JP3078315U - 爆発防止型蒸気掃除機加熱装置の改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、水ポンプが圧力を加え水入れか
ら水を流管式熱交換器へ送り、加熱して蒸気を形成し、
導管へ送り、導管端から形成した蒸気を噴出する。蒸気
量は水量によりコントロールでき、内部の気圧爆発の危
険を防ぐことができる爆発防止型蒸気掃除機の加熱装置
の改良を提供する。 【解決手段】 本考案は特別に流管式熱交換器を使用
し、水入れに水ポンプが圧力モーターで圧力を加え、す
ばやく水を吸い上げ、水溶液に隣接した流管式熱交換器
で直接加熱し、外に向けて開いた端から形成した蒸気を
完全に機体外部に噴出する。蒸発は水ポンプによるくみ
上げ方式で水を汲み操作され、くみ上げた水量により蒸
気量が決まるため、水量を定量に選択する方式で水溶液
を熱交換器に送るため、本考案の加熱装置本体上で蒸発
の過程中、内部圧力を形成する危険を防ぎ、すばやく高
流量の蒸気を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、水ポンプが水入れから水を水圧で流管式熱交換器へ送り、直接加熱 して蒸気を形成し、導管端から形成した蒸気を噴出する。蒸気量は水量によって 決まるためコントロールでき、長時間加熱することなく内部の気圧爆発の危険を 防ぐことができる爆発防止型蒸気掃除機の加熱装置の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】

掃除機は一般に消毒及び油を除去することに運用され、主に吸塵する掃除機に よって構成され、掃除機内部に水溶液加熱器を設けられている。従来の加熱器は 水入れ内部に電気を阻止する加熱器を設置し、水入れ内部の水溶液を直接全体的 に加熱し、水溶液或いはその他水溶液全体が蒸発臨界点に達したとき、形成され た蒸気は外に排放出される。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、水入れ内部の水溶液全体の加熱は不使用時、常温のため蒸気に変化す る時間が非常に長く、蒸気を形成すると同時に水入れ内部に内圧が形成され、蒸 気はその他のコントロールスイッチにより外に放出されるため、その過程中に水 入れ内部に圧力が形成され、電流が不安定等外からの要素を受けたり、或いは水 入れの材質が老化し、蒸気の高圧を保持できず、爆発を発生する危険を高める。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は特別に流管式熱交換器を使用し、水入れに水ポンプが圧力モーターで 圧力を加え、すばやく水を吸い上げ、水溶液に隣接した流管式熱交換器で直接加 熱し、外に向けて開いたノズルから形成した蒸気を完全に機体外部に噴出する。 蒸発操作は水ポンプがくみ上げ方式で供水することにより、水ポンプがくみ上げ る水量を定量に選択する方式で水溶液を熱交換器に送るため、本考案の加熱装置 本体上で蒸発の過程中、内部圧力を形成する危険を防ぎ、すばやく高流量の蒸気 を得ることができる。

【０００５】

【考案実施の形態】

図１に示すように、本考案は、機体１前方に集塵部１２、後方に取っ手１１、 取っ手１１付近に掃除機スイッチ２２と蒸気発生スイッチ３４、機体後側面に水 入れ１３が設けられ、水入れ１３上には水を注入できるよう注水口１３１があり 、集塵部１２後端には真空ポンプ２があり、真空ポンプ２と対象に空気圧縮穴１ ５が設けられている。

【０００６】 図２に示すように、機体１前方に蓋１６付き集塵部１２を設け、集塵部１２と 対象に真空ポンプ２があり、真空ポンプ２と対象に風口１７が設けられている。 機体最前端には吸塵する吸入口１４と、吸入口１４と対象にこし袋１２１があり 、掃除機スイッチ２２の選択によりモーター２１を動かし、吸入口１４から吸塵 後、こし袋１２１を通して埃が濾過され、空気は真空ポンプ２に達する。機体１ 後側には水入れ１３が設けられ、水入れ１３は注水口１３１から水を補給でき、 水入れ１３と流管式熱交換器３の間は水ポンプ３１によりつながれ、水ポンプ３ １と流管式熱交換器３は共に電気性のものでコントロールされ、蒸気発生スイッ チ３４によっても同時にコントロールされている。もちろん前述のコントロール は、使用前機械が冷たい時、その他選択コントロール方式により交換器を使用す る度に予熱し、流管式熱交換器３の効率の大小、或いは加熱能力量の効率により 要求に対応して設計され、この予熱方式は一般の電子回路と同様に設計設置され ている。流管式熱交換器３は導管３２とつながっており、蒸気は機体１の最前端 に設けられたノズル３３に向かっていき、使用者が蒸気により油除去をしたり或 いは殺菌処理をする時、蒸気発生スイッチ３４により水ポンプ３１と流感式熱交 換器３に電力を通すことで、水ポンプ３１は水入れ１３から水を汲み上げた後、 水圧により定量を流管式熱交換器３内部に送り加熱し、加熱後蒸気を形成する。 蒸気は導管３２を通り、ノズル３３より放出される。このように、蒸気量は、水 ポンプ３１のくみ上げる水量をコントロール後、蒸気噴出量の多少が決定され、 水ポンプ３１水を流管式熱交換器３へ送られ、内部で加熱後蒸発する状態を形成 し、再び導管３２へ流出する。流管式熱交換器は基本的に高効率の流管式交換器 ですぐに水を加熱し、蒸気の状態に変換することができ、使用前の常温状態から すぐに蒸気を発生することができる。熱装置の構造部分は、従来の製品のように 水入れ１３内部を加熱し、溜められた水入れ内部の水すべてを加熱する必要がな いため、水入れ老化で蒸気発生に時間がかかることがなく、スイッチにより蒸気 の流出をコントロールすることで、水入れ１３が気体爆発を産み出す危険がある ようなことがない。

【０００７】 図３、図４に示すように、本考案流管式熱交換器３はU型加熱管３５から成り 、U型加熱管のU型部分に水流管３６を抱えこむように設けられている。 流管式熱交換器３の基本構造は鋳造体３０で覆われた流管式熱交換器３を形成 し、U型加熱器３５前後端にはそれぞれ端子３５１が設けられ電気を通すことが でき、水流管３６は入水口３６０が水ポンプ３１と接続し、水が流れる。水流は 、水流管３６を通り、接続口３６１から形成した蒸気を放出し、接続口３６１は 導管３２に接続しており、直接蒸気を排出する。

【０００８】 図５に示すように、鋳造体３０に覆われU型加熱器３５上にU型に挟まれるよう に水流管３６があり、鋳造体３０の外見はU型加熱器３５と水流管３６互いの位 置を大まかに示した形態となっており、圧力を加え鋳造され流管式熱交換器３を 形成している。水流管３６はできるだけU型加熱器３５近くに位置するように設 けられ、産み出された熱温は近くにある水流管３６に伝えられる。

【０００９】 図６に示すように、U型加熱器３５は中央のU型溝があり、水流管３６はU型溝 に収まるように設置されるため、水流管３６とU型加熱管３５は同じ高さで平行 に並んで排列され、鋳造体３０は平たくなり、高さが低くなることで多くの空間 を得ることができる。

【００１０】

【考案の効果】

水ポンプによるくみ上げ方式で水を汲み、くみ上げる水量により蒸気発生量が きまるため、水量を定量に選択する方式で水を流管式熱交換器に送り、加熱し蒸 気を形成し、本考案の熱交換器は高性能なためすばやく加熱し、蒸気を発生する ため、蒸発過程中に内部圧力を形成する危険がなく、すばやく高流量の蒸気を得 ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案一実施例による外観斜視図である。

【図２】 本考案一実施例による構造断面図である。

【図３】 本考案一実施例による交換器立体斜視図であ
る。

【図４】 本考案一実施例による加熱器基礎構造斜視図
である。

【図５】 本考案一実施例による交換器断面図である。

【図６】 本考案一実施例による交換器断面図である。

【符号の説明】

１ 機体 ２ 真空ポンプ ３ 流管式熱交換器 １１ 取っ手 １２ 集塵部 １３ 水入れ １４ 吸入口 １５ 空気圧縮穴 １６ 蓋 １７ 風口 ２１ モーター ２２ 掃除機スイッチ ３０ 鋳造体 ３１ 水ポンプ ３２ 導管 ３３ ノズル ３４ 蒸気発生スイッチ ３５ U型加熱管 ３６ 水流管 １２１ こし袋 １３１ 注入口 ３５１ 端子 ３６０ 入水口 ３６１ 接続口

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 水を補充できるようになっている水入れ
   に収容された水溶液を蒸発させる加熱装置を設けた蒸気
   掃除機で、機体前方に設けられた集塵部と機体後方に設
   けられた水入れから成り、機体内には吸塵真空ポンプと
   モーターと、水入れに接続し、水圧で水入れの水を流管
   式熱交換器に送り出すポンプと流管式熱交換器の噴出し
   口から蒸気を導管に送って、ノズルから噴出する加熱装
   置を配し、水ポンプと流管式熱交換器は掃除機スイッチ
   によっても、蒸気発生スイッチによってもコントロール
   できる構成としたことを特徴とする爆発防止型蒸気掃除
   機の加熱装置。
2. 【請求項２】 前項記載の爆発防止型蒸気掃除機に配す
   る流管式熱交換器の水流管は、U型加熱器よりも小さく
   Ｕ型加熱器のU型溝部分に収められ、U型加熱器と水流管
   の高さは等しく平らに設られたことを特徴とする請求項
   １記載の爆発防止型蒸気掃除機の加熱装置。