JP3076166U - 動く飾り付筆記用具 - Google Patents

動く飾り付筆記用具

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明泰 許
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祥▲縁▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造が簡単で、自身からの働きかけで動作を
行なうことができる筆記具を提供することとなる。 【解決手段】 本考案の筆記用具は、動く飾り、台座、
台座下の筆管3、筆管下部の筆記具カバー31、筆管内
部の芯、飾りを引っ張るための数本の引き紐4からな
る。前述の飾り台座は、ふた、バネ22、バネ台座2
3、底座24からなり、底座は筆管の上に固定される。
ふたと底座の間には、バネとバネ台座があり、バネ台座
底部と筆芯の上部は接触している。動く飾りは、手足、
及び、関節が、紐によって動き、その紐は下のふたの穴
を通り、バネ台座まで届く。結び目は飾りを固定させ、
「引っ張り」を確実にする。本考案の筆記用具は、書写
の過程で紐を引っ張ることにより、「ゆるみ」と「引っ
張り」が生じ、飾りを上げたり下げたりする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、「動く」飾りのついた筆記用具に関わる。本考案の筆記用具は、上 部に「動く」飾りがついていることで、子供の興味を引き、子供の想像空間を広 げるので、子供の筆記用具として適している。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊べる筆記用具は、音が出るとか、光を放つとかで子供の気を引いた。 しかし、アクティブな動きをする筆記用具ではない。現在、「動く」おもちゃと 言えば、関節を使ったおもちゃ(木の人形の類)があげられ、それらのおもちゃ の各関節と四肢は、パーツを組み合わせている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらを動かすのは人間であり、動かす人間の動作によって「 動く」だけで、おもちゃからの働きかけはなく、おもろしろみは少ない。その上 、構造が複雑で、生産コストも高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の筆記用具は、「動く」飾り、台座、台座下の筆管、筆管下部のカバー 、筆管内部の芯、飾りを引っ張るための数本の紐からなる。前述の飾り台座は、 ふた、バネ、バネ台座からなる。そのうち、台座は筆管の上に固定される。ふた と底座は、上下かみあわさる。ふたと底座の間には、バネとバネ台座がある。バ ネ台座底部と筆芯の上部は接触している。バネはふたとバネ台座の間にある。動 く飾りは、手足、及び、関節が、紐によって動き、その紐は下のふたの穴を通り 、さらに、バネ台座まで届く。結び目は飾りをしかっりと固定させ、「引っ張り 」を確実にする。本考案の筆記用具は、書写の過程で紐を引っ張ることにより、 「ゆるみ」と「引っ張り」が生じ、飾りを上げたり下げたりして、興味を引くの である。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1を参照いただきたい。図に示したのは、筆記用具10の構造である。筆記 用具10は、動く飾り1、動く飾り1の下の飾り台座2、飾り台座2の下の筆管 3、筆管3の下の筆記具カバー31、筆管3の中の筆記具芯32、動く飾り1を 引っ張る数本の引き紐4からなる。それらを組み立てた図は、図2を参照いただ きたい。
【0006】 図1と図3を同時に参照いただきたい。図3は組み立てた後の断面図である。 飾り台座2は、ふた21、バネ22、バネ台座23、底座24からなる。そのう ち、ふた21は、下に円形溝211があって、その中央には、穴212が開いて いる。バネ台座23は、その上部に突起部分231があり、両側には切り込み2 32がある。底の部分は中が空洞の下部233で、その両側には切り込み234 がある。バネ22の上端は、前述の円形溝211内に挿入されていて、下端は突 起部分231の外側にはまっている。そして、ふた21の下端の外側には突起部 分213がある。底座24の上部内側には溝241があり、突起部分213と溝 241は互いにかみあって、ふた21と底座24をしっかりと結合させる。バネ 22とバネ台座23はこの内部に位置する。
【0007】 また、前述の底座24の底部分には、穴242があり、さらに下には突き出し た管243が伸びている。この突き出した管243は、筆管3の上端に挿入され る。そして、筆管3の下は筆記具カバー31で、この筆記具カバー31は筆管3 の下部の筆管頭部33と対応している。筆記具芯32は、上部が底座24の穴2 42を貫いて、バネ台座23の中が空洞の下部233内に収まる。
【0008】 図3と図4を同時に参照いただきたい。そのうち、図4は飾りと引き紐の結合 図である。これは、動く飾り1と引き紐4、バネ台座23の結合関係を示してい る。動く飾り1は、底の部分11、両下肢12、前部ふた13、後部ふた14か らなるボディ、そして、くび関節15、頭部16、2つの上肢の関節17、上肢 18が組み合わさって、人形を形作る。
【0009】 細かい部分は以下の通りである。長い穴111を持つ底の部分11。底の部分 11の上にあって、小さな穴121の開いた2つの下肢12。下肢12の上にあ って、内壁に固定管131が突き出ていて、開口部の外側に突起部分132をも つ、半円形の前部ふた13。内壁に2つの固定突起棒141をもち、開口部の外 側にふちの溝142をもった、前部ふた13とかみあわさることのできる半円形 の後部ふた14。前部ふた13と後部ふた14の上部にあって、左右に2つの止 まり153をもち、内部に2つの穴151の開いた首の関節15。首の間接15 の上にあって、空洞部分161とその中の止まりを収める溝162をもつ、円形 の頭部16。前部ふた13と後部ふた14の左右にあって、2つの穴171をも つ、上肢の関節17。上肢の関節17の上にあって、空洞部分181をもつ上肢 18。そして、各関節、四肢につながった、数本の引き紐4。上記のパーツを組 み合わせて形作っている。
【0010】 そのうち、前部ふた13の固定管131は、後部ふた14の固定突起棒141 が挿入される。突起部分132はふちの溝142内にはまり込む。それぞれがか みあわさって、1つのボディを作り上げる。ボディには、頭部につながる穴19 1、2つの上肢につながる穴192、2つの下肢につながる穴193の、5つの 穴が開いていて、それぞれが3本の引き紐41〜43が通るようになっている。 そのうち、41はメインの引き紐で、首の関節15の上で結び目411を作り、 2本の紐は穴151を通り、それぞれ頭部につながる穴191、下肢につながる 穴193、そして、下肢12の穴121、底の部分11の穴111、ふた21の 穴211、バネ台座23の切り込み232内を通り、さらに底部の中が空洞の下 部233にある2つの切り込み234をくぐっている。引き紐41がきつく引っ 張られると、頭部16は首の関節15の上にしっかりと載り、止まりを収める溝 162と止まり153が対応するようになっている。また、首の関節15は、し かっりと前部ふた13と後部ふた14の上に収まる。前後2つのふた13、14 もまた、2つの下肢12の上に、2つの下肢12はもまた、底の部分11の上に 固定される。
【0011】 2つの引き紐42、43は、サブの引き紐である。2つの引き紐は、それぞれ 左右の上肢関節17の上で結び目421、431を作る。そして、それぞれ、平 行に上肢関節17の2つの穴171を通る。さらに、上肢につながる穴192、 下肢につながる穴193、下肢12の穴121、底の部分11の穴111、ふた 21の穴211、バネ台座23の切り込み232内を通って、底部の中が空洞の 下部233の切り込み234をくぐっている。引き紐42、43がきつく引っ張 られると、上肢関節17はしっかりと前後のふた13、14の上に固定される。 また、上肢18は上肢の関節17と組み合わさり、完成する。
【0012】 図5は本考案の筆記用具が圧迫された時の様子を表している。筆記用具10を 使用する時、先ず、筆記具カバー31をはずす。筆記具芯32を平面に接触させ 、筆記用具10を持って下に押すと、圧力がバネ22にかかり、バネ22は縮ま る。この時、ふた21、底座24が動く飾り1、及び、筆管3と共に下に押し下 げられ(筆記具芯32、バネ台座23は上昇する)、バネ台座23とふた21の 距離は短縮される。したがって、3本の引き紐4は緩み、動く飾り1の各関節と 四肢は自然と下垂する。図6に示す通りである。
【0013】 図7は本考案の筆記用具が圧迫されない時の様子を表している。筆記用具の圧 力を緩めると、バネ22は弾力によってもとに戻る。ふた21、底座24は動く 飾り1、筆管3と共に上に押し上げられ、各パーツも元の状態に戻る。引き紐4 も動く飾り1の各関節と四肢を引っ張り、ぴんと立たせる。図8に示す通りであ る。
【0014】 上述の動作を繰り返し行なうと、筆記用具10上の動く飾り1は運動をしてい るかのような動きを見せる。本考案の動く飾りは上述のような形に留まらず、他 の動物や人形でもよい。例えば、羽を広げて飛ぶ鳥、顔の表情、機械を模した動 き、エンジンの動きなどである。これらの簡単な変化も、本考案の主題から変化 したものであるから、本考案に類似の、筆記用具に引き紐を運用した原理によっ て設計されたものも、本考案の申請の範疇であるものと見なす。
【0015】
【考案の効果】
本考案の筆記用具は、ただ書写するだけの一般の筆記用具として用いるほか、 装飾の効果を持つ。 本考案の筆記用具は、紐を使うことによって、飾りに、跳ぶ、はねる、ゆれる などのさまざまな動作をさせることが可能である。動く飾りをつけることで、子 供の興味や好奇心を引く上、子供の想像空間を広げるのにも役立つ。 さらに、本考案の筆記用具は、電池、電気回路の設定が不要なので、環境にや さしい。また、構造が単純で、コストが低く、製造しやすいので大量生産が可能 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の筆記用具の立体分解図である。
【図2】本考案の筆記用具の立体組み立て図である。
【図3】本考案の筆記用具を組み立てた後の断面図であ
る。
【図4】本考案の筆記用具の「動く」飾りと「引き」紐
との結合図である。
【図5】本考案の筆記用具が圧迫された時の見取り図で
ある。
【図6】図5の外観側面図である。
【図7】本考案の筆記用具が圧迫を受けない時の見取り
図である。
【図8】図7の外観側面図である。
【符号の説明】
10 筆記用具 1 動く飾り 11 底の部分 111 穴 12 下肢 121 小さい穴 13 前部ふた 131 固定管 132 突起部分 14 後部ふた 141 固定突起棒 142 ふちの溝 15 関節 151 穴 152 穴 153 止まり 16 頭部 161 空洞部分 162 止まりを収める溝 17 上肢の関節 171 穴 172 穴 18 上肢 181 空洞部分 191 頭部につながる穴 192 上肢につながる穴 193 下肢につながる穴 2 飾り台座 21 ふた 211 円形溝 212 穴 22 バネ 23 バネ台座 231 突起部分 232 切り込み 233 中が空洞の下部 234 切り込み 24 底座 241 溝242 穴 243 突き出した管 3 筆管 31 筆記具カバー 32 筆記具芯 33 筆管頭部 4 引き紐 41 メインの引き紐 411 結びめ 42 サブの引き紐 421 結びめ 43 サブの引き紐 431 結びめ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 「動く」飾り、飾りの下の台座、台座下
    の筆管、筆管下部のカバー、筆管内部の芯、飾りを引っ
    張るための数本の紐からなり、 飾りの台座は、ふた、バネ、バネ台座、底座からなり、
    そのうち、底座は筆管の上に固定されていて、ふたと底
    座は、上下かみあわさり、ふたと底座の間には、バネと
    バネ台座があって、さらに、バネ台座底部と筆芯の上部
    は接触していて、バネはふたとバネ台座の間にあり、 動く飾りは、手足、及び、関節が、紐によって動き、そ
    の紐は下のふたの穴を通り、さらに、バネ台座まで届
    き、その結び目は飾りをしかっりと固定させ、「引っ張
    り」を確実にして、 書写の過程で紐を引っ張ることにより、「ゆるみ」と
    「引っ張り」が生じ、飾りを上げたり下げたりして、人
    形のような動きをすることで興味を引くという特徴をも
    つ、動く飾り付筆記用具。
  2. 【請求項2】 バネ台座の上部に丸い突起部があり、そ
    れがバネを支え、両側には溝があって、「引き紐」を通
    すことができ、さらに、下部の突起部には、2ヶ所の溝
    が設けられていて、「引き紐」を通すことが可能な、請
    求項1に記載の動く飾り付筆記用具。
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