JP3078140U - 防寒作業着 - Google Patents

防寒作業着

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JP3078140U
JP3078140U JP2000008623U JP2000008623U JP3078140U JP 3078140 U JP3078140 U JP 3078140U JP 2000008623 U JP2000008623 U JP 2000008623U JP 2000008623 U JP2000008623 U JP 2000008623U JP 3078140 U JP3078140 U JP 3078140U
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collar
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cold
woven fabric
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JP2000008623U
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Inventor
博人 井上
Original Assignee
株式会社ワークトーヨー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防寒作業着の襟が首筋に触れても、堅さや冷
たさを感じさせない。 【解決する手段】 表地4と裏地5の間に中綿6を介装
し、襟7に人造毛皮8を着脱可能に取り付けるための取
付け用部材9を具えた防寒作業着であって、該作業着の
表地4は織地であり、襟7の地襟71は織地、上襟72は編
地で形成されている。編地は肌に優しく、保温性がある
ため首筋に触れても堅さや冷たさを感じない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、襟に人造毛皮を着脱可能に取り付けた防寒作業着に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
斯種作業着は、襟に人造毛皮を取り付けることによって、寒冷地でも首筋の寒 さ防ぐことができる。 ところが、春先に人造毛皮を外して作業着を着用すると、首筋に極端に寒さを 感じ、又、首筋へ襟が接触する感触が堅くて着用感が悪い。 これは、作業着の襟が他の部分と同じく、耐久性を重視した素材の織地によっ て形成されているためである。
【0003】 そこで出願人は、織地よりも肌に優しい感触の編地によって襟を形成すること を試みた。 この場合、首筋に感じる襟の感触は織地に比べて柔らかであり、保温性も織地 よりも優れているから、着用感も良く、首筋に寒さを感じることが少ない。 ところが、襟全体を編地で形成すると、襟に腰がなくなる。
【0004】 作業着の人造毛皮は、図4に示す如く、横長の袋体(81)に人造毛皮(8)を縫着 したものを襟に差し込み、ボタン、ホック、面ファスナー等の取付け部材によっ て襟に保持させるものであり、襟が人造毛皮(8)の取付け芯地となるから、この 芯地である襟の腰が弱いと人造毛皮(8)の取り付けが安定せず、着用感が悪い。 又、人造毛皮取付け用部材の一部又は全部を襟に取り付けた場合、襟全体を編 地で形成していると、襟に取付け用部材を上手く取付けできない。
【0005】 編地は伸び易いので引っ張り力に対する耐久性は小さい。従って、人造毛皮取 付け用部材を編地の襟に縫着しても、人造毛皮(8)を取り外す際に、取付け部材 も引き剥がされてしまったり、襟自体を傷つけてしまう。
【0006】 取付け部材を接着剤で襟に止めようとしても、編地に対して接着剤は利かない 。 接着が利いたとしても、前記縫着と同様の問題がある。
【0007】 本考案は、襟は、隠れてしまう地襟と、表から見える上襟からなることに着目 し、地襟は織地、上襟は編地とすることにより上記問題を解決できる防寒作業着 を明らかにするものである。
【0008】
【課題を解決する手段】
本考案の防寒作業着は、表地(4)と裏地(5)の間に中綿(6)を介装し、襟(7) に人造毛皮(8)を着脱可能に取り付けた防寒作業着であって、該作業着の表地( 4)は織地であり、襟(7)の地襟(71)は織地、上襟(72)は編地で形成されており 、上襟(72)に人造毛皮(8)が被さる。
【0009】 襟(7)に着脱可能に被さる横長袋体(81)の上襟(71)に被さる側の表面全体を覆 って人造毛皮(8)を取り付け、該袋体(81)を、地襟(71)に被さる部分(81a)の被 さり深さは、上襟(72)に被さる部分(81b)の被さり深さよりも浅くし、袋体(81) に対する取付け用部材(9)を地襟(71)に設けても可い。
【0010】
【作用及び効果】
襟(7)の地襟(71)は、腰のある織地で形成されているから、襟(7)に人造毛皮 (8)を取り付けた際、地襟(71)が芯地の役割を果たし、人造毛皮(8)を安定して 取付けできる。
【0011】 人造毛皮(8)を外して作業着を着用する場合、首筋が編地の上襟(72)に触れる ことになる。 編地は肌に触れる感触が柔らかであり、保温性にも優れており、着用感が良い 。織地の襟が首筋に触れた場合の様に、堅く冷たい感じは受けない。
【0012】 襟(7)に着脱可能に被さる横長袋体(81)の上襟(72)に被さる側の表面全体を人 造毛皮(8)で覆い、該袋体(81)を襟(7)に嵌めて取り付ければ、取り付けが簡単 である。 又、該袋体(81)の地襟(71)に被さる部分(81a)の被さり深さを、上襟(72)に被 さる部分(81b)の被さり深さよりも浅くすれば、袋体(71)の布地を節約できる。
【0013】 袋体(81)の地襟(71)に被さる部分(81a)に対する取付け用部材(9)を地襟(71) に設ける場合、地襟(71)は織地であるから取付け用部材(9)を簡単且つ強固に取 り付けできる。 人造毛皮(8)の取り外し時に、取付け用部材(9)に引っ張り力が作用しても、 取付け用部材(9)までが引き剥がされることはない。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、作業服の上衣での実施例について本考案を具体的に説明する。 図1,図2に示す如く、上衣の左右の両前身頃(1)(1)、後身頃(2)及び両袖 (3)(3)の夫々の表地(4)は、耐久性の高い編地である。表地は、ポリエステル 繊維等の合成繊維100%、綿100%或いは合成繊維と綿の混紡、合繊繊維と綿の交 織り等が実施できる。 上衣の裏地(5)は、ナイロン等の合成繊維である。 表地(4)と裏地(5)との間に保温、断熱用の中綿(6)が介装され、実施例の中 綿(6)はポリエステル繊維等の合成繊維をシート状に積層したものであり、裏地 (5)と一緒にキルティング加工されている。 袖(3)(3)の内側にて袖口近くに、手首が通るニット製の筒体が縫着され、袖 口からの冷気の流入を防止できる。
【0015】 本考案は襟(7)に特徴があり、図3に示す如く、襟(7)の隠れて見えない地襟 (71)は、前記上衣の表地(4)と同じく耐久性のある織地である。該織地の素材は 、前記表地(4)と同じであってもよい。 襟(7)の表から見える部分である上襟(71)は編地であり、襟(7)の長手方向に 伸縮し易く編成されている。
【0016】 図2、図3に示す如く、上記地襟(71)上及び前身頃(1)(1)と裏地(5)の夫々 襟(7)の近傍に人造毛皮取付け用部材(9)が取り付けられている。 実施例の人造毛皮取付け用部材(9)はボタン(91)(92)(93)であって、地襟(71) の長さ方向の中央部に1個、前身頃(1)(1)の襟(7)の両端近傍に1個づつ、後 身頃(2)の裏側において襟(7)の近傍に3個のボタンが糸で縫い付けられている 。
【0017】 図4に示す如く、人造毛皮(8)はアクリル繊維等の合成繊維で形成され、襟(7 1)に被さる横長袋体(81)の前記上襟(72)に被さる側の表面全体を覆って縫着され ている。
【0018】 袋体(81)は地襟(71)に被さる部分(81a)の被さり深さは、上襟(72)に被さる部 分(81b)即ち、人造毛皮取付け部分(81b)の被さり深さよりも浅い。この被さりの 浅い部分(81a)の長さ方向の中央部に、前記地襟中央部のボタン(91)が嵌まるボ タン穴(82)が設けられている。 袋体(81)の両端に、前記上衣の前身頃(1)(1)上のボタン(92)(92)が嵌まるル ープ紐(83)(83)が取り付けられ、袋体(81)の前記、上衣後身頃(2)上の3つのボ タン(93)(93)(93)との対応位置にループ紐(84)(84)(84)が取り付けられている。
【0019】 然して、厳寒期には、襟(7)に人造毛皮(8)を取り付ける。 人造毛皮(8)が表側になる様に袋体(81)を襟(7)に被せ、袋体(81)のボタン穴 (82)に地襟(71)上のボタン(91)を嵌め、袋体(81)上の各ループ紐(92)(93)を作業 着のボタン(92)(93)に掛ける。
【0020】 襟(7)の地襟(71)は腰のある織地で形成されているから、人造毛皮取付け状態 において、地襟(71)が芯地の役割を果たし、人造毛皮(8)の取付けが安定する。
【0021】 人造毛皮(8)を外して作業着を着用する場合、首筋が編地の上襟(72)に触れる ことになる。 編地は肌に触れる感触が柔らかであり、保温性にも優れており、着用感が良い 。織地の襟が首筋に触れた場合の様に、堅く冷たい感じは受けない。
【0022】 実施例の様に、襟(7)に着脱可能に被さる横長袋体(81)の上襟(72)に被さる側 の表面全体を人造毛皮(8)で覆い、該袋体(81)を腰のある襟(7)に嵌めて取り付 ければ、人造毛皮(8)の取付けが一層安定し、又、襟(7)対する人造毛皮(8)の 着脱が簡単となる。
【0023】 又、袋体(81)の地襟(71)に被さる部分(81a)の被さり深さを、上襟(72)に被さ る部分(81b)の被さり深さよりも浅くすれば、浅くした分だけ袋体(71)の布地を 節約できる。
【0024】 袋体(81)の地襟(71)に被さる部分(81a)の取付け用ボタン(91)を地襟(71)に縫 い付けても、地襟(71)は織地であるからボタン(91)を簡単且つ強固に取り付けで きる。 ボタン(91)の取り付けが強固であるから、人造毛皮(8)の取り外し時に、該ボ タン(91)に引っ張り力が作用しても、ボタン縫付け糸が弱っていない限り、ボタ ンまでが千切れることはない。
【0025】 本考案は、上衣に限らず、上衣部分とズボン部分が繋がった「ツナギ」と呼ばれ る作業着に実施出来るのは勿論である。 又、人造毛皮取付け用部材(9)は、ボタン以外にも面ファスナー、ホック等が 可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】人造毛皮を外した状態の作業着の正面図であ
る。
【図2】同上の襟を立てた状態の背面図である。
【図3】同上の襟部分の正面側からの斜面図である。
【図4】袋体に縫着した人造毛皮の斜面図である。
【図5】人造毛皮を取付けた状態の襟部分の正面図であ
る。
【図6】同上の襟を立てた状態の背面図である。
【符号の説明】
(7) 襟 (71) 地襟 (72) 上襟 (8) 人造毛皮 (81) 袋体 (9) 取付け部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A41D 31/02 A41D 31/02 E

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表地(4)と裏地(5)の間に中綿(6)を介
    装し、襟(7)に人造毛皮(8)を着脱可能に取り付けた防
    寒作業着であって、該作業着の表地(4)は織地であり、
    襟(7)の地襟(71)は織地、上襟(72)は編地で形成されて
    おり、上襟(72)に人造毛皮(8)が被さる防寒作業着。
  2. 【請求項2】 人造毛皮(8)は、襟(7)に着脱可能に被
    さる横長袋体(81)の上襟(72)に被さる側の表面全体を覆
    っており、該袋体(81)は地襟(71)に被さる部分(81a)の
    被さり深さは、上襟(72)に被さる部分(81b)の被さり深
    さよりも浅く、袋体(81)に対する取付け用部材(9)が地
    襟(71)に設けられている請求項1に記載の防寒作業着。
JP2000008623U 2000-12-06 2000-12-06 防寒作業着 Expired - Lifetime JP3078140U (ja)

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