JP3078224U - イヤホーン構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話の音質がよく、軽量で、折り畳んで収蔵
するイヤホーン構造を提供する。 【解決手段】 イヤホーン構造は、主に耳塞部１、マイ
ク部２及びそれらの中間に設置した連結桿３から構成さ
れ、そのうち連結桿は分節段になっているので、折り畳
める。これらによって、使用時には、マイク部を折って
口の近くへ寄せて通話状態を向上し、使用しないときに
は、折り畳んで縮小すれば、収蔵に便利な構造である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、イヤホーン構造に関するもので、送話音質が良好で、軽量、折り畳 んで収蔵するものである。

【０００２】

【従来の技術】

イヤホーンとは、音楽を鑑賞するときに使われてきた基本的補助器具で、その 後、ラジオ、レコード、携帯ラジカセ（ウォークマン）．．．等各種に使用され てきたため、構造機能或いは外観の改善等が成されている。最近では、特にパソ コン等マルチメディアの応用及び携帯電話の普及によって、更に利用の幅は広が っている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来の手に持たなくてよいイヤホーンは、主に受話用の耳塞部 及び送話用のマイク部から構成され、よく見られるのは耳塞部とマイク部桿の電 線が繋がり、使用時には口付近で垂れ下がっている。このため送話の音質が悪く 、送話音質を上げるには使用者が手に持たなければならないため、仕事を中断し なければならない不便がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案のイヤホーン構造は、主に受話用の耳塞部、 送話用のマイク部及びその中間の連接桿から構成され、連接桿は分節段のとぼそ 接続構造で、折り畳む。これらの構造で使用する時には、マイク部を有効な位置 である口付近に寄せて通話を明晰にし、使用しないときには折り畳んで体積を縮 小することを特徴とする。 耳塞部は、一端が電線のある連接体の短桿で、短桿の前端はとぼそ部が設置さ れ、マイク部の対応端にも電線のある連接体短桿で、前端にはとぼそ連結部が設 置され、且つ両短桿の背面にはそれぞれ出線孔が設置されることを特徴とする。 マイク部は、その連接の桿体が撓み性を備えることを特徴とする マイク部は、連接の桿体が中空円枠桿であることを特徴とするものである。

【０００５】

【考案実施の形態】

以下、本考案イヤホーン構造の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図１が示すように、本考案は、主に耳塞部１、マイク部２及びその中間 を繋ぐ連接桿３から構成される。そのうち、 耳塞部１は、一端に電線が設置された連接体の短桿３１があり、その短桿３１ 前端には、とぼそ部３３が設置される。マイク２にも電線設置の連接体である短 桿３２が対応し、とぼそ対応部３４が設置されて、この二つの短桿３１，３２を 接続した連接桿３となっている。

【０００６】 図４，５に示すとおり、これらを使用するときには、マイク２を伸ばし、送話 を確実にするため、口の近くに設置し、使用しないときは折り曲げて体積を縮小 すると収納に便利である。

【０００７】 この他、図２，３に示すとおり、本考案の使用に方向制限はない。使用すると き、二つの短桿３１，３２の背面にそれぞれ設置されている出線孔３５、３６に よって電線を外に出して集め、それによって両耳で使用できるため、従来の出線 構造による欠点を改善することができる。 また、マイクには、撓み性の短桿になっており、同様この短桿の一端にとぼそ 連結部が設置され、またマイク部は中空の円形枠桿上に設置するため、使用時マ イク部を撓み性の短桿で、使用者の自由な位置に調整する。また使用しないとき には、その撓み性の短桿または中円枠桿をいくらか耳塞部の短桿へ折り曲げれば 、体積を縮小して収蔵に更に便利になる。 本考案のイヤホーン構造は下述の長所がある。 １．通話の質が高い。 ２．体積が小さく、携帯や収蔵に便利である。 ３．方向に制限がなく、両耳で使用できる。

【０００８】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案のイヤホーン構造は、主に耳塞部、マイク部及び それらの中間に設置した連結桿から構成され、そのうち連結桿は分節段になって いるので、折り畳めるという特徴をもつ。それにより、使用時には、マイク部を 折って口の近くへ寄せて通話状態を高め、使用しないときには、折り畳んで縮小 すれば、収蔵に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の立体外観図である。

【図２】本考案の正視平面図である。

【図３】本考案の後視平面図である。

【図４】本考案の応用指示図である。

【図５】本考案の折り畳んで体積が縮小された指示図で
ある。

【符号の説明】

１ 耳塞部 ２ マイク部 ３ 連接部 ３１ 短桿 ３２ 短桿 ３３ とぼそ部 ３４ とぼそ連結部 ３５ 出線孔 ３６ 出線孔

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】主に受話用の耳塞部、送話用のマイク部及
   びその中間の連接桿から構成されたイヤホーン構造にお
   いて、連接桿は分節段のとぼそ接続構造で、折り畳み、
   これらの構造で使用する時には、マイク部を有効な位置
   である口付近に寄せて通話を明晰にし、使用しないとき
   には折り畳んで体積を縮小することを特徴とするイヤホ
   ーン構造。
2. 【請求項２】前記耳塞部は、一端が電線のある連接体の
   短桿で、短桿の前端はとぼそ部が設置され、マイク部の
   対応端にも電線のある連接体短桿で、前端にはとぼそ連
   結部が設置され、且つ両短桿の背面にはそれぞれ出線孔
   が設置されることを特徴とする請求項１記載のイヤホー
   ン構造。
3. 【請求項３】前記マイク部は、その連接の桿体が撓み性
   を備えることを特徴とする請求項１記載のイヤホーン構
   造。
4. 【請求項４】前記マイク部は、連接の桿体が中空円枠桿
   であることを特徴とする請求項１記載のイヤホーン構
   造。