JP3076477U - 照明付き拡大器 - Google Patents

照明付き拡大器

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JP3076477U
JP3076477U JP2000006823U JP2000006823U JP3076477U JP 3076477 U JP3076477 U JP 3076477U JP 2000006823 U JP2000006823 U JP 2000006823U JP 2000006823 U JP2000006823 U JP 2000006823U JP 3076477 U JP3076477 U JP 3076477U
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省吾 田畑
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株式会社東京省光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視野が広く、暗い所であっても文字や記号列
を読み取ることができる小型の照明付き拡大器を提供す
る。 【解決手段】 筒形ケーシング11と、ケーシング11
の先端部から延びるほぼ長方形のレンズ25と、ケーシ
ング先端部に取り付けられたランプ30と、ケーシング
11に収納された照明用電池35と、ケーシング11に
取り付けられたランプ点滅切換えスイッチ40とを備え
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、照明付き拡大器に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の携帯電話器、携帯オーディオ機器などは、電子技術の進歩にともない多 様の機能を備え、小型化されている。これら機器の操作ボタン、キー、あるいは ディスプレーの文字は小さく、高齢者などの弱視者にとって非常に読みづらくな っている。薄暗い所では、文字をほとんど読み取ることができない。
【0003】 このような問題を解決する器具の一つとして、「単焦点レンズを付設したペン ライト」(実開平5−83901号公報参照)がある。このペンライトは、先端 に球状短焦点レンズを備えている。しかし、このペンライトは、レンズが球状短 焦点であるために視野が狭く、例えばキーボードまたはディスプレーの文字列を 見ることはできない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の課題は、視野が広く、暗い所であっても文字や記号列を読み取るこ とができる小型の照明付き拡大器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の照明付き拡大器は、筒形ケーシングと、ケーシングの先端部から延 びるほぼ長方形のレンズと、ケーシング先端部に取り付けられたランプと、ケー シングに収納された照明用電池と、ケーシングに取り付けられたランプ点滅切換 えスイッチとを備えている。レンズの形状は長方形に限らず、長方形に近い形状 、例えば先端部が半円状または半だ円状であってもよい。
【0006】 上記照明付き拡大器で、例えば携帯電話器のディスプレーを見る場合、文字列 に沿うようにレンズを持ち、拡大された文字を読む。キーを操作する際に操作面 が暗い場合、ランプを点灯する。照明付き拡大器のレンズは、辞書や時刻表など 細かな文字の読取りに用いられ、ランプは暗がりでの探し物や鍵穴の照明などに も利用される。照明付き拡大器は全体としてペン形をしているので、携帯に便利 である。
【0007】 筒形の透明カバーを、レンズを内側にしてケーシングの先端部に取り付けると 、レンズを保護することができる。筒形のカバーを、レンズを内側にしてケーシ ングに沿って進退可能に設けるようにしてもよい。この場合、カバーは透明また は不透明のいずれであってもよい。文字などを読み取る際、カバー後退させるて 使用する。カバーが着色透明であると、サイン灯あるいは信号灯として利用でき る。
【0008】 ストラップ連結部をケーシングの後端部に設け、ストラップを介して照明付き 拡大器を携帯電話器などに取り付けると、携帯電話器などを使用する時に照明付 き拡大器は携帯電話器と一体となっているので、これを探して取り出す必要はな く、便利である。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1および図2は、この考案の実施の1形態を示している。図1は照明付き拡 大器の断面図であり、図2はその正面図である。これら図面に示すように、照明 付き拡大器10は主として、ケーシング11、レンズ25、ランプ30、照明用 電池35、およびランプ点滅切換えスイッチ40から構成されており、全体とし てペン形をしている。
【0010】 ケーシング11は、本体12とキャップ20とからなっている。本体12は、 先端部に環状のレンズ固定部14が形成された中空円筒状をしている。内筒42 が、本体12の内側にはめ込まれている。内筒42は金属製(例えばアルミニウ ム、銅など)であって、内周面にプラスチックなどの絶縁皮膜が形成されている 。内筒42の先端面は上記レンズ固定部14の後端面に接し、内筒42の後端面 は本体後端寄りに位置している。本体12の後端部にキャップ20がねじ21で はめ合っている。ストラップ孔24をもったストラップ連結部23が、キャップ 20に設けられている。本体12およびキャップ20は、プラスチック製である 。本体12の直径は10〜18mm程度、長さは25〜40mm程度である。
【0011】 レンズ25はプラスチック製の円柱レンズであり、上記レンズ固定部14の先 端面に固着されている。例えば、携帯電話器のキー(図示しない)を操作する時 にレンズ25とキーとの間に指を挿入する間隙を考慮すると、レンズの焦点距離 は60〜170mm程度、レンズの倍率は約1.5〜4が適当である。レンズは全 体として長方形をしているが、先端部を例えば半円状または半だ円状としてもよ い。レンズとして円柱レンズまたはフレネルレンズが適している。レンズの長さ は携帯電話器、リモートコントローラーなどの文字列もしくはキー列の長さ、ま たはディスプレーの幅程度である。レンズの幅は文字列、キー列の1または2列 程度である。レンズの長さは30〜45mm、幅は10〜18mm程度である。照明 付き拡大器全体の長さは、例えば55〜85mmである。なお、図3はレンズがフ レネルレンズ27である場合を示している。
【0012】 ランプ30は高輝度のLEDからなっており、陽極基板31と陰極リング32 とを備えていいる。陽極基板31は次に述べるボタン電池35を介してコイルば ね45によりレンズ固定部14の後面に押し付けられており、管球33がレンズ 固定部14の貫通穴15から突き出ている。レンズ固定部14に導電片37が埋 め込まれており、導電片37の後端は、前記内筒42の先端面に接している。導 電片37から陰極リング32に至る溝16が、レンズ固定部14の先端部に設け られている。導電片37と陰極リング32とは、溝16を通る導線38により電 気的に接続されている。導線38を接続したのち、溝16をプラスチックで塞ぐ ようにしてもよい。
【0013】 照明用電池35は、内筒42内に直列に挿入された3個のボタン電池からなっ ている。電池35の正極面はランプ30の陽極基板31に接し、陰極面32はコ イルばね45を介して次に述べる可動接点板44に接している。照明用電池35 は、筒形電池であってもよい。
【0014】 ランプ点滅切換えスイッチ40は、内筒42と可動接点板44とによって構成 されている。可動接点板44は金属製(例えばアルミニウム、銅など)であって 、キャップ20の先端面に接着されている。コイルばね45が、可動接点板44 にはんだ付けされている。電池35、コイルばね45、可動接点板44、内筒4 2、導電片37、導線38はランプ電源回路を構成している。キャップ20を本 体12に締め込むと可動接点板44が内筒42の後端面に接触してランプ30が 点灯し、緩めると可動接点板44は内筒42の後端面から離れてランプ30は消 灯する。なお、ランプ点滅切換えスイッチは市販のロータリースイッチを用いて もよく、またランプ点滅切換えスイッチを本体12の先端部に配置してもよい。
【0015】 図4および図5はこの考案の実施の他の形態を示しもので、照明付き拡大器の 断面図および正面図である。この照明付き拡大器50はカバーを備えている点で 、図1に示す照明付き拡大器10と異なっている。以下、図1および図2と同様 な部材には同じ参照符号を付け、その詳細な説明は省略する。
【0016】 照明付き拡大器50のケーシング51は、本体52のレンズ固定部54に段5 6が設けられている。この段56から後方に向かって、本体外周に沿う案内溝5 8が設けられている。案内溝58に、カバー65が本体長手方向に摺動可能には め合っている。カバー65の後端部はストッパー66が形成されている。カバー 65は、薄い赤色や青色などに着色された透明なプラスチックで作られている。
【0017】 キャップ20には、金属製(例えば、アルミニュウム、銅など)の段付き可動 接点61が接着されている。コイルばね62の後端部は、可動接点61にはんだ 付けされている。また、コイルばね62の先端部に金属製(例えば、アルミニュ ウム、銅など)の中間板63がはんだ付けされている。ランプ点滅切換えスイッ チ60は、内筒42と可動接点61とによって構成されている。
【0018】 この照明付き拡大器50では、文字などを読む場合には図6に示すようにカバ ー65を後方(図6において右方)にずらし、直接レンズ25を通して文字など を見る。文字などを読まない場合には、カバー65を前進させ、レンズ25を収 納する状態(図4の状態)にする。このような状態でランプを点灯し、左右に揺 り動かすなどして、サインあるいは信号用ランプとして使用する。
【0019】 上記照明付き拡大器では、カバーは摺動可能であったが、レンズを収納した状 態で本体の先端部に固定したものであってもよい。
【0020】
【考案の効果】
この考案の照明付き拡大器では、視野が広く、暗い所であっても文字や記号列 を読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の1形態を示もので、照明付き
拡大器の断面図である。
【図2】図1に示す照明付き拡大器の正面図である。
【図3】図1に示す照明付き拡大器の他の実施の形態を
示す正面図である。
【図4】この考案の他の実施の形態を示もので、照明付
き拡大器の断面図である。
【図5】図4に示す照明付き拡大器の正面図である。
【図6】図4に示す照明付き拡大器において、カバーを
後方にずらした状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 照明付き拡大器 11 ケーシング 12 本体 14 レンズ固定部 20 キャップ 25 円柱レンズ 27 フレネルレンズ 30 ランプ 35 照明用電池 40 ランプ点滅切換えスイッチ 42 内筒 44 可動接点板 45 コイルばね 50 照明付き拡大器 51 ケーシング 52 本体 58 案内溝 60 ランプ点滅切換えスイッチ 61 可動接点 62 コイルばね 63 中間板 65 カバー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形ケーシングと、ケーシングの先端部
    から延びるほぼ長方形のレンズと、ケーシング先端部に
    取り付けられたランプと、ケーシングに収納された照明
    用電池と、ケーシングに取り付けられたランプ点滅切換
    えスイッチとを備えたことを特徴とする照明付き拡大
    器。
  2. 【請求項2】 レンズが円柱レンズまたはフレネルレン
    ズからなる請求項1記載の照明付き拡大器。
  3. 【請求項3】 筒形の透明カバーが前記レンズを内側に
    して前記ケーシングの先端部に固定された請求項1また
    は請求項2記載の照明付き拡大器。
  4. 【請求項4】 筒形のカバーが前記レンズを内側にして
    前記ケーシングに沿って進退可能に設けられた請求項1
    または請求項2記載の照明付き拡大器。
  5. 【請求項5】 前記カバーが着色透明である請求項4記
    載の照明付き拡大器。
  6. 【請求項6】 ストラップ連結部が、前記ケーシングの
    後端部に設けられた請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の照明付き拡大器。
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