JP3077547U - 包布用替えカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】掛け布団に取りつけられた包布を、常に清潔さ
を確保するのに洗濯をするが、汚れる部分は首や肩が触
れる少しの部分だけで包布全体を洗濯せねばならず、又
乾かす場所も必要であった。これらを解決するため、掛
け布団に取りつけられた包布に、替えカバーをワンタッ
チ等で着脱可能な取りつけ方法の方式もあったが、この
方式では就寝中に脱落することがあった。 【解決手段】包布１に７ｍｍほどのボタンを包布１のＣ
面とＤ面に、それぞれ５ヶ所づつ縫い付けておき、替え
カバー２には包布１に縫い付けられたボタン３と同じ位
置に切り込みボタン孔４を、それぞれ５ヶ所づつ設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】この考案は掛け布団に取りつけられた包布１のよく汚れる部分、特 に首および肩が触れる部分にファイスタオルサイズの替えカバー２ を、包布側に縫い付けたボタン３と替えカバー２の切り込みボタン 孔４を同一位置と数量にして、替えカバー２の着脱を容易にした。

【考案の属する技術分野】

【０００２】掛け布団に取りつけられた包布１に、縫い付けたボタン３を設置し 、ファイスタオルサイズの替えカバー２に切り込みボタン孔４を、 包布１に縫い付けたボタン３と同一位置に設置した。

【従来の技術】

【０００３】従来品は、掛け布団に取りつけられた包布を、常に清潔さを確保す るのに洗濯していたが、汚れる部分は首や肩が触れる少しの部分だ けで包布全体を洗濯せねばならず、又乾かす場所も必要であった。

【０００４】従来品は、掛け布団に取りつけられた包布の汚れる部分に、替えカ バーをワンタッチ等で着脱可能な取りつけ方法の方式はあったが、 就寝中に脱落することがあった。

【考案が解決しようとする課題】

【０００５】従来品は、掛け布団に取りつけられた包布が、直接首や肩に触れて いたので、この触れる部分に替えカバーを設けて問題解決を図った 。

【０００６】従来品は、掛け布団に取りつけられた包布に、替えカバーをワンタ ッチ等で着脱可能な取りつけ方法の方式では、就寝中に脱落するこ とがあったので、この脱落防止を図った。

【課題を解決するための手段】

【０００７】包布１に７ｍｍほどのボタンを包布１のＣ面とＤ面に、それぞれ５ ヶ所づつ縫い付けておく。

【０００８】替えカバー２には包布１に縫い付けたボタン３と同じ位置に、それ ぞれ５ヶ所づつ切り込みボタン孔４を設ける。

【考案の実施の形態】

【０００９】包布１には、縫い付けたボタン３を予め設置しておく。

【００１０】替えカバー２には、切り込みボタン孔４を予め設置しておく。

【００１１】替えカバー２は、複数枚用意しておく。

【考案の効果】

【００１２】替えカバー２を複数枚用意することにより、取替えが容易。

【００１３】包布１より替えカバー２を容易に取り外しが出来るので清潔さが保 たれる。

【００１４】包布１と替えカバー２はボタンで着脱するので就寝中の脱落がない 。

【００１５】替えカバー２を洗濯するにも、洗濯機を使用せずとも、入浴時に手 洗い出来る。

【００１６】替えカバー２を乾燥するにも、ファイスタオルを乾かす感覚で乾燥 することが出来る。

【提出日】平成１２年１２月１４日（２０００．１２．１４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、包布用替えカバーに関する。

【０００２】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

掛け布団の汚れを防止するために包布が使用されるが、包布において汚れる部 分は首や肩が触れる部分である。これらの部分は包布全体からみると小さい部分 であるにもかかわらず、上記包布を清潔に保つためには包布全体を洗濯しなけれ ばならない。また、包布を乾かすには広い場所が必要であった。

【０００３】 上記問題点を解決するため、包布において汚れる部分に、ワンタッチ動作によ って着脱可能に設けたカバーを取り付け、これを洗濯することで包布を清潔に保 つようにしたものがある。 しかしながら、上記ワンタッチ動作で着脱するカバーは就寝中に包布から外れ る場合があり、上記汚れる部分を清潔に保つことができないという問題点があっ た。

【０００４】 本考案は、上記問題点を解決すべくなされたもので、就寝中に掛け布団用包布 から外れることがない包布用替えカバーを提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案に係る包布用替えカバーは、掛け布団用包 布の端部表裏面に縫い付けられたボタンに留め合わさるボタン孔を有するフェイ スタオルの大きさからなることを特徴としている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、添付図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。 図１は、掛け布団５を包んだ状態の掛け布団用包布１（以下、「包布１」と省 略する。）の平面図であり、図２は図１におけるＡ−Ａ線断面図である。また、 図３は図２におけるＢ−Ｂ部分拡大図であり、図４は図１におけるの部分拡大図 である。なお、上記各図はそのプロポーションを本考案の特徴が理解し易いよう にデフォルメしてある。

【０００７】 包布１の長手方向の一端側の端部表面及び裏面には、約７ｍｍの直径を有する ボタン３が包布１の幅方向にそれぞれ５つ縫い付けてある（計１０個）。包布用 替えカバー２（以下、「替えカバー２」と省略する。）はフェイスタオルサイズ の矩形形状の布からなり、対向する辺の両端部には、それぞれ５つの切り込みボ タン孔４が幅方向に並んで形成してある。これらボタン孔４は、替えカバー２が 包布１の長手方向の一端側の端部を挟み込んで覆った状態で、包布１の表面及び 裏面に縫い付けられたボタン３に対応する位置に形成されている。

【０００８】 替えカバー２は、上記のように、包布１の長手方向の一端側の端部を挟み込ん で覆った状態で、包布１の表面に縫い付けられたボタン３を替えカバー２の一端 側のボタン孔４に留め合わされ（図４参照）、同様に、包布１の裏面に縫い付け られたボタン３を替えカバー２の他端側のボタン孔４に留め合わせて包布１に取 り付けられる。なお、包布１の裏面に縫い付けられたボタン３を替えカバー２の 他端のボタン孔４に留め合わせた状態は、上記図４と同様に表れる。このように して、替えカバー２はボタン３によって取り付けられるので、就寝中に包布１か ら外れることが無い。

【０００９】 また、上記のようにして替えカバー２を包布１に取り付けて使用することで、 包布１の汚れる部分である長手方向の一端側の端部の汚れが防止される。替えカ バー２はフェイスタオルサイズであるため洗濯が容易であり、洗濯機を使用する ことなく入浴時に手洗いすることができる。替えカバー２を乾燥させる場合、フ ェイスタオルと同様に、容易に干して乾かすことができる。

【００１０】 さらに、替えカバー２を取り替え用として複数枚用意しておくことで、適宜替 えカバー２を取りかえることができるので、包布１を常に清潔にしておくことが できる。

【００１１】

【考案の効果】

以上の説明から明らかなように、本考案に係る替えカバー２は、就寝中に包布 １から外れることがない。また、替えカバー２はボタン３によって包布１に取り 付けられているため着脱が容易である。さらに、替えカバー２は洗濯、乾燥が容 易に行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】「包布１に替えカバー２を取りつけた平面図。
寸法、形状の比例関係等は誇張して描いている。」

【図２】「

【図１】の縦断面図。寸法、形状の比例関係等は誇張し
て描いている。」

【図３】「包布１・替えカバー２および縫い付けたボタ
ン３の取りつけ断面図。寸法、形状の比例関係等は誇張
して描いている。」

【符号の説明】

１ 包布 ２ 替えカバー ３ 縫い付けたボタン ４ 切り込みボタン孔

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年１２月１４日（２０００．１２．
１４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 包布用替えカバー

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る掛け布団用包布の平面図である。

【図２】図１におけるＡ−Ａ線断面図である。

【図３】図２におけるＢ−Ｂ部分拡大図である。

【図４】図１の部分拡大図である。

【符号の説明】 １…掛け布団用包布、２…包布用替えカバー、３…ボタ
ン、４…ボタン孔、５…掛け布団。

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】掛け布団の包布と替えカバーをボタンで着
   脱。