JP3078390U - 竹 箒 - Google Patents

竹 箒

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JP3078390U
JP3078390U JP2000008909U JP2000008909U JP3078390U JP 3078390 U JP3078390 U JP 3078390U JP 2000008909 U JP2000008909 U JP 2000008909U JP 2000008909 U JP2000008909 U JP 2000008909U JP 3078390 U JP3078390 U JP 3078390U
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潔 沢井
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潔 沢井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成で、穂先に適度の弾性力を持たせ、
作業性と寿命を延長する竹箒を提供することを提供す
る。 【解決手段】 途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先
の基部を柄に固定する竹箒において、穂先は、3以上の
穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群20,21,22,
23を1列に並べる共に、各穂先群基部20,21,2
2,23と柄1との固定位置をそれぞれ変更したことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、庭、公園等屋外で落ち葉、ゴミ等の清掃に使用するための竹箒に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、竹箒は、途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先の基部を柄に固定する 構成である。 そして、竹箒の使用に際して、穂先の材料であるの小竹材の弾性力等で穂先が しなって落ち葉等の被清掃物を掃き集めるものである。 しかし、通常竹箒に使用される竹材は、竹箒用に栽培されているものはほとん どなく、通常の竹林から、竹材を切り出す際に不要となった枝等を使用するもの で、竹箒としての弾性力、しなり等を完全に満足するものが必ずしも無い。 このため、通常市販されている、竹箒は、途中の束ねている穂先の全体が曲が り箒として腰が柔らかすぎたり、束ねた部分から先が曲がりやすく、掃きごごち が良くない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の竹箒では、穂先が柔らかく、しなりが適切でない。このため、穂先の力 点が柄側の上方となるため、固定部或いは束ねた部分の穂先先端側が折れやすく 、あまり使用していない場合でも早く、竹箒が短くなる欠点があった。 そこで、竹箒の穂先の基部、即ち竹箒の柄部側の穂先の弾性力を適正にするこ とが必要である。そこで、実用新案登録第3067788号、特開平08−22 8986号公報、特開平08−038412号公報にそれぞれ記載の技術を利用 し、穂先の基部側に弾性力の高い材料を混ぜて、竹箒を製作することも考えられ るが、コスト作業性の点から安価に竹箒を製作できない。 従って、本考案では、穂先の取付位置を工夫することにより、穂先に適度の弾 性力を持たせ、作業性と寿命を延長する竹箒を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(特徴点) 本考案は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。 請求項1記載の考案は、 途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先の基部を柄に固定する竹箒において、 穂先は、3以上の穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群を1列に並べる共に、各 穂先群基部と柄との固定位置をそれぞれ変更したことを特徴とする。
【0005】 請求項2記載の考案は、 途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先の基部を柄に固定する竹箒において、 穂先は、4の穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群を1列に並べる共に、柄先端 部に間隔を持たせて中央側の2つの穂先群基部を一体的に固定し、残りの穂先群 を前記中央側の穂先群の2個の固定部間の位置で、穂先基部に固定したことを特 徴とする。
【0006】 請求項3載の考案は、 途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先の基部を柄に固定する竹箒において、 穂先は、4の穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群を1列に並べる共に、柄先端 部に間隔を持たせて中央側の2つの穂先群基部を一体的に固定し、残りの穂先群 を前記中央側の穂先群の2個の固定部間の基端側の位置の柄部に固定したことを 特徴とする。
【0007】 (作用) 本考案は、穂先は、3以上の穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群を1列に並べ る共に、各穂先群基部と柄との固定位置をそれぞれ変更した構成となっている。 従って、穂先を穂先群として使用することにより、穂先基部の弾性力を向上させ る。そして1列に並べることにより、竹箒の幅方向に、穂先が均一に撓む。また 、各穂先群基部と柄との固定位置をそれぞれ変更した構成であることより、竹箒 の穂先の力がかかりやすい基部側穂先の固定位置を変えることにより、固定点と 、穂先全体を最初に束ねた位置との間と、次に束ねた位置と弾性力が、それぞれ の束で相違することになる。このため、この穂先を最初に束ねた部分に加わる力 が、弾性力の相違から複数の弾性力の素材の竹材を組み合わせて竹箒を製作した のと同様に作用をする。
【0008】 更に、請求項2、3記載の発明では、穂先を4の穂先群としてそれぞれ束ね、 穂先群を1列に並べる共に、柄先端部に間隔を持たせて中央側の2つの穂先群基 部を一体的に固定していることより、外側の2つの穂先群に比べ柄との密着度が 高い。そして、請求項2記載の竹箒では、残りの外側の穂先群は前記中央側の穂 先群の2個の固定部間の位置で、穂先基部に固定する構成であり、また、請求項 3記載の竹箒では、残りの穂先群を前記中央側の穂先群の2個の固定部間の基端 側の位置の柄部に固定した、柄に近い中央よりの2つの穂先群より、弾性力が弱 く、地面等との抵抗が大きいため損耗しやすい両脇の穂先群であっても、損耗を 軽減できるように作用する。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案を図面に基づき説明する。 図1は、本考案の竹箒の正面図、図2は、本考案の組み立て前の説明図、図3 、図4は、組み立て状態を示す説明図である。 1は、竹等適宜材料よりなる柄、20,21,22,23は、竹の小枝等より なる穂先群、30,31,32,33,34,35は、穂先群等を固定するはり 金等よりなる固定線である。また、10は柄に設け、固定線30,31を挿通す る挿入孔である。
【0010】 次に本考案にかかる竹箒についての組み立てについて述べる。 図2に示すように、小枝等よりなる穂先で長さの異なる4種類の穂先群20, 21,22,23を形成し、作業の利便性より図示はしないが基端部等の適宜位 置で束ねる。 上述した穂先群の中で、穂先の長さの中間の2つの穂先群20,21を、図3 (a)に示す如く、柄1の先端部の挿入孔10,11に挿通した固定線30,3 1で、柄1に固定する。 次に残りの穂先群22,23を、前記穂先群20,21の両脇外側に長さ順次 長くなる(又は短くなる)方向に並べ、図3(b)に示す如く、穂先群22,2 3の基部近傍を固定線32で、穂先群20,21の固定線30,31間の位置で 固定している。 そして、穂先群20,21,22,23の途中を固定線33,34で固定し、 竹箒を完成する。
【0011】 このようにして、完成した竹箒は、穂先群20,21,22,23としてそれ ぞれ束ね、各穂先基部の弾性力を向上させ、穂先群を1列に並べた構成より、竹 箒の幅方向に、適度な弾性力の穂先が得られ均一な撓みとなり、作業性が良くな る。そして、竹箒穂先の力がかかりやすい基部側穂先群20,21,22,23 の固定位置が、固定線30,31と固定線32と2種類の固定部で固定位置を変 えることにより、この固定点と最初に束ねた位置との間の弾性力と、最初に束ね た位置と次に束ねた位置と弾性力を、それぞれの束で相違させることが出来る。 このため、穂先に加わる力が、弾性力の相違から複数の弾性力の素材の竹材を組 み合わせて竹箒を製作したのと同様に作用し、全体としてしなやかな竹箒を製作 することが出来る。
【0012】 即ち、穂先群20,21は、柄1の先端部に固定線30,31で固定され、穂 先の次の固定部である固定線33と固定線の距離が短く設定される。このため、 この部分だけとすると、この部分の穂先群の当たりが堅く、固定線33を境とし て、穂先の弾性力が急激に低下し、竹箒を使用するとこの部分が過度に応力が加 わり、この部分で穂先が折れやすくなり、寿命が大幅に低下する。しかし、本考 案では、穂先群20,21の両脇に穂先群22,23を設けている。この穂先群 22,23は、その基端部を、穂先群20,21に固定する構成となっており、 穂先の次の固定部である固定線33と固定線の距離が、前記穂先群20,21に 比べ長く設定され、この部分の穂先の当たりが柔らかくなるため、固定線33を 境として、穂先の弾性力が急激に低下することはなく、適度な弾性力となり、こ の部分で穂先が折れることを防止でき、寿命が大幅に向上することが出来る。
【0013】 なお、柄の先端と固定線33との距離を広く取った場合には、固定線33の前 後で弾性力の相違が少なくなるが、作業時に地面等の掃くときの応力が、柄先端 と穂先の部分に集中し、柄先端部分の穂先が折れることになる。従って、上述の 実施例では基端部90mmを柄に固定する場合、固定線33迄の長さを150m m(穂先全体の長さ500〜700mm)とした場合に、最良の穂先のしなりを 得ることが出来た。 また、上述の実施例では、固定線33より先の部分は、穂先構造がほぼ均一な 構造であり、また、穂先基部に比べ応力加わりが少なく、寿命低下を要因が少な い為、通常の材料の竹の材質等を考慮して適宜位置、本数の固定線を設ける。
【0014】 図4は、穂先群22,23の固定位置を変更した第2の実施の形態を示すもの で、穂先群20,21の両脇に設けている穂先群22,23は、柄1の穂先群2 0,21の固定位置である固定線30より上方の位置で固定線35で柄1に固定 している他は、前述の第1の実施の形態と同様で、穂先群20,21の固定は固 定線30,31で、また穂先群20,21,22,23の全体を固定線33,3 4で固定している。 この実施の形態においても、各穂先群基部20,21,22,23と柄1との 固定位置をそれぞれ変更した構成とし、固定線33の前後での弾性力の急激な変 化を防止し適度な弾性力とすることで、この部分で穂先が折れることを防止でき 、寿命が大幅に向上することが出来る。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述した構成を備えているため、構成が簡易であり安価に生産でき る等の効果を有するほか、以下の効果を奏する。 穂先の基部から先端まで適切な弾性力となり、特に柄と穂先との固定した部分 と直近の穂先自他を束ねた部分をの弾性力が適切となり、掃き心地の良い他、穂 先が折れにくくなるため、寿命が2倍の竹箒を提供することが出来る。 更に、竹箒の穂先に適切な弾性力の竹箒となることより、穂先に使用する竹材 の量を減少することが出来、全体重量として3/4の重量を軽減することが出来 る。また、幅広構成であり接地面積が1.5倍になり作業効率も良好な竹箒を提 供することが出来る等優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の竹箒の正面図である。
【図2】本考案の組み立て前の主要部材の説明図であ
る。
【図3】本考案の第1の実施形態を示す組み立て状態を
示す説明図である。
【図4】本考案の第2の実施形態を示す組み立て状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 柄 20,21,22,23 穂先群 30,31,32,33,34,35 固定線 10 挿入孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先の
    基部を柄に固定する竹箒において、 穂先は、3以上の穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群を
    1列に並べる共に、各穂先群基部と柄との固定位置をそ
    れぞれ変更したことを特徴とする竹箒。
  2. 【請求項2】途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先の
    基部を柄に固定する竹箒において、 穂先は、4の穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群を1列
    に並べる共に、柄先端部に間隔を持たせて中央側の2つ
    の穂先群基部を一体的に固定し、残りの穂先群を前記中
    央側の穂先群の2個の固定部間の位置で、穂先基部に固
    定したことを特徴とする竹箒。
  3. 【請求項3】途中を1つ又は2つの部分で束ねた穂先の
    基部を柄に固定する竹箒において、 穂先は、4の穂先群としてそれぞれ束ね、穂先群を1列
    に並べる共に、柄先端部に間隔を持たせて中央側の2つ
    の穂先群基部を一体的に固定し、残りの穂先群を前記中
    央側の穂先群の2個の固定部間の基端側の位置の柄部に
    固定したことを特徴とする竹箒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5931251B1 (ja) * 2015-06-23 2016-06-08 剛三 池田 竹箒

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