JP3074638U - 名 札 - Google Patents
名 札Info
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- JP3074638U JP3074638U JP2000004734U JP2000004734U JP3074638U JP 3074638 U JP3074638 U JP 3074638U JP 2000004734 U JP2000004734 U JP 2000004734U JP 2000004734 U JP2000004734 U JP 2000004734U JP 3074638 U JP3074638 U JP 3074638U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冠婚葬祭に使用される生花に使用される名札
において、氏名表示紙の装着を簡単に且つ綺麗にし、更
に部材の再使用可能とする。 【構成】厚ボール紙製の台板部11の表面の両側辺並び
に底辺に、細幅板12と太幅板13を積層接着して表示
紙挿入溝16を形成した台板1と、氏名表示紙3と、台
板部の頂部に庇状に装着して氏名表示紙の抜出を防止し
た庇体2とで構成する。
において、氏名表示紙の装着を簡単に且つ綺麗にし、更
に部材の再使用可能とする。 【構成】厚ボール紙製の台板部11の表面の両側辺並び
に底辺に、細幅板12と太幅板13を積層接着して表示
紙挿入溝16を形成した台板1と、氏名表示紙3と、台
板部の頂部に庇状に装着して氏名表示紙の抜出を防止し
た庇体2とで構成する。
Description
【0001】
本考案は、冠婚葬祭に使用される生花に使用される名札に関するものである。
【0002】
葬式の供花や開店のお祝い等の生花を花桶等にいれて飾り、送り主の氏名を名 札にして、生花内に立て込むことがなされている。そしてこの名札は、縦長木板 の台板を備え頂部に庇を設け、脚棒を付設したもので、台板表面に送り主の氏名 を墨書しているものである。
【0003】 ところで近年、墨書自体に熟練を要するので、台板に直接墨書するのではなく 、パソコンやワープロによる毛書体の印字を行った紙を台板に貼付するようにな っている。而も台板も木板を使用しないで、厚ボール紙等が採用されてきた。
【0004】 厚ボール紙製の台板に印字した氏名紙を貼着する作業は、氏名紙の裏面に糊を 散布し、台板に貼付するものであるが、印字した氏名が曲がらないように慎重に 貼付する必要があり、而も貼付時の僅かな歪みも非常に目立ってしまう。このた め貼付作業が煩雑な作業となっている。また一旦使用すると、当該台板は廃棄さ れてしまうので、省資源の点から好ましくはない。
【0005】 また台板を厚ボール紙とすることで、脚棒を木板のように釘着することができ ないので、同様に接着材を使用して台板と脚棒を連結している。然し一旦連結し てしまうと、台板の廃棄と一種に廃棄されてしまい、やはり省資源上好ましくは ない。
【0006】 そこで本考案は、厚ボール紙を台板として採用しても、氏名表示を容易にし、 且つ台板や脚棒の使い回しを可能とした新規な名札を提案したものである。
【0007】
本考案に係る名札は、厚ボール紙製の台板部表面の両側辺並びに底辺に、細幅 板と表面に木目印刷を施した太幅板を積層接着して表示紙挿入溝を形成してなる 台板と、前記台板部の表面を覆い且つ挿入溝に嵌合できる大きさで、表面に木目 印刷を施した氏名表示紙と、台板部の頂部に庇状に装着して氏名表示紙の抜出を 防止した庇体とで構成したことを特徴とするものである。
【0008】 而して氏名表示紙に、適宜なプリンターを以て氏名を表示印刷したり或いは手 による墨書を行った後、台板の表面側上部より表示紙挿入溝に差し入れ、庇体を 台板部の頂部に装着することで、氏名表示紙が、何ら糊など使用せずに離脱防止 状態で台板に取り付けられる。
【0009】 また本考案は、更に中間にコの字状の抱持部を備え、抱持部の両側に左右接着 部を備えた下方帯板と、前記抱持部及び左右接着部を備えると共に、抱持部の中 間上縁にコの字状抱持空間を閉塞する閉塞部及び閉塞部に連続する上部接着部を 連設した上方帯板とを、台板部背面上下位置に、各帯板の左右接着部を接着し、 各抱持部を扁平状に倒伏させてなり、使用時に各抱持部を起立させると共に、閉 塞部で抱持空間の上部を塞ぐように上部接着部を台板部に接着し、抱持部に脚棒 を挿入装着してなることを特徴とするものである。
【0010】 従って上下の各抱持部を倒伏した状態で、多数の台板を積層できるので、運搬 収納に脚棒取付用の帯板が邪魔にならず、単に抱持部を起立させ、上方帯板の上 部接着部を台板に接着するのみで脚棒の着脱が可能となる。
【0011】
次に本考案の実施例について説明する。実施例の名札は、台板1と、庇体2( 又は庇体2a)と、氏名表示紙3と、脚棒4とで構成される。
【0012】 台板1は、厚ボール紙で形成した台板部11、細幅板12及び太幅板13と、 薄プラスチック板又は硬質紙板で形成した上下方の各帯板14,15とからなり 、前記台板部11は、頂部を山型とした所定形状に形成してなり、その表面にお ける両側辺並びに底辺に、細幅板12を貼着し、更に表面に木目模様を印刷した 太幅板13を積層接着し、台板部11の表面に紙挿入溝16を形成してなる。
【0013】 上下帯板14,15は、各々中間に、四角細棒状の脚棒4の断面形状と対応す るコの字状の抱持部141,151を備え、抱持部141,151の両側に左右 接着部142,152を備えてなり、特に上方帯板14には、抱持部141の中 間上縁にコの字状抱持空間を閉塞する閉塞部143及び閉塞部143に連続する 上部接着部144を連設してなる。そして上下帯板14,15の各左右接着部1 42,152を、台板部11背面上下位置に接着すると共に、各抱持部141, 151を扁平状に倒伏させてなり、特に上部接着部144の接着面には、所謂両 面テープと称されている粘着テープを予め貼っておく。
【0014】 従って前記の台板1は、上下帯板14,15を倒伏しておくことで、全体が扁 平状態となり、積層が可能であり、運搬収納に便利である。
【0015】 庇体2(2a)は、台板部11の頂部辺より左右に突出した長さで、山形状に 連結したり、又は組み合わせて山型状となるようにしたもので、疑似木のような プラスチックや木板で形成したもので、特に底面に、台板頂部に外嵌できる嵌合 溝21を設けてなる。尚庇体2aは、前記嵌合溝21を備えていないものである 。
【0016】 氏名表示紙3は、台板部11の表面を覆い且つ挿入溝16に嵌合できる大きさ で、表面に木目印刷を施してなる。また脚棒4は、木棒や疑似木プラ棒で形成し てなる。
【0017】 而して氏名表示紙3に、所定の氏名や名称、その他必要事項を記載するもので 、記載手段は、筆を使用しての墨書でも良いが、パソコンやワープロを使用した 印刷処理で行っても良い。
【0018】 次に前記所定事項を記載した氏名表示紙3を、台板1の表面側上部より表示紙 挿入溝16に差し入れ、庇体2(2a)を台板部11の頂部に装着する。庇体2 の装着は、嵌合溝21を台板部11の頂部に外嵌合して取り付け、庇体2aは、 庇体2aの奥側端面に粘着テープを貼付し、台板部11の頂部表面に貼着して取 り付てなる。従って氏名表示紙3が、何ら糊など使用せずに離脱防止状態で台板 1に取り付けられることになる。
【0019】 次に台板1の裏面の上下帯板14,15の各抱持部141,151を起立させ ると共に、閉塞部143で抱持空間の上部を塞ぐように上部接着部144を台板 部11に接着し、そして脚棒4を、抱持部空間に挿入して装着してなる。
【0020】 而して前記の名札を生けた生花内に脚棒4を差し入れることで、生花への名札 の取り付けがなされるものである。
【0021】 そして使用後には、名札を生花から外し、脚棒4を引き抜くと、脚棒4は次の 使用に使い回しすることができ、また特に庇体2を採用した場合には、単に庇体 2を台板部11から外すと、前記脚棒4と同様に使い回しができ、更に氏名表示 紙3を台板1から取り外すことで台板1自体の再使用も可能である。勿論貼着手 段で取り付けた庇体2aの場合にも、剥離することで再使用が可能である。
【0022】
以上のように本考案は、厚ボール紙製の台板部表面の両側辺並びに底辺に、細 幅板と太幅板を積層接着して表示紙挿入溝を形成した台板と、前記台板部に装着 される氏名表示紙と、台板部の頂部に庇状に装着して氏名表示紙の抜出を防止し た庇体とで構成した名札で、機械印刷や手書きで所定の氏名等を書した氏名表示 紙を、表示紙挿入溝に差し入れ、庇体を台板部の頂部に装着することで、何ら糊 など使用せず氏名表示紙を離脱防止状態で台板に取り付けられるものであるから 、氏名表示作業が容易で且つ綺麗に表示でき、而も各部材の再使用も可能とした ものである。
【図1】本考案の実施例で、台板構造の説明図。
【図2】同要部(庇体2を採用)を示すもので、(イ)
は正面図、(ロ)は側面図。
は正面図、(ロ)は側面図。
【図3】同要部(庇体2aを採用)を示すもので、
(イ)は正面図、(ロ)は側面図。
(イ)は正面図、(ロ)は側面図。
【図4】同上下帯板の説明図。
【図5】同全体図で、(イ)は正面図、(ロ)は背面
図。
図。
1 台板 11 台板部 12 細幅板 13 太幅板 14 上方帯板 15 下方帯板 141,151 抱持部 142,152 接着部 143 閉塞部 144 上部接着部 16 紙挿入溝 2,2a 庇体 21 嵌合溝 3 氏名表示紙 4 脚棒
Claims (4)
- 【請求項1】 厚ボール紙で、頂部を山型とした所定形
状に形成した台板部における表面の両側辺並びに底辺
に、細幅板と表面に木目印刷を施した太幅板を積層接着
して表示紙挿入溝を形成してなる台板と、前記台板部の
表面を覆い且つ挿入溝に嵌合できる大きさで、表面に木
目印刷を施した氏名表示紙と、台板部の頂部に庇状に装
着して氏名表示紙の抜出を防止した庇体とで構成したこ
とを特徴とする名札。 - 【請求項2】 中間にコの字状の抱持部を備え、抱持部
の両側に左右接着部を備えた下方帯板と、前記抱持部及
び左右接着部を備えると共に、抱持部の中間上縁にコの
字状抱持空間を閉塞する閉塞部及び閉塞部に連続する上
部接着部を連設した上方帯板とを、台板部背面上下位置
に、各帯板の左右接着部を接着し、各抱持部を扁平状に
倒伏させてなり、使用時に各抱持部を起立させると共
に、閉塞部で抱持空間の上部を塞ぐように上部接着部を
台板部に接着し、抱持部に脚棒を挿入装着してなる請求
項1記載の名札。 - 【請求項3】 庇体を、木板で形成すると共に、奥側端
面に粘着テープを貼付し、台板部の頂部表面に貼着して
庇体を取り付てなる請求項1又は2記載の名札。 - 【請求項4】 庇体を、プラスチック又は木板で形成す
ると共に、底面に台板頂部嵌合溝を形成し、台板部頂部
に外嵌合して庇体を取り付てなる請求項1又は2記載の
名札。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004734U JP3074638U (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 名 札 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004734U JP3074638U (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 名 札 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074638U true JP3074638U (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=43207799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000004734U Expired - Fee Related JP3074638U (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 名 札 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074638U (ja) |
-
2000
- 2000-07-06 JP JP2000004734U patent/JP3074638U/ja not_active Expired - Fee Related
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