JP3077933U - 浄化槽エアークリーナー - Google Patents
浄化槽エアークリーナーInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水洗便所の汚水処理用浄化槽の空気吹込み配
管設備において、従来、第2水槽、第3水槽に便等が塊
状に盛り上がる欠点を改良し、製作が容易であり且つ衛
生的、環境的、経済的に優れた浄化槽用空気配管設備を
提供する。 【解決手段】 管継手を介して空気ポンプに接続する三
枝分岐管の各分岐部に夫々空気調整弁を介して枝管を接
続する。第1枝管に従来同様に第1水槽底面近傍に複数
の空気吹出孔を有する腕管を接続する。第2枝管には、
第2水槽底面近傍へ空気吹出孔を配置するように斜め下
方へ延びた腕管をL字継手を介して接続する。第3枝管
にL字継手を介して斜め下方へ延びた腕管を接続し、更
にその先に第3水槽底面近傍へ空気吹出孔を配置するよ
うに斜め下方へ延長した腕管をL字継手を介して接続す
る。各枝管へ空気調整弁により空気を配分して送る。
管設備において、従来、第2水槽、第3水槽に便等が塊
状に盛り上がる欠点を改良し、製作が容易であり且つ衛
生的、環境的、経済的に優れた浄化槽用空気配管設備を
提供する。 【解決手段】 管継手を介して空気ポンプに接続する三
枝分岐管の各分岐部に夫々空気調整弁を介して枝管を接
続する。第1枝管に従来同様に第1水槽底面近傍に複数
の空気吹出孔を有する腕管を接続する。第2枝管には、
第2水槽底面近傍へ空気吹出孔を配置するように斜め下
方へ延びた腕管をL字継手を介して接続する。第3枝管
にL字継手を介して斜め下方へ延びた腕管を接続し、更
にその先に第3水槽底面近傍へ空気吹出孔を配置するよ
うに斜め下方へ延長した腕管をL字継手を介して接続す
る。各枝管へ空気調整弁により空気を配分して送る。
Description
【0001】
この考案は、浄化槽用空気配管設備に関するものである。
【0002】
従来の水洗便所の汚水処理は、水槽3基を用いて処理する場合にも、第1水槽 にのみ水槽底面近傍に空気を吹き込み、汚水を空気攪拌し、便等を小塊状に分断 して粉末状にする。しかし、第2水槽においては使用開始後10日位経過すると 粉末状の便等が次第に溜まり、盛り上がってくる。
【0003】 また、第3水槽において処理済みの汚水は処理水排出口Dから排出されるが、 粉末状の便等が次第に盛り上がり、1年位経過すると第2及び第3水槽において 塊状となる。その結果、害虫が発生したり悪臭も発散し、衛生的並びに環境的に 良くない。また、清掃業者に浄化槽の掃除を依頼すると、約2万円の外注経費と なる。
【0004】
本考案は、このように従来の配管設備において浄化槽の第2及び第3水槽に便 等が塊状に盛り上がる欠点を改良し、製作が容易であり且つ衛生的、環境的、経 済的に優れた浄化槽用空気配管設備を提供することを課題とするものである。
【0005】
本考案によれば、第1水槽のみならず第2水槽及び第3水槽の底面近傍に空気 吹き込みを可能とし、夫々の水槽への吹き込み位置、吹き込み方向、吹き込み量 の配分を調整し得る機能を空気配管に付与することで上記課題が解決される。
【0006】 即ち、図1の平面図及び図2の側面図に例示した如く本考案は、(ア)管継手 (2)を介して空気ポンプ(1)へ接続する三枝分岐管(3)と、(イ)該分岐 管(3)の第1分岐部に空気調整弁(7)を介して接続した第1枝管(4)と、 (ウ)第1水槽の底面近傍に配置され且つ複数の空気吹出孔(11、12等)を 有する腕管(41)を該第1枝管(4)の下方延長部に接続してなる配管と、( エ)前記分岐管(3)の第2分岐部に空気調整弁(8)を介して接続した第2枝 管(5)と、(オ)該第2枝管(5)にL字継手(51)を介して接続し且つ第 2水槽底面近傍に空気吹出孔(52)を配置するように斜め下方へ延長した腕管 (53)と、(カ)前記分岐管(3)の第3分岐部に空気調整弁(9)を介して 接続した第3枝管(6)と、(キ)該第3枝管(6)にL字継手(61)を介し て接続し且つ斜め下方へ延長した腕管(64)と、(ク)空気吹出孔(63)を 第3水槽底面近傍に配置するように且つ水平面に投影した空気吹出方向と水槽側 壁面とのなす角度を調整し得るようにL字継手(62)を介して腕管(64)に 接続した腕管(65)からなることを特徴とする汚水処理槽用空気配管設備の考 案である。なお、図1に示した如く、水平面に投影した空気吹出方向と水槽側壁 面とのなす角度(a)を調整し得るようにL字継手(62)を使用したことで、 現場施工により第3水槽での空気攪拌を最良に調整することが可能になる。
【0007】 上記空気配管設備において、第1水槽に空気を吹き込む腕管(41)の配置は 水槽の側壁に平行若しくは直角でも良いが、図1に示したように水平面上に投影 した前記第1枝管(4)と前記腕管(41)とのなす角度(b)を調整し得るよ うにT字継手(42)またはL字継手を介して前記腕管(41)を前記第1枝管 (4)に接続すると、現場施工において、第1水槽での空気攪拌を最良に調整す ることが可能となるため、一層好ましい。
【0008】
本考案に用いる配管材料としては、通常使用される硬質塩化ビニル、ポリプロ ピレン、或はアルミニューム、真鍮、銅等を使用することができる。管、弁、継 手の形状とサイズは、上水道事業或は下水処理事業において通常使用される規格 品を使用することができる。
【0009】 各継手及び各弁の接続方法は、通常使用される方法、例えばねじ込み、接着、 場合によってはフランジとパッキン等を使用できる。但し、現場施工において汚 水に最良の空気攪拌を与える位置、角度に腕管などを調整した後、接着剤により 固定するのが好ましい。
【0010】 次に、腕管53、64、65の長さは、空気吹出孔52、63が水槽底面から 5−10mmの高さに配置されるように、且つ汚水が流入口Bから流入口Cへ近 道したり、流入口Cから排出口Dへ近道せずに、水槽内を回遊して流れるように 空気攪拌を最良になし得るに充分な長さであれば良い。
【0011】 なお所望により、管継手(2)は、空気ポンプ(1)を切り離して修理する場 合等の便宜のため、他の継手とは別法のねじを刻んだ継手を使用しても良い。
【図1】本考案に係る空気配管設備を例示する平面図。
【図2】本考案に係る空気配管設備の第2及び第3水槽
側からの側面を例示する側面断面図。
側からの側面を例示する側面断面図。
1 空気ポンプ 11、12、13、14 空気吹出孔 2 管継手 3 三枝分岐管 4 第1枝管、 41 腕管、 42 T字継手 5 第2枝管、 51 L字継手、 52 空気吹出
孔、 53 腕管 6 第3枝管、 61 L字継手、 62 L字継手、
63 空気吹出孔 64 腕管、 65 腕管 7、8、9 空気調整弁 A 汚水流入口、 B 第1水槽から第2水槽への流
入口 C 第2水槽から第3水槽への流入口、 D 処理水排
出口
孔、 53 腕管 6 第3枝管、 61 L字継手、 62 L字継手、
63 空気吹出孔 64 腕管、 65 腕管 7、8、9 空気調整弁 A 汚水流入口、 B 第1水槽から第2水槽への流
入口 C 第2水槽から第3水槽への流入口、 D 処理水排
出口
Claims (2)
- 【請求項1】(ア)管継手(2)を介して空気ポンプ
(1)へ接続する三枝分岐管(3)と、(イ)該分岐管
(3)の第1分岐部に空気調整弁(7)を介して接続し
た第1枝管(4)と、(ウ)第1水槽の底面近傍に配置
され且つ複数の空気吹出孔(11、12等)を有する腕
管(41)を該第1枝管(4)の下方延長部に接続して
なる配管と、(エ)前記分岐管(3)の第2分岐部に空
気調整弁(8)を介して接続した第2枝管(5)と、
(オ)該第2枝管(5)にL字継手(51)を介して接
続し且つ第2水槽底面近傍に空気吹出孔(52)を配置
するように斜め下方へ延長した腕管(53)と、(カ)
前記分岐管(3)の第3分岐部に空気調整弁(9)を介
して接続した第3枝管(6)と、(キ)該第3枝管
(6)にL字継手(61)を介して接続し且つ斜め下方
へ延長した腕管(64)と、(ク)空気吹出孔(63)
を第3水槽底面近傍に配置するように且つ水平面に投影
した空気吹出方向と水槽側壁面とのなす角度を調整し得
るようにL字継手(62)を介して腕管(64)に接続
した腕管(65)と、からなることを特徴とする汚水処
理槽用空気配管設備。 - 【請求項2】水平面上に投影した前記第1枝管(4)と
前記腕管(41)とのなす角度を調整し得るT字継手
(42)又はL字継手を介して前記腕管(41)を前記
第1枝管(4)に接続してなることを特徴とする請求項
1記載の空気配管設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008380U JP3077933U (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 浄化槽エアークリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008380U JP3077933U (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 浄化槽エアークリーナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077933U true JP3077933U (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=43210903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008380U Expired - Fee Related JP3077933U (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 浄化槽エアークリーナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077933U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH066290U (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-25 | オリエンタル写真工業株式会社 | 帯状感光材の包装体 |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000008380U patent/JP3077933U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH066290U (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-25 | オリエンタル写真工業株式会社 | 帯状感光材の包装体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040226 |
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