JP3077244U - 投球フォームの映写装置 - Google Patents

投球フォームの映写装置

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JP3077244U
JP3077244U JP2000007672U JP2000007672U JP3077244U JP 3077244 U JP3077244 U JP 3077244U JP 2000007672 U JP2000007672 U JP 2000007672U JP 2000007672 U JP2000007672 U JP 2000007672U JP 3077244 U JP3077244 U JP 3077244U
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projector
convex mirror
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screen
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和彦 河合
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和彦 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな投球フォームの映像を映し出すプロジ
ェクターとスクリーンとの距離を縮小し、スペースの小
さな場所に簡単に設置して鮮明な映像が得られる。 【解決手段】 装置室2内に、前方方向に向かって斜め
方向に垂立形成した後部側面3の一隅に、上下左右の位
置決め部材で支持するプロジェクター載置台4を設けて
プロジェクター1を載置する。プロジェクター1と対面
する斜め前方側の側面9の一隅に全方向の位置決め部材
で支持する凸面鏡8を後方側に向けて取付ける。凸面鏡
8と対面する前記後部側面3の略中央位置で、且つ、プ
ロジェクター1と横列位置に上下左右の位置決め部材で
支持する平面鏡19を取付ける。平面鏡19と対面する
斜め前方側の側面にスクリーン24を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は投球フォームの映写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プロジェクターにより投影される投球フォームの映像をスクリーンに映 写し、スクリーンの後方に設けた投球機によりスクリーンに映し出された投球フ ォームに合わせて投球する打撃練習用の装置は数多く知られている(例えば登録 実用新案公報第3003341号、或は、登録実用新案公報第3038546号 公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた投球フォームの映写装置は、遠い距離にある打席から略等 身大の投球フォームを確認するには、スクリーンに映し出す画面サイズは少なく とも80cmから100cmを必要とするためプロジェクターとスクリーンとの 距離を大きくとって(通常の平均値は約4.5m)画面を大きくする必要があっ たが、これでは広大なスペースを必要とするのみならずプロジェクターとスクリ ーンを設置するには集球床面に大掛りな工事を施工しなければならない問題点を 有していた。本考案はこれらの問題点を解決し、スクリーンとプロジェクターと の映写距離を著しく縮小することができ、大掛りな床面工事もする必要がなく簡 単に設置することのできる投球フォームの映写装置を提供することを目的として 考案されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
装置室の後方側の前方方向に向かって斜め向きに設けた後部側面の一隅に、上 下左右の位置決め部材で支持するプロジェクター載置台を設けてプロジェクター を載置し、プロジェクターと対面する前方側の側面の一隅に、全方向の位置決め 部材で支持する凸面鏡を後方側に向けて取付け、凸面鏡と対面する後方側の前記 後部側面の内部中央位置で、且つ、前記プロジェクターと横列位置に上下左右の 位置決め部材で支持する平面鏡を取付け、平面鏡と対面する前方側の側面にスク リーンを垂立取付けする。
【0005】
【考案の実施の形態】
プロジェクター1は装置室2の後方側(図1において右側)に前方方向に向か って斜め方向に垂立形成した後部側面3の一隅に設けたプロジェクター載置台4 上に映写レンズを前方側(図1において左側)に向けて載置する。さらに詳しく はプロジェクター載置台4は、上下左右の位置決め部材で支持されており、本明 細書において上下左右の位置決め部材とは、後部側面3の一隅に縦方向に固定し た載置台取付軸5に遊嵌して上下に滑動する載置台取付管6に横方向に固定する ことを意味し、載置台取付管6に螺入した締付け螺子7で締付け固定する。
【0006】 凸面鏡8は前記プロジェクター1と対面する前方側の側面9の一隅に、全方向 の位置決め部材で支持され後方側に向けて取付けられている。本明細書において 全方向の位置決め部材で支持されているとは、側面9の一隅に縦方向に固定した 凸面鏡取付軸10に遊嵌して上下に滑動する凸面鏡取付管11を嵌入して螺子1 2で固定する。凸面鏡取付横杆13は一端部を凸面鏡取付管11に固着して横方 向に枝設する。凸面鏡回動筒14は凸面鏡取付横杆13に遊嵌する有蓋筒状に形 成し、開口側を凸面鏡取付横杆13に嵌入して凸面鏡取付横杆13を中心に回動 自在に遊嵌して螺子15で締付け固定する。凸面鏡傾斜支持板16は凸面鏡回動 筒14の有蓋先端側の中央部に横方向に突設する。凸面鏡傾斜板17は凸面鏡8 の裏面側に略コ字形の嵌入溝部を形成して前記凸面鏡傾斜支持板16に嵌入溝部 を嵌入して傾斜中心軸18を挿通し、傾斜中心軸18を中心に凸面鏡傾斜板17 及びそれに固着する凸面鏡8が傾斜するように取付けられていることを意味する 。
【0007】 平面鏡19は後部側面3の内面の略中央位置で、且つ、プロジェクター1と横 列位置に上下左右の位置決め部材で支持されて設けられている。本明細書におい て平面鏡19が上下左右の位置決め部材で支持されているとは、後部側面3の内 面の略中央位置に縦方向に固定した平面鏡取付軸20に遊嵌した平面鏡挟持筒2 1、21のL字形に曲げた平面鏡挟持片22で上下端を挟持し、螺子23の締付 けにより固定することを意味する。この場合、締付け固定する位置は図1、及び 図2に示す如く凸面鏡8に映写された映像が反射してプロジェクター1の横列位 置に投影されるように固定する。
【0008】 スクリーン24は、平面鏡19と対面する斜め前方側の側面に垂立張設する。
【0009】 次に本考案を実施し、使用する場合に就いて述べると、プロジェクター1によ り映し出される映像は凸面鏡8に入射して反射し、プロジェクター1と横列位置 にある平面鏡19に映し出され、平面鏡19に映し出された映像はスクリーン2 4に投影されて前方の打席よりスクリーン24に映し出された投球フォームの映 像を鮮明に確認することができて打撃練習が可能となる。さらに詳しくはプロジ ェクター1より発射された映像光線は凸面鏡8に入射し反射して後部側の平面鏡 19に戻り、再び前方側のスクリーン24に映し出されるので、プロジェクター から発射された映像光線の軌跡は平面視Z形に曲折して(図2参照)スクリーン 24に映し出される。
【0010】
【実施例】
装置室2は例えば厚さ10m/mのコンクリートパネルを用いて有底、有蓋の 箱状に形成する。プロジェクター1は、例えば画面サイズ150cm、レンズセ ンターからスクリーン画面上下距離33cm、投影距離5.4〜8.7mのもの を採用し、凸面鏡8は300×300mmの大きさで、35Rのものを用いると 、プロジェクター1と凸面鏡8までの距離は約500mmにすることができ、さ らに、平面鏡19は1800×1000mmのものを用いて凸面鏡8と平面鏡1 9の中心部との距離は1150mm、さらに平面鏡19とスクリーン24との距 離は約900mmとすることにより好結果が得られた。また、本考案では狭いス ペースを有効に利用するため、プロジェクター1、及び平面鏡19は高さ、左右 方向に角度調整が可能な位置決め部材で支持した構成となっているが、特に凸面 鏡8は、プロジェクター1からの受光角度(入射角度)と平面鏡19への反射角 度とを同時に調整しなければならないために本考案では前述の全方向に対応でき る複雑な構造の全方向の位置決め部材を用いた構成としているが、かならずしも これに限定されるものではなく、特に凸面鏡8が軽量なものでは、図3に示す如 く凸面鏡回動筒14を削除し、凸面鏡取付横杆13の先端にボール25を形成し 、該ボール25の外周面に嵌合する球形の窪み26を凸面鏡8の裏面側に形成し てボール25に嵌め込み、凸面鏡8が全方向に自在に角度調整が可能な構成にし てもよい。
【0011】 以上説明した如く、本考案を実施すると、プロジェクターより発射された映像 光線は直接スクリーンに到達せずに凸面鏡を介して後方側の平面鏡に戻り、プロ ジェクターからの映像光線は平面視Z形を画いてスクリーンに到達するので、プ ロジェクターとスクリーンとの距離を略1/4にも縮めることができ、光も強く 鮮明な映像が得られ、小さなスペースでも実施が可能で、しかも集球床面に大掛 りな設置工事を行なう必要もなく簡単に据付けて実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】投球フォームの映写装置の一部欠截した斜視図
である。
【図2】投球フォームの映写装置の横断した平面図であ
る。
【図3】他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 プロジェクター 2 装置室 3 後部側面 4 プロジェクター載置台 8 凸面鏡 10 凸面鏡取付軸 11 凸面鏡取付管 13 凸面鏡取付横杆 17 凸面鏡傾斜板 19 平面鏡 20 平面鏡取付軸 21 平面鏡挟持筒 24 スクリーン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置室(2)内に、前方に向かって斜め
    方向に垂立形成した後部側面(3)の一隅にプロジェク
    ター載置台を設けてプロジェクター(1)を載置し、プ
    ロジェクター(1)と対面する斜め前方位置に全方向に
    角度調整可能な凸面鏡(8)を後方側に向けて取付け、
    凸面鏡(8)と対面する後方側の前記後部側面(3)の
    内側で、且つ、プロジェクター(1)と横列位置に平面
    鏡(19)を取付け、平面鏡(19)と対面する斜め前
    方側の側面に垂立取付けしたスクリーン(24)とから
    なる投球フォームの映写装置。
  2. 【請求項2】 装置室(2)内に、前方に向かって斜め
    方向に垂立形成した後部側面(3)の一隅に、上下左右
    の位置決め部材で支持するプロジェクター載置台(4)
    を設けてプロジェクター(1)を載置し、プロジェクタ
    ー(1)と対面する前方側の側面(9)の一隅に、全方
    向の位置決め部材で支持する凸面鏡(8)を後方側に向
    けて取付け、凸面鏡(8)と対面する後方側の前記後部
    側面(3)の略中央位置で、且つ、プロジェクター
    (1)と横列位置に上下左右の位置決め部材で支持する
    平面鏡(19)を取付け、平面鏡(19)と対面する斜
    め前方側の側面に垂立取付けしたスクリーン(24)と
    からなる投球フォームの映写装置。
  3. 【請求項3】 前記凸面鏡(8)を支持する全方向の位
    置決め部材が、凸面鏡取付横杆(13)の先端にボール
    (25)を形成し、ボール(25)の外周面に嵌合する
    球形の窪み(26)を凸面鏡(8)の裏面側に形成して
    ボール(25)に遊嵌してなる請求項2記載の投球フォ
    ームの映写装置。
JP2000007672U 2000-10-26 2000-10-26 投球フォームの映写装置 Expired - Fee Related JP3077244U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279041A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置
US20200095412A1 (en) * 2017-02-10 2020-03-26 Ineos Styrolution Group Gmbh Acrylonitrile-butadiene-styrene copolymer composition with high surface energy

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