JP3074828U - 長縄用縄飛び回し機 - Google Patents

長縄用縄飛び回し機

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JP3074828U
JP3074828U JP2000004947U JP2000004947U JP3074828U JP 3074828 U JP3074828 U JP 3074828U JP 2000004947 U JP2000004947 U JP 2000004947U JP 2000004947 U JP2000004947 U JP 2000004947U JP 3074828 U JP3074828 U JP 3074828U
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rope
rotating
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jumping
ropes
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宣幸 佐野
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宣幸 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動又はモーターにより簡単にロープ回しが
でき、人の腕回しによらずに長縄飛びができる長縄用縄
飛び回し機を提供すること。 【解決手段】 1本又は2本の縄飛び用ロープの一端を
人が持つか、或いは任意の支持体に取り付け、他端を手
動又は動力で回転させるロープ回転装置において、上記
ロープ回転装置は、縄飛び用ロープを回転させるロープ
回転部とその支持部とから構成され、上記ロープ回転部
は連動して回転する一対の円板状回転体とその各板面の
一方に設置された、先端部に着脱可能に各縄飛び用ロー
プの一端を取り付ける一対の腕からなることを特徴とす
る長縄用縄飛び回し機 。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、長縄用の縄飛びのロープ回しを二人の人間が腕を回して行うのでは なく、ロープの一端を取り付けた回転体を手動又はモーター等で回転させて行う 長縄用縄飛び回し機に関する。
【0002】
【従来の技術】
長縄飛びは、二人の人間が対になってロープを腕で回し、多数の人が順次縄飛 びする遊びあるいは運動である。ロープ回しは、ロープが長くなるほど腕力を要 することから、少なくとも3人は必要であり、又、ロープ回しは、相手とのタイ ミングや呼吸を合わせることが必要なこともあり、小学校の低学年児童には難し い操作である。又、長縄飛びは、2本のロープを用いて相互に逆方向に回すダブ ル回しで行うこともあるが、2本のロープを両手で持ってそれぞれ逆方向に回す ことは大人でも難しく、うまく回すことができない場合も多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は手動又 は動力(モーター)により簡単にロープ回しができ、人の腕回しによらずに長縄 飛びができる長縄用縄飛び回し機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、1本又は2本の縄飛び用ロープの一端を人等が持つか、或い は任意の支持体に取り付け、他端を手動又は動力で回転させるロープ回転装置に おいて、上記ロープ回転装置は、縄飛び用ロープを回転させるロープ回転部とそ の支持部とから構成され、上記ロープ回転部は連動して回転する一対の円板状回 転体とその各板面の一方に設置された、先端部に着脱可能に各縄飛び用ロープの 一端を取り付ける一対の腕からなることを特徴とする長縄用縄飛び回し機が提供 される。
【0005】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施例を図面を参照して説明する。 本考案の長縄用縄飛び回し機の一例の使用状態を説明する斜視図を図1に示す 。この例では、ロープの一端を人が持つ代わりにロープ支持体に保持させた例で ある。Aがロープ回転部1とその支持部10とを有するロープ回転装置で、Bが ロープ支持体である。ロープ回転部1は、一対の連動する円板状回転体2、3及 び、これらの回転体2、3の一方の板面に設置された、縄飛びロープ(以下では 単にロープと称する。)11、12の一端をその先端に着脱可能に取り付ける腕 4、5とから構成される。回転体2、3は回転体固定部7に回転可能に取り付け られる。回転体2、3の回転は、図1に示す例では回転体3に設けた回転用ハン ドル6を手動で回して行う。ロープ回転部1は、回転体固定部7を介して支柱8 と支柱固定部9とからなる支持部10に固定される。
【0006】 図1の例は2本のロープを回転させるダブル回しの場合であり、一方のロープ 11の中央部が最高位置にある時に、他方のロープ12の中央部が最低位置(接 地)となるように腕4、5が回転体2、3に設置されており、ハンドル6で回転 体2、3を回転させると、各ロープ11、12は、それぞれ同時に逆方向に回さ れる。図2に回転装置Aの側面図を示すが、回転体2、3に取り付けた腕4と5 とは、一方が真上にある時は、他方は真下にあるようにそれぞれ回転体2、3に 設置されている。尚、1本のロープを腕4、5のいずれか一方に取り付ければ、 通常の長縄飛びができる。 回転装置Aの大きさは、例えば、回転体2、3の直径が共に30cm程度、腕 4、5の長さが各回転体の回転軸から60cm程度、支持部10の底面から回転 体2、3の回転軸までが100cm程度であるが、本考案においては、これらの 寸法は特に制限されない。
【0007】 回転体2、3は、鉄、アルミニウム等の金属、木材やプラスチック等の任意の 材料で円板状に形成されたものである。回転体2、3を連動させて回転させる機 構は、両回転体が安全に連動して回転する機構であれば、如何なる機構でもよく 、特に限定されない。例えば、両回転体を歯車に形成して、あるいは両回転体の 側面(周面)にゴム製やプラスチック製等の歯付き環状ベルト等を固定して噛み 合わせる方法、両回転体の側面(周面)に摩擦係数の大きいゴム製やプラスチッ ク製の環状ベルト等を固定し、両回転体を圧接させる方法、両回転体の回転軸に 歯車を取り付ける方法等が挙げられる。回転体2、3は、通常、水平方向(横方 向)に連動して回転するように回転体固定部7に設置される。
【0008】 回転体2、3には、ロープ11、12の一端を着脱可能に取り付け、ロープ1 1、12を回転させるための腕4、5がそれぞれ1個設置されている。腕4、5 の形状は、先端にロープを強度的に問題なく着脱可能に取り付けることができ、 ロープの回転に支障のない形状、例えば、短冊状等の任意の形状に、平板や中空 板等で形成される。通常、腕4、5は、図2に示されるように、その先端部がロ ープ11、12側に傾斜して回転体2、3に取り付けられる。腕4、5へのロー プ11、12の取り付けは、着脱が容易であることが必要であり、この要件を満 たす限り如何なる取り付け方であってもよく特に制限されない。腕4、5の材質 は、前記の回転体2、3の材質と同じである。 腕4、5の回転体2、3への設置は、腕4、5と回転体2、3とが一体に回転 するように腕4、5が回転体2、3の板面に固定できる方法であればいずれの方 法でもよく、特に制限されない。図2の例は、腕4、5を回転体2、3の回転軸 に回転体と一体に回転可能に取り付けた例である。
【0009】 本考案のロープ回転装置Aは、上記の如き回転体固定部7に、腕4、5を固定 した回転体2、3を取り付けたロープ回転部1と、ロープ回転部1を支える支持 部10からなり、ロープ回転部1は支持部10の支柱8に固定される。支柱8は 、固定長さに形成しても、又、長さ調整可能に形成してもよい。支柱8は装置全 体を安定に保持する支柱固定部9に固定される。支柱8及び支柱固定部9の形状 は特に限定されない。又、支柱及び支柱固定部の材質は、前記の回転体と同様で ある。
【0010】 図1に示す例では、回転体はハンドルを手動で回転させる例であるが、回転体 を動力(モーター)で回転させる場合には、ギアボックス等でモーターの回転数 を調整する。ギアボックス等及びモーターは回転体固定部7又は支柱8に設置さ れる。又、回転体を手動で回転させる場合も、ギアボックス等を設置して回転を 子供でも容易に回転できるようにすることができる。 尚、ロープ回転装置使用中に縄飛びを失敗してロープを脚等に引っ掛けた場合 、人力で回転体を回転させている場合にはハンドル操作を中止すればよいが、モ ーターで回転体を回転させる場合には、安全装置が作動して回転を停止する機構 を設けておくことが安全上重要である。緊急停止の機構は特に限定されない。
【0011】 ロープ回転装置Aに一端を取り付けたロープの他端は人が持ってもよいし、任 意の支持体、例えば、図1に例示したようなロープ支持体Bに取り付けることも できる。ロープ支持体Bは、一端がロープ回転装置に取り付けられたロープの他 端を回転可能に固定するものであり、大きさは、例えば、ロープ取り付け部の間 隔は、前記のロープ回転装置Aの回転体の回転軸間の間隔で、高さは前記の回転 体支持部の底部から回転体の回転軸までの長さと同じに形成される。形状は特に 限定されず、例えば、下部に支持部を有するT字様、U字様あるいはY字様等の 形状が挙げられる。又、ロープ取り付け部の高さを調節可能に形成することもで きる。材質は前記の回転体と同様である。
【0012】 ロープ回転装置A及びロープ支持体Bは、使用中に倒れて利用者を怪我させな いように、これらの支持部は適度な重量を有し、安定性を保持するための適度な 設置面積を有するように形成することも重要である。転倒防止のため、支持部を ピン等の手段で地面に固定したり、支持部を円錐形等の任意の形状の中空に形成 し、使用に際して中空部に水を注入し、使用後は廃棄する(図3参照)等の手段 を講じることが好ましい。又、あやまって、例えば、回転体の腕等に身体が触れ て怪我をしないように、腕等の身体と接触する恐れのある部位は発泡ポリウレタ ン等の緩衝材で被覆することも重要である。図1では緩衝材の被覆は省略してあ る。
【0013】 本考案の長縄用縄飛び回し機の使用に際しては、縄飛びする人数に応じてロー プ回転装置Aとロープ支持体Bとの間隔を調整し、それぞれにロープを1本又は 2本取り付ける。手動又は動力で回転体を回転させてロープを回す以外は、従来 の長縄飛びと同様にして縄飛びを楽しむことができる。回転体の回転数や二重回 し飛びの場合には、二つの回転体の腕の取り付け位置を前記とは異なる位置にす ることにより、あるいは2個の回転体の直径を違えることにより従来の二重回し 飛びとは違った長縄飛びを経験することができる。
【0014】 動力で回転体を回転させる場合には、図1のようにロープ回転装置の回転体を 回転体固定部に取り付けることが好ましいが、手動で回転させる場合には、前記 の支持部の支柱を回転体固定部とすることもできる。例えば、支柱の先端をU字 様、V字様あるいはY字様等に形成し、それぞれの先端部に回転体を取り付ける 態様である。このように形成した例を図3に示す。
【0015】
【考案の効果】
以上の本考案によれば、人の腕回しによらずに手動(ハンドル操作)又は動力 (モーター)により簡単にロープ回しができ、1本又は2本のロープを用いた長 縄飛びが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の縄長用縄飛び回し機の一例の全体を
示す斜視図。
【図2】 図1における回転装置の側面図。
【図3】 本考案の縄長用縄飛び回し機(回転装置)の
他の例の概略正面図。
【符号の説明】
A:ロープ回転装置 B:ロープ支持体 1:ロープ回転部 2、3:回転体 4、5:腕 6:ハンドル 7:回転体固定部 8:支柱 9:支柱固定部 10:支持部 11、12:ロープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本又は2本の縄飛び用ロープの一端を
    人が持つか、或いは任意の支持体に取り付け、他端を手
    動又は動力で回転させるロープ回転装置において、上記
    ロープ回転装置は、縄飛び用ロープを回転させるロープ
    回転部とその支持部とから構成され、上記ロープ回転部
    は連動して回転する一対の円板状回転体とその各板面の
    一方に設置された、先端部に着脱可能に各縄飛び用ロー
    プの一端を取り付ける一対の腕からなることを特徴とす
    る長縄用縄飛び回し機。
JP2000004947U 2000-07-13 2000-07-13 長縄用縄飛び回し機 Expired - Fee Related JP3074828U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269091A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Honda Motor Co Ltd 操作端制御システム及び操作端制御方法
JP2011056199A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Honda Motor Co Ltd 操作端制御システム及び操作端制御方法

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