JP3075347U - 敷物用チューブ型巻芯 - Google Patents

敷物用チューブ型巻芯

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JP3075347U
JP3075347U JP2000005503U JP2000005503U JP3075347U JP 3075347 U JP3075347 U JP 3075347U JP 2000005503 U JP2000005503 U JP 2000005503U JP 2000005503 U JP2000005503 U JP 2000005503U JP 3075347 U JP3075347 U JP 3075347U
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tube
core
rug
filled
rugs
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JP2000005503U
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Inventor
茂樹 増岡
Original Assignee
三共生興株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷物類の巻芯として問題なく使用でき、軽量
で輸送等の取扱いが容易で、しかも使用後には嵩低くし
て容易に廃棄処理することができるチューブ型巻芯Aを
提供する。 【解決手段】 可撓性のある合成樹脂フィルム等の非通
気性フィルムよりなるチューブ1を素材とし、その内部
にエア等の気体を大気圧より高い内圧を保持するように
充填して、両端を熱融着手段等の接合手段より閉合して
封入し、チューブ1を直状の緊張状態に保持し、敷物類
Bの巻き芯として使用した後、孔を開ければ嵩低く折り
畳めるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、カーペット、マットその他の各種の敷物類に使用する敷物用チュー ブ型巻芯に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来より、カーペット、マット、ラグその他の敷物類の小売販売のための輸送 や保管あるいは陳列においては、敷物類を折り畳んだり、あるいは単に巻回した だけでは、輸送中あるいは保管等の取扱いにおいて、折れ目が付き商品価値を低 下させることになるので、通常一般には巻芯を使用して巻回状態で輸送、保管あ るいは陳列している。
【0003】 この敷物類の巻芯として、従来は、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂製のパイ プあるいは紙管等が一般に使用されているが、これらの巻芯は材質的に比較的重 く、巻芯のみの輸送等の取扱いが容易でない上、敷物類が小売販売されて一般家 庭に持ち込まれた場合には、業者が巻芯を持ち帰らない限り、不要品として廃棄 処理する必要がある。特に通信販売では、巻芯を持ち帰らないのが普通であり、 その処理を一般家庭で行う必要がある。
【0004】 しかしながら、前記従来の巻芯は剛性があってかつ嵩も高いために、その処理 は極めて面倒であり、不燃性のゴミとして廃棄する必要があり、家庭用のゴミの 少量化にも反することになる。
【0005】 本考案は、上記に鑑みてなしたものであって、カーペット等の各種敷物類の折 れ目付けを防止する巻芯として充分に使用でき、しかも軽量で輸送等の取扱いが 容易であって、特に使用後には嵩低くして容易に廃棄処理することができるチュ ーブ型巻芯を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本考案の敷物用チューブ型巻芯は、非通気性フィルムの チューブよりなり、内部にエア等の気体を充填封入して緊張状態に保持してなる ことを特徴とする。例えば、可撓性のある合成樹脂フィルムを素材とするチュー ブよりなり、大気圧より高い内圧を保持するように気体を充填して封入し、該チ ューブを緊張させ直状に保持してなるものである。
【0007】 このチューブ型巻芯よれば、気体の充填封入により、ある程度の弾力性を有す るにしても、つぶれや折れ曲がりを抑制できて、所定の直状形体を保持できる。 したがって、該チューブを芯にしてカーペット等の敷物類を巻回しておくことに より、輸送中あるいは保管や陳列状態での折れ目等の発生を防止できる。またこ の巻芯は軽量で取扱い易く、輸送費を低減できることにもなる。
【0008】 しかも、巻芯としての使用後の廃棄処理おいては、刃物等でチューブに孔を開 けて内部の気体を排出することにより、極めて嵩低く折り畳むことができる。
【0009】 前記のチューブ型巻芯において、合成樹脂フィルムのチューブが、気体充填に より直径30〜150mmの円筒状をなしているものが、巻芯としての使用上効 果的である。
【0010】 また、前記チューブが延伸した合成樹脂フィルムよりなるものが、気体充填に よる内圧負荷状態での伸びが抑制されて、前記の緊張形態を良好に保持でき、好 ましい。
【0011】 また、前記チューブは、厚みが30〜200ミクロンのナイロンフィルムより なるものが、強度及びコスト面から好ましい。
【0012】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0013】 図1は、本考案に係るチューブ型巻芯(A)を一部を切断して示し、図2は使 用状態の斜視図、図3は同上の断面図を示している。
【0014】 本考案のチューブ型巻芯(A)は、例えば可撓性のある合成樹脂フィルム等の 非通気性フィルムよりなるチューブ、筒状に押出し成形されたチューブ(1)を 素材とし、その内部にエア等の気体を、大気圧より高い内圧でチューブを膨張さ せるように充填し、この状態で両端を熱融着手段や接着手段等の接合手段より閉 合して封入することにより、該チューブ(1)を直状の緊張状態に保持してなる ものである。(2)は両端の閉合部を示す。
【0015】 前記チューブ(1)は、巻芯としての使用対象になる敷物の種類によっても異 なるが、通常、気体充填により直径が30〜150mmの円筒状をなすものとす る。
【0016】 前記のチューブ(1)のフィルム素材としては、非通気性フィルムであれば、 合成樹脂フィルム以外の非通気性素材を用いることもできるが、実施上は、熱融 着が可能な熱可塑性の合成樹脂フィルム、中でも2軸延伸の合成樹脂フィルムの チューブが特に好適に用いられる。すなわち、延伸フィルムは、内圧による伸び を抑制でき、前記の気体充填によって前記緊張状態での形態を良好に保持できる ことになる。
【0017】 また、前記チューブ(1)に使用する樹脂フイルムの厚みは、使用上の強度や 経済面から任意に設定できるが、例えばナイロンフィルムよりなる場合は、その 厚みを30〜200ミクロンの範囲のものとする。
【0018】 このほか、ガスバリア性などを考慮して、複数の樹脂素材の積層フィルムを用 いることも可能である。また必要に応じて、前記チューブ(1)の表面に種々の 印刷表示を施しておくことができる。
【0019】 上記したチューブ型巻芯(A)は、チューブ(1)が気体の充填封入により緊 張することで、ある程度の弾力性を有してはいても、つぶれや折れ曲がりが防止 され、所定の直状形体を保持できる。したがって、チューブ型巻芯(A)を芯に してカーペット等の敷物類(B)を巻回しておくことにより、輸送中あるいは保 管や陳列状態での折れ目等の発生を防止できる。またこの巻芯(A)は軽量で取 扱い易く、輸送費を低減できることにもなる。
【0020】 しかも、巻芯(A)としての使用後に、例えば刃物等でチューブ(1)に孔を 開けて内部の気体を排出することにより、嵩低く折り畳むことができ、一般家庭 でも容易に廃棄処理することができる。
【0021】
【考案の効果】
上記したように本考案の敷物用チューブ型巻芯によれば、カーペット等の各種 敷物類の折れ目付けを防止する巻芯として充分に使用でき、しかも軽量で輸送等 の取扱いが容易である上、特に使用後には、孔を開けるだけで、嵩低くコンパク トに折り畳むことができ、焼却処理が可能なゴミとして容易に廃棄処理すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るチューブ型巻芯を一部を切断して
示す斜視図である。
【図2】同上の使用状態を示す斜視図である。
【図3】同上の断面図を示している。
【符号の説明】
(A) チューブ型巻芯 (B) 敷物類 (1) チューブ (2) 閉合部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】非通気性フィルムのチューブよりなり、内
    部にエア等の気体を充填封入して緊張状態に保持してな
    ることを特徴とする敷物用チューブ型巻芯。
  2. 【請求項2】可撓性のある合成樹脂フィルムを素材とす
    るチューブよりなり、大気圧より高い内圧を保持するよ
    うに気体を充填して封入し、該チューブを緊張させ直状
    に保持してなる請求項1に記載の敷物用チューブ型巻
    芯。
  3. 【請求項3】合成樹脂フィルムのチューブが、気体充填
    により直径30〜150mmの円筒状をなしている請求
    項2に記載の敷物用チューブ型巻芯。
  4. 【請求項4】チューブが延伸した合成樹脂フィルムより
    なる請求項3に記載の敷物用チューブ型巻芯。
  5. 【請求項5】チューブが厚み30〜200ミクロンのナ
    イロンフィルムよりなる請求項4に記載の敷物用チュー
    ブ型巻芯。
JP2000005503U 2000-08-01 2000-08-01 敷物用チューブ型巻芯 Expired - Lifetime JP3075347U (ja)

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