JP3078030U - 自走旋回おもちゃ - Google Patents

自走旋回おもちゃ

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JP3078030U
JP3078030U JP2000008504U JP2000008504U JP3078030U JP 3078030 U JP3078030 U JP 3078030U JP 2000008504 U JP2000008504 U JP 2000008504U JP 2000008504 U JP2000008504 U JP 2000008504U JP 3078030 U JP3078030 U JP 3078030U
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JP
Japan
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outer case
shaft
ring
shaped portion
doll
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Application number
JP2000008504U
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Inventor
泰男 市村
Original Assignee
株式会社市村商店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定の範囲で旋回運動を行うことにより、机
上等から落下したり、遠くの方まで去って行ってしまう
ことがなく、したがって、監視が必要なく、遊びに集中
できて、遊びの楽しさが損なわれない自走旋回おもちゃ
を提供する。 【解決手段】 両側の側端にそれぞれ輪状部2及び輪状
部3を有してその一方の輪状部2の外径より他方の輪状
部3の外径を大きくした転動可能な中空の外ケース1の
内側中心位置に、その外ケース1と回転一体的な軸5を
設け、その軸5に対して人形6を相対的に回転自在に取
り付け、自重により回転を抑制される人形6に対して軸
5と外ケース1とを一体的に回転させることにより外ケ
ース1を転動させるゼンマイ等の回転駆動装置7を人形
6に内蔵したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自走旋回おもちゃに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゼンマイ等を内蔵して自走する乗物おもちゃが公知であるが、その動き は殆ど直線的であり、机上等の狭い場所で動かすと、すぐに机上等から落下して しまい、又、広い場所で動かすと、遠くの方まで去って行ってしまうので、常に 注意して監視している必要があり、遊びに集中できず、遊びの楽しさが損なわれ るという不満があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、一定の範囲で旋回運動を行うことにより、机上等から落下し たり、遠くの方まで去って行ってしまうことがなく、したがって、監視が必要な く、遊びに集中できて、遊びの楽しさが損なわれない自走旋回おもちゃの提供を 課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の自走旋回おもちゃは、両側の側端にそ れぞれ輪状部2及び輪状部3を有してその一方の輪状部2の外径より他方の輪状 部3の外径を大きくした転動可能な中空の外ケース1の内側中心位置に、その外 ケース1と回転一体的な軸5を設け、その軸5に対して人形6を相対的に回転自 在に取り付け、自重により回転を抑制される人形6に対して軸5と外ケース1と を一体的に回転させることにより外ケース1を転動させるゼンマイ等の回転駆動 装置7を人形6に内蔵したことを特徴とする、という構成を採るものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、中空の外ケー ス1はプラスチック製で、図に示すように、両端を開口した横向き円筒状等の形 状にすることができる。なお、この外ケース1は後述するように内側に配置する 人形6を外から目視できるように透明とすることが好ましい。この外ケース1は 両側の側端の外周面にそれぞれ径方向の外側へ鍔のように突出した輪状部2及び 輪状部3を設けている。そして、その一方の輪状部2の外径よりも他方の輪状部 3の外径を大きくしている。したがって、図2に示すように、机10等の上に置 くと傾いた姿勢となる。この外ケース1は両側に設けた輪状部2と輪状部3とに よって転動することが可能だが、その外径差によって円軌道を描くように転動す る。すなわち、この外ケース1は旋回運動を行なうことができる。
【0006】 外ケース1の内側の中心位置には、その外ケース1と回転一体的な軸5を設け ている。この軸5は外ケース1と一体的に成形することも可能だが、図に示すよ うに、軸5と外ケース1とを別個に成形して、外ケース1の一方の開口部を横断 するように架設した中板4に対して軸5の一端をネジ9などにより固着して取り 付けることも可能である。
【0007】 その軸5の他端には、人形6を相対的に回転自在に取り付けている。この人形 6のデザインは自由であり、キャラクターなどのデザインを採用することも可能 である。また、この人形6は、図に示すように、オートバイ等の乗物に乗ってい るデザインや、人や動物等が走っているようなデザインにすることが好ましい。 その理由は、上記の外ケース1が転動するときに、その人形自体が走っているよ うに見えるからである。
【0008】 人形6には、その人形6を軸5に対して相対的に回転させる回転駆動装置7を 内蔵している。なお、図では回転駆動装置7の詳細な構造は省略した。この回転 駆動装置7としては、例えば、図に示すように、ツマミ8を回転させて巻き締め するゼンマイなどを用いることができるが、モータなどの使用も勿論可能である 。
【0009】 外ケース1を押さえて回転駆動装置7を作動させると、軸5に対して人形6が 回転することになるが、外ケース1をフリーにして机10等の上に置いた状態で 回転駆動装置7を作動させると、人形6が自重により回転を抑制されて、その人 形6に対して軸5と外ケース1とが一体的に回転することにより、外ケース1が 転動することになる。
【0010】
【考案の効果】
本考案の自走旋回おもちゃは、自走するにも拘らず一定の範囲内で旋回運動を 行なうので、机上等の狭い場所で作動させた場合にその机上等から落下する心配 がなく、又、広い場所で作動させた場合に遠くへ去って行く心配がないので、注 意して監視している必要がなく、したがって、遊びに集中できて、遊びの楽しさ が損なわれないというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
1 外ケース 2 輪状部 3 輪状部 4 中板 5 軸 6 人形 7 回転駆動装置 8 ツマミ 9 ネジ 10 机

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側の側端にそれぞれ輪状部2及び輪状
    部3を有してその一方の輪状部2の外径より他方の輪状
    部3の外径を大きくした転動可能な中空の外ケース1の
    内側中心位置に、その外ケース1と回転一体的な軸5を
    設け、その軸5に対して人形6を相対的に回転自在に取
    り付け、自重により回転を抑制される人形6に対して軸
    5と外ケース1とを一体的に回転させることにより外ケ
    ース1を転動させるゼンマイ等の回転駆動装置7を人形
    6に内蔵したことを特徴とする自走旋回おもちゃ。
JP2000008504U 2000-11-30 2000-11-30 自走旋回おもちゃ Expired - Lifetime JP3078030U (ja)

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