JP3075562U - 簡易型ダクト及びダクト支持具 - Google Patents

簡易型ダクト及びダクト支持具

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JP3075562U
JP3075562U JP2000005754U JP2000005754U JP3075562U JP 3075562 U JP3075562 U JP 3075562U JP 2000005754 U JP2000005754 U JP 2000005754U JP 2000005754 U JP2000005754 U JP 2000005754U JP 3075562 U JP3075562 U JP 3075562U
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duct
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JP2000005754U
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Inventor
幸一 馬場
Original Assignee
バクマ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 局所的空調が容易に実現できる簡易形ダクト
を提供する。 【構成】 伸縮性及び撓曲性を備えた所定形状のダクト
体1と、ダクト体を抱持し、両外側部分に装着穴を設け
た筒状保持体2と、線材を折曲してダクト断面形状に対
応した足部31、及び足部から立ち上げた脚部32とを
備え、脚部先端を線材の弾性力で装着穴に挟圧装着可能
とした脚体3とで構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、温風暖房の吹き出し温風を効率的に遠方箇所に送り込むことができ るダクトおよびダクトの支持具に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案解決しようとする課題】
工場内や体育館等の広い空間では、空間全体の空調を行うことは、多くのエネ ルギーを要するために行われることは少なく、空調(温度調整)が必要な場合に は、空調が必要とする箇所に放出口を設けたダクトを設置し、熱風や冷風を所定 箇所に吹き出すようにしている。
【0003】 然しながら、家庭や小工場や商店などでは、工場のようなダクトを設置するこ とは、その室内空間の広さから無駄である。而もダクト放出の位置変更の必要が 生じた場合の対処が煩雑である。
【0004】 そこで本考案は、容易に設置でき、且つ収納などに便利な新規なダクト並びに ダクト支持具を提案したものである。
【0005】
【課題を解決する手段】
本考案に係るダクト支持具は、ダクト体を抱持し、両外側部分に装着穴を設け た筒状保持体と、線材を折曲してダクト断面形状に対応した足部、及び足部から 立ち上げた脚部とを備え、脚部先端を互いに内側へ折曲して連結突部に形成する と共に、連結突部を線材の弾性力で装着穴に、足部が保持体の略直交する位置並 びに平行する位置で、挟圧装着可能にした脚体とで構成したことを特徴とするも のである。
【0006】 また本考案に係る簡易型ダクトは、前記支持具と、伸縮性及び撓曲性を備えた 所定形状のダクト体とで構成したことを特徴とするものである。
【0007】 而して支持具を装着したダクト体を必要に応じて伸縮したり撓曲させて、熱源 (温風ヒーター)の吹き出し口にダクト体の開口部を向けて位置させると共に、 支持具の足部を保持体と略直交する位置とすると、床面上に設置でき、所定の熱 風放出口と所望放出位置間とを結ぶことで、所望位置に容易に熱風を供給できる 。また支持具が不要の場合やダクトを収納する場合には、足部の位置を保持体と 平行にすると、足部がダクト体の外周に添う形態となる。
【0008】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。実施例に示した簡易ダクトは、ダクト 体1と、支持具からなり、支持具は保持体2と脚体3とで構成される。
【0009】 ダクト体1は、アルミ製円筒蛇腹状の所謂フレキシブルチューブで形成され、 外周面が螺旋状の凹凸形状として、伸縮並びに撓曲を自在としたもので、両端部 に耐熱性を備えた66ナイロン製の保護用キャップ11を装着してなる。
【0010】 保持体2は、前記ダクト体1の断面形状に対応するリング状で上下二分割とし 、上部体21の両端は両外側に折曲し、ビス穴22を設け、ビス23で下部体2 4に装着可能としている。下部体24は、両端に張り出し部分を形成し、張り出 し部分の上面に前記ビス穴22に対応する螺孔25を設けると共に、外側面に装 着穴26を設けてなる。
【0011】 更に上部体21と下部体24とでリング状に形成した場合に、前記ダクト体1 の外周面凹凸形状に対応する螺旋溝27a,27bを設けてなる。
【0012】 脚体3は、金属線材を折曲して形成したのもで、足部31と脚部32とを備え てなる。足部31は、ダクト断面形状即ちダクトの外周面に一致する半円形状と し、脚部32は、足部31の両端から立ち上げたもので、半円の足部面に対して 約65度の傾斜角で足部先方に立ち上がり、且つ上端が互いに近接するように内 側に傾斜させ、先端を互いに内側へ折曲して連結突部33を形成してなる。
【0013】 而して保持体2の上部体21と下部体24とで、ダクト体1の所望位置を抱持 すると共に、ビス23で上部体21と下部体24とを連結してダクト体1に固定 し、脚体3の脚部32を押し拡げて連結突部33を装着穴26に差し込んで脚体 3を保持体2に装着する。
【0014】 而して室内に設けた熱源(例えば温風ヒーター)Aと、温風を吹き出したい箇 所Bとの間にダクト体1を配置するもので、支持具の保持体2の位置を変更した り、ダクト体1を伸縮させたり撓曲させて、温風吹き出し口にダクト体1の開口 部を臨ませて、支持具の足部31の接地面をダクト体1の下方に位置させ(足部 面を保持体2と略直交する位置とする)、ダクト体1を床面上から浮かせて設置 する。
【0015】 従って室内の所望位置に温風や熱風を送り込むことができ、室内全体の空調を 行うことなく、任意の箇所に空調空気を供給することで、局所的空調が容易に実 現できる。
【0016】 更に吹き出し機器の変更(温風吹き出し口の変更)や、更には空調対象箇所が 変更されても、支持具の位置の変更及びダクト体1の伸縮や撓曲で対応でき、特 に前記実施形態においては、ダクト体1の外周面凹凸条と螺旋溝27a,27b が嵌合状態であるので、ビス23を僅かに緩めて回転させると、保持体2をダク ト体1から外すことなく取付位置の変更が可能である。
【0017】 またダクトの配置変更に伴って既に組み込んでいる支持具が邪魔になれば、装 着穴26を中心に脚体3を回動すると、脚体3全体がダクト体1の外周面に添う 形態となり、何らの支障にもならない。勿論ダクトの収納時も同様に脚体3を回 動して、納めることもできる。
【0018】 尚前記実施形態は、円筒形状のダクト体について示したが、ダクト体の形状は 円形でなくとも良いし、ダクト体が非円形断面であれば、脚体の足部形状並びに 保持体のリング形状も前記ダクト体の断面形状に対応させれば良いものである。
【0019】
【考案の効果】
以上のとおり本考案は、ダクト体を抱持し、両外側部分に装着穴を設けた筒状 保持体と、線材を折曲してダクト断面形状に対応した足部、及び足部から立ち上 げた脚部とを備え、前記装着穴に挟圧装着可能にした脚体とで構成した支持具、 並びに伸縮性及び撓曲性を備えた所定形状のダクト体とで構成した簡易型ダクト で、ダクト体の伸縮並びに撓曲と、支持具でのダクト体支持で、所望箇所への局 所空調が容易に実現でき、省エネに貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の支持具全体の分解斜視図。
【図2】同簡易型ダクトの要部正面図。
【図3】同使用状態の説明図で、(イ)は低所吹出し機
器使用時を示し、(ロ)は高所吹き出し機器使用時を示
す。
【符号の説明】
1 ダクト体 11 保護用キャップ 2 保持体 21 上部体 22 ビス穴 23 ビス 24 下部体 25 螺孔 26 装着穴 27a,27b 螺旋溝 3 脚体 31 足部 32 脚部 33 連結突部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト体を抱持し、両外側部分に装着穴
    を設けた筒状保持体と、線材を折曲してダクト断面形状
    に対応した足部、及び足部から立ち上げた脚部とを備
    え、脚部先端を互いに内側へ折曲して連結突部に形成す
    ると共に、連結突部を線材の弾性力で装着穴に、足部が
    保持体と略直交する位置並びに平行する位置で挟圧装着
    可能とした脚体とで構成したことを特徴とするダクト支
    持具。
  2. 【請求項2】 筒状保持体を、上下二分割として、ダク
    ト中間への取り付けを可能とした請求項1記載のダクト
    支持具。
  3. 【請求項3】 筒状保持体の内周面に、取付対象のダク
    ト体の外周面凹凸条に対応した螺旋溝を設けてなる請求
    項2記載のダクト支持具。
  4. 【請求項4】 伸縮性及び撓曲性を備えた所定形状のダ
    クト体と、請求項1又は2記載のダクト支持具とで構成
    したことを特徴とする簡易型ダクト。
  5. 【請求項5】 ダクト体を、アルミ製筒体で形成すると
    共に、伸縮性及び撓曲性を備えるために、外周面を螺旋
    条の凹凸面とし、請求項3記載のダクト支持具と組み合
    わせてなる請求項4記載の簡易ダクト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210014959A (ko) * 2019-07-31 2021-02-10 인천대학교 산학협력단 휴대용 흡배기 장치

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