JP3076258U - 保護帽子 - Google Patents

保護帽子

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JP3076258U
JP3076258U JP2000006593U JP2000006593U JP3076258U JP 3076258 U JP3076258 U JP 3076258U JP 2000006593 U JP2000006593 U JP 2000006593U JP 2000006593 U JP2000006593 U JP 2000006593U JP 3076258 U JP3076258 U JP 3076258U
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hat
protective
protective hat
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田 啓 子 池
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株式会社特殊衣料
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転倒などによる頭部の衝撃を和らげるための
保護帽子に関し、見た目が自然で一見して「障害者用」
とわかり難く、軽くて頭に負担をかけず、かつ、汗をか
き難く、洗濯が容易ですぐ乾くような保護帽子を提供す
る。 【解決手段】 転倒などによる頭部の衝撃を和らげるた
めの保護帽子において、衝撃吸収材として、ポリエステ
ル等の高分子繊維材料からなるハニカムメッシュを多層
に構成した部材を用い、前記帽子の表地にスポーツニッ
トやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮する繊維素材
を用い、さらに、帽子の両側下端部にベルトまたは紐を
取り付け、転倒の際などに外れないように前記ベルトま
たは紐を顎にて固定できる構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、転倒などによる頭部の衝撃を和らげるための保護帽子に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
保護帽子としては、 (1)障害者等が捕装具の一つとして、日常生活の中で長時間使用するタイプ の帽子と、 (2)外出用のさりげない帽子で、保護帽子とわからないように衝撃吸収材を 見えないところに付けたり、冬の雪道や氷上で転倒したときに頭部を保護するも ので、デザインはターバンまたはバンダナ感覚の帽子、などがある。
【0003】 一般に保護帽子としては、一見して「障害者用」とわかる頭部を保護する機能 性のみ優先された保護のための道具的な違和感のある構造の(ヘッドギヤ的な) ものや、一見普通タイプの帽子型保護帽子でも比較的重い衝撃吸収材が使用され ているものが販売されている。 従来の「ヘッドギヤ」または「ヘッドガード」等の商品名で販売されている保 護帽子は、表地が人工皮革または皮製で、違和感のある耳パットやプラスチック 製あご受け等も付くなど、頭部を保護する機能性のみ優先された保護のための道 具的な構成となっている。
【0004】 また、一見普通タイプの帽子型保護帽子の「衝撃吸収保護帽」として販売され ているものも、衝撃吸収材としてスチレン系エラストマーのゲル状の「アイサン ゲル」が使用されており、重いという難点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来の問題点を解決すべく創案されたものであり、本考案の目的 は、自然な外観を備えて、一見して「障害者用」とわかり難く、軽くて頭に負担 をかけず、かつ、汗をかき難く、洗濯が容易ですぐ乾くような保護帽子を提供す ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記問題を解決するために、転倒などによる頭部の衝撃を和らげるた めの保護帽子において、衝撃吸収材として、ポリエステル等の高分子繊維材料か らなるハニカムメッシュを多層に構成した部材を用いたことを特徴し、前記帽子 の表地にスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮する繊維素材を 用い、帽子の両側下端部にベルトまたは紐を取り付け、転倒の際などに外れない ように前記ベルトまたは紐を顎にて固定できるようにしたことを特徴とするもの である。
【0007】 また、帽子の両側に、両耳を覆うような耳当て部を設け、前記耳当て部に開口 部または切欠部を設け、帽子の外周の一部または全部に、外方に突出するひさし を設けたことを特徴とし、帽子の外周の一部または全部に、上方に折り返し可能 なつば型緩衝部を設け、当該つば型緩衝部に前記衝撃吸収材を用いたことを特徴 し、さらに、帽子形状を、側頭部を覆う筒状に形成し、当該筒状の帽子本体部を ニット等の所定の布地を用いて頭巾様に覆ったことを特徴とするものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1に図示したように、本考案の第1の実施の形態による保護帽子は、帽子本 体1aと転倒の際などに外れないように顎にて固定できるようにマジック付きベ ルトまたは紐等でなるあごバンド2およびバンド止め輪3から構成されている。
【0009】 本考案の帽子本体1aは、図2の断面図に示す通り、表地(表布)5、衝撃吸 収材4および裏地(裏布)6から構成されている。 前記表地(表布)5としては、スポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自 在に伸縮する繊維素材を使用し、汗をかき難く、洗濯が容易ですぐ乾く構成とし ている。
【0010】 帽子本体1aの中身の衝撃吸収材4は、図3に示すような、軽くて柔軟性に富 み、加工性のよいポリエステル等の高分子繊維材料からなるハニカムメッシュ( 例えば、一般に市販されている「ポリエステルハニカムメッシュ」)を多層(例 えば図2に示すような4層)に構成している。一層又は2層でもよいが、衝撃吸 収力はその分小さくなる。また4層以上の多層にすると緩衝力が高まるが、その 分厚みが増すという不都合がある。4層程度が実用上好ましい。このような衝撃 吸収材4は、以下に示す、すべての実施の形態に使用される。
【0011】 帽子本体1aの裏地6は、通気性が良く耐久性のある適宜メッシュサイズのメ ッシュ布または表地5と同様なスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在 に伸縮する繊維素材を使用している。
【0012】 以上のような構成により、非常に軽量で(デザインによるが、120〜250 g程度)、一見して「障害者用」とわかり難く、普通のデザインの帽子型保護帽 子を、任意な形状にデザインし易く、また、汗をかき難く、洗濯が容易ですぐ乾 く等、従来より違和感のない非常に優れた保護帽子とすることができる。
【0013】 本考案の第2の実施の形態による保護帽子は、図4(a)に示す通り、第1の 実施の形態による保護帽子(図1)の帽子本体1aの両側に、両耳を覆うような 耳当て部7aを追加した構成である。緩衝部材およびその他の構成は第1の実施 の形態と同様の構成となっている。すなわち、帽子本体1bと耳当て部7aとあ ごバンド2およびバンド止め輪3を備えている。
【0014】 前記耳当て部7aは、帽子本体1bと同様に図2の断面図に示す通り、表地( 表布)5、衝撃吸収材4および裏地(裏布)6から構成されている。 表地5にスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮する繊維素材 を使用し、裏地6に通気性が良く耐久性のある適宜メッシュサイズのメッシュ布 または表地5と同様なスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮す る繊維素材を使用しており、汗をかき難く、洗濯が容易ですぐ乾くような構成と している。
【0015】 また、前記耳当て部7aは、両側耳の部分を図4(b)に示すような開口部8 aを設け、あるいは、図4(c)に示すような切欠部8bを設ける構成としても よい。
【0016】 本考案の第3の実施の形態による保護帽子は、図5(a)に示すように、第2 の実施の形態による保護帽子(図4)の帽子本体1bの外周前部に、外方に突出 するひさし9aを追加した構成となっている。その他の構成は第2の実施例と同 様である。すなわち、帽子本体1cと耳当て部7とひさし9aとあごバンド2お よびバンド止め輪3から構成されている。
【0017】 また、本考案の第3の実施の形態による保護帽子は、図5(b)に示す様に、 第1の実施の形態による保護帽子(図1)の帽子本体1aの外周の全部に、ひさ し9bを追加した構成である。その他の構成は第1の実施の形態と全く同様の構 成となっている。すなわち、帽子本体1dとひさし9bとあごバンド2およびバ ンド止め輪3から構成されている。
【0018】 本考案の第4の実施の形態による保護帽子は、図6に示すように、第1の実施 の形態による保護帽(図1)の帽子本体1aの下端外周に上方に折り返し可能な つば型緩衝部10を追加した構成となっており、その他の構成は第1の実施の形 態と同様の構成となっている。すなわち、帽子本体1eとつば部10とあごバン ド2およびバンド止め輪3から構成されている。
【0019】 つば型緩衝部10は、第1の実施の形態による保護帽子(図1)の帽子本体1 aと同様な断面構成となっており、図2の断面図に示す通り、表地(表布)5、 衝撃吸収材4および裏地(裏布)6から構成されている。 表地5にスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮する繊維素材 を使用し、裏地6に通気性が良く耐久性のある適宜メッシュサイズのメッシュ布 または表地5と同様なスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮す る繊維素材を使用しており、汗をかき難く、洗濯が容易ですぐ乾くような構成と している。
【0020】 また、本考案の帽子本体1eは、第1の実施の形態による保護帽子(図1)の 帽子本体1aと同様な構成とするか、あるいは、従来一般の帽子のように中身の 衝撃吸収素材4を省いた構成としてもよい。
【0021】 本考案の第5の実施の形態による保護帽子は、図7に示すように帽子形状を、 側頭部を覆う筒状に形成し、側頭部分を保護するように構成している。すなわち 、帽子本体1fは、第1の実施の形態による保護帽子(図1)の帽子本体1aと 同様な断面構成となっており、図2の断面図に示す通り、表地(表布)5、衝撃 吸収素材4および裏地(裏布)6から構成されている。
【0022】 表地5にスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮する繊維素材 を使用し、裏地6に通気性が良く耐久性のある適宜メッシュサイズのメッシュ布 または表地5と同様なスポーツニットやツーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮す る繊維素材を使用しており、汗をかき難く、洗濯が容易ですぐ乾くような構成と している。
【0023】 本考案の第6の実施の形態による保護帽子は、図8に示すように、第5の実施 の形態による保護帽子(図7)の帽子本体1fの外側に、頭部を覆う頭巾様布地 11を追加した構成となっている。すなわち、側頭部を保護するための側頭部保 護帯1g(図8の破線部)と頭巾11および頭巾11の頭頂部に付けた飾り紐1 2から構成されている。
【0024】 側頭部保護帯1gは、第5の実施の形態による保護帽子(図7)の帽子本体1 fと全く同様に構成されているので、詳細な説明は省略する。 頭巾11は、例えばニット等の素材で形成すると極めて自然な外観となり、若 い女性がおしゃれの一環として着用可能なファッション性が得られる。したがっ て、障害者の頭部保護用として以外に、例えば、サイクリングの際やスキー、ス ケート等の各種スポーツを行なう際に気軽に着用して、頭部保護を図ることがで きる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明のように本考案においては、転倒などによる頭部の衝撃を和らげるた めの保護帽子において、ポリエステル等の高分子繊維材料からなるハニカムメッ シュを多層に構成して衝撃吸収材として用い、帽子の表地にスポーツニットやツ ーウェイタイプ等の縦横自在に伸縮する繊維素材を使用した構成により、見た目 が自然で一見して「障害者用」とわかり難いデザインの保護帽子を実現できる。 また、任意な形状にデザインし易く、非常に軽量に形成可能であり、頭に負担を かけず、かつ、汗をかき難く、洗濯が容易ですぐ乾くなど、非常に優れた保護帽 子とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態による保護帽子の外
観図である。
【図2】ポリエステルハニカムメッシュを4層にして形
成された衝撃吸収材の断面を示す図である。
【図3】衝撃吸収材に使用されるポリエステルハニカム
メッシュの一部外観図である。
【図4】本考案の第2の実施の形態による保護帽子の外
観図である。
【図5】本考案の第3の実施の形態による保護帽子の外
観図である。
【図6】本考案の第4の実施の形態による保護帽子の外
観図である。
【図7】本考案の第5の実施の形態による保護帽子の外
観図である。
【図8】本考案の第6の実施の形態による保護帽子の概
観図である。
【符号の説明】
1a、 1b、 1c、 1d、 1e、1f 帽子本
体 1g 側頭部保護帯 2 あごバンド 3 バンド止め輪 4 衝撃吸収材 5 表地(表布) 6 裏地(裏布) 7、7a、 7b、 7c 耳当て部 8a 開口部 8b 切欠部 9a、9b ひさし 10 つば型緩衝部 11 頭巾 12 飾り紐

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転倒などによる頭部の衝撃を和らげるた
    めの保護帽子において、衝撃吸収材として、ポリエステ
    ル等の高分子繊維材料からなるハニカムメッシュを多層
    に構成した部材を用いたことを特徴とする保護帽子。
  2. 【請求項2】 前記帽子の表地にスポーツニットやツー
    ウェイタイプ等の縦横自在に伸縮する繊維素材を用いた
    ことを特徴とする請求項1記載の保護帽子。
  3. 【請求項3】 帽子の両側下端部にベルトまたは紐を取
    り付け、転倒の際などに外れないように前記ベルトまた
    は紐を顎にて固定できるようにしたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の保護帽子。
  4. 【請求項4】 帽子の両側に、両耳を覆うような耳当て
    部を設けたことを特徴とする請求項1,請求項2又は請
    求項3記載の保護帽子。
  5. 【請求項5】 前記耳当て部に開口部または切欠部を設
    けたことを特徴とする請求項4記載の保護帽子。
  6. 【請求項6】 帽子の外周の一部または全部に、外方に
    突出するひさしを設けたことを特徴とする請求項1,請
    求項2又は請求項3記載の保護帽子。
  7. 【請求項7】 帽子の外周の一部または全部に、上方に
    折り返し可能なつば型緩衝部を設け、当該つば型緩衝部
    に、前記衝撃吸収材を用いたことを特徴とする請求項
    1,請求項2又は請求項3記載の保護帽子。
  8. 【請求項8】 帽子形状を、側頭部を覆う筒状に形成し
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の保護帽
    子。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の保護帽子を、ニット等の
    所定布地にて頭巾様に覆ったことを特徴とする請求項8
    記載の保護帽子。
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