、器具全体も含め強度の確認をすることが望ましい。
【0010】
考案実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は、竿(10)が下がった状態の斜視図である。図2は吊り下げ架台(1 1,12)が略一文字に伸びて竿(10)が上方にせり上がった状態から、略く の字に折れて竿(10)が下に降りて定位置で停止した動作状態を示している。 吊り下げ架台(11,12)は操作上軽量化を図った上で強度を保てる素材で造 ることが望ましい。吊り下げ架台(11,12)は下がった状態では腰折れして 、下方の支持材(16)が壁面を押して吊り上げ架台を支持する。
【0011】 図2において吊り下げ架台(11,12)が略一文字に伸びて竿(10)がせ り上がった状態では、操作紐(4,5)は緊張していて布団を掛ける際の竿(1 0)の振れを止める働きをしている。なお、この状態では吊り下げ架台(11, 12)を吊る吊り紐(7,8)は緩んだ状態になっている。
【0012】 また、図2において吊り下げ架台(11,12)が略くの字に腰折れ竿(10 )が下がって定位置で停止した状態では、吊り紐(7,8)が緊張して吊り下げ 架台(11,12)を吊る状態になる。この状態では操作紐(4,5,6)は緩 んでベランダ手摺に布団を掛ける妨げにはならない。なお、吊り紐(7,8)は 吊り下げ架台(11,12)の支点部(22)を通すことで竿(10)が外側に 転ぼうとする力と釣り合うことになる。
【0013】 図3は、操作紐(4,5,6)を操作する取手(9)の基本原理図で、紐(4 ,5)は吊り下げ架台(11,12)それぞれを吊している。紐(6)は竿(1 0)のほぼ中央を吊っている。これらの紐を操作して竿(10)を水平に上下さ せるためには、紐(4,5,6)を互いに干渉し合わせて釣り合った状態で引い たり緩めたりしなければならない。なぜなら、両端を吊る紐(4,5)と中央を 吊る紐(6)の移動量が互いに調節しながら無段階変則的に変化しなければ竿( 10)は水平に上下しない。そこで中央の紐(6)を左右の紐(4,5)の中心 を引っ張るようにしておくことが必要になる。その目的で図3のような取手(9 )の原理になる。また、紐誘導器(1)をベランダ手摺に取り付けることで中央 に居て操作を簡便にすることが出来る。なお、紐(4,5)を両端の吊り具(2 ,3)に定着させ、支持部(21)を通して吊り下げ架台(11,12)を吊る しているので、取手を操作する際に必要な力は重さの1/2で済むのである。
【0014】 なお、竿(10)が短くて吊り下げ架台(11,12)の間隔が狭い場合、中 央の操作紐(6)は不要となる。
【0015】 図4は、図1と違う形式のベランダの場合の斜視図である。この様なベランダ には吊り下げ架台(11,12)を小型にすることが出来る。建築基準法ではベ ランダ手摺の高さを1100ミリメートル以上にしなければならないという規定 があり、図1形式のベランダでは吊り下げ架台(11,12)本体の丈を長くし なければならないが、図4形式のベランダならば吊り下げ架台(11,12)本 体の丈を短くしても機能上問題は生じない。
【0016】 図5は、本考案の応用型である。より操作を簡素にしたものであり、両端の吊 り下げ器具をベランダ手摺に直接吊すので操作する紐は中央一本だけで足りる。 しかし、干される布団が器具に干されるものとベランダ手摺に干されるものがほ ぼ同じ高さになる可能性があり、影が生じて全面に天日が当たらなくなることも 考えられる。
【0017】
本考案は、上述のとおり構成されているので、一度に干すことが出来る布団の 数を増やせ、影を生じさせないので天日を干す面全体に当てることができ、操作 も簡単であるから、家事の能率を高めることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の動作図である。
【図3】本考案の操作取手(9)の原理図である。
【図4】ベランダの形式が図1と違うときの斜視図であ
る。
る。
【図5】本考案の応用型の動作図である。
1 紐誘導器 2、3 吊り具 4,5,6 操作紐 7,8 吊り紐 9 操作取手 10 竿 11,12 吊り下げ架台 13 ベランダ外壁 14 ベランダ手摺 15 竿固定器 16 壁支持部 17 引っ掛けフック 18 丸環 19 紐誘導器緩衝車 20 操作取手緩衝車 21 支持部 22 支点部
Claims (1)
- 【請求項1】 竿を載せるための腰折れが自在な吊り下
げ架台(11,12)一対に竿(10)を渡し、それに
対応した吊り具(2,3)の支点に定着させた操作紐
(4,5)が吊り下げ架台(11,12)それぞれの上
端支持部(21)を吊し、竿(10)が長くて吊り下げ
架台(11,12)の間隔が広いとき操作紐(6)がほ
ぼ中心で竿(10)を吊して、操作紐(4,5,6)計
3本を一点に集めた取手(9)の操作によって操作紐
(4,5,6)を緊張緩和させて両側吊り下げ架台(1
1,12)の上端に固定された竿(10)を上下させ、
上げたる時は吊り下げ架台(11,12)は略一文字に
伸びて竿(10)が上方にせり上がり、竿(10)が下
がって定位置で止まったときに一対の架台(11,1
2)が略くの字になって、略くの字の下方(16)一端
が取り付けられたる側の面に押し付かさった状態で支持
され、同じ高さで吊り具(2,3)から吊されるため
に、上方一端を吊り具(2,3)に定着させ下方一端を
吊り下げ架台(11,12)の下方に定着した吊り紐
(7,8)が架台の上部にある支点部(22)を通過し
て緊張し竿(10)がほぼ水平に安定するなど、布団を
掛ける竿(10)が上下移動中も定着後も常にほぼ水平
に保たれるようにしたベランダ屋外側への手摺吊り下げ
式布団干し器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008948U JP3078730U (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 手摺吊り下げ式布団干し器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008948U JP3078730U (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 手摺吊り下げ式布団干し器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078730U true JP3078730U (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=43211645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008948U Expired - Fee Related JP3078730U (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 手摺吊り下げ式布団干し器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078730U (ja) |
-
2000
- 2000-11-14 JP JP2000008948U patent/JP3078730U/ja not_active Expired - Fee Related
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