JP3078123U - 頸部の高さゲージ - Google Patents

頸部の高さゲージ

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JP3078123U JP2000008601U JP2000008601U JP3078123U JP 3078123 U JP3078123 U JP 3078123U JP 2000008601 U JP2000008601 U JP 2000008601U JP 2000008601 U JP2000008601 U JP 2000008601U JP 3078123 U JP3078123 U JP 3078123U
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正幸 中西
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ダイワ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自分一人で簡単に自分の頸部の高さを測定で
きる頸部の高さゲージとする。 【構成】 本考案の実施の形態に係る頸部の高さゲージ
10は、人Aが寝たときの床の面から首の後部までの寸
法に等しい頸部Bの高さを測定するためのゲージであっ
て、先端部分からロール状に巻いた後、手を離すとロー
ル状の部分が拡径するような弾性素材を用いた長尺状フ
ィルム100と、長尺状フィルム100の基端部分に取
り付けられているベース部300とを具備しており、長
尺状フィルム100の表面上に3.14cm×N(N;
最小測定単位長)の間隔で目盛200が長手方向に付さ
れており、目盛200には、頸部Bの高さを示すための
数字0〜6が記されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人の頸部の高さを測る新規なゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】
理想的な枕とは、立っているときの自然な姿勢を保つことのできる枕であると されている。つまり頸部のくぼみに合う枕が理想的な枕であると言える。このた め、枕を購入する際には、自分の頸部の高さを測り、その高さに合った枕を選択 する方が好ましい。従来、この頸部の高さを測るためには、紙を貼った壁に対し て横向きに立ち、他の人にペンで頸部をなぞりながらその紙に頸部の形を書いて もらい、それを基に頸部の高さを測るというような手法を取っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の測定方法には以下のような問題点がある。従来 の方法では、自分一人で頸部の高さを測ることは不可能であり、人の手を借りな ければ測定することはできなかった。また、測定に手間がかかるので、自分の頸 部の高さを測ってまで枕を購入しようとする人は少なかった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、自分一人で簡単に自分の頸部の 高さを測定できる頸部の高さゲージを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る頸部の高さゲージは、人が寝たときの床の面から首の後部までの 寸法に等しい頸部の高さを測定するためのゲージであって、先端部分からロール 状に巻いた後、手を離すとロール状の部分が拡径するような弾性素材を用いた長 尺状フィルムを具備しており、この長尺状フィルムの表面上に3.14cm×N (N;最小測定単位長)の間隔で目盛が長手方向に付されている。
【0006】 前記長尺状フィルムは合成樹脂からなり、長尺状のフィルムの先端部分は色付 されている。
【0007】 前記目盛は、頸部の高さを示すための数字が付されている。
【0008】 前記長尺状フィルムの基端部分には、ベース部が取り付けられている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を示す図であって、図1は本考案の実施の形態に係る頸部 の高さゲージの正面図、図2は本考案の実施の形態に係る頸部の高さゲージの使 用状態を示す側面図、図3は本考案の実施の形態に係る頸部の高さゲージの使用 状態を示す斜視図である。
【0010】 本考案の実施の形態に係る頸部の高さゲージ10は、人Aが寝たときの床の面 から首の後部までの寸法に等しい頸部Bの高さを測定するためのゲージであって 、先端部分からロール状に巻いた後、手を離すとロール状の部分が拡径するよう な弾性素材を用いた長尺状フィルム100と、長尺状フィルム100の基端部分 に取り付けられているベース部300とを具備しており、長尺状フィルム100 の表面上に3.14cm×N(N;最小測定単位長)の間隔で目盛200が長手 方向に付されている。なお、本明細書中における頸部とは、首の後ろの部分をい う。
【0011】 長尺状フィルム100は、例えばポリプロピレンのような合成樹脂からなり、 図1で示すように、薄い半透明の略長方形状に形成されている。長尺状フィルム 100の幅寸法は、首の太さとほぼ同等の約10cmに、縦寸法は、ロール状に 巻ける程度の約31cmにそれぞれ設定されている。
【0012】 目盛200は、図1で示すように、略長方形であり、目盛200の各々には長 尺状フィルムの先端部分から順番に数字0〜6が付されている。目盛200の0 を示す部分すなわち長尺状フィルム100の先端部分は、他の目盛200とは異 なった赤色に塗られている。なお、長尺状フィルム100の先端部分の着色は赤 色には限定されず、他のものと判別できるものであればよい。
【0013】 目盛200は、N=1cmのとき、3.14cm間隔で付され、目盛200は 、N=0.5cmのとき、1.57cm間隔で付される。本考案の実施の形態に 係る頸部の高さゲージ10は、3.14cm間隔で目盛200が付されている。 なお、この目盛200のうち、長尺状フィルム100の先端部分に近いものは、 3.14cmより若干大きな間隔で付されている。これは、長尺状フィルム10 0の厚さを考慮したためである。上記のように、目盛200に付された数字は、 ロール状に巻かれた長尺状フィルム100の外周の直径を示すものである。なぜ ならば、長尺状フィルム100をロール状に巻いた部分の外周をTとし、そのと きの直径をRとすると、TとRとの関係は、T=πRで表わされるため、長尺状 フィルム100を巻いて、長尺状フィルム100の先端部分が6の目盛200と 重なったとすると、そのロール状に巻かれた長尺状フィルム100の外周の直径 は6cmである。
【0014】 ベース部300は、図1で示すように、略長方形であり、ベース部300の大 きさは、縦約3cm、横約14cmとなっている。その材質は、頸部Bの高さを 測定するとき、壁Wに当接して保持されることから例えば厚手のボール紙のよう な硬いものが好ましい。
【0015】 頸部の高さゲージ10の使用方法及び機能は以下の通りである。
【0016】 人Aが、頸部の高さゲージ10を用いて、頸部Bの高さを側定するときは、ま ず壁Wに背中と後頭部とを密着させる姿勢をとる。このとき前記壁Wと頸部Bと の間に空間ができる。前記空間へ長尺状フィルム100を巻いた状態の頸部の高 さゲージ10を持っていく。その際、ベース部300を前記壁Wに当接させる。
【0017】 その状態で手を離すと長尺状フィルム100のロール状に巻かれた部分が拡径 する。図2及び図3に示すように、長尺状フィルム100の外周面が、頸部Bに 当たるとロール状に巻かれた長尺状フィルム100の拡径が止まる。
【0018】 長尺状フィルム100の拡径が止まったままの状態を維持しながら、頸部の高 さゲージ10を前記空間からはずす。長尺状フィルム100の先端部分が示す寸 法を目盛200から読み取る。目盛200から読み取ったものが頸部Bの高さを 示している。その原理を以下に説明する。
【0019】 上述のように長尺状フィルム100をロール状に巻いた部分の外周をTとし、 そのときの直径をRとすると、TとRとの関係は、T=πRで表わされる。目盛 200は3.14cmの間隔で付されており、目盛200の各々には先端から順 番に数字が付されている。目盛200に付された数字は、ロール状に巻かれた長 尺状フィルム100の外周の直径を示すものである。また、上記の使用方法より 、図2のように、長尺状フィルム100の外周面が、頸部Bに当たり、ロール状 に巻かれた長尺状フィルム100の拡径が止まったときの外周の直径は、頸部B と壁Wとの間の寸法に等しくなる。故に、本考案の実施の形態に係る頸部の高さ ゲージ10は、頸部Bの高さを測定することができる。
【0020】 頸部の高さゲージ10を用いると、このようにして、一人で簡単に自分の頸部 Bの高さを測ることが可能となる。故に、まくらなどの購入の際、自分の頸部B の高さを参考にし、自分により合った枕を選ぶことが可能となり、大変便利であ る。また、使用者が高さを調節できる枕と組み合わせることにより、使用者それ ぞれに合った枕を簡単に調製することができる。
【0021】 なお、上記の実施の形態のほかに、ベース部200を持たず長尺状フィルム1 00のみからなるものや、長尺状フィルム100が、紙などでできているものな どがある。
【0022】 また、上述した実施の形態に係る頸部の高さゲージ10では、長尺状フィルム 100に目盛200を設けていたが、この目盛200を設けないものもある。こ の場合には、拡径が止まった長尺状フィルム100の直径を物差し等で計測する ことで、頸部Bの高さを測定する。
【0023】
【考案の効果】
本考案に係る頸部の高さゲージは、人が寝たときの床の面から首の後部までの 寸法に等しい頸部の高さを測定するためのゲージであって、先端部分からロール 状に巻いた後、手を離すとロール状の部分が拡径するような弾性素材を用いた長 尺状フィルムを具備しており、この長尺状フィルムの表面上に3.14cm×N (N;最小測定単位長)の間隔で目盛が長手方向に付されている。よって、自分 一人で容易に頸部Bの高さを測ることができ、自分により合った枕選びが可能と なる。自分の頸部Bに合った枕で寝ることで首筋が伸び、肩の緊張がほぐれ肩こ りや不眠の解消に繋がり、より良い安眠を提供される。
【0024】 前記長尺状フィルムは、合成樹脂からなっており、弾性を有するためロール状 に巻きやすく、かつ元にも戻りやすい。また、製造するのに安価であるにもかか わらず、ある程度の強度があるため使っている途中に破れたりせず、何度でも使 用可能である。
【0025】 前記目盛は、頸部の高さを示すための数字が付されており、目盛の0示す部分 すなわち長尺状フィルムの先端部分は色付されている。したがって、長尺状フィ ルムが、ロール状に巻かれたとき、色付けされた長尺状フィルムの先端部分の位 置が速やかに判明するので、一見しただけで頸部の高さを知ることができる。
【0026】 前記長尺状フィルムの基端部分には、ベース部が取り付けられている。このベ ース部が取り付けられていることによって、頸部の後ろで頸部の高さゲージを保 持しやすくなり、より正確に頸部の高さを測定することができる。
【0027】 また、長尺状フィルムに目盛がないタイプのものでは、長尺状フィルムの直径 を物差し等で測定することで頸部の高さを計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る頸部の高さゲージの
正面図である。
【図2】本考案の実施の形態に係る頸部の高さゲージの
使用状態を示す側面図である。
【図3】本考案の実施の形態に係る頸部の高さゲージの
使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 頸部の高さゲージ 100 長尺状フィルム 200 目盛 300 ベース部 A 人 B 頸部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人が寝たときの床の面から首の後部まで
    の寸法に等しい頸部の高さを測定するためのゲージであ
    って、先端部分からロール状に巻いた後、手を放すとロ
    ール状の部分が拡径するような弾性素材を用いた長尺状
    フィルムを具備したことを特徴とする頸部の高さゲー
    ジ。
  2. 【請求項2】 人が寝たときの床の面から首の後部まで
    の寸法に等しい頸部の高さを測定するためのゲージであ
    って、先端部分からロール状に巻いた後、手を離すとロ
    ール状の部分が拡径するような弾性素材を用いた長尺状
    フィルムを具備しており、この長尺状フィルムの表面上
    に3.14cm×N(N;最小測定単位長)の間隔で目
    盛が長手方向に付されていることを特徴とする頸部の高
    さゲージ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の頸部の高さゲージにおい
    て、前記目盛は、頸部の高さを示すための数字が付され
    ていることを特徴とする頸部の高さゲージ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の頸部の高さゲ
    ージにおいて、前記長尺状フィルムは、合成樹脂からな
    ることを特徴とする頸部の高さゲージ。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の頸部の高
    さゲージにおいて、長尺状のフィルムの先端部分は色付
    されていることを特徴とする頸部の高さゲージ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2,3、4又は5記載の頸部
    の高さゲージにおいて、前記長尺状フィルムの基端部分
    には、ベース部が取り付けられていることを特徴とする
    頸部の高さゲージ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054908A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 ナオ・シング株式会社 頚椎高さ測定器

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