JP3076340B1 - 広視角液晶表示器 - Google Patents
広視角液晶表示器Info
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Abstract
液晶分子が多種な排列方向を有することを制御し、よっ
て液晶表示器の視角を広げる。 【解決手段】上ガラス基板1と、下ガラス基板2と、上
ガラス基板1と下ガラス基板2との間に挟まれた液晶層
5と、液晶層5における上ガラス基板1側に位置し、マ
トリクス状に配置する複数の画素電極3と、液晶層5に
おける下ガラス基板2側に位置する共通電極4と、各画
素電極3の上に設けられ、誘電材料で構成される一又は
複数の凸部6と、各凸部6の上に設けられ、画素電極3
と電気絶縁する制御電極8と、共通電極4を覆い、かつ
各画素電極3、各凸部6及び各制御電極8が共同で構成
する面を覆う配向層7と、を備える液晶表示器を提供す
る。
Description
に関する。特に、広視角を有するTFT能動マトリクス(ac
tive matrix)液晶表示器に関する。
比べて、多くの利点(例えば、体積が小さいこと、重さ
が軽いこと)がありますが、顕著な欠点があり、即ち、
液晶表示器の視角はCRT表示装置よりずっと狭い。この
点を改善するため、いろいろな液晶表示器が開発されて
いる。例えば、IPS(In-Plane Switching)モードであ
る。しかし、IPSモードは従来のTN(Twisted Nematic)モ
ードより、光學透過率がずっと低いとの欠点がある。こ
のため、IPSモードはデスクトップコンピュータの応用
に限り、携帯型コンピュータには相応しくない。
として、液晶層における液晶分子の排列方向を変更させ
ることにより、液晶分子が多種な排列方向を有すること
になり、液晶表示器の視角がそれによって広がる。
って開發された従来の液晶表示器の部分断面図を示す。
この液晶表示器は、上ガラス基板1と、下ガラス基板2
と、画素電極3と、共通電極4と、液晶層5と、凸部6
と、配向層7と、を有する。図6Aによれば、画素電極
3と共通電極4との間に電圧を印加せず、又は印加され
た電圧があるいき値を超えない場合、液晶層5の液晶分
子は同一の方向に排列する(図中の上下方向)。図6Bに
よれば、画素電極3と共通電極4との間に印加された電
圧があるいき値を超える場合、液晶層5の一部の液晶分
子は画素電極3と共通電極4の上にある凸部6に影響さ
れ、排列方向が変わった。これは凸部6近傍にある液晶
分子の排列方向がほぼ配向層7に直交するため。その結
果は、液晶分子は多種な排列方向を有し、液晶表示器の
視角がよって広がる。
されたもう一つの従来の液晶表示器の部分断面図を示
す。この液晶表示器は、上ガラス基板1と、下ガラス基
板2と、画素電極3と、共通電極4と、液晶層5と、配
向層7と、を備える。その中、共通電極4には凹溝9が
設けられているので、共通電極4には不連続なところが
ある。図7Aに示すように、画素電極3と共通電極4と
の間に電圧を印加せず、又は印加された電圧はあるいき
値を超えない場合、液晶層5の液晶分子は同一の方向に
排列し、図6Aと同様である。一方、画素電極3と共通
電極4との間に印加された電圧があるいき値を超える場
合、液晶層5の一部の液晶分子は共通電極4の不連続な
ところによる不均一電界(矢印に示すように) に影響さ
れ、排列方向が変わった。これは液晶分子の排列方向が
電界方向に直交するため。その結果は、液晶分子は多種
な排列方向を有し、視角が広がる効果を収めた。
う一つの従来の液晶表示器の部分断面図を示す。この液
晶表示器は、上ガラス基板1と、下ガラス基板2と、画
素電極3と、共通電極4と、液晶層5と、凸部6と、配
向層7と、を有する。この従来技術は前記二つの従来技
術の組み合わせと見なすことができる。詳細に、凸部6
と画素電極3の端部による不均一電界(矢印に示すよう
に)のため、液晶分子が多種な排列方向を有する。従っ
て、液晶表示器の視角が広がる効果を収めた。
6近傍の液晶分子の排列方向を制御するため、凸部6を
構成する誘電材料は一定の条件を満たす必要があり、例
えば、抵抗率、誘電率、形状などがみんな制限がある。
第二の従来技術において、共通電極4に凹溝9を開設す
る必要があるので、製作プロセスが複雑である。
は、簡単な製造プロセスにより画素電極又は共通電極の
上に凸部を設け、その凸部の上に制御電極を設け、その
制御電極に適切な電圧を印加することにより、前記凸部
近傍の液晶分子の排列方向を制御することを特徴とする
広視角液晶表示器を提供する。その利点としては前記凸
部を構成する誘電材料の特性が特に制限条件がない。ま
た、画素電極の端部による不均一電界を利用し、画素電
極の端部に近い液晶分子の排列方向を制御する。
明の第1の実施の形態による広視角液晶表示器は、上ガ
ラス基板1と、下ガラス基板2と、上ガラス基板1と下
ガラス基板2との間に挟まれた液晶層5と、液晶層5に
おける上ガラス基板1側に位置する画素電極3と、液晶
層5における下ガラス基板2側に位置する共通電極4
と、画素電極3の上に設けられ、誘電材料で構成される
凸部6と、凸部6の上に設けられ、画素電極3と電気絶
縁する制御電極8と、共通電極4を覆い、かつ画素電極
3、凸部6及び制御電極8が共同で構成する面を覆う配
向層7と、を備える。
電圧と、画素電極3の端部による不均一電界(矢印に示
すように)とにより、液晶層5内の液晶分子が多種な排
列方向を有することを制御し、よって液晶表示器の視角
が広がる。
形態による広視角液晶表示器は、上ガラス基板1と、下
ガラス基板2と、上ガラス基板1と下ガラス基板2との
間に挟まれた液晶層5と、液晶層5における上ガラス基
板1側に位置する画素電極3と、液晶層5における下ガ
ラス基板2側に位置する共通電極4と、共通電極4の上
における画素電極3に対応する区域内(図2の破線に囲
まれる区域)に設けられ、誘電材料で構成される凸部6
と、凸部6の上に設けられ、共通電極4と電気絶縁する
制御電極8と、画素電極3を覆い、かつ、共通電極4、
凸部6及び制御電極8が共同で構成する面を覆う配向層
7と、を備える。
電圧と、画素電極3の端部による不均一電界(矢印に示
すように)とにより、液晶層5内の液晶分子が多種な排
列方向を有することを制御し、よって液晶表示器の視角
が広がる。
な実施の形態を説明する。図3は前記第1の実施の形態
において、凸部6とその近傍区域の詳細な半導体構造を
示す。凸部6は誘電材料で構成され、画素電極3の上に
配置される。制御電極8は凸部6の上で導体を成長する
ことによって形成する。図3の左側は、パッシベーショ
ン131、第二第一金属32、n+区域133、非晶質
シリコン134、ゲート絶縁体135及び第二第一金属
36、を含む非晶質シリコン薄膜トランジスタ13を示
す。
ップが必要である。一方、図3の左側に示す非晶質シリ
コン薄膜トランジスタ13は五つのマスクステップが必
要である。前者の場合は後者より一つのマスク多く、そ
のマスクは絶縁体(凸部)6の上で導体(制御電極)8
を成長するためである。
り、その左側13'が図3の左側13に類似するため、
その説明は省略する。図4の右側14を参照し、第一金
属15、第二金属16及びゲート絶縁体17によって記
憶キャパシタ(storage capacitor)を形成する。図4に
示す半導体構造を少し変更すれば、本発明の凸部及び制
御電極の構造が得られる。図5を参照し、ITO層24が
制御電極8として働く。ITO層24の下方にある第一金
属21、第二金属22、ゲート絶縁体23及びパッシベ
ーション25が共同で凸部を形成する。図5に示す半導
体構造は二つの利点を有する:(1)第一金属21、第二
金属22及びゲート絶縁体23が共同で構成する記憶キ
ャパシタを有する;(2)必要なマスクの数が五つで、図
3に示す半導体構造(必要なマスクの数は六つ)に比べて
製造コストを省くことができる。
ンジスタ13(図3)及び24(図5)が画素電極を駆
動するためのスイッチとして働く。また、制御電極8に
印加された電圧は共通電極4に印加された電圧と同じで
ある。
示器の部分断面図を示す図である。
示器の部分断面図を示す図である。
傍区域の半導体構造の断面図である。
断面図である。
構造の断面図である。
ある。
ある。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 第一基板と、第二基板と、前記第一基板
と前記第二基板との間に挟まれた液晶層と、前記液晶層
における前記第一基板側に位置し、マトリクス状に配置
する複数の画素電極と、前記液晶層の前記第二基板側に
位置する共通電極と、前記各画素電極の上に設けられ、
誘電材料で構成される複数の凸部と、前記各凸部の上に
設けられ、前記各画素電極と電気絶縁する複数の制御電
極と、前記共通電極覆い、かつ前記各画素電極、前記各
凸部及び前記各制御電極が共同で構成する面を覆う配向
層と、 を備え、 前記各凸部の形状と、前記各制御電極に印加された電圧
と、前記各画素電極の端部による不均一電界とにより、
前記液晶層内の液晶分子が多種な排列方向を有すること
を制御し、よって液晶表示器の視角が広がる、 ことを特徴とする広視角液晶表示器。 - 【請求項2】 前記各制御電極に印加された電圧は前記
共通電極に印加された電圧と同一である、ことを特徴と
する請求項1に記載の広視角液晶表示器。 - 【請求項3】 第一基板と、第二基板と、前記第一基板
と前記第二基板との間に挟まれた液晶層と、前記液晶層
における前記第一基板側に位置し、マトリクス状に配置
する複数の画素電極と、前記液晶層における前記第二基
板側に位置する共通電極と、前記共通電極の上における
前記各画素電極に対応する各区域内に設けられ、誘電材
料で構成される複数の凸部と、前記各凸部の上に設けら
れ、前記共通電極と電気絶縁する複数の制御電極と、前
記各画素電極を覆い、かつ前記共通電極、前記各凸部及
び前記各制御電極が共同で構成する面を覆う配向層と、 を備え、 前記各凸部の形状と、前記各制御電極に印加された電圧
と、前記各画素電極の端部による不均一電界とにより、
前記液晶層内の液晶分子が多種な排列方向を有すること
を制御し、よって液晶表示器の視角が広がる、 ことを特徴とする広視角液晶表示器。 - 【請求項4】前記各制御電極に印加された電圧は前記共
通電極に印加された電圧と同一であること、を特徴とす
る請求項3に記載の広視角液晶表示器。
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