JP3074951U - 浴槽水の濁り防止器具 - Google Patents

浴槽水の濁り防止器具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凝縮剤等を用いることなく湯の濁りを防止す
ることができる浴槽の濁り防止器具を提供する。 【解決手段】 24時間浴槽1の湯Wを通す循環用の管
4に、異なる極、即ちN極とS極が対向するように永久
磁石12,13を設ける。磁石12,13による磁力線Zを管4
内の湯Wの流れ方向に交差するように設ける。磁石12,
13は配管4の外周に沿うリング状の保持体14により保持
されて一体化している。永久磁石12,13の間を負の粒子
(イオン)をもった濁りの因子をもつ浴槽1の湯Wを帯
電させ、電気的凝集集塊を行い、超微粒子を大型化させ
る。24時間風呂内の濾過装置に捕捉されやすくするこ
とにより24時間風呂における循環する湯Wの濁りを除
去することができる。管4を挟んだ磁石12,13相互の引
き合い力により管4に固定できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、24時間入浴できるいわゆる24時間風呂等と称せられている浴槽 水の濁り防止器具に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
いわゆる24時間風呂は浴槽の湯を24時間循環させヒータを通して保温する と共に湯を濾過機に通してごみを除去するようになっている。このような24時 間風呂においては濾過機に湯を通してごみを除去しても、湯の濁りの解消には限 界があり、常に透明な湯を供給することは困難である。この濁りの原因は水分子 との親和性の強い超微細なコロイド粒子が24時間風呂装置内に装備されている 濾過機(フィルター)の目を素通りしてしまうことによる。前記水との親和性に 強い超微細なコロイドとは、たんぱく質や脂肪等が超微細分子(1mm前後の寸 法)やその他のウイルス(数十μm〜10μm)など全んどコロイド寸法の領域に あるものが、負の電荷を帯びて相互に反発しあう状態で水中に安定的に分散して いるものである。公共的水道水の浄水場における濁りも前記理由によるもので、 ここにおける対策はアルミニウム塩等のプラスの電荷を持った粒子(イオン)に より構成される凝集剤を添加することにより粒子のブラウン運動やファン・デル ・ワ−ルス力を失わせ濁りの因子である負の電荷をもつコロイド粒子に陽の電極 をもつアルミニウム塩よりなる因子の相互引力による結合をおこし、集塊凝縮操 作による前記水中における安定的コロイドの浮遊を除去している。一部24時間 風呂においても凝縮剤を適時使用しているものもあるが、24時間風呂に装備さ れている濾過材の目詰まりを起こしたりする等の理由で全んど利用されていない 。
【0003】 そこで、本考案は、凝縮剤等を用いることなく湯の濁りを防止することができ る浴槽の濁り防止器具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、浴槽の水を通す通水路に、磁石を対向するように設けたこ とを特徴とする浴槽水の濁り防止器具である。
【0005】 この請求項1の構成によれば、磁石による磁力線により電磁誘導現象により水 は、該水に含まれているコロイド成分と共に電荷を帯び、凝集作用を起し順次集 塊成長して捕捉しやすくなる。
【0006】 請求項2の考案は、前記磁石による磁力線を前記通水路の水の流れ方向に交差 するように設けたことを特徴とする浴槽水の濁り防止器具である。
【0007】 この請求項2の構成によれば、フレミングの法則により磁界を垂直に移動する 水は、該水に含まれているコロイド成分と共に電荷を確実に帯びることができる 。
【0008】 請求項3の考案は、前記磁石が永久磁石であることを特徴とする請求項2記載 の浴槽水の濁り防止器具である。
【0009】 この請求項3の構成によれば、永久磁石により磁界を生成することができる。
【0010】 請求項4の考案においては、前記磁石は前記通水路の外周または内周に沿うリ ング状の保持体により保持され、前記保持体は少なくとも2分割されると共に、 これら分割保持体は回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1〜3の いずれか1項に記載の浴槽水の濁り防止器具である。
【0011】 この請求項4の構成によれば、分割保持体を介して磁石を通水路に取り付けで きる。
【0012】 請求項5の考案においては、前記分割保持体の一端は回動自在に連結されてい ると共に、他端間にはバネ体が連結していることを特徴とする請求項4記載の浴 槽水の濁り防止器具である。
【0013】 この請求項5の構成によれば、バネ体により分割保持体を付勢して分割保持体 を介して磁石を通水路に取り付けできる。
【0014】 請求項6の考案は、前記磁石、保持体の少なくとも一方の表面に金または銀の 被覆層を形成したことを特徴とする請求項4または5に記載の浴槽水の濁り防止 器具である。
【0015】 この請求項6の構成によれば、金または銀の被覆層により殺菌作用を行うこと ができる。
【0016】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施形態を添付図面を参照して説明する。以下、本考案の実施 形態を添付図を参照して説明する。図1及び図2は室内設置型を示した第1実施 例を示しており、浴槽1の適所に設置される24時間風呂装置たる湯保温装置2 は、先端に吸湯口3を設けた浴槽1の湯Wを通す通水路たる管4にポンプ5、濾 過装置6、ヒータ7を設けて、さらにヒータ7に吐出用の管8に設けた吐出口9 を設けている。そして、浴槽1の湯Wを吸水口3より管4を介して吸湯し濾過装 置6により濾過し、ヒータ7により所定温度に加熱した湯Wを管8を通して吐出 口9より再び浴槽1に給湯することにより、浴槽1の湯Wを常時適温に保つよう にしている。尚、10はポンプ5、濾過装置6、ヒータ7を内蔵したケースである 。
【0017】 前記浴槽1の湯Wを通す管4に取付ける浴槽1の濁り防止器具11は、管4の外 側の両側に対向して配置される一対の永久磁石12,13を備えている。該永久磁石 12,13は希土類磁石である。そして、一方の永久磁石12は管4側をN極、外側を S極とし、他方の永久磁石13は管4側をS極、外側をN極として、管4を中心と して異なる極を両側に配置して、永久磁石12,13による磁力線Zは管4の湯Wの 流れに直交状態で交差している。そして、磁石12,13は配管4の外周に沿うリン グ状の保持体14の内側に固着して保持されている。この保持体14はほぼ半円状に 2分割されており、これら分割保持体14A,14Bは一側のヒンジ15により回動自 在に連結している。さらに、永久磁石12,13及び保持体14の表面に厚手のニッケ ルメッキ16Aを介してその表面に金または銀のメッキによる被覆層16を設けてい る。
【0018】 次に前記構成についてその作用を説明する。濁り防止器具11の取付けは、ヒン ジ15を中心として分割保持体14A,14Bを開き、そして、管4に永久磁石12,13 を挟むように取付ける。これにより永久磁石12,13相互が引き合い、これら永久 磁石12,13を保持体14と共に管4に固定することができる。
【0019】 したがって、上述のように浴槽1の湯Wを吸水口3より管4を介して吸湯し濾 過装置6により濾過し、ヒータ7により所定温度に加熱した湯Wを管8を通して 吐出口9より再び浴槽1に給湯することにより、浴槽1の湯Wを常時適温に保つ ようにしている。そして、管4に湯Wが通ると、永久磁石12の管4側のN極と、 他方の永久磁石13の管4側のS極との間に磁力線Zが生成され、磁場が生成され る。このように管4に湯Wが通ると磁力線Z、磁場の影響により湯Wの濁りを防 止できる。これは電磁誘導現象、即ちフレミングの法則により磁界を垂直に移動 する水(湯W)は、該水に含まれているコロイド成分と共に電荷を帯びる。ここ において正の電荷を帯びたコロイド粒子は負の電荷を帯びたコロイド粒子と接触 することにより、それぞれが電気的反発を失い、時に凝集作用を起し順次集塊成 長をする。このようにして水(湯W)は磁力線Z、磁場の影響により集塊成長を 繰り返しながら大型化することにより、湯保温装置2内に装備された濾過装置6 を素通りすることなく補足され、生物学的作用や物理的吸着等を経て清浄な水( 湯W)とすることができる。特に24時間風呂装置たる湯保温装置2が稼動され ている限りは、一定容量の水(湯W)が絶え間なく移動循環を反復して繰り返し 、上記の集塊成長作用、濾過作用が行われる為に、その透明度は限りなく清澄度 を上げていくことができる。これに対して24時間風呂装置のように水(湯W) が循環するものではない場合、例えば屋外水道メータ付近に濁り防止器具を取付 けたとしても、水は一過性のために反復することはなく、上記の集塊成長作用は なされない。
【0020】 以上のように、前記実施例においては請求項1に対応して24時間浴槽1の湯 Wを通す循環用の管4に、異なる極、即ちN極とS極が対向するように永久磁石 12,13を設けたことにより、永久磁石12,13の間を負の粒子(イオン)をもった 濁りの因子をもつ浴槽1の湯Wを帯電させることにより発生する陽の粒子(イオ ン)との電気的凝集集塊を行い、超微粒子を大型化させることにより24時間風 呂内の濾過装置6に捕捉されやすくすることにより24時間風呂における循環す る湯Wの濁りを除去することができる。さらに、このように湯Wの浄化にともな い他の管8、ポンプ5等の内壁に付着したスライムも除去しコロイドの負の電荷 をもつ細菌やウイルス等の除去も可能で、湯保温装置2自体を清潔に保つことが できる。
【0021】 また、前記実施例では請求項2に対応して、管4側をN極、S極とした前記磁 石12,13による磁力線Zを前記管4内の湯Wの流れ方向に交差するように設けた ことにより、フレミングの法則により磁界を垂直に移動する水(湯W)は、該水 に含まれているコロイド成分と共に電荷を帯びるようになるので、正の電荷を帯 びたコロイド粒子は負の電荷を帯びたコロイド粒子と接触することにより、それ ぞれが電気的反発を失い、時に凝集作用を起し確実に集塊成長を行い、この結果 濁りを除去しやすなる。
【0022】 さらに、前記実施例では請求項3に対応して、前記磁石12,13は永久磁石であ るので、湯Wの濁り防止には、薬品やその他の消耗品が不要であり、さらにメン テナンスも容易で、半永久的に使用できると共に、安価に提供することができる 。
【0023】 また、前記実施例では請求項4に対応して、磁石12,13は配管4の外周に沿う リング状の保持体14により保持されて一体化しており、管4を挟んだ磁石12,13 相互の引き合い力により管4に固定することができるので、取付けを簡単に行う ことができる。しかも、保持体14は2分割されると共に、これら分割保持体14A ,14Bはヒンジ15を介して回動自在に連結されていることにより、分割保持体14 A,14Bを開いた状態で管4に挟むようするだけでワンタッチで取付けを行うこ とができる。
【0024】 しかも、請求項6に対応して永久磁石12,13及び保持体14の表面には金または 銀の被膜層16を形成したことにより、該表面に殺菌効果が発揮され、いっそう浴 槽1を衛生的に保つことができる。
【0025】 次に第2,3実施例を図3〜5,6〜7を参照して説明する。尚、同一部分に は同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図3〜5に示した第2実施例で は湯保温装置2Aは屋外型を示しており、先端に吸湯口3を設けた浴槽1の湯W を通す管4にポンプ5、濾過装置6、ヒータ7を連通して、さらにヒータ7に吐 出用の管8に設けた吐出口9を連通している。尚、濾過装置6は上段より糸くず 取り用フィルター6A、細かいごみを吸着する糸巻きフィルター6B、湯ざわり を滑らかにする活性石6Cが設けられている。また、吸湯口3にはフィルター21 を備えたキャップ21が着脱自在に設けられている。
【0026】 浴槽1の濁り防止器具11Aは、管4の外側の両側に対向して配置される一対の 永久磁石12A,13Aを備えている。そして、一方の永久磁石12Aは管4側をN極 、外側をS極とし、他方の永久磁石13も管4側をN極、外側をS極として、管4 を中心として同じ極を両側に配置して、永久磁石12,13による磁力線Z´は管4 の湯Wの流れに直交状態で交差している。そして、磁石12A,13Aは配管4の外 周に沿うリング状の保持体14の内側に固着して保持されている。
【0027】 次に前記構成についてその作用を説明する。濁り防止器具11Aの取付けは、ヒ ンジ15を中心として分割保持体14A,14Bを閉じ、そして、濁り防止器具11Aを 管4に挿入する。これにより永久磁石12A,13A相互が反発し、分割保持体14A ,14Bを管4の内周面に押しつけることにより、これら永久磁石12A,13Aを保 持体14と共に管4に固定することができる。
【0028】 したがって、上述のように浴槽1の湯Wを吸水口3より管4を介して吸湯し濾 過装置6により濾過し、ヒータ7により所定温度に加熱した湯Wを管8を通して 吐出口9より再び浴槽1に給湯することにより、浴槽1の湯Wを常時適温に保つ ようにしている。そして、管4に湯Wが通ると、永久磁石12Aの管4側のN極と 管4の外側のS極との間には磁力線Z´が生成され、同様に他方の永久磁石13A でも磁力線Z´が生成され、磁場が生成される。このように管4に湯Wが通ると 磁力線Z´、磁場の影響によりフレミングの法則に基づく磁界Z´を垂直に移動 する水(湯W)は、該水に含まれているコロイド成分と共に電荷を帯びることを 利用して湯Wの濁りを防止できる。
【0029】 以上のように前記第2実施例例では第1実施例と同様に請求項1に対応して永 久磁石12A,13Aの間を負の粒子(イオン)をもった濁りの因子をもつ浴槽1の 湯Wを帯電させることにより発生する陽の粒子(イオン)との電気的凝集集塊を 行い超微粒子を大型化させて湯Wの濁りを除去することができ、また、請求項2 に対応して管4側を同極とした前記磁石12A,13Aによる磁力線Z´を前記管4 内の湯Wの流れ方向に交差するように設けたことにより、フレミングの法則によ り磁界を垂直に移動する水(湯W)中のコロイド成分に電荷を帯びさせ電気的凝 集集塊を行わせることができる。しかも、請求項3に対応して磁石12,13は永久 磁石であるので、半永久的に使用できると共に、安価に提供することができると 共に、請求項4に対応して磁石12A,13Aは配管4の外周に沿うリング状の保持 体14により保持されて一体化しており、管4を挟んだ磁石12A,13A相互の反発 力により管4に固定することができるので、取付けを簡単に行うことができる。 さらに請求項6に対応して永久磁石12,13及び保持体14の表面には金または銀の 被膜層16を形成したことにより、該表面に殺菌効果が発揮される。
【0030】 図6〜7に示した第3実施例は浴槽1の湯Wを通す通水路たる吸湯口3に濁り 防止器具11Bを設けたものである。濁り防止器具11Bは、分割保持体14A,14B の正面にそれぞれ永久磁石12B,13Bを設けると共に、分割保持体14A,14Bの 先端間にコイルバネからなるバネ体31を連結したものである。そして、永久磁石 12B,13Bは正面側をN極、裏面、すなわち分割保持体14A,14B側の面をS極 として配置している。
【0031】 したがって、ヒンジ15を中心として分割保持体14A,14Bを開きバネ体31を伸 ばす。この状態で濁り防止器具11Bをキャップ21の外周に外側より嵌めると、バ ネ体31が復帰して縮小し、分割保持体14A,14Bがキャップ21の外周に嵌合する と同時に永久磁石12B,13Bを取り付けることができる。
【0032】 次に前記構成についてその作用を説明する。濁り防止器具11Bの取付けは、ヒ ンジ15を中心として分割保持体14A,14Bを開き、そして、濁り防止器具11Bを キャップ21の外周に嵌合し、バネ体31により分割保持体14A,14Bを閉じる。
【0033】 したがって、管4に湯Wが通ると、永久磁石12B,13Bの管4側のN,S極と との間には磁力線Z´´が生成され磁場が生成される。このように管4に湯Wが 通ると磁力線Z´´、磁場の影響により水(湯W)は、該水に含まれているコロ イド成分と共に電荷を帯びることを利用して湯Wの濁りを防止できる。
【0034】 以上のように前記第3実施例例では第1実施例と同様に請求項1に対応して永 久磁石12B,13Bの間を負の粒子(イオン)をもった濁りの因子をもつ浴槽1の 湯Wを帯電させることにより発生する陽の粒子(イオン)との電気的凝集集塊を 行い超微粒子を大型化させて湯Wの濁りを除去することができ、また、請求項2 に対応して管4側を同極とした前記磁石12B,13Bによる磁力線Z´を前記管4 内の湯Wの流れ方向に交差するように設けたことにより、水(湯W)中のコロイ ド成分に電荷を帯びさせ電気的凝集集塊を行わせることができる。しかも、請求 項3に対応して磁石12B,13Bは永久磁石であるので、半永久的に使用できると 共に、安価に提供することができると共に、請求項4に対応して磁石12B,13B はキャップ21の外周に沿うリング状の保持体14により保持されて一体化しており 、キャップ21を挟んだ磁石12B,13B相互の引き合い力により管4に固定するこ とができるので、取付けを簡単に行うことができる。また、請求項5に対応して 分割保持体14A,14Bの一端は回動自在に連結されていると共に、他端相互には バネ体31が連結していることにより、バネ体31の弾力を利用してキャップ21に濁 り防止器具11Bを簡単に取り付けすることができる。さらに、請求項6に対応し て永久磁石12,13及び保持体14の表面には金または銀の被膜層16を形成したこと により、該表面に殺菌効果が発揮される。
【0035】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて、種々の変形実施が可能である。
【0036】
【考案の効果】
請求項1の考案は、浴槽の湯を通す通水路に、磁石を対向するように設けたこ とを特徴とする浴槽水の濁り防止器具であり、電磁誘導現象により水に含まれて いるコロイド成分は電荷を帯び、凝集作用を起し順次集塊成長して捕捉しやすく なり、水の濁りを防止できる。
【0037】 請求項2の考案は、前記磁石による磁力線を前記通水路の湯の流れ方向に交差 するように設けたことを特徴とする浴槽水の濁り防止器具であり、フレミングの 法則により磁界を垂直に移動する水は、該水に含まれているコロイド成分と共に 電荷を確実に帯び、水の濁りを確実に防止できる。
【0038】 請求項3の考案は、前記磁石が永久磁石であることを特徴とする請求項2記載 の浴槽水の濁り防止器具であり、薬品やその他の消耗品が不要であり、さらにメ ンテナンスも容易で、半永久的に使用できると共に、安価に提供することができ る。
【0039】 請求項4の考案においては、前記磁石は前記通水路の外周または内周に沿うリ ング状の保持体により保持され、前記保持体は少なくとも2分割されると共に、 これら分割保持体は回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1〜3の いずれか1項に記載の浴槽水の濁り防止器具であり、ワンタッチで取付けを行う ことができる。
【0040】 請求項5の考案においては、前記分割保持体の一端は回動自在に連結されてい ると共に、他端間にはバネ体が連結していることを特徴とする請求項4記載の浴 槽水の濁り防止器具であり、バネ体の弾力を利用して濁り防止器具を簡単に取り 付けすることができる。
【0041】 請求項6の考案は、前記磁石、保持体の少なくとも一方の表面に金または銀の 被覆層を形成したことを特徴とする請求項4または5に記載の浴槽水の濁り防止 器具であり、該表面に殺菌効果が発揮され、いっそう浴槽を衛生的に保つことが できる。
【提出日】平成12年8月17日(2000.8.17)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 請求項2の考案は、前記磁石による磁力線を前記通水路の水の流れ方向に交差 するように設けたことを特徴とする請求項1記載の浴槽水の濁り防止器具である 。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】 請求項2の考案は、前記磁石による磁力線を前記通水路の湯の流れ方向に交差 するように設けたことを特徴とする請求項1記載の浴槽水の濁り防止器具であり 、フレミングの法則により磁界を垂直に移動する水は、該水に含まれているコロ イド成分と共に電荷を確実に帯び、水の濁りを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す概略図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す一部を拡大した断面
図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す正面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す概略図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図7】本考案の第3実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 浴槽 3 吸湯口(通水路) 4 管(通水路) 12 13 磁石 14 保持体 14A 14B 分割保持体 16 被覆層 31 ばね体 Z 磁力線 W 湯(水)
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月17日(2000.8.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の水を通す通水路に、磁石を対向す
    るように設けたことを特徴とする浴槽水の濁り防止器
    具。
  2. 【請求項2】 前記磁石による磁力線を前記通水路の水
    の流れ方向に交差するように設けたことを特徴とする浴
    槽水の濁り防止器具。
  3. 【請求項3】 前記磁石が永久磁石であることを特徴と
    する請求項2記載の浴槽水の濁り防止器具。
  4. 【請求項4】 前記磁石は前記通水路の外周または内周
    に沿うリング状の保持体により保持され、前記保持体は
    少なくとも2分割されると共に、これら分割保持体は回
    動自在に連結されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の浴槽水の濁り防止器具。
  5. 【請求項5】 前記分割保持体の一端は回動自在に連結
    されていると共に、他端間にはバネ体が連結しているこ
    とを特徴とする請求項4記載の浴槽水の濁り防止器具。
  6. 【請求項6】 前記磁石、保持体の少なくとも一方の表
    面に金または銀の被覆層を形成したことを特徴とする請
    求項4または5に記載の浴槽水の濁り防止器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113713973A (zh) * 2021-08-18 2021-11-30 成都锦胜雾森环保科技有限公司 一种防堵塞喷头

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