JP3074403U - スノーサーフィン用滑走板 - Google Patents

スノーサーフィン用滑走板

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JP3074403U JP2000004488U JP2000004488U JP3074403U JP 3074403 U JP3074403 U JP 3074403U JP 2000004488 U JP2000004488 U JP 2000004488U JP 2000004488 U JP2000004488 U JP 2000004488U JP 3074403 U JP3074403 U JP 3074403U
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    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C5/00Skis or snowboards
    • A63C5/04Structure of the surface thereof
    • A63C5/0405Shape thereof when projected on a plane, e.g. sidecut, camber, rocker
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】既存の滑走板に比べて、フリー・ライドにおけ
るカーブの際に、あるいはハーフパイプにおけるジャン
プの着地の際に、滑走板に加わる応力によって該滑走板
の操縦が殆ど乱されないような滑走板を提供する。 【解決手段】この滑走板1は長さと、第一縁部4および
第二縁部5により横断方向に沿って画成される幅と、と
りわけ上部補強部材および下部補強部材を含む厚さとを
有する。この滑走板は、縁部4、5の1つと上面6とに
同時に連通する少なくとも1の開放凹部16、17を有
し、この凹部17の底部25は滑走面7にほぼ平行であ
る。この滑走板の特徴は、上部補強部材と下部補強部材
が凹部16、17の底部25の箇所に並置されることで
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は、雪上サーフィン(すなわち、スノーボード)を実施するための滑走 板の分野に属する。
【0002】 スノーボード用の滑走板は、長さ、幅、および厚さによって画成される細長い 形状をしている。
【0003】 滑走板の操縦を可能にするため、使用者(スノーボーダー)の両足部は、該滑 走板をほぼ横断する方向に沿って向きを定められるとともに、互いに離間してこ の滑走板に一体連結される。
【0004】 滑走板を操縦している間、使用者は両足部で滑走板に応力を加えて該滑走板を 制御したり、ジャンプあるいはフィギュアーを行ったり、ジャンプの着地をうま くコントロールしたり、などする。
【0005】 もちろん、反作用によって、雪の方もまた、滑走板に対して応力を及ぼし、そ の応力のうちの或るものは、特にフィギュアーを行う2つの場合に滑走板の操縦 を妨害する。
【0006】 第一の場合は、一般に「フリー・ライド」と呼ばれる自由演技の最中に生じる 。このフリー・ライドにおける滑走板の軌道は主として曲線であり、その形状は 使用者が両足で滑走板に伝達する応力によって決まる。反作用により、雪もまた 滑走板に対して応力を及ぼし、この応力は雪上に支えられている滑走板の縁部に 沿って分散される。使用者の両足部の箇所で雪が及ぼす応力は、とりわけ該応力 が滑走板の挙動についての情報を使用者に提供してくれるので、必要なものであ る。これに対して、使用者の両足部間に雪が及ぼす応力(すなわち、中央部の応 力)は滑走板の操縦にとって必要ではない。
【0007】 この中央部の応力は、しばしば、滑走板の操縦を妨げる摩擦や振動を引き起こ す。
【0008】 第二の場合は、一般に「ハーフパイプ」を呼ばれる凹形をした樋状の整地され たゲレンデ(ピステ)で滑走板を操縦しているときに生じる。この操縦により、 使用者はハーフパイプの両縁部で交互にジャンプをするように仕向けられる。ジ ャンプからの着地毎に、滑走板の両端部の一方に大きな応力が雪により加えられ る。応力が縁部と端部箇所とに同時に加わる場合、この滑走板はアンバランスと なる。このアンバランスな状態は、応力の強さが使用者による該滑走板の軌道の コントロールを悪化させるということを意味する。
【0009】 それゆえ、本考案の目的は、既存の滑走板に比べて、フリー・ライドにおける カーブの際に、あるいはハーフパイプにおけるジャンプの着地の際に、滑走板に 加わる応力によって該滑走板の操縦が殆ど乱されないような滑走板を提供するこ とにある。
【0010】 この目的のために、本考案によるスノーサーフィン用の滑走板は、第一端部と 第二端部により長手方向に沿って画成される長さと、第一縁部と第二縁部により 横断方向に沿って画成される幅と、上面と下面(すなわち、滑走面)により画成 される厚さとを有し、この厚さは、とりわけ上部補強部材と下部補強部材とを含 み、またこの滑走板は、第一端部から第二端部まで連続して、第一端部区域と、 第一の接触線によってこの第一端部区域から分離された第一中間区域と、第一保 持区域と、中央区域と、第二保持区域と、第二中間区域と、第二の接触線によっ て第二中間区域から分離された第二端部区域とを有し、更にこの滑走板は、縁部 と上面に同時に連通する少なくとも1の開放凹部を有し、該凹部の底部は滑走面 に対してほぼ平行である。
【0011】 本考案による滑走板は、上部補強部材と下部補強部材とが凹部の底部の箇所に 並置されることを特徴とする。
【0012】 これら両補強部材を並置することにより、滑走板の凹部箇所に最大の柔軟性が 付与される。これにより、該滑走板の縁部は、雪が該縁部に対して応力を及ぼす とき、該縁部の他の部分よりも凹部の箇所でより容易に変形する。
【0013】 フリー・ライドの場合、両足部間にある凹部は、該両足部間の縁部を変形可能 にする。例えば、中央部の応力は妨げとなるような摩擦あるいは振動を殆ど生じ ない。その理由は縁部の変形により滑走面の可逆的な折り曲げ(ベンド)を可能 にするからである。
【0014】 ハーフパイプの場合、接触線の箇所に位置する凹部は中間区域の端部区域を分 離する。この縁部の変形はジャンプの着地によって生じるエネルギーを吸収する 。このため、滑走板はバランスを崩すことが殆どない。
【0015】 本考案の他の特徴および利点は、どのようにして本考案が実施できるかを示す 、非限定的な実施例による添付の図面を参照して以下に述べる説明を読むことに より更に良く理解されよう。
【0016】 図1ないし図5を参照して本考案の第一実施態様を以下に述べる。この実施態 様はフリー・ライドを実施するための滑走板に関する。
【0017】 図1から分かるような公知の要領で、滑走板1は第一端部2と第二端部3とに より長手方向に沿って画成された長さLを有する。この長さLの方向は、滑走板 のほぼ中央にある一点鎖線Mによって表される。また、この滑走板1の幅は、第 一縁部4と第二縁部5とにより、長さLの方向に垂直な横断方向に沿って画成さ れる。さらに、該滑走板1の厚さは、上面6と下面(すなわち、雪上を滑走する ために設けられる滑走面)7とにより画成される。
【0018】 滑走板1は、第一端部2から第二端部3まで連続して、第一端部区域8と、第 一の接触線G1により第一端部区域8から分けられた第一中間区域9と、第一保 持区域10と、中央区域11と、第二保持区域12と、第二中間区域13と、第 二の接触線G2により第二中間区域13から分けられた第二端部区域14とを有 する。
【0019】 これら保持区域10、12の各々は、締め具(図示せず)が上面6に対して一 体連結されるようになっている錨着固定手段を含む。この錨着固定手段は雌ねじ 切りを施したオリフィス(孔)15の形で表されている。
【0020】 図2を参照するとより良く分かるように、接触線G1、G2は、滑走板1が平 面G上に乗るとき、該平面Gと接触する滑走面7の線である。これら接触線G1 ,G2は、各々、該滑走板1のほぼ横断方向に沿って方向付けられるのが好まし い。
【0021】 図1からより良く分かるように、本考案によれば、滑走板1は第一縁部4と上 面6とに同時に連通する第一の開放凹部16ならびに第二縁部5と上面6とに同 時に連通する第二の開放凹部17を有する。
【0022】 好ましくはあるが、強制的ではない仕方で、これら凹部16、17ならびに縁 部4、5の形状は中央線Mに対して対称的である。
【0023】 凹部16、17の各々は、中央区域11、すなわち使用者(スノーボーダー) の両足部間に位置する。
【0024】 これら凹部16、17を形成する方法を以下に説明する。
【0025】 例えば図3を参照するとより良く分かるように、凹部16、17を除いて、滑 走板1の厚さは、とりわけ、上面6の側に位置する上部補強部材18と、下面7 の側に位置する下部補強部材19と、両補強部材18、19を分離する芯部20 とを含む。
【0026】 下部補強部材19、芯部20、および上部補強部材18の重ね合わせにより或 る程度の剛性を持った構造体が得られる。各補強部材18、19に付与される厚 みとしては、該構造体の剛性は芯部20の厚みが厚くなればなるほど益々大きく なる。
【0027】 中央区域11において、芯部20は凹部16、17を画成する幅狭部分を有す る。その結果、これら凹部16、17の箇所における滑走板1の厚さは、図4お よび図5で分かるように、芯部を含まない。これは、上部補強部材18が、凹部 の延在する場所で、下部補強部材19に直接貼り付けられることを意味する。そ の結果、該構造体の剛性は、凹部16、17の箇所において、芯部がある場所で 得られる剛性より減少したものとなる。
【0028】 その結果、凹部16、17が通る横断方向においては、滑走板1の構造は各縁 部4、5の箇所で減少した剛性を、また凹部16、17間では大きな剛性を有す ることとなる。
【0029】 この剛性の変化の効果については後程説明する。
【0030】 芯部20は、当業者に公知のあらゆる技法とあらゆる種類の材料を用いて製作 することができる。とりわけ、この芯部の材料は木、プラスチック発泡材、木と プラスチック発泡材との組合せ、等で製作することができる。
【0031】 補足的ではあるが、強制的ではない方法として、保護層21を上部補強部材1 8上に付け加える。この保護層21は、機械的作用による攻撃、湿気、太陽光、 等から該上面補強層18を保護する。該保護層21は滑走板1の上面6を画成す る。
【0032】 同じ精神で、滑走用の層(すなわち、底部)22を下部補強部材19上に付け 加える。この滑走用の層22は雪上における滑走板1の滑りを容易にする。該層 22は滑走板1の下面7を画成する。
【0033】 エッジ23、24が縁部4、5の箇所にそれぞれ位置して氷雪上での滑走板の 操縦を容易にする。
【0034】 滑走板1を構成する各種の部材は、当業者に公知のあらゆる技法に従って、加 圧下で接着により組み付けられる。
【0035】 好ましい組立技術によれば、接着用フィルムを用いて上部補強部材または下部 補強部材を芯部に組み付ける。例えば、熱可塑性プラスチックフィルムを用いて 行う。
【0036】 2の接着用フィルムを凹部内で重ね合わせると有利である。これにより、凹部 の輪郭形状に沿って該滑走板の収縮を減少させることができる。このような組立 技術のためには、該接着用フィルムは該補強層内に含まれるものと理解しなけれ ばならない。
【0037】 便宜上、該凹部のうち、ただ1つの凹部の幾何学的形状について以下に述べる 。
【0038】 例えば、第二の凹部17は底部25と1つの曲線輪郭部26とを有する。
【0039】 この底部25は滑走面7に対してほぼ平行である。これは、滑走用の底部層2 2、下部補強部材19と上部補強部材18、ならびに保護層21、それぞれの厚 さがほぼ一定であることによるものである。
【0040】 該曲線輪郭部26自体は、底部25と芯部20の真上に位置する上面6の一部 分との間で計った高さ部分を有する。
【0041】 図1で良く分かるように、この曲線輪郭部26は、曲線状および連続する湾曲 をもった切り込み部を形成するという一般的な外観を有する。
【0042】 第一保持区域10と第二保持区域12との間で、長さ方向に該滑走板1を移動 すると、この曲線輪郭部26は出発点27と到達点28の間に延在する。これら 2つの点は中央区域11内で縁部5の箇所に位置する。
【0043】 出発点27において、曲線輪郭部26は縁部5に接している。次いで、この曲 線輪郭部26を到達点28へ向けて移動することにより、まず最初に、該曲線輪 郭部のカーブが逆になる第一の変曲点29に出会い、次に該カーブが再び逆にな る第二の変曲点30に出会う。到達点28においても、該曲線輪郭部26は、同 様に、縁部5に接している。これらの変曲点29、30は、各々、上面6に垂直 な軸線によって表されている。
【0044】 もちろん、以上の説明の範囲内で、この曲線輪郭部26を実現するための数多 くの方法が存在する。
【0045】 第一実施態様によれば、該曲線輪郭部26は滑走板1の横断方向軸に対して対 称性を有しない。このことは、とりわけ、出発点27と第一変曲点29との間の 距離が、第二の変曲点30を到達点28から分離する距離とは異なっているとい うことを意味する。
【0046】 もちろん、この距離は該曲線輪郭部26を移動させることによって測る。
【0047】 図2は、同じく、長さLの方向に沿って該曲線輪郭部26の特徴点の位置を表 す。
【0048】 距離d1は、出発点27と第一変曲点29の縁部5上の突出部との間で測る。 距離d2は、到達点28と第二変曲点30の縁部5上の突出部との間で測る。距 離d3は、出発点27と縁部5から最も離れた曲線輪郭部26の点31の縁部5 上の突出部との間で測る。
【0049】 図中、点31は軸線で表される。
【0050】 距離d4は、到達点28と縁部5から最も離れた曲線輪郭部26の点31の縁 部5上の突出部との間で測る。
【0051】 一般に、距離d1とd2は互いに異なる。距離d3とd4についても同様であ る。
【0052】 図3、図4および図5から分かるように、変曲点29、30は、必ずしも縁部 5の距離と同じ距離の箇所にある必要はない。
【0053】 凹部16、17の箇所における滑走板1の横断方向の剛性の変化から生じる効 果について以下に述べる。
【0054】 使用者がカーブを切るとき、使用者は両足部で縁部4、5の一方の箇所と支承 関係に入り、滑走板1の案内用縁部の箇所に位置するエッジのようになる。ここ で大切なことは、足部の応力が保持区域10、12および中間区域9、13でエ ッジに伝達されることである。逆に、雪は該縁部に沿ってエッジに対して応力を 及ぼす。
【0055】 凹部16、17の箇所で、雪が及ぼす応力により滑走板1の厚さが変化する。 例えば、エッジに応力が掛かる場合、滑走板1の厚さは該凹部17の箇所で撓み 、該凹部の底部25が下面7を含む平面から離れる。
【0056】 図5に、この撓みの方向を矢印を用いて示す。
【0057】 これにより生じる利点は、雪に対する滑走板1の摩擦が減少することである。 更に、該滑走板1に対して雪から加わる余計な応力が、凹部の箇所で該滑走板の 可逆的な変形によって吸収されることである。
【0058】 一方、該凹部16、17の箇所における横断方向の剛性の減少により、長手方 向中央軸に沿った該滑走板1の捻れが容易となる。
【0059】 その結果、使用者は、更に容易に、両足部で応力を調整することができる。と りわけ、所望の支承を得ることが極めて容易になる。なぜなら、凹部の箇所にお ける縁部の変形により、1の保持区域に加わる応力が別の保持区域において効力 を有するという事態が回避されるからである。
【0060】 図6および図7を用いて、本考案の第二実施態様を説明する。この実施態様は 「ハーフパイプ」を実施するための滑走板に関する。
【0061】 第一実施態様と第二実施態様の基本的な相違点は、滑走板の凹部が互いに同一 箇所に配設されていない点である。このことは別として、両者の構造的特徴は似 通っている。それゆえ、これらの特徴については改めて述べないこととする。
【0062】 図7から分かるように、滑走板40は第一端部41、第二端部42、第一縁部 43、第二縁部44、上面45、および滑走面46を有する。
【0063】 滑走板40は、同じく、第一端部区域47、第一の接触線G3、第一中間区域 48、第一保持区域49、中央区域50、第二保持区域51、第二中間区域52 、第二の接触線G4、および第二端部区域53を有する。
【0064】 本考案によれば、滑走板40は4の凹部54、55、56、57を有し、その 各々は縁部と上面45とに同時に連通する。
【0065】 各凹部は、ほぼ1の接触線の箇所に位置する。
【0066】 同じ接触線上に位置する2の凹部は、滑走板40の中央線(同じく参照文字M で示す)に対して対称的である。
【0067】 各凹部は、例えば第二縁部44の箇所における凹部55の曲線輪郭部58のよ うに、曲線状をした連続する輪郭形状を有する。
【0068】 図7により良く示されているように、各凹部の底部は、例えば凹部55の底部 59のように、滑走面46にほぼ平行である。
【0069】 凹部をこのように配設することにより、接触線G3、G4の箇所における滑走 板40の横断方向の剛性を減少させることが可能となる。
【0070】 したがって、図7の矢印によって分かるように、1の端部区域での強い変形が 滑走板40の安定性に対して影響を減じることになる。
【0071】 フィギュアーの場合は、とりわけジャンプの着地の際に生じる。この場合、1 の端部区域における縁部の箇所で、大きな応力が雪によって滑走板40に掛かる 。凹部の存在により該縁部は変形可能なので、雪に対する滑走板40の衝撃によ るエネルギーの全部または少なくとも大部分が吸収される。その結果,滑走板4 0がアンバランスになることは殆どない。
【0072】 この利点は、滑走板40が雪と再接触する瞬間に、使用者が滑走板40の軌道 を良好に制御し続けることができるということである。
【0073】 もちろん、本考案は上述した各種実施態様に限定されるものではなく、冒頭の 実用新案登録請求の範囲に入り得るあらゆる同等の技術を含むものである。
【0074】 例えば、同一の滑走板に設ける全ての凹部が同一の形状を取る必要はない。
【0075】 また、凹部が滑走板の中心線に対して対称的である必要もない。
【0076】 更に、滑走板は単一の縁部箇所に複数の凹部を有してもよく、あるいは各縁部 について異なる数の凹部を有してもよい。
【0077】 また更に、1の滑走板に6個の凹部を有するように製作して、第一実施態様お よび第二実施態様による凹部を同時に有するようにしてもよい。この場合、滑走 板はフリー・ライドにもハーフパイプにも共に適用可能となる。
【0078】 また、凹部の曲線輪郭部が2以上の変曲点を有するようにしてもよい。
【0079】 最後に、各凹部の曲線輪郭部に沿って、芯部の厚さを徐々に減少させるように してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第一実施態様を示す滑走板の斜視図
である。
【図2】 図1の滑走板の側面図である。
【図3】 図1のIII−III線に沿って見た断面図
である。
【図4】 図1のIV−IV線に沿って見た断面図であ
る。
【図5】 図1のV−V線に沿って見た断面図である。
【図6】 本考案の第二実施態様を示す滑走板の斜視図
である。
【図7】 図6の滑走板の側面図である。
【符号の説明】
1,40 滑走板(スノーボード) 2,41 第一端部 3,42 第二端部 4,43 第一縁部 5,44 第二縁部 6,45 上面 7,46 下面(滑走面) 8,47 第一端部区域 9,48 第一中間区域 10,49 第一保持区域 11,50 中央区域 12,51 第二保持区域 13,52 第二中間区域 14,53 第二端部区域 16,17,54,55,56,57 開放凹部 18 上部補強部材 19 下部補強部材 20 芯部 21 保護層 22 滑走用の層 25,59 (凹部の)底部 26,58 曲線輪郭部 27 出発点 28 到達点 G1,G3 第一の接触線 G2,G4 第二の接触線

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノーサーフィンを行うための滑走板で
    あって、前記滑走板(1、40)は第一端部(2、4
    1)および第二端部(3、42)により長手方向に沿っ
    て画成される長さ(L)と、第一縁部(4、43)およ
    び第二縁部(5、44)により横断方向に沿って画成さ
    れる幅と、上面(6、45)および下面、すなわち、滑
    走面(7、46)により画成される厚さとを有し、前記
    厚さは、とりわけ上部補強部材(18)と下部補強部材
    (19)とを含み、また前記滑走板(1、40)は、前
    記第一端部(2、41)から前記第二端部(3、42)
    まで連続して、第一端部区域(8、47)と、第一の接
    触線(G1,G3)によって前記第一端部区域(8、4
    7)から分離された第一中間区域(9、48)と、第一
    保持区域(10、49)と、中央区域(11、50)
    と、第二保持区域(12、51)と、第二中間区域(1
    3、52)と、第二の接触線(G2,G4)によって前
    記第二中間区域(13、52)から分離された第二端部
    区域(14、53)とを有し、更に前記滑走板(1、4
    0)は、縁部(4、5、43、44)と上面(6、4
    5)とに同時に連通する少なくとも1の開放凹部(1
    6、17、54、55、56、57)を有し、前記凹部
    (17、55)の底部(25、59)は前記滑走面
    (7、46)に対してほぼ平行であるものにおいて、 前記上部補強部材(18)と前記下部補強部材(19)
    とが前記凹部(16、17)の底部(25)の箇所に並
    置されることを特徴とするスノーサーフィン用の滑走
    板。
  2. 【請求項2】 前記中央区域(11)に位置する2の凹
    部(16、17)を有し、一方の凹部(16)は前記第
    一縁部(4)の箇所に位置し、もう一方の凹部(17)
    は前記第二縁部(5)の箇所に位置することを特徴とす
    る請求項1による滑走板。
  3. 【請求項3】 前記各凹部(16、17)が滑走面
    (7)にほぼ平行な底部(25)と、連続する湾曲形状
    をした輪郭部(26)とを有し、前記曲線輪郭部の出発
    点(27)と到達点(28)は滑走板(1)の縁部
    (5)に接することを特徴とする請求項2による滑走
    板。
  4. 【請求項4】 4の凹部(54、55、56、57)を
    有し、前記各凹部はほぼ接触線(G3、G4)の箇所に
    位置することを特徴とする請求項1による滑走板。
  5. 【請求項5】 前記各凹部(55)が、滑走面(46)
    にほぼ平行な底部(59)と、出発点および到達点が滑
    走板(40)の縁部(44)に接する、連続する湾曲形
    状の輪郭部(58)とを有することを特徴とする請求項
    4による滑走板。
  6. 【請求項6】 上部補強部材(18)と下部補強部材
    (19)とが、前記凹部(16、17)の底部箇所で互
    いに接着されることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれか1による滑走板。
  7. 【請求項7】 凹部(15、17、54、55、56、
    57)を除いて、厚さ部分に滑走用の層(22)と、下
    部補強部材(19)と、芯部(20)と、上部補強部材
    (18)と、保護層(21)とを含むことを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれか1による滑走板。
JP2000004488U 1999-07-05 2000-06-28 スノーサーフィン用滑走板 Expired - Fee Related JP3074403U (ja)

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